いらっしゃる お られる。 来るの尊敬語はいらっしゃるとお越しになる!正しい敬語表現の解説

「お越しになる」の意味と類語「いらっしゃる、おいでになる」との違い

いらっしゃる お られる

「お越しになる」の意味と敬語 「お越しになる」は「来る」の尊敬語 「お越しになる」は、 「来る」の尊敬語です。 「超す」という漢字を使用することにより、「山を越してわざわざ来てくれる」というような目上の人に対する尊敬語として使用されます。 尊敬語は、目上の人に敬意を示した表現で、「〜にお越しになる」というように「来る人」に対して敬意を示す表現として使用される言葉です。 「お越しになられる」は二重敬語 「お越しになられる」という表現を耳にすることもあるかと思いますが、「お越しになられる」は二重敬語と呼ばれる表現にあたります。 「お越しになられる」は、「お越しになる」という尊敬語を、さらに「〜する」の尊敬語である「〜なられる」を使用しています。 このように、同じ種類の敬語表現を重複して使用してしまうと「二重敬語」になります。 「お越しになる」で十分丁寧な尊敬語になりますので、「お越しになられる」と使用することのないよう、注意しましょう。 「お越しいただく」は「来てもらう」の謙譲語 「お越しいただく」は、「来る」の尊敬語である「お越し」に、 「〜してもらう」の謙譲語の「〜いただく」を使用した謙譲語です。 謙譲語とは、自分の行動をへりくだって表現すすることにより、相手に敬意を示す敬語表現です。 つまり、「来てもらう」という自分側の表現をへりくだった言い方にしているということです。 例文 ・本日はお忙しい中お越しいただきまして誠にありがとうございます。 ・本日は素敵なゲストの皆様にお越しいただいております。 「お越しになってください」は「来てください」の尊敬表現 「お越しになってください」は、 「来てください」の尊敬表現になります。 「ください」は丁寧語なので、「来てください」でも実は正しい敬語になります。 取引先など目上の人に対して「弊社まで来てください」というと、フランクな印象が強く命令しているような印象を与えてしまうため、 「来てください」よりも「お越しください」の方が丁寧な表現になります。 ビジネスシーンでは、主に社外の人に向けて使うことが多いです。 例文 ・ぜひモデルルームの見学だけでもお越しになってください。 ・身分証をお持ちのうえ、一度お越しになってください。 ・GWはぜひ北海道へおこしになってください。 「お越しになる」の類語との違いは敬意の強さ 「来る」の尊敬語はいくつかあります。 それぞれの違いは敬意の強さになりますので、敬意の強い順に紹介していきます。 「お見えになる」が最も丁寧 「お見えになる」は、 「見る」という動詞を尊敬語にした最も丁寧な表現です。 「見る」というのは「目で見る」という意味ではなく、「 目上の人が来る」という意味の尊敬語です。 社外んの人はもちろんのこと、社内でも「社長が来た」という場合には敬意を示して「社長がお見えになる」というように使用することがあります。 「お越しになられる」と同じように「お見えになられる」は二重敬語にあたります。 二重敬語は使用を避けられる誤った敬語表現ですが、「天皇陛下が来る」というような場合は「お越しになられる」という尊敬語を重ねた表現を使用しても失礼にはなりませんので頭に入れておきましょう。 「いらっしゃる」がその次で最もよく使われる 「いらっしゃる」も「来る」の尊敬語表現で、もっともよく使用される敬語表現です。 「いらっしゃる」は、 「来る」という意味以外にも「行く」「居る」の尊敬語としても使用されます。 ・心よりお持ちしておりますので、ぜひいらっしゃってください。 どの意味の尊敬語で使用されているのは、前後の文章で判断します。 「おいでになる」は「いらっしゃる」との敬意はほぼ同じ 「おいでになる」は、 古語の「出づ」に尊敬を表す接頭語の「お」と「になる」をつけた表現で、「来る」「行く」「いる」という意味の尊敬語です。 「いらっしゃる」とは同義語であたりますが。 ビジネスシーンでは「いらっしゃる」という尊敬語よりも若干、敬意をしめした言葉として使用されることがあります。 「来られる」は、 相手に尊敬を表す言葉ではありますが、敬意が弱く最も丁寧さが低い表現です。 社内の人など身近な関係であれば問題ありませんが、社外の人には「いらっしゃる」や「おいでになる」または「お越しになる」を使用したほうが無難であるといえます。 「お越しになる」の反対「行く」の敬語 「行く」の尊敬語は「おいでになる」「いらっしゃる」「行かれる」 「行く」の尊敬語は、「 おいでになる」「 いらっしゃる」「 行かれる」です。 「来る」と同じように、「行きます」という丁寧語を使用した表現でも十分に丁寧な表現になりますが、敬意をしめした表現ではないため目上の人に対して使用するときつい印象になってしまいます。 「行く」という意味で使用する場合、「おいでになる」「いらっしゃる」どちらを使用しても敬意に違いはないので問題はありませんが、 「行かれる」の場合、敬意が薄れるため社内での使用にとどめておいたほうが無難です。 また、上述したように「いらっしゃる」「おいでになる」は、「来る」「居る」という意味の尊敬語としても使用される言葉であるため、文章の前後で判断する必要があります。 例えば、「高橋さんがいらっしゃる」だけでは、「高橋さんが来る」なのか「高橋さんが居る」なのか「高橋さんが行く」なのか判断に困ってしまいます。 「行く」という意味で尊敬語を使用するのであれば、「どこへ」「だれが」「いつ」などの情報をセットで伝える必要があるということを頭に入れておきましょう。 「行かれる」例文 ・部長は本日、会合へ行かれる予定がございます。 ・教ははどちらまで行かれるんですか? ・そろそろ社長がそちらへ行かれる頃だと思います。 「行く」の謙譲語は「参る」「伺う」「参上する」 ・「 参る」 「参る」は 「行く」の謙譲語で、自分の行動に対して使います。 例えば、「明日の午後2時に御社へ参ります」といったように使用します 「参る」は自分の行動だけでなく、社内の身内の行動に対しても使うことができます。 例えば取引先に「上司の田中が御社へ参ります」と使えます。 ただ、「参る」は謙譲語のため、相手に対して使うのは間違いになります。 これは相手に対して謙譲語である「参る」を使っているため誤りになります。 例文 ・明日の午前11時に御社へ参ります。 ・お待たせしてしまい申し訳ありません。 はい、ただ今参ります。 ・来月は出張で福岡に参ります。 ・「 伺う」 「伺う」は、「 聞く」「 伝え聞く」「 尋ねる」「 訪問する」「 行く」の謙譲語です。 例えば、「お伺いします」とすると、「聞く・質問する」「訪問する・行く」の謙譲語になります。 「行く」の謙譲語として「伺う」を使うときは、 自分から目上の相手に出向くことを表しています。 なぜこの場面で「伺う」を使うのかというと、自分の都合で相手が時間を割いてくれていることに対して敬意を示す必要があるからです。 例文 ・明日10時にお店へ直接伺います。 ・今そちらへ伺いますので、少々お待ちくださいませ。 ・月末に回収に伺いたいのですがよろしいでしょうか。 ・「 参上する」 「参上」の意味は「 目上の相手のもとへ行くこと、他人のもとへ行くことをへりくだっていう語」で、例えば、目上の人を訪問する場合に「そちらへ参上いたします」というように使用します。 また、「参上」は「名探偵参上」「ヒーロー参上」「ただいま参上」といったように、 ただ単に「その場に姿を見せる」という意味で使うこともできます。 この意味で使われていることも多いので、謙譲語として「参上」を使っても軽い印象を与えてしまう可能性があります。 相手や状況によっては、他の表現に言い換えるのが好ましいといえます。 例文 ・日を改めて御殿に参上する所存ですので、よろしくお願いいたします。 ・調査を進めたうえで、近日中に参上させていただきたいと存じます。 ・今週の水曜日、御宅へ参上いたしますのでよろしくお願いいたします。

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来られるの意味と来るの正しい敬語表現は?来られた/いらっしゃった

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スポンサーリンク 「いらっしゃる」の意味と使い方は? まず最初に 「いらっしゃる」の意味と正しい使い方について見ていきましょう。 「いらしゃる」という言葉は、古い日本語である 「いらせらる」や 「いらせ給ふ」が転じたものとされています。 これは、平安時代の歴史物語「大鏡」に「御輿 (みこし)のいらせ給ふほどなど」といった用例がみられるように、貴人などの高い地位の人について使う尊敬表現でした。 「いらせらる」とは、「いらせられる」が一語に縮まったものです。 「いらせられる」は連語で、動詞「いる」の未然形に、尊敬の助動詞「する」の未然形「せ」と、尊敬の助動詞「られる」がつらなった構成になっています。 すなわち、 「入る」や 「居る」、あるいは 「行く」、「来る」のかしこまった尊敬表現だといえます。 「入る」の通常の尊敬語である「いられる」より、さらに敬意の度合いを高めています。 「いらっしゃる」は、この「いらせらる」が転じて活用するようになった、現代における尊敬語の一つだといえます。 やはり 「行く」、「来る」、「居る」を相手を敬って述べる言葉です。 また「いらっしゃる」は補助動詞としても用いられることがあります。 動詞の連用形に接続助詞の「て」を添えた形、または形容動詞の連用形につらなって使われます。 「相変わらずご壮健でいらっしゃる」といった言い方です。 さらに、「いらっしゃる」の連用形が丁寧の助動詞「ます」に続くときには、「いらっしゃいます」という形になります。 これが命令形の語尾になったものが「いらっしゃいませ」や「いらっしゃいまし」です。 このように古代では宮中など高い位の人について用いられる尊敬語であったものが、現代では日常的な敬語表現として広く用いられるようになったのが「いらっしゃる」であり、「いらっしゃいませ」に至っては商売などでの定番、定型の表現として、もはや敬語を超えた「慣用句」として定着している感すらあります。 文化庁が作成した 「敬語の指針」によると、「いらっしゃる」は、相手側、または第三者の行為やものごと、状態などについて、その対象を立てて述べる尊敬語の筆頭に挙げられています。 まさに日本語の基本的な尊敬表現の一つであり、「おっしゃる」、「」などと同様にあらゆる場面で頻繁に用いられます。 スポンサーリンク では具体的な例文や類語について見ていきましょう 「いらっしゃる」の類語と例文を教えて? 次に 「いらっしゃる」の類語と例文をご紹介します。 「いらっしゃる」の類語としては、「行く」や「来る」、「居る」を丁寧に述べる言い方ですので、 「おいでになる」、「お越しになる」、「おられる」などが挙げられるでしょう。 また 「おもむかれる」、「ご出座になる」、「おわす」、「おわします」なども類似の言い方といえます。 「いらっしゃる」の例文としては次のようなものが挙げられます。 今度の休日にはどこへいらっしゃるのですか?• 去年まで海外にいらっしゃったそうですね。 ああ、先生がいらっしゃった。 明日はご自宅にいらっしゃいますか?• いつもお若くていらっしゃいますね。 先生は今、原稿を書いていらっしゃる。 どうぞ、こちらにいらっしゃいまし。 「いらっしゃる」の類語と例文をまとめてご紹介しました。 「いらっしゃる」と「おられる」の違いは? 「いらっしゃる」と 「おられる」の違いについて見ていきましょう。 「いらっしゃる」は「居る」などの尊敬語ですので、「おられる」と類似していますが、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。 「おられる」は「居る」(意味は異なりますが、「織る」、「折る」なども同様です)の未然形である「おら」に、尊敬の助動詞「れる」が付いた形です。 「先生は昔、九州におられたそうだ」といった用例があります。 なお 「おります」と丁寧な表現にすると、 「私は、今日は一日中家におります」のように、自分の行為を丁重に述べて相手への敬意を表する謙譲語となります。 ただ「おる」は自分の動作を卑下したり、他人の言動を蔑んだり、時には尊大な物言いに用いられることもあります。 例えば 「いろいろうるさいことを言う奴がおる」、「昔はこの辺にも狸がおった」などです。 この点で、貴人などへの尊敬表現として古くから用いられた「いらせらる」と比べると、そこから由来する「いらっしゃる」の方が、一段高い尊敬の意を示すといえそうです。 ビジネスや公の儀礼の場などでは「いらっしゃる」を用いる方が適切でしょう。 まとめ いかがでしたでしょうか。 「いらっしゃる」の 意味と正しい使い方、そして「おられる」との違いについて詳しくご紹介しました。 おさらいをすると「いらっしゃる」は「行く」「来る」「居る」の尊敬語として活用する表現方法になります。 「おっしゃる」や「なさる」と同様に頻繁に使う尊敬語として覚えておくと良いでしょう。

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二重敬語に注意。「いらっしゃられる」「おっしゃられる」「召し上がられる」は間違い。

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来るの謙譲語の解説 謙譲語には、「参る」、「伺う」があります。 謙譲語は、自分をへりくだって使う表現なので、他の人の行為に対して使うのは間違いです。 たとえば、「では、御社へ3時に参ります。 」とは言えません。 ただし、身内を指して相手にへりくだる表現はできるので、社外の人に「(わが社の)社長が参りますので、少々お待ちください。 」という使い方なら、正しい使い方です。 参ると伺うは下記記事を参考ください。 「伺う」と「参る」の違い 「伺う」は、「聞く」「問う」の尊敬語でもあります。 「来週、アメリカに伺います。 」とは言えませんが、「来週、アメリカに参ります。 」と言うのは正しい使い方です。 「伺う」の例文は、 「明日11時にお伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか? 」 「ご意見をお伺いいたします。 」 「ご講演の内容について、ひとつ伺ってもいいでしょうか? 」などがあります。 来るの尊敬語を熟語でいう場合 「来る」の尊敬語で上手く表現するのが難しい時や長すぎる文章の時には、どこに来るかを具体的に表す丁寧な熟語を使うと便利です。 たとえば、「当店へおこしいただきまして、ありがとうございます。 」は、「ご来店ありがとうございます。 」と置き換えられます。 他に、「ご来校」、「ご来場」、「ご訪問」、「ご来訪」、「ご来宅」などがあります。 また、やってくる人に敬意を表す熟語「ご来駕(らいが)」、「ご尊来(そんらい)」、「ご光臨(こうりん)」などもあります。 」などと使えます。 古語の来るの尊敬語 古文では、「来る」の尊敬語は「おはします」、「いでます」などがあります。 「おはします」の方が敬意の度合いが高く、天皇や皇后にも使える尊敬語です。

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