おせち 料理 の 由来。 知って驚き!「れんこん」がおせちに入る意味・由来って?

おせち料理の意味や中身の種類と名前の由来

おせち 料理 の 由来

スポンサーリンク おせち料理とは何?由来は? 「おせち料理」とは、毎年のお正月に食べるお祝い料理のことを言います。 漢字で書くと、「御節料理 おせちりょうり」と書きますが、ちょっと難しい感じがしますよね。 この「御節料理」という漢字を見るとよく分かるのですが、 節目にお祝いする料理という意味があります。 よって、「おせち料理」はもともとお正月だけに食べるお祝い料理ではありませんでした。 この節目とは、平安時代に宮廷で行われる季節の変わり目を祝う節会が始まりで、五節会 ごせちえ のことを言います。 五節会とは、• 1月1日 元旦• 1月7日 白馬 あおうま• 1月14日、1月16日 踏歌 とうか• 5月5日 端午 たんご• 11月の辰の日 豊明 とよのあかり という5つの季節の変わり目を指しています。 この 五節会には、宮中では守ってくださる神様へのお供え料理 供物料理 を作りお供えする風習がありました。 その供物料理のことを「御節供 おせちく 」と呼び、これが「おせち料理」の由来と言われています。 このように平安時代に宮廷で行われていた、お祝いの節会の風習が次第に庶民に伝わり、江戸時代になると、 一年の中で最も重要とされている1月1日 元旦 のお祝い料理を「おせち料理」と呼ばれるようになりました。 こういった由来から、お正月の「おせち料理」は風習として現代にまで伝わってきています。 現代では、お正月に食べる料理と言えば、すぐに「おせち料理」が頭に思い浮かびますよね。 そして、おせち料理は四角い重箱に詰めてあることが多いです。 おせち料理の重箱には、三段重、四段重、五重重など、重箱には段数があります。 おせち料理を詰めた 重箱を重ねるということは、「福を重ねる」という意味があり、とても縁起が良いものとされ、明治時代から「おせち料理」を重箱に詰めるようになったと言われています。 正式な基本は四段重ですが、現代は二段重や三段重が主流となっています。 では次に、「おせち料理」の中身の種類の意味についてみていきましょう スポンサーリンク おせち料理の中身の種類にはどんな意味がある? おせち料理の中身の種類は、 元々は、その土地でとれた地元の食材を料理して神様にお供えしていました。 現代では、その土地の食材というものにはそこまでこだわり無く、縁起の良い山の物・海の物までまんべんなく食材が使われていることが多いです。 「おせち料理」のお重に入れる中身の種類には、縁起の良い意味の含まれた食材を多く取り入れ、そして各段ごとに、「この段には〇〇を入れる」といった昔からの決まり事 ルール があります。 「おせち料理」の詰め方!決まり事 ルール とは? では、正式な四段重の場合を見ていきましょう。 各重には詰めるものがある程度決められています。 おせちの詰め方「4段重の場合」• 一の重 重ねて一番上にくる重 ・・・「祝い肴 いわいざかな 」と言い、数の子、黒豆、ごまめ、蒲鉾 かまぼこ など酒の肴 酒のつまみ になる料理を詰めます。 二の重 重ねて上から二番目の重 ・・・「口取り くちとり」「酢の物」。 お酒が飲めない人や子供たちのために、伊達巻やきんとんなど、ちょっと甘めの料理と、紅白なますなどの酢の物を詰めます。 三の重 重ねて上から三番目の重 ・・・「焼き物」。 縁起の良い海の幸を焼き、お重に詰めます。 などの• 与の重 重ねて上から四番目の重 ・・・「煮物」。 縁起の良い意味を持つ野菜といった山の幸を煮物料理にして詰めます。 では、主流となっている「二段重」、「三段重」の場合もどうなるのか見てみましょう。 おせちの詰め方「2段重の場合」• 一の重・・・「祝い肴」「口取り」「酢の物」• 二の重・・・「焼き魚」「煮物」 おせちの詰め方「3段重の場合」• 一の重・・・「祝い肴」「口取り」• 二の重・・・「酢の物」「焼き魚」• 三の重・・・「煮物」 このように、 何段のお重に詰めるのかによって、「おせち料理」の詰め方変わり、ルールがあります。 よって、健康で長生きできますようにと 不老長寿を願う意味がある縁起物です。 sirogohan. com ごぼうは細長く、土の中で育ち根を張ることから、「根気がつく」「細く長く代々幸せに暮らせますように」と 家族安泰の意味が込められている。 また、栗は「勝ち栗」と言い、 勝利を意味します。 黄色を金糸、白色を銀色をイメージさせ「錦」は 金銀と財宝を表し縁起が良いとされています。 紅は魔除け、白は清浄を表した色です。 蒲鉾の形は、 半円形で歳神様の象徴である日の出をイメージさせることから、新しい年を迎えるにふさわしい縁起物とされています。 sakura. jp シソ科の植物で、梅漬けによって赤く染まっています。 漢字では「長老喜」「千世呂木」と表され、 長寿への願いが込められています。 長寿への願いが込められています。 sirogohan. com れんこんには沢山の穴が空いてのぞいて見れることから、 「将来の見通しが良いように」という願いが込められています。 「めでたい」という語呂合わせてにより、縁起の良い食べ物となっています。 このことから、 立身出世を願う意味が込められた縁起の良い魚とされています。 info 大きな芽が出ることから、 「めでたい」という意味があります。 よって、 出世への願いが込められています。 スポンサーリンク 「おせち料理」はいつからいつまで食べるの? 「おせち料理」は、いつからいつまで食べるのでしょうか? これって以外と知らなかったりしますよね!では、見てみましょう。 「おせち料理」はいつから食べるの? 「おせち料理」というと、新年を迎えた元旦 1月1日 に食べるイメージがありませんか? 本来は元旦 1月1日 から食べるものではなかったようです。 昔は、12月31日の大晦日からおせち料理を食べていました。 これは、立春の前日である節分に恵方巻や豆まきをして豆を食べると同じで、新年を迎える前日に厄を払うという意味があります。 そのため、縁起の良い「おせち料理」は、 新年を迎え良い一年となるよう願いが込められ、年迎えとして大晦日から食べるのが正式でした。 現在では、大晦日には「年越しそば」を食べることによって、厄を払って新年を迎えることができるという意味があり、大晦日には年越しそばを食べるといった風習の方が強く広まっています。 よって、「おせち料理」は、元旦のお昼におもてなし料理としてふるまわれることが多くなっています。 おせち料理は、まずは年神様にお供えして、そのお下がりをいただくという感謝の気持ちを込めていただきましょう。 「おせち料理」はいつまで食べるの? 現代、「おせち料理」は、元旦から食べて、食べ切るまで毎日必ずおせち料理の余りが食卓に並ぶことが多いのではないでしょうか? さすがに連日おせち料理が続くと、飽きてくることもありますよね! では、おせち料理は本来いつまでに食べ切るものなのでしょうか? 「おせち料理」は、お正月の三が日である、1月3日が終わるまでに食べるというのが正式です。 その理由は、 三が日は「かまどの神様」にも休んでいただくという意味が込められ、三が日には保存がきく「おせち料理」を食べるという風習があります。 この風習が現代まで伝わり、次第に「毎日休みのない主婦が正月の三が日くらいは台所に立たなくてもすむように」という意味とされていることが多いです。 ならば、「かまどの神様」と「主婦」を休ませるという両方の意味として捉えれば万全ですね! よって、 「おせち料理」は三が日が終わるまでに食べ切りましょう。 冷蔵なのに、ここまで美味しいとは・・・。 中でも焼き魚 煮魚みたいな があるんですが、その新鮮さにビックリしたんです!! 冷蔵とは思えないほどのほどよい柔らかさと全く臭みのない味わい。 魚にはうるさい父親も大絶賛!!! おせちの味も濃くないので、子供から大人までちょうど口に合ったらしく、あっという間に食べきってしまいました。 なので、ご注文される場合は、割引きが大きいうちがお得です。 ちなみに、カニも注文したい場合は、必ずおせちと一緒に注文しましょう。 そのほうが割引が大きくなります。 実は私、おせちとカニを別に注文してしまって失敗してしまったんです。 「おせち料理」に詰める料理は全て、大変縁起が良いものばかりです。 よって、お正月は、感謝を込めて、「新たな一年が良い年となりますように」と願いを込めて、三が日が終わるまでに食べ切りましょう。 新たな年があなたにとって良い一年となりますように!願いを込めて・・・。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ちなみに 2020年のオススメおせち料理はこちらをクリック! 公式サイトから詳細を見ることができます。

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正月の定番、おせち料理の由来と歴史

おせち 料理 の 由来

おせち料理 おせち料理は、 お正月に食べるお祝いの料理で、 一般的にはおせちといいますよね。 おせち料理の由来について 漢字では御節料理(おせちりょうり)と書きます。 「おせち」とは本来、暦上の節句 節供 に作られる料理 季節ごとの節に収穫物を神様に供える そのことを「節供」、おせち料理と呼んでいました。 おせち料理の始まりですは、 神様へのお供え物を料理して食べるので、 ひとつひとつの料理にはちゃんと意味があるのです。 おせちを入れる重箱の意味 おせち料理を重箱につめ、重ねるのはなぜでしょうか? ひとつひとつの料理に意味があるように、 おせちを入れて重ねる重箱にも意味があるんですね。 福が重なる おせち料理を重箱に詰め、重ねて用意するのは、 福が重なる、めでたさを重ねるという意味で 縁起をかつぐためだそうです。 おせち料理は何段重ね?何段目に何を詰める? おせち料理は本来は四段重が正式ですが、 地方や家風によって、五段重の場合もあったり、 最近は簡単に三段重のところが増えています。 何段目に何を詰める? 四・五段重の場合• 一の重 黒豆、数の子、ごまめなどの祝い肴(ざかな)• 二の重 きんとんやかまぼこなど口取りの甘いものが中心• 三の重 海のものの焼き物• 与の重 山のものの煮物• 五の重 五の重は控えの重で、空になっている 三段重の場合• 一の重 祝い肴(ざかな)、口取り• 二の重 酢の物、焼き物• 三の重 煮物 酢だこの由来と意味 意外に知られていない酢だこには どんな意味と由来があるのでしょうか? 酢だこ 酢だこは関東では定番になっているようですが、 なぜ正月料理に良く使われるのかはっきりしていない地域もあります。 酢だこには2つに意味が込められています。 酢だこの意味 その1 まずたこは、赤と白の2色からなっていて、 それがおめでたい紅白を意味し、 タコをおせちに入れるのは、その色が紅白だからです。 酢だこの意味 その2 そして、二つ目は たこを多幸とかいて、幸せがたくさんあるよに また当て字で「多幸」と書いたりします。 読んで字のごとく幸せが多くありますようにとの願いです。 スポンサーリンク 他のおせち料理の意味や由来をまとめてみました。 えび エビに関してはその姿形から縁起物としています。 赤色は魔よけの色、ヒゲが長い、 腰が曲がるまで丈夫という 長寿という意味合いがあります。 紅白かまぼこ 紅白は、赤は魔除け、白は清浄、 縁起物やめでたいものとして言われています。 かまぼこの半円形が初日の出の形に似ていることから 新たらしい門出にふさわしいとも言われています。 紅白なます 人参と大根と調味酢で「紅白なます」を作ります。 紅白の色が縁起が良いとされています。 数の子 数の子はその卵の数の多さから 子宝と子孫繁栄を願う意味があります。 また、数の子はニシンの卵ですから、 二親 にしん から多くの子が出ることはめでたいともされています。 当て字で子生婦と書くことも、女性の子宝を願っての意味もあります。 里芋 里芋は親芋の周りに寄り添う感じで子芋がたくさん付くことから、 子宝に恵まれるように 子孫繁栄の縁起物として食べられています。 田作り 五穀豊穣を願った食べ物として、 由来は田んぼや畑に小魚を肥料としてまいたことから来ています。 伊達巻き 伊達の由来は華やかさ派手さを表し、 派手好きだった伊達政宗に由来するとも、 昔は、大切な文書は巻物の形だったことから 学問や教養の成就を意味する。 見た目の豪華さで定番となる。 鱈(たら) 鱈の干物の棒だら煮としておせちに入れます。 語呂合わせでたらふく食べるという豊かな生活の願いをこめた 意味があります。 筑前煮 筑前煮は別名七宝煮といい、 貴重とされる七種の宝を使っていので、 縁起のよい食べ物なのです。 錦玉子 おめでたく豪華な錦の黄身と、卵の白身を 2色で作った二色(にしき)の語呂合わせで 錦玉子の縁起を担いでいます。 おせち料理と女性 おせち料理には日持ちする献立が圧倒的ですが、 普段、よく食事を作ってくれる女性に正月三が日は ゆっくり休んでもらおうという意味が込められているようです。 昔は女性に優しかったんですね。 また、新年に台所を騒がせて火の神である荒神を怒らせないために、 正月に火を使わない、という平安時代からの風習もあるそうです。 デパートや、おせち料理販売業者が おせち料理は女性を休ますという意味だから、 お店のおせち料理を堂々と買ってください とPRしていたことは正論だったんですね。 学びとまとめ 元旦に祝うおせち料理には、 それぞれの料理に理由があり、子孫繁栄や豊作、長寿など、 様々な願いを祈ったものが多いのですね。 今年のお正月は、これら1つ1つの料理にこめられた願いをかみしめながら おせち料理を楽しんでみるのも良いですね。 【関連記事】 スポンサーリンク.

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知って驚き!「れんこん」がおせちに入る意味・由来って?

おせち 料理 の 由来

おせちの由来や意味をご存知ですか? 日本のこころ「おせち料理」について学びましょう! 正月の料理として古くから日本に伝わる「おせち」。 本来のおせちは広い意味で使われ、興味深い歴史を歩んできたことをご存知でしょうか。 今回は、おせちの由来と意味にスポットを当て、おせちの詰め方や使われる食材・料理について詳しくご紹介します。 家族の健康と子孫の繁栄、豊作などの祈願のほか、新年に縁起を担ぐ内容など、「日本のこころ」として受け継がれるおせちの文化をお楽しみください。 「おせち」の由来と意味 初めに、本来のおせちの由来と意味についてご紹介します。 本来の「おせち」とは 「おせち」とは季節の節目(ふしめ)に当たる「節(せち)」の日を指す言葉で、漢字では「御節」と書きます。 かつて平安時代の朝廷は、正月を含む5つの節に「五節会(ごせちえ)」の儀式を行い、特別な料理である「御節供(おせちく)」を神に供えていました。 その後、3月3日などの日本の文化と関わる5つの節の日「五節供(ごせちく・ごせっく)」の行事が導入されます。 江戸時代に入り、幕府が「節句(せっく)」の名称で公式な祝日として定めると、庶民の生活にも浸透しました。 やがて、御節供は最も大切な正月の料理を指し、「おせち」と呼ばれるようになりました。 おせち料理は、正月から7日または15日の「松の内(まつのうち)」までの来客に出すため、もてなし自体を「おせち」や「おせち振る舞い」という場合もあります。 従来のおせち 当時のおせちは季節の野菜や、豆腐、こんにゃく、昆布などを使った料理が中心で、収穫の報告やお礼の意味を込めて神に供えました。 「福が重なる」といわれる重箱(じゅうばこ)に詰めて保存する方法は、江戸時代に入ってからのことです。 地域によっては、縁起がよいとされる5や7などの奇数で料理を詰め、向きや並べ方などのしきたりが残ります。 なお、三が日は「縁を切る」につながる包丁は使わないなどのいい伝えや、接待で忙しいなどの理由から、年末のうちにおせちの味を濃く作って保存を効かせ、正月は台所に立つ回数を減らしたといわれます。 現代のおせち 現代では、伝統的なおせちに加えて洋風や和洋折衷(わようせっちゅう)、中華風などのオードブルが増え、ワンプレートに盛りつけるおしゃれなアレンジも見かけます。 さらに、近年の冷凍技術の向上により、老舗(しにせ)の旅館や料亭、有名なシェフなどが作るおせちを通販で楽しめるようになったため、予約して購入する家庭も増えています。 海外のおせち 年越しから新年にかけて祝う風習は、海外の国々でも見られます。 アメリカの南部ではジャスミンライスと豆の煮込み「ブラック・アイド・ピー」を混ぜた「ホッピン・ジョン」、イタリアでは豚足の皮に豚のひき肉を詰めた「ザンポーネ」にレンズ豆の煮込みを添えたものを食べます。 ロシアでは、牛肉や羊肉のひき肉を包んだ水餃子「ペリメニ」を年末から新年にかけて用意します。 アジア諸国は旧正月を盛大に祝い、中国では水餃子が定番で、韓国では「トックク」と呼ばれる雑煮が定番です。 台湾では「長年菜(ツァンニェンツァイ)」と呼ばれるゆでたホウレンソウ、シンガポールでは「魚生(ユーシェン)」と呼ばれる魚と野菜の海鮮サラダなどを食べます。 一般的なおせちの分類と詰め方 それでは、日本のおせちの分類と一般的な重箱(じゅうばこ)の詰め方をご紹介します。 おせちの分類 一般的に、おせち料理は新年を祝う3品の「祝い肴(いわいざかな)」、酒のつまみになる「口取り(くちとり)」のほか、魚介を使用した「焼き物」、根菜などを使用した「煮物」、酢で味つけした「酢の物」の5種類に分けられます。 5段の場合 正式には5段の重箱に詰めますが、地域によって詰めるものが異なります。 なお、5段目は「福を詰める」場所として空箱にします。 壱(いち)の重(じゅう)・・・祝い肴と口取り• 弐(に)の重・・・焼き物• 参(さん)の重・・・煮物または酢の物• 与(よ)の重・・・酢の物または煮物 3段の場合 近年では3段の重箱を使用することが増え、一般的には下記のように詰めます。 壱の重・・・祝い肴と口取り• 弐の重・・・焼き物と酢の物• 参の重・・・煮物 おせちに込められた由来と意味 続いて、主なおせち料理と食材の由来や意味についてご紹介します。 祝い肴としてのおせち 「祝い肴」は、「祝い肴三種」や「三つ肴(みつざかな)」と呼ぶこともあります。 祝い肴は、子孫繁栄、不老長寿、豊作を意味する3品を用意します。 関東地方の祝い肴は「数の子」「黒豆(くろまめ)」「田作り・ごまめ」、関西地方は「数の子」「黒豆」「たたきごぼう」が一般的です。 数の子 ニシンの卵の数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄を意味します。 「春告魚」と書くニシンは縁起がよい魚とされ、さまざまな祝いの席にも出されます。 また、ニシンに「二親」の字を当てて、両親の長寿も祈願します。 黒豆 黒豆は正式には「黒大豆(くろだいず)」と呼び、黒は邪悪なものをよける色として古くから親しまれています。 豆は「マメに働いて暮らす」という意味があり、勤勉と健康を願っていただきます。 地域によっては黒豆にシワが出るように煮て、長寿を祈願します。 田作り・ごまめ 田作りは、カタクチイワシの肥料で米が5万俵も収穫できたことに由来し、「五万米」と書いて「ごまめ」と呼ぶこともあります。 小さいながらも頭と尾がそろうカタクチイワシは、縁起がよい食材とされています。 たたきごぼう 根を深く張るごぼうは、家族や家業が土地に根づいて代々続くという意味を持ち、細く長く幸せが続くことを祈願する食材です。 さまざまな薬効成分から健康を願うおせちとしても知られ、ごぼうをたたく動作は身を開いて開運に通じるといわれます。 かまぼこ かまぼこの形状が日の出に見えるため、古くからおせちにふさわしい食材とされています。 紅白のかまぼこは、紅が「魔よけ」や「慶び(よろこび)」、白が「神聖」や「清浄」を表す縁起物です。 現代では、画像のような絵柄や文字が入ったかまぼこも見かけます。 伊達巻 伊達巻は、もともと長崎県の「カステラかまぼこ」と呼ばれる料理です。 伊達巻の名は、しゃれた身なりをした「伊達(だて)もの」の着物に似ていることに由来します。 巻いた形状が書物や掛け軸を連想させるため、知性や文化の発展、学業成就の願いが込められています。 昆布巻(こぶまき・こんぶまき) 「喜ぶ」と関連づける昆布は「広布(ひろめ)」とも呼ばれ、「広める」につながる縁起物として使用されます。 北海道の特産の昆布は「夷布(えびすめ)」の名もあり、七福神の「恵比寿様」を連想して「福を授かる」という意味も含まれているようです。 また、「こぶ」に「子生」の当て字をして子孫繁栄も祈願します。 さらに、「養老昆布」の字を当て、中に「二親」と書くニシンを巻いて両親の長寿も願います。 栗きんとん きんとんの名は中国のまんじゅうの「餛飩(こんとん・こんどん)」に由来し、後に「金団」の文字を当てたといわれます。 鮮やかな色が小判や金塊に似ているため、金運の上昇を願っていただきます。 また、栗を臼(うす)でついて皮をむく作業を「搗つ(かつ)」ということから、栗は「勝ち栗」と呼ばれ勝負に強い縁起物とされています。 錦卵・錦玉子(にしきたまご) 錦卵は、2段重ねや市松模様、渦巻状に仕上げる場合もあります。 黄身は「金」、白身は「銀」を表し、「二色」に「錦」の字を当てた縁起物のおせちです。 金銀の糸で錦の布が織れることから、「財宝」や「豪華」の意味が込められています。 お多福豆(おたふくまめ) ソラマメの仲間であるお多福豆の呼び名は、大きくふっくらとした「お多福(おかめ)」の面に似ていることに由来します。 お多福豆はたくさんの福を運ぶ縁起物として、古くからおせち料理などの祝いの席で使用されます。 チョロギ シソ科のチョロギは、地下に伸びた「塊茎(かいけい)」の部分をゆでた後、梅酢に浸して着色します。 チョロギは「長老喜」や「長老木」「千代呂木」「千世呂木」などの字を当て、黒豆に添えてマメに働き、健康で長生きすることを祈願します。 タコ 関東より北では酢ダコ、関西より南ではうま煮にするのが一般的です。 タコは過熱すると体が赤く吸盤が白く変わり、見た目が紅白になるため、縁起がよい食材として使われます。 また、「多幸」の字を当て、墨を出して逃げる様子を「苦難や困難を煙(けむ)に巻く」に関連づけて縁起を担ぎます。 焼き物としてのおせち 焼き物は、主に魚介類を炭火などで焼いて作ったおせちを用意します。 鯛(たい) 七福神の恵比寿様が手にする鯛は「めでたい」につながる縁起がよい食材で、おせちでは切り身を重箱に詰めたり、「尾頭(おかしら)つき」を別の皿に盛りつけたりします。 鯛の赤い色は慶びを表し、姿が美しく味がよいことから、「結納(ゆいのう)」の儀式や赤ちゃんの「お食い初め(おくいぞめ)」などにも用いられます。 ブリ ブリは成長にともなって名前が変わる「出世魚(しゅっせうお)」と呼ばれ、おせちでは立身出世を意味します。 ブリは主に照り焼きにしますが、雑煮に入れる地域もあります。 海老(えび) 「海老」の漢字は、長いヒゲを老人に例えたことに由来します。 加熱した海老は腰が曲がった形になるため、長寿の象徴とされています。 また、海老の飛び出した目を「目出たし(めでたし)」、脱皮を繰り返す様子を「生まれ変わる」として多くの祝い事に用いられます。 貝類 おせちには、アワビやトコブシ、ハマグリなどの貝が使われます。 高級食材で知られるアワビの寿命は約15~20年といわれ、不老長寿の意味が込められています。 アワビの仲間であるトコブシは「フクダメ」の別名を持つため、「福がたまるように」と願っていただきます。 ハマグリは、対(つい)の貝がらだけがきれいに合って閉じることから、夫婦円満や良縁を表す食材としてひな祭りにも使用されます。 煮物としてのおせち 次に、煮物の呼び方や、使用する主な野菜についてご紹介します。 野菜は筑前煮や煮しめにするだけでなく、単品でも調理します。 筑前煮と煮しめ 根菜類と鶏肉などを油でいためて煮る「筑前煮」に対し、「煮しめ」は鶏肉を入れない地域もあり、具材はいためず煮汁を残さないように仕上げる点が特徴です。 どちらもたくさんの具材を同じなべで煮るため、家族が仲良く暮らすという意味が込められています。 れんこん 仏教で神聖な植物とされるれんこんは、おせちにふさわしい食材として使われます。 複数の穴があるれんこんは「将来をよく見通せる」という意味があり、タネが多いことから子孫繁栄も祈願していただきます。 また、「ん」がつく食材は運がよいとして大切にされます。 にんじん にんじんは、古くから縁起がよいといわれる梅の花の飾り切りをほどこし、煮物の彩りとして使用します。 にんじんの赤はおめでたい色とされ、れんこんと同様に「ん」がつくことから、運がよい食材といわれます。 里いも・八つ頭(やつがしら) 里いもは、親となるいもの下に子いも、さらに下に孫いもが連なるように育ちます。 里いもの仲間である八つ頭は、親いもと子いもがひとつになって育ちます。 どちらも、おせちでは子孫繁栄を祈願する食材です。 また、「八」の字は下部が広がる「末広(すえひろ)がり」の形をしているため、広く栄えるという意味があります。 さらに、八方に頭があり親いもが大きい様子から、人の先頭に立って活躍することを願う縁起物としても知られます。 たけのこ たけのこは生育のスピードが速くすくすくと伸びるため、おせちでは子どもの健やかな成長や、立身出世、家運の向上を祈願していただきます。 筑前煮などに入れるほか、かつお節を使用した「土佐煮(とさに)」に調理することもあります。 くわい 「畑のくり」とも呼ばれる「くわい」は、地下に伸びた塊茎部分と芽を食用にします。 大きくまっすぐに伸びる芽は立身出世を意味し、「芽出たい(めでたい)」の字を当てます。 また、子株がたくさんつく様子から子孫繁栄を願い、調理の際は亀の甲羅(こうら)の八角形にして不老長寿も祈願します。 ゆり根 ゆりの球根を食用にしたのは、江戸時代からといわれます。 球根の周りに重なる「鱗片(りんぺん)」の見た目から、歳を重ねることや仲のよさ、子宝をイメージして子孫繁栄を願います。 また、ゆり根は漢方薬に使用されるため、「無病息災(むびょうそくさい)」の意味もあります。 こんにゃく おせちには、中央に切れ目を入れてねじった形の「手綱(たづな)こんにゃく」が使われます。 馬をあやつる手綱は、戦いに向けて心を備え、気持ちを引き締める意味があり、自己を律することにつながります。 また、手綱が結び目に見えるため、良縁や縁結びの意味も含みます。 酢の物としてのおせち 最後に、酢の物として詰めるおせちをご紹介します。 紅白なます 「なます」の名は、だいこんやにんじんのほかにかつて生の魚を使用したことに由来します。 色合いと形が祝いの飾りに使用する「水引き(みずひき)」に似ているため、縁起がよいおせちとして知られます。 菊花(きっか)かぶ かぶを菊の花のように仕立てた「菊花かぶ」は、不老長寿を祈願する定番のおせちです。 日本を象徴する菊は縁起がよく、邪気をはらう意味もあります。 中央に唐辛子の輪切りを乗せたり、かぶを赤く染めたりして紅白の色合いも楽しめます。 粟(あわ)は、「米」「麦」「豆」と「黍(きび)」または「稗(ひえ)」の5つの穀物の豊作を願う「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」を意味します。 おせちの由来や意味を知ってよい1年を願おう 今回は、おせちの歴史と食材や料理の由来・意味についてご紹介しました。 さまざまな縁起を担いだおせち料理を新年にいただく文化は、今も日本のこころとして根づいています。 おせちのしきたりは地域によって異なりますが、現代ではおせち料理が多様化しつつあります。 おせちは各家庭のスタイルに合った方法で無理なく継承し、1年間の健康と幸せを願いましょう。 関連コラム.

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