抗 が ん 剤 副作用 軽減。 【牛車腎気丸】大腸がんの抗がん剤治療による、しびれや冷感の軽減効果/論文の意義 : 漢方薬のことなら【QLife漢方】

抗がん剤治療の副作用・対策法 [抗がん剤] All About

抗 が ん 剤 副作用 軽減

抗がん剤治療は、がん細胞を直接殺すことを目標とする治療法です。 その効果が十分に発揮できれば、腫瘍を縮小し消滅させることができます。 しかし、抗がん剤治療がうまくいかない場合も多くあります。 その理由の一つは、抗がん剤が正常な細胞にもダメージを与えるため、その 副作用によって十分な治療が行えなくなることがあることです。 もう一つの理由は、治療を行っているうちに次第にがん細胞が 抗がん剤に耐性(抵抗性)を獲得して、効き目が弱くなってくるからです。 したがって、 抗がん剤の副作用を緩和する治療や、がん細胞の抗がん剤対する耐性獲得を阻止して抗がん剤感受性を高める方法は、抗がん剤の治療効果を高めることができます。 抗がん剤治療の副作用を軽減し、さらに抗腫瘍効果を高める薬やサプリメントを紹介しています。 これらは有効性を示す科学的根拠が十分にあり、副作用がなく、しかも比較的安価ですので、抗がん剤治療の補完療法として試す価値は十分にあります。 ご希望の方はメール( )か電話(03-5550-3552)でお問い合わせ下さい。 : 抗がん剤治療を行っていると、がん細胞がその抗がん剤に耐性を獲得して、次第に効きにくくなります。 抗がん剤耐性のメカニズムを理解し、それを阻止すれば、抗がん剤耐性を克服できます。 : がん治療における問題の多くは、「固形がんに対する抗がん剤治療の有効性が低い」ことに起因していて、これを解決することが、がんの補完・代替医療の最大の目的になっています。 「抗がん剤は効かない」と否定するより、「抗がん剤が効く方法を見つける」ことがより建設的だと思います。 : がん組織は解糖系の亢進によって乳酸とプロトン(水素イオン)の産生が増えており、がん組織の周囲は酸性になっています。 がん組織の酸性化は抗がん剤治療や免疫療法の効き目を弱めます。 重炭酸ナトリウム(重曹)やプロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール)、ジクロロ酢酸ナトリウム、2-デオキシ-D-グルコースの組合せでがん組織をアルカリ化できます。 がん組織のアルカリ化は抗がん剤治療と免疫療法の効き目を高めます。 : アルデヒド脱水素酵素を阻害するジスルフィラム、ヘッジホッグ・シグナル伝達系を阻害するメベンダゾール、mTORC1活性を阻害するラパマイシンは膵臓がんの抗がん剤感受性を高めます。 (詳しくは : 多くの抗がん剤は心臓に対する毒性を示します。 この心臓毒性は将来的にうっ血性心不全の原因となります。 抗がん剤による心臓毒性は最も重大な副作用の一つです。 抗がん剤治療によるうっ血性心不全の発症を予防にするためには、抗がん剤治療中から、心筋傷害を軽減する対策を実施する必要があります。 そのためには、抗がん剤治療によるうっ血性心不全について理解し、その予防法を知って実践することは、がん治療における補完治療として重要です。 : 抗がん剤の副作用の中で、吐き気や胃腸障害は抗がん剤投与が終了すれば起こらなくなり、白血球減少などの骨髄障害も、抗がん剤投与が終了すれば回復してきます。 しかし、末梢神経障害は、抗がん剤治療が終了したあとも長く続くことが多く、数ヶ月や数年間ほとんど症状が改善しない場合もあります。 これらはいずれもサプリメントで、副作用はほとんど無く、しかも抗がん剤治療の副作用軽減だけでなく、抗腫瘍効果を高める効果も報告されています。 抗がん剤治療による末梢神経障害の予防と治療において、この3種類のサプリメントを組み合わせる方法は試してみる価値があると思います。 さらに、神経の再生を促す働きがある ビタミンB1,B6,B12 、 牛車腎気丸 のような血液循環を良くししびれや痛みに使用される漢方薬や、 芍薬甘草湯 のように筋肉痛に有効な漢方薬を併用すると、症状を改善する効果を高めることができます。 漢方薬の場合は煎じ薬を使用すると、さらに効果を高めることができます。 (詳しくは) : がん組織は血管網の発達が不完全で低酸素状態になっています。 低酸素のがん細胞は浸潤や転移が亢進し、放射線治療や抗がん剤治療に抵抗性を示すことが明らかになっています。 がん組織の酸素分圧を高めると、放射線治療や抗がん剤治療の効き目を高めます。 酸素ナノバブル水の飲用は、がん組織の酸素分圧を高めて、放射線治療と抗がん剤治療の補助療法として有用です。 サプリメントの紹介: : 免疫力と抗酸化力を高めます。 放射線治療や抗がん剤治療の副作用を緩和し、抗腫瘍効果を高めることが臨床試験で確かめられています。 進行がんに対して、がん性悪液質を改善して延命効果を発揮します。 がん治療には1日20〜40mg、再発予防には1日10mgを摂取します。 【作用機序と有効性の根拠】 メラトニンはヒトの体内時計を調節するホルモンとして知られています。 暗くなると体内のメラトニンの量が増えて眠りを誘います。 快適な睡眠をもたらし、時差ぼけを解消するサプリメントとして評判になり、さらに免疫力や抗酸化力を高める効果や抗老化作用も報告されています。 睡眠障害や時差ぼけには1mg程度のメラトニンがサプリメントとして使用されますが、 一日に20〜40mgくらいの多い量を使用するとがんにも効果がある ことが数多くの研究で明らかになっています。 メラトニンは免疫力や抗酸化力を高めてがんに対する抵抗力を増強するだけでなく、がん細胞自体に働きかけて増殖を抑える効果も報告されています。 メラトニンは、前立腺がんや乳がんや肺がんなど多くのがんに有効という臨床試験の結果も報告されています。 手術後の傷の治りを促進し、 抗癌剤や放射線治療の効果を高め、副作用を軽減する効果 も報告されています。 ガンマ・インターフェロンなどの多くのサイトカインの産生を調節することによって ナチュラルキラー細胞やリンパ球などの免疫細胞を活性化し、がん細胞に対する免疫力を高める効果 があります。 保存的治療のみの患者の平均生存期間が3ヶ月であったのに対して、メラトニンを服用した患者の平均生存期間は6ヶ月であり、1年以上生存した患者は、保存的治療のみが32例中2例であったのに対して、メラトニン服用者では32例中8例でした。 ホルモン依存性の乳がんの治療のあと、再発予防の目的で抗エストロゲン剤のタモキシフェンなどが投与されますが、1日20mgのメラトニンはその再発予防効果を高める効果が期待できます。 乳がんの発生や再発に、体内のメラトニンの量が関連していることが報告されています。 (詳しくは) その他、メラトニンの抗がん作用は脳腫瘍における放射線治療や、肺がんや大腸がんなど、数多くの臨床試験で報告されています。 【服用上の注意点】 抗がん剤や放射線治療やホルモン療法と併用する場合は、1日10〜20mg程度を服用します。 進行がんの治療では1日40mg程度の使用も報告されています。 メラトニンを服用すると眠くなるため、日中の服用は避けます。 免疫細胞を活性化するため免疫系統の悪性腫瘍(白血病やリンパ腫)では服用しない方が良い と言われています。 自己免疫疾患の人はメラトニンの摂取を控える のが賢明です。 ワーファリン服用中の方はメラトニンは服用できません。 ワーファリンの効き目に影響する可能性が報告されています。 妊婦や授乳中の女性や子供はメラトニンの使用できません。 【費用】 メラトニン10mg、60カプセル入り1個が5,000円(税込み)、メラトニン20mg、60カプセル入り1個が9,000円(税込み)です。 いずれも米国製で、化学合成したメラトニンです。 抗がん剤治療との併用では1日20mgを服用しますので、1ヶ月分が5,000円になります。 抗がん作用のあるジインドリルメタンを、体内に吸収しやすく製剤化した米国製のサプリメントです。 ジインドリメタンは、乳がんや前立腺がんをはじめ多くのがん細胞の増殖を抑え、 細胞死(アポトーシス)を誘導する効果があります。 免疫増強作用や、がん細胞の抗がん剤感受性を高める効果も報告されています。 例えば、 乳がん細胞に対するタキソールの効果、前立腺がん細胞の対するタキソテールの効果、膵臓がんに対する抗がん剤(シスプラチン、ジェムシタビン、オキサリプラチン)やタルセバ(erlotinib)の効果を高めることが報告されています。 副作用が無いので、抗がん剤と併用しても問題が起こることはありません。 【服用法と費用】 米国ではジンドリルメタンのサプリメントが販売されています。 その中で消化管からの吸収効率が高くなるように製剤化したDIM-PRO 100が推奨されています。 DIM-PRO 100の1カプセル中には腸管からの吸収効率を高めたジインドリルメタン複合体が100mg(ジインドリルメタン自体は25mg)とビタミンC20mgが含まれています。 DIM-PRO 100は1日に4カプセルを食後(朝と夕の2回に分けて)に服用します。 抗がん剤の抗腫瘍効果をさらに高めるために、1日6〜8カプセルに服用量を増やすと効果が高まります。 DIM-PRO 100は1個(120カプセル入り)が10,000円(税込み)ですので、1日4カプセル服用で1ヶ月分の費用が10,000円になります。 1日8カプセルに増やすと1ヶ月分が20,000円になります。 Avemar(アヴェマー) は発酵小麦胚芽抽出エキスを主成分としたサプリメントの商品名(登録商標)です。 発酵小麦胚芽抽出エキスは小麦胚芽をパン酵母で発酵し、その発酵物の濾過液をフリーズドライ(Freeze dry)法で乾燥して粉末にしたものです。 AveULTRAはオリジナルのAvemarを効果を高めた製品です。 がん患者さん向けの栄養補助食品として世界中で販売されていますが、その抗がん作用に関する基礎研究および臨床試験が広範に行われ、レベルの高い学術論文が多数発表されています。 小麦胚芽の抗がん作用の活性成分は、2,6-dimethoxy-p-benzoquinone(2,6-DMBQ)などの メトキシ置換ベンゾキノン類(methoxy-substituted benzoquinones) といわれる物質です。 小麦胚芽に含まれるメトキシ置換ベンゾキノン類(methoxy-substituted benzoquinones)には様々な抗がん作用があり、この抗がん作用のあるメトキシ置換ベンゾキノン類を濃縮し、一定の含量に調整して製品化したのがAvemarです。 Avemarには1g当たり0. 4mgの2,6-DMBQが含まれています。 ヨーロッパの国々では、Avemarは『Dietary Food for Special Medical Purposes or for Cancer Patients(特殊な医療用途あるいはがん患者向けの栄養補助食品)という分類に入っています。 Avemarは天然の多数の活性成分を持っているため多彩なメカニズムで抗がん作用を発揮します。 Avemarの抗がん作用に関する論文は多数あり、以下のような作用メカニズムが報告されています。 1)がんの発生を予防:前がん病変からがん細胞への進展を抑制。 子宮頸部の異型上皮からのがん化、ウイルス性肝炎の肝硬変から肝臓がんの発生の予防 2)抗がん剤治療や放射線治療の副作用軽減:免疫力低下の予防と回復の促進、諸臓器のダメージの軽減と回復の促進 3)抗がん剤治療や放射線治療の抗腫瘍効果増強 4)手術や抗がん剤治療や放射線治療後の再発の予防、生存期間の延長 5)転移の抑制 6)進行がんや末期がんにおける体力低下や倦怠感などの症状の改善、生活の質(QOL)の向上 7)感染症の予防:病原体に対する免疫力や抵抗力を高める 8)がん性悪液質の改善 9)がん細胞のエネルギー代謝や物質合成やシグナル伝達に作用して、がん細胞の増殖を抑え、アポトーシスを誘導する。 10)がん細胞の細胞表面におけるMHC-1分子の発現を低下させて、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を認識しやすくする。 多くの臨床試験で有効性と安全性が証明されています。 多くのがんに効果を発揮します。 【服用法】 1日1包をコップ1杯の水(100cc程度)やジュースに溶かして飲みます。 (炭酸飲料やビタミンCが多い飲料は不可)溶かした後は30分以内に服用します。 水に溶かした状態で長く置くと活性が低下します。 空腹時の服用が良いようです。 食事の1時間前か食間に服用します。 体重が90kg以上の人は1日2包を服用します。 ビタミンCとは一緒に摂らないようにします。 ビタミンCの豊富な飲み物や食事とは2時間以上あけることが必要です。 他の薬やサプリメントとも2時間以上あけるようにします。 バリウムを飲む胃の検査を受ける場合は、検査の前後2日間はAvemarの服用を中断する必要があります。 次の場合は服用できません。 1)妊娠中 2)臓器移植を受けているとき 3)出血性胃炎や胃・十二指腸潰瘍や腸炎など消化管からの出血性の異常があるとき 4)小麦アレルギーがある人 5)14歳以下の服用は医師に相談して下さい。 飲み始めは胃が重たく感じる人もいますが、通常は数日で慣れてくるとそのような症状は無くなります。 稀に、吐き気や軟便・下痢やめまいなどの副作用の症状が出ますが、多くは軽度です。 小麦アレルギーは、小麦粉に含まれているグルテンというタンパク質がアレルゲン 抗原 となってアレルギー反応を起こします。 Avemarはその製造過程でグルテンを除去しているので、基本的には小麦アレルギーを起こす可能性は低いのですが、全く残っていないという保証はないので、小麦アレルギーのある方は服用できません。 (1カプセル当たり140mgのシリマリンを含む) 120カプセル/5000円(税込み) 製造:Vitamin Research Products(米国) 【シリマリンは肝臓障害を軽減する】 シリマリンは ミルクシスル というキク科の植物の種子に含まれる フラボノリグナン (flavonolignan)の総称です。 ヨーロッパでは2000年以上前から民間薬として肝機能障害などの治療に経験的に利用されています。 ウイルス性肝炎やアルコール性肝炎あるいは肝硬変の患者を対象にした複数の臨床試験でシリマリンの肝機能改善効果や延命効果が確かめられています。 シリマリンは最も強力な肝臓保護物質の一つとして知られています。 シリマリンのもつ肝臓保護作用は、肝臓の蛋白質合成を刺激する作用とともに、肝障害の原因となるフリーラジカルやロイコトリエンやプロスタグランジンを抑制することに起因します。 シリマリンにはビタミンEより強い抗酸化作用があります。 肝臓のグルタチオンの量を増やす効果も指摘されています。 グルタチオンは肝臓の解毒能や抗酸化作用を高めます。 アルコールや医薬品、トルエンやキシレンなどの化学薬品、毒キノコなど多くの肝臓毒性物質による肝臓傷害に対してミルクシスルが肝臓保護作用を示すことは、動物実験のみならずヒトでの臨床試験でも確認されています。 抗がん剤の多くは肝臓で代謝され、肝臓にダメージを与えます。 このような 抗がん剤治療による肝臓障害に対しても、ミルクシスルの有効性が報告されています。 欧米では、抗がん剤治療を受けている患者さんが、自分の判断あるいは医師の処方としてミルクシスルのサプリメントを摂取しています。 欧米では、ミルクシスルの肝臓保護作用が良く知られており、サプリメントとして多くの商品が販売されています。 肝障害を予防できると、抗がん剤治療を予定通り行うことができます。 肝機能障害を発症した急性リンパ性白血病の50人の子供を対象に、ミルクシスルのサプリメントの治療効果がランダム化二重盲検試験で検討されています。 その試験結果によると、ミルクシスルの投与によって、肝機能が著明に改善し、副作用によって抗がん剤を減らす必要があった症例の率が低下し、抗がん剤の効き目には差はなかった(抗がん剤の効き目を妨げない)ことが報告されています。 ミルクシスルは肝臓保護作用の他にも、抗がん剤による腎臓や心臓のダメージを軽減する効果も報告されています。 放射線による腎臓のダメージにもミルクシスルは保護作用を示します。 ラットを使った実験で、ドキソルビシンの心臓毒性と肝臓毒性に対して保護作用を示すことが報告されています。 全身麻酔による副作用や合併症を予防するために、手術前にミルクシスルの服用を推奨する意見があります。 ラットを使った実験では放射線照射の1時間前にシリマリンを投与すると脾臓や肝臓や骨髄のダメージが緩和することが報告されています。 脳転移の患者に放射線治療を行うときにオメガ3不飽和脂肪酸とシリマリンを服用すると、副作用が軽減し生存期間が延びることが臨床試験で示されています。 培養細胞や動物実験では、ミルクシスルは抗がん剤の効き目を高める可能性が示唆されています。 【シリマリンには直接的な抗腫瘍活性がある】 シリマリンには、がん細胞の増殖シグナル伝達系を阻害する作用や、抗酸化作用などによって転写因子のNF-kB活性を阻害する作用、がん細胞の浸潤や転移を抑制する効果、がん細胞のワールブルグ効果を阻害して抗がん作用を示すことなど多彩な抗がん作用が報告されています。 様々な動物発がん実験において、シリマリンががん予防効果を発揮することが報告されています。 肝臓がんや大腸がんや腎臓がんなどのがん細胞を移植した動物実験で、シリマリンが腫瘍の縮小効果を示すことが報告されています。 切除不能の進行した肝臓がんが、1日450mgのシリマリンを服用してがんが自然退縮したという症例の報告があります。 (Am J Gastroenterol. 90:1500-1503, 1995) 手術と放射線治療を行った前立腺がん患者において、シリマリン、大豆、リコピン、抗酸化剤の入ったサプリメントを服用することによって再発が有意に抑えられることが報告されています。 (Eur Urol. 48: 922-930, 2005)? 以上のように、 シリマリン自体は毒性が極めて低く、抗酸化作用や肝細胞保護作用など抗がん剤治療による副作用を軽減する効果も多くの臨床試験などで確認されています。 さらにがん細胞のワールブルグ効果を是正する作用や、増殖シグナル伝達系を抑制する作用があるため、がん治療において併用するメリットが高い成分と言えます。 図:ミルクシスル(マリアアザミ)に含まれるシリマリンは、抗がん剤や放射線治療の副作用を軽減する効果がある。 さらに様々な機序で抗がん作用を示し、標準治療の抗腫瘍効果を増強する。 副作用はほとんど無く、有効性は多くの臨床試験で確かめられている。 サプリメントとして安価に販売されており、がんの標準治療の補完医療として有用性が高い。 【ビタミンD3はがん患者の生存期間を延長する】 ビタミンDは骨代謝や血中のカルシウム調節に重要な役割を果たしています。 しかし、ビタミンDの働きは、骨とカルシウムの調節だけではなく、種々の細胞の増殖や分化やアポトーシスの制御や免疫調節作用など、多くの生体内機能に関わっていることが明らかになっています。 多くのがん細胞において ビタミンD受容体が発現しており、 ビタミンDががん細胞の増殖を抑制し分化を誘導する作用を持つことが多くの研究で証明され、がんの治療におけるビタミンDの有用性に注目が集まっています。 「 ビタミンD3の血清濃度が高い人は循環器疾患やがんの死亡率が低く、全死因死亡率も減少する」ことを示すメタ解析の結果が複数の研究グループから報告されています。 いずれも、ビタミンD3の血中濃度が高い方が死亡率が低下することが明らかになっています。 がんサバイバーを対象にした研究では、 乳がん、大腸がん、前立腺がん、肺がん、血液がん(非ホジキンリンパ腫やT細胞リンパ腫や慢性リンパ性白血病など)、胃がんなど多くのがんで、血中の25-OHビタミンD濃度が低いほど生存期間が短いことが明らかになっています。 ビタミンD3は血管新生阻害作用、がん細胞の増殖抑制、転移抑制作用など多くの抗腫瘍効果を有しています。 したがって、ビタミンDの濃度が高いほど死亡率が低いのは、ビタミンDががん細胞の増殖や進行を抑えるためだと考えられています。 (詳しくは) : ドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)は魚油に多く含まれるオメガ3系不飽和脂肪酸で、様々な抗がん作用が知られています。 抗がん剤治療の抗腫瘍効果を高めます 1袋でDHA 24. 3g EPA 5. 4gを摂取出来ます。 プロスタグランジンE2(PGE2)という生理活性物質が増えすぎるとがん化しやすく進行も速まることがわかっています。 PGE2は細胞の増殖や運動を活発にしたり、細胞死が起こりにくくする生理作用があるため、がん細胞の増殖や転移を促進します。 このように、脂肪酸の代謝産物は細胞内のシグナル伝達系に作用してがん遺伝子やがん抑制遺伝子の働きに影響を及ぼします。 例えば、米国健康財団のローズ博士らは、ヒト乳がん細胞をヌードマウスに移植した動物実験で、DHAは腫瘍血管の新生を阻害して増殖を抑制し、がん細胞の肺への転移を防ぐことを報告しています。 プロスタグランジンE2は血管新生を促進するので、プロスタグランジンE2産生を阻害するDHAには腫瘍血管の新生を阻害するようです。 この作用は心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果と関連していますが、手術前や、抗がん剤治療によって血小板が減少する場合には注意が必要です。 進行がんの治療の目的では1日5g以上の摂取を試す場合もありますが、 手術前や抗がん剤治療中は1日2gくらいまでに止めておくのが無難です。 300粒入り1個が3500円(税込み)です。 1ヶ月分は1日10粒で3500円、1日20粒で7000円になります。 : 世界に類を見ない 発泡水素発生材 が開発されました。 水に入れるだけで 分子状水素ガス(H 2) が大量に発生します。 水素ガスを吸入すると水素は肺から血液に入り、全身の細胞の中へ素早く届きます。 水素分子(H 2) は最も優れた還元力をもつ物質です。 活性酸素の中でも最も有害なヒドロキシラジカルを消去し、生体防御や細胞機能に重要な働きを持つスーパーオキシドや過酸化水素は消去しません。 また、水素は生体膜を拡散し種々の細胞内小器官に浸透しうる(血液脳関門も容易に通過する)ので、活性酸素による酸化障害の治療法として理想的な特徴を持っています。 水素ガス吸入は 抗がん剤の副作用軽減に有効です。 美容や抗老化にも効果が期待できます。 水素を大量に発生させる 発泡水素材 を利用し、自宅で安全に水素ガスを吸入できる方法です。 シスプラチンは多くのがんに効果がある抗がん剤ですが、腎臓毒性が用量制限毒性(dose-limiting toxicity)となっており、腎臓障害が発生すると十分な量を投与できなくなります。 シスプラチンは腎臓細胞のミトコンドリアのダメージを引き起こして活性酸素の ヒドロキシラジカル の産生量を増やし、このヒドロキシラジカルによって腎臓細胞が酸化障害を受けることが腎毒性の主な原因になっています。 一方、シスプラチンは細胞における還元型グルタチオンの産生量を減少させるので、細胞の抗酸化力が低下し、腎臓が酸化障害によるダメージを受けやすくなります。 このように、 ヒドロキシラジカルを主体とする活性酸素による酸化ストレスの増大が、シスプラチンの副作用の原因になっています。 ヒドロキシラジカルのスカベンジャー(消去物質)は、シスプラチンの腎臓障害を軽減できることが動物実験で示されています。 水素分子はヒドロキシラジカルを強力に消去する活性を持っています。 水素分子の投与が、シスプラチンの抗腫瘍効果を弱めることなく、その腎毒性を軽減することがマウスを使った実験で報告されています。 シスプラチンは白金製剤で、細胞分裂しているがん細胞のDNAにダメージを与えて抗がん作用を発揮します。 この抗がん作用には水素分子は何ら影響を及ぼしません。 多くの抗酸化剤(ビタミンE、ビタミンC、セレン、カロテノイド、メラトニンなど)がシスプラチンの腎臓毒性を軽減する効果があることが動物実験で確かめられています。 水素分子は、これらと比較して、より高い効果が期待できます。 その理由は、 水素はヒドロキシラジカルのみを消去し、スーパーオキシドや過酸化水素には作用しない からです。 ヒドロキシラジカルは細胞傷害を引き起こす有害な活性酸素ですが、スーパーオキシドや過酸化水素は、正常細胞の増殖やシグナル伝達や、生体の防御機構にも重要な役割を果たしています。 水素は生体膜を拡散し種々の細胞内小器官に浸透しうる(血液脳関門も容易に通過する)ので、活性酸素による酸化障害の治療法として理想的な特徴を持っています。 したがって、水素は抗がん剤による酸化ストレスを軽減する理想的な抗酸化剤と言えます。 水素の抗がん剤の副作用軽減作用については: 水素ガス入浴については: : がん細胞ではミトコンドリアの機能が低下していることが、抗がん剤抵抗性の一因になっているという報告があります。 ジクロロ酢酸ナトリウムはがん細胞のミトコンドリアを活性化して、抗がん剤の効き目を高めます。 1日に0. 5〜1. 0gを水の溶かして服用します。 10g当たり6000円になりますので、1ヶ月分が9000〜18000円になります。 【作用機序と有効性の根拠】 がん細胞が死ににくくなる(アポトーシスに抵抗性になる)原因の一つに、 がん細胞のミトコンドリアにおけるTCA回路(クエン酸回路)や酸化的リン酸化の低下 にあるという考えが発表されています。 TCA回路 と 酸化的リン酸化 というのは、ミトコンドリア内で酸素を使ってグルコース(ブドウ糖)を分解してエネルギー(ATP)を産生する過程です。 一方、細胞質内で酸素を使わずにグルコースを分解してエネルギーを産生することを 嫌気性解糖 と言います。 細胞分裂しない神経や筋肉細胞を除いて、正常の細胞は古くなったり傷ついたりすると アポトーシス というメカニズムで死にます。 この アポトーシスを実行するときに、ミトコンドリアの電子伝達系や酸化的リン酸化に関与する物質が重要な役割を果たしています。 つまり、 がん細胞ではアポトーシスを起こりにくくするために、あえてミトコンドリアにおけるTCA回路と酸化的リン酸化を抑え、必要なエネルギーを細胞質における嫌気性解糖系に依存している と説明されています。 がん細胞におけるミトコンドリアの機能抑制は不可逆的なものではなく、機能を可逆的に正常に戻すことができるという研究結果が報告されています。 そして、 がん細胞におけるミトコンドリア内での酸化的リン酸化を活性化すると、がん細胞のアポトーシス(細胞死)が起こりやすくなる ことが報告されています。 がん細胞のおけるミトコンドリアでのエネルギー産生を活性化する薬として ジクロロ酢酸ナトリウム が有効であることが報告されています。 つまり、 ジクロロ酢酸ナトリウムでミトコンドリアを活性化すれば、がん細胞が死にやすくなる ということが明らかになったのです。 ジクロロ酢酸ナトリウムの併用によって抗がん剤が効きやすくなる と報告されています。 ジクロロ酢酸ナトリウム(sodium dichloroacetate)は酢酸(CH 3COOH)のメチル基(CH 3)2つの水素原子が塩素原子(Cl)に置き換わったジクロロ酢酸 のナトリウム塩です。 ジクロロ酢酸ナトリウムはピルビン酸脱水素酵素キナーゼを阻害することによってピルビン酸脱水素酵素の活性を高め、TCA回路を活性化する作用 があります。 ミトコンドリアの異常による代謝性疾患、乳酸アシドーシス、心臓や脳の虚血性疾患の治療などに、医薬品として古くから使用されています。 【ジクロロ酢酸ナトリウムの服用法と注意点】 1日分を1回(朝)か2回(朝と夜)に分けて服用します。 がん治療の場合は 1日に体重1kg当たり10〜15mgを服用 します。 体重60kgの人で600mg〜900mgになります。 ジクロロ酢酸ナトリウムは粉末を量って、水かお湯に溶かして服用します。 胃に刺激になるため、食後の服用が推奨されます。 ジクロロ酢酸ナトリウムを服用するとピルビン酸脱水素酵素の活性が上がるとともに、ビタミンB1が消費されるために長期投与ではビタミンB1欠乏になりやすくなります。 そこでジクロロ酢酸ナトリウムと同時に ビタミンB1の補充が必要 です。 市販のアリナミンや医薬品のビオトーワなどのビタミンB1製剤を服用します。 ジクロロ酢酸ナトリウムの体内での半減期は約24時間ですので、1回服用したジクロロ酢酸ナトリウムが体内からほとんど排泄されるのに数日かかります。 したがって、毎日服用すると少しづつ体内に蓄積して副作用が起こりやすくなります。 高齢者では体内での代謝(分解と排泄)が遅くなる傾向にあります。 がんの進行状況や体調などによって、1日の服用量や1週間の服用回数などを調節します。 1日おきの服用や、1週間のうち5日間服用して2日間休むというような服用法を考慮します。 副作用と思われる症状が現れたときは、その症状が消失するまで服用を中断します。 副作用が消失した後、少量から再開します。 ジクロロ酢酸ナトリウムの体内濃度を急速に上げたり中断するより、低用量を長期間にわたって服用する方が良いようです。 腫瘍の縮小がみられた場合は、ジクロロ酢酸ナトリウムの量を体重1kg当たり1日2〜3mgに減らし、ビタミンB1を併用する維持療法が試されています。 ビタミンB1欠乏による末梢神経障害が起こりやすいので、ビタミンB1を補充して予防します。 末梢神経障害が強いときはジクロロ酢酸ナトリウムの服用を中断します。 大量のジクロロ酢酸ナトリウムを服用するとがん細胞の急激な壊死によって、高尿酸血症、高カリウム血症、代謝性アシドーシス、腎不全などの症状( 腫瘍融解症候群 、Tumor Lysis Syndrome)が起こることがあるので、低用量から開始し、副作用の状況をみながら少しづつ増量する方法が推奨されています。 腫瘍融解症候群は悪性リンパ腫や白血病でみられやすいので、これらの腫瘍の場合は特に注意が必要です。 妊娠中は服用できません。 胎児の奇形が発生する危険があります。 【費用】 ジクロロ酢酸ナトリウムは30g当たり12,000円(税込み)で処方しています。 1日に0. 5〜1. 0gを服用しますので、1ヶ月分の費用は6,000〜12,000円になります。 : ノスカピン(Noscapine) はモルヒネと同じくけしの液汁(アヘン)に含まれる植物アルカロイド性の成分です。 『 非麻薬性中枢性鎮咳剤 』に分類されている医薬品で、咳止め(鎮咳薬)としては1950年代から多くの国で使用されています。 咳止めとして使用される量より多い量のノスカピンを服用すると、抗がん作用があることが報告されています。 がんの代替医療において、乳がん、肺がん、前立腺がん、卵巣がん、脳腫瘍、悪性リンパ腫、白血病など多くのがん種に使用されています。 ノスカピンには細胞の分裂に重要な役割を果たす微小管の働きを阻害する効果があります。 Noscapine, a benzylisoquinoline alkaloid, sensitizes leukemic cells to chemotherapeutic agents and cytokines by modulating the NF-kappaB signaling pathway. 70 8 :3259-68. , 2010. 【要旨】 ノスカピンの抗がん作用のメカニズムは不明な点も多い。 サイトカインや抗がん剤によって誘導されるがん細胞のアポトーシスをノスカピンは増強した。 ノスカピン単独投与で、ヒト白血病細胞と骨髄腫細胞の増殖を抑制し、細胞の生存に必要な蛋白質の発現レベルを低下させた。 Antiangiogenic effects of noscapine enhance radioresponse for GL261 tumors. (ノスカピンの血管新生阻害作用はGL261腫瘍の放射線感受性を高める )Int J Radiat Oncol Biol Phys. 71 5 :1477-84, 2008. グリオーマ細胞(GL261)を移植したマウスの実験モデルで、ノスカピンは放射線治療の抗腫瘍効果を高めた。 放射線単独治療に比べ、ノスカピンと放射線治療を併用した場合は、腫瘍の血管新生が著明に阻害された。 すなわち、ノスカピンはグリオーマ細胞GL261の放射線感受性を高め、腫瘍増殖を著明に抑えた。 その作用機序として血管新生阻害作用の関与が示唆された。 以上のような報告からノスカピンはがん細胞の抗がん剤や放射線治療の効き目を高める効果が期待できます。 【費用】 1カプセル(200mg)が400円になります。 病状や治療の状況に応じて、1日に3〜9カプセルを服用します。 1ヶ月分が36,000〜108,000円と費用がやや高価です。 しかし、副作用がほとんど無く、ジクロロ酢酸ナトリウムやアルテスネイトと併用することによって、抗腫瘍効果を高めることができます。 : インスリンの働きを良くしてインスリンの産生を抑える糖尿病治療薬の メトホルミン(Metformin) ががんの発生率を抑えることが多くの研究で明らかになっています。 がん細胞の増殖を抑える AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK) を活性化する作用があるので、糖尿病をもっていない人でも、がんの発生予防や再発予防やがん治療に役立つ可能性が指摘されています。 抗がん剤の効果を高め、生存期間を延ばす効果が報告されています。 【作用機序と有効性の根拠】 メトホルミンは、 AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK) を介した細胞内信号伝達系を刺激することによって糖代謝を改善します。 すなわち、筋・脂肪組織においてインスリン受容体の数を増加し、インスリン結合を増加させ、インスリン作用を増強してグルコース取り込みを促進します。 さらに肝臓に作用して糖新生を抑え、腸管でのブドウ糖吸収を抑制する作用があります。 したがって、糖尿病の治療薬として使用されています。 インスリン抵抗性を改善することは老化やがんの予防に有効であることが明らかになっており、メトホルミンはがん予防や抗老化の薬としても注目されるようになっています。 膵臓がん・肺がん・大腸がん・乳がんなど多くのがんの予防や治療にメトホルミンが有効であることが多くの研究で明らかになっています。 メトホルミンには、乳がんの増殖や転移や悪性度に深くかかわる遺伝子タンパク(HER2:Human epidermal growth factor receptor type2)の働きを抑える作用があること、エストロゲンを産生するアロマターゼという酵素を阻害する作用も報告されています。 メトホルミンはインスリンの分泌を低下させる効果の他に、AMP活性化プロテインキナーゼの活性を高めて、がん細胞の増殖を抑え、抗がん剤で死滅しやすくなることが報告されています。 がん幹細胞の抗がん剤感受性を高め抗がん剤の効き目を高める効果が報告されています。 予後が不良のトリプルネガティブの乳がんに対して、メトホルミンは転移を抑制して、生存期間をのばす効果が示唆されています。 【服用法と費用】 メトホルミン(250mg)が50円で、1日2錠を服用しますので、1日100円、30日分が3000円で処方しています。 空腹時に1錠づつ、1日2回服用します。 全フラボノイド含量は1カプセル当り80mg以上です。 1日に10〜20カプセルの服用でキサントン400〜800mgが摂取できます。 1パック300カプセル入り:9000円(税込み) マンゴスチンはマレー半島を原産地とするオトギリソウ科樹木の果実で、学名はガルシニア・マンゴスターナ(Garcinia Mangostana)です。 東南アジア地域 インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンなど では古くからマンゴスチンの果皮が民間薬として、感染症(赤痢やマラリアや寄生虫など)、皮膚疾患(湿疹や傷の化膿など)、消化器疾患(下痢や消化不良など)、炎症性疾患など多くの病気の治療に利用されていました。 それは、マンゴスチン果皮には、 殺菌作用・解熱作用・抗炎症作用・抗酸化作用・滋養強壮作用 などの薬効があるからです。 これらの効果は、マンゴスチン果皮に多く含まれる キサントン(Xanthones) と言う成分の薬理作用によります。 キサントンはポリフェノールの一種で、自然界には200種類以上のキサントンが見つかっています。 そのうち約50種類程度のキサントンがマンゴスチン果皮から見つかっています。 キサントンには強力な抗菌作用があるので、感染症の予防にも効果が期待できます。 キサントンにはがん細胞を攻撃する ナチュラルキラー細胞の活性を高める効果 も報告されています。 長い歴史の中で民間療法として人体での有効性が認められており、さらに、近年の多くの基礎研究の結果から、マンゴスチン果皮やキサントンは、炎症性疾患やがんの治療において有効であることが示されています。 内服の5-FUの通常の投与量は1日200〜300mgです。 したがって、キサントンを1日に400〜800mg(キサントン-40を10〜20カプセル)摂取することは、がんの治療において効果が十分に期待できると考えています。 その他の動物実験や臨床研究の結果からも、抗がん作用や免疫増強作用が期待できるキサントンの服用量として1日400〜800mgが勧められます。 この量のキサントンの服用では副作用は全く経験していません。 また、抗がん漢方薬やジインドリルメタンやアルテスネイトなど、抗がん作用をもった他の代替医療と併用すると、抗がん作用を増強することができます。 抗がん剤と併用して、相乗的に抗腫瘍効果を高める効果が報告されています。 : 病状や体調に応じて個別に処方した煎じ薬は、食欲や体力や免疫力を高めることによって抗がん剤の副作用を緩和する効果があります。 抗がん剤の効き目を高める効果もあります。 生薬を自宅で煎じるのが基本ですが、煎じることが困難な場合は、クリニックで煎じてレトルトパックに詰めてお送りすることもできます。 (参照) 1ヶ月分は自分で煎じる生薬の場合は2〜4万円、レトルトパック詰めが3〜5万円程度になります。 副作用の症状や程度によって使用する生薬の種類と量が変わりますので費用が異なります。 漢方薬は複数の生薬を組み合わせて、それを熱水で数10分間煎じて生薬に含まれる薬効成分を抽出した天然薬です。 滋養強壮作用や免疫増強作用、血液循環改善作用、解毒作用をもった生薬を組み合わせた漢方薬は、抗がん剤治療の副作用を緩和する目的で役にたちます。 さらに、がん細胞の抗がん剤感受性を高めるような生薬も報告されており。 このような生薬を併用すると 抗がん剤の抗腫瘍効果を高める ことができます。 欧米では、抗がん剤治療中のハーブの使用を勧められないという意見もあります。 その理由は、ハーブが抗がん剤の薬物代謝に影響して効果を弱めたり、副作用を増強する可能性があるからです。 しかし、 中国や日本で行われた多くの臨床試験で、適切な漢方治療を行えば、抗がん剤治療の様々な副作用を緩和し、生存率を高める効果が報告されています。 抗がん剤治療の副作用として消化管粘膜の障害による食欲不振や吐き気、下痢、体力低下や倦怠感、免疫組織のダメージによる免疫力の低下、骨髄のダメージによる白血球減少・貧血・血小板減少、末梢神経障害によるしびれ、などが発症します。 このような副作用の症状を改善するような生薬を組み合わせると、抗がん剤の副作用を軽減する漢方薬をオーダメイドに作成することができます。 抗がん剤の副作用の症状を改善する生薬の例として以下のようなものがあります。 症状を改善する生薬 食欲不振 白朮・陳皮・縮砂・大棗・甘草・生姜 吐き気 半夏・茯苓・生姜 下痢 山薬・茯苓・白朮・蒼朮・黄連・烏梅・蓮肉・山査子 便秘 大黄・何首烏・麻子仁・杏仁 体力低下・倦怠感 高麗人参・紅参・田七人参・女貞子・枸杞子・五味子 免疫力低下・白血球減少 高麗人参・鹿角霊芝・梅寄生・猪苓 貧血・血小板減少 当帰・芍薬・川きゅう・熟地黄・鶏血藤 しびれ 牛膝・附子・延胡策・桃仁・牡丹皮・赤芍・防己 むくみ 沢瀉・猪苓・蒼朮・茯苓 抗がん剤感受性を高める 黄ごん・半枝蓮・白花蛇舌草・竜葵・大青葉・板藍根 これらの生薬を副作用の症状や程度に応じて組み合わせて作成したオーダーメイドの漢方煎じ薬を利用すると、抗がん剤の副作用を緩和して抗腫瘍効果を高めることができます。 アセチル-L-カルニチンは脂肪燃焼を促進してエネルギー産生を増やすので抗がん剤治療に伴う倦怠感の改善に効果があります。 抗がん剤による末梢神経のダメージを軽減し、修復を促進する効果が報告されています。 抗がん剤治療の効果を高める作用も報告されています。 カルニチンの不足は脳でのエネルギーの枯渇を引き起こし、抑うつ気分や思考力の低下の原因にもなります。 L-カルニチンが抗がん剤治療中の倦怠感や抑うつ気分を改善するという臨床報告があります。 アセチル-L-カルニチン(Acetyl-L-Carnitine) は L-カルニチン(L-Carnitine) にアセチル基(CH 3CO-)が結合した体内成分です。 アセチル-L-カルニチンは細胞内でL-カルニチンに変換するので、L-カルニチンと同じ効果(脂質の燃焼促進)があります。 さらに、アセチル-L-カルニチンは神経細胞のダメージの軽減や、ダメージを受けた神経細胞の修復・再生を促進する効果が報告されています。 神経障害の改善効果に関して、1) カルニチンには抗酸化作用があり、酸化障害を軽減する、2) 細胞内のエネルギー産生を高め、修復を促進する、3) 神経成長因子の効果を高め、神経障害の修復と再生を促進する、といった作用機序が指摘されています。 1日2000mg程度のアセチル-L-カルニチンの摂取は、抗がん剤による神経障害を軽減し、症状を改善し、回復を促進する効果が期待できると言えます。 抗がん剤の効き目を高める効果も報告されています。 アセチル-L-カルニチンはアセチル基の供給源となってp53蛋白やヒストンのアセチル化を介して抗腫瘍効果を発揮することが推測されています。 (詳しくは) 【服用上の注意点】 副作用としては、1日4g以上の摂取で吐き気や下痢が起こる可能性があります。 甲状腺ホルモンの作用を軽減する効果が指摘されています。 さらに、治癒力を高める様々な酵素の活性に必要なミネラルである亜鉛を1日量10mg含有しています。 アルファリポ酸とセレンと亜鉛の相乗効果で、抗酸化力と免疫力と解毒力を増強します。 以下のような作用機序が報告されています。 2)細胞周期において増殖を促進する蛋白質の活性や量を低下させます。 さらに、アポトーシスを阻害する因子(bcl-2)の発現を抑え、アポトーシスを促進する因子(bax)の発現を高め、アポトーシスを実行するチトクロームCやAIF(apoptosis inducing factor)のミトコンドリアから核への移行を促進します。 これらの複数の機序によって、がん細胞の増殖を止め、アポトーシス(細胞死)を起こりやすくします。 3) がん細胞はミトコンドリアでの酸化的リン酸化の活性が低下しているために、アポトーシスが起こりにくくなっているという考えがあります。 アルファリポ酸はTCAサイクルのピルビン酸脱水素酵素複合体とアルファケトグルタル酸脱水素酵素複合体を活性化してミトコンドリアの酸化的リン酸化を高める作用があり、その結果、がん細胞を死にやすくすることが報告されています。 (この効果はR体のみの作用です) 4) 抗がん剤による神経障害や腎臓障害などの副作用の軽減作用や症状の改善効果が報告されています。 抗がん剤(ドセタキセル+シスプラチン)による末梢神経障害を軽減する効果が報告されています。 ドキソルビシンの心臓障害を軽減する効果が報告されています。 セレン には抗酸化力や免疫力の増強だけでなく、がん細胞のシグナル伝達系に作用して、細胞増殖を抑え、細胞死(アポトーシス)を誘導する効果があることも報告されています。 DNA修復酵素の発現を高める効果も報告されています。 抗酸化力を増強するため、がんの化学療法や放射線療法の毒性を軽減し、がん治療の効果を高めることも期待できます。 亜鉛 は300以上の酵素の活性に必要です。 亜鉛を必要とする酵素は、DNAの複製(細胞の分裂・増殖)や遺伝子の発現(DNAの遺伝情報から蛋白質を作りだす)など、生命活動の基本として働くものが多く、さらにDNAの修復や活性酸素の除去などに働く酵素にも関与しているので、老化やがんの予防に重要なミネラルと言えます。 アルファリポ酸とセレンと亜鉛の相乗効果によって、抗酸化力と免疫力を高め、抗がん剤や放射線治療の副作用を軽減し、抗腫瘍効果を高めます。 低用量ナルトレキソン療法と併用することによって、抗がん作用を高めることができます。 (詳しくは) 【服用上の注意点】 食後の服用はアルファリポ酸の吸収を低下させるので、通常、 食事の1〜2時間前の服用が推奨 されています。 血糖を低下させる作用があるので、血糖降下剤を服用中は注意が必要です 【費用】 1ヶ月分(60カプセル)5000円(税込み) 当院では、エビデンス(根拠)に基づいた多数の補完・代替療法を実践しています。 それぞれの治療法の根拠や有効性を示すために、それぞれのページで詳しく解説しています。 しかし、がんの種類や進行度や治療の状況によって最適な治療法は異なります。 それぞれの治療法を理解し、自分に合った治療法を選択することは、患者さんには困難だと思います。 現在の病状や治療の状況をメール()か電話(03-5550-3552)かファックス(03-3541-7577)でお知らせいただければ、全て院長(福田一典)がお答えしています。 ご来院いただければ、詳しくご説明いたします。 |||||| COPYRIGHT c 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抗がん剤の副作用を軽減する天然成分「iGS4000」

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igan4th. com 便秘 マグミット マグミットは水分を多く含ませる作用があり、 ウンチを軟化・増大させる薬。 これで、便秘対策・症状の軽減をさせることができます。 マグミットは、体調に合わせて服用する量を自分でコントロール(毎食後、0~2錠)しています。 これで ウンチを楽に出せるようになりました。 慣れるまでコントロールが難しく、やや軟便になることが多かったです。 1日の上限は、250mgで8錠(2g)まで。 副作用など注意事項 大量の牛乳、カルシウム製剤と一緒に服用しないこと。 カルシウムの吸収、便の排泄に影響を与える薬がある。 また、心臓病や腎臓病の人はできる限り服用を避けること。 お腹の張り、オナラ ガスコン ガスコンは、気泡となって胃や腸内に溜まっているガスを、 オナラとして排出しやすくする薬。 これで、お腹の張りを軽減させることができます。 オナラの量を少なくする薬ではありません。 ガスコンの服用は、体調に合わせて自分でコントロールしています。 約1時間ほどで効きはじめるので、私は夕食後に1錠(40mg)飲むことが多いです。 ちなみに、なぜか「すかしっぺ」になりやすいです。 副作用など注意事項 稀に、軟便・下痢、胃の不快感や腹痛、食欲不振、吐き気など。 腸の調子を整える ミヤBM ミヤBMは酪酸菌を含む整腸剤で、 腸内細菌のバランスを整えてくれる薬。 便秘の他に、下痢の症状を軽減・改善するのにも有効な薬です。 現在の副作用は便秘ですが、最初の抗がん剤で下痢になったときから服用しています。 ミヤBMの特徴は、酪酸菌が生きたまま腸まで届きやすいこと。 抗がん剤中は炎症を起こしやすく、抗生物質の服用・点滴で対処します。 この酪酸菌は抗生物質にも耐性があるので処方されました。 ずっと服用しているので、実は効いているのかよくわかりません。 毎食後2錠の服用に増量したら便秘が改善され、整腸作用を実感できました。 副作用など注意事項 とくに無し。 下剤(便秘のレスキュー) ラキソベロン ラキソベロンは、大腸の運動を活発して 排便をうながす薬。 効き目が現れるのは約6~12時間後で、寝る前に、コップの水に数滴入れて飲む液体タイプの下剤です。 (少し甘い味がします、錠剤タイプもあり) ラキソベロンの効果には個人差があり、目安は10~15滴。 私は8滴ほどで翌朝スッキリする量です。 毎晩飲むわけではなく、 ウンチが出なかったレスキューとして夜に服用しています。 副作用など注意事項 比較的、安全な薬と聞いています。 ごく稀に、腹痛、吐き気や嘔吐、かゆみ・発疹など。 igan4th. com 鼻炎(1) アレグラ60 アレグラ60は、 アレルギー性鼻炎の症状を緩和する薬。 抗がん剤で脱毛はしなかったけど、鼻毛は薄くなりました。 ホコリが鼻の穴からダイレクトインするので、相談の結果アレグラ60を処方してもらい、 外出するのが楽になりました。 服用する量は自分でコントロールしていて、1日の上限は2錠(120mg)まで。 ドラッグストアで市販されているアレグラFXと同じ成分(のはず)です。 じんまじん・皮膚のかゆみなどの症状を軽減するのにも処方されるようです。 副作用など注意事項 小児・高齢者・妊婦中・授乳中は、服用を避けること。 アレルギー症状を起こしたことがある人は医師に相談すること。 かぜ薬代わりに服用しないこと。 稀にアナフィラキシーショックがある。 鼻炎(2) ディレグラ ディレグラは、アレグラに 鼻づまりを解消する効果が追加された薬。 鼻血も少なくなり、 メンタル的にも楽になりました。 現在の私に合っている薬ですが、難点が二つあります。 一つ目はデカいこと。 アレグラの約3倍はあり、飲むのを失敗すると「うんがっんっん」てなります。 二つ目は、食間に飲む薬。 慣れるまで、よく飲み忘れました。 (食事の1時間前 or 2時間後) 副作用など注意事項 眠気・便秘・下痢・頭痛など。 アレルギー症状を起こしたことがある人は主治医に相談。 かぜ薬代わりに服用しないこと。 稀にアナフィラキシーショックがある。 鼻血 コールタイジン コールタイジンは、 鼻腔のはれや通りを良くする薬。 私は抗がん剤の副作用で、鼻の粘膜の炎症・充血などによる鼻血が少し出ます。 不快な鼻みずをすすって刺激を与えないように処方されました。 とくに 空気が乾燥する日は鼻血の量が減り、楽になります。 このコールタイジンは、ドラッグストアで市販されているのと同じ成分(のはず)です。 ステロイドを含んでいて、私の場合は原則1日2回。 鼻血が多いときだけ、3時間以上の間隔をおいて3~4回までとされています。 副作用など注意事項 使いすぎ、長期間の使用を避けること。 症状を悪化させたり、効き目がなくなる場合がある。 口内炎(1) アズノールうがい液 アズノールうがい液は、 口やのどの粘膜の炎症を抑える(治す)薬。 私は、うがいは基本的に水で十分と思っています。 でも、体に感じていない 口内炎(炎症)があるという仮定で、1日1~2回(やや薄めの)アズノールでうがいをします。 私の場合、抗がん剤の影響で白血球が少ないときもあり、口内炎ができてからアズノールを使用しても治らないです。 予防策として数名の看護師さんのアドバイスもあり、うがいは水(+アズノール)で合計5~6回しています。 副作用など注意事項 稀に刺激を強く感じる人がいる。 出血している傷が口内にある場合は使用しない。 口内炎(2) イソジン イソジンは、口や喉についた 細菌やウイルスを除去する薬。 殺菌力が強く、濃度は違いますが、手術する前の肌の殺菌にも使用される薬です。 私には刺激が強いようで、 人の多い場所に外出したとき、イソジンでうがいをしています。 抗がん剤で治療をはじめた当初、口内炎がよくできました。 その原因を看護師さんに聞いてみると、口内の常在菌(善玉菌)までイソジンで殺菌しているのでは?というアドバイスがあり、使用回数を減らすと口内炎もできなくなっていきました。 抗がん剤の副作用で避けようがなかった、実はイソジンの使用方法を間違っていた、など他にも口内炎ができる原因は考えられます。 参考にする程度にしてください。 副作用など注意事項 歯を茶色に着色することがある。 口内の荒れ、刺激を感じる人がいる。 稀に、ヨードアレルギーの人がいる。 口内炎(3) ロキソニン、ムコスタ ロキソニンは、炎症・痛みを抑える薬。 ムコスタは、胃の粘膜を保護・修復する薬です。 口内炎ができて 痛みをガマンできないとき、ロキソニンとムコスタを 頓服として服用しています。 ロキソニンはよく効く薬ですが、胃がんの私には刺激が強すぎます。 なので、胃の粘膜を保護するムコスタとセットで服用するように処方されました。 抗がん剤の治療をはじめて約半年、体調管理ができるようになってきました。 最近、口内炎はできていません。 副作用など注意事項 ロキソニンは胃腸に刺激のある薬で、胃痛、腹痛、吐き気などの症状が出ることがある。 他には、発疹、肌のかゆみ、せきなど。 igan4th. com 吐き気、嘔吐 ナウゼリン ナウゼリンは、 吐き気止めの薬です。 吐き気・嘔吐は、抗がん剤の代表的な副作用。 吐き気止めにはいろいろな薬があり、進行性胃がん(+転移性肝がん)の私には、比較的に副作用が少ないナウゼリンが処方されました。 ナウゼリンは、 食事の30分くらい前に服用すると吐き気がなくなります。 食べやすくなって、嘔吐は1回もしませんでした。 副作用など注意事項 稀に、下痢・便秘になる人がいる。 眠気を感じる場合があるので、運転に注意。 下痢 タンニン酸 タンニン酸は、 下痢止めの薬です。 抗がん剤の副作用に苦しんでいた私に、これ以上の副作用の心配が少なくて安心できる下痢止めとして処方されました。 効き目は穏やかで、強くはありません。 副作用など注意事項 牛乳アレルギーの人は、服用前に医師に相談すること。 igan4th. com 切れ痔 ポステリザン ポステリザンは、 痔を治す薬(いわゆるボラギノール)です。 痛み、かゆみ、腫れ、出血などを抑えます。 上記の事件で切れ痔になった私は、二ヵ月ほどかかって痔を治しました。 いまでも、ウンチには少し不安が残っています。 肛門は思った以上に奥にあって、先を突っ込む仕様になっています。 これがなかなか難しかったです。 結局、ゴム手袋をした指先にポステリザン軟膏を出し、その指を肛門に突っ込んで塗るという使い方をしていました。 副作用など注意事項 副作用は少ないようです。 長期使用で、稀に緑内障・白内障など目に副作用が出ることがあるので注意すること。 病院で処方される薬は、ただでさえ強力。 それなのに、処方された袋には「 強力」と強調してありました。 痔、恐るべし。 その他の症状の軽減・対策など 乾燥肌(手、指先、爪) ヒルドイド ヒルドイドは、 肌の血行を良くしたり乾燥を防ぐ薬です。 手の甲がカッサカサになって副作用か聞いてみると、限りなく老化と診断されました。 うがい・手洗いは、感染症を予防する基本。 塗ると、たしかに 肌の調子はよくなります。 現在の抗がん剤(タキソール)の副作用に、爪の変形があります。 爪、指先に塗れば、多少は効果があるかもしれない、と処方してもらいました。 市販はされていません。 副作用など注意事項 ほぼ無いようですが、赤み、かゆみ、発疹がでることがある。 ドライアイ ヒアレイン ヒアレインは、ドライアイなどの症状を改善するため 眼に保湿・潤いを与える目薬です。 名前の由来になっているヒアルロン酸が含まれていて、安全性が高くメジャーな目薬。 現在の抗がん剤(タキソール)の副作用で、朝起きると目にむくみがあります。 症状が改善される訳ではありませんが、点眼すると 目の動きは楽になります。 また、原因は不明ですが、起きて数時間だけ目が部分的にボヤケることも。 寝る前のスマホをやめたら、症状が改善されました。 副作用など注意事項 基本的に副作用はないようですが、かゆみ、刺激、充血などがあれば、医師に相談すること。 目のむくみ あずきのチカラ 朝起きて、むくみがヒドいときに「あずきのチカラ」を使っています。 30秒レンチンすれば、ほんわかと温かくなり、目に乗せると気持ちいいです。 むくみ、ボヤケがすぐに解消される訳ではありませんが、目覚めはスッキリ。 最近のお気に入りです。 注意事項など 二度寝(遅刻)に注意。 温めすぎ、ヤケドに注意。 次の使用まで4時間以上空ける。 水洗いをしない。

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がん治療で使われる「副作用を軽減するための薬」

抗 が ん 剤 副作用 軽減

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。 昭和28年福岡県生まれ。 熊本大学医学部卒業。 国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し、実践。 抗がん剤で正常組織もダメージを受ける 抗がん剤はがん細胞だけでなく、骨髄細胞や免疫組織や消化管粘膜など細胞分裂の盛んな組織にもダメージを与えます。 その結果免疫力の低下や、白血球や血小板の減少、貧血、食欲低下、下痢、吐き気、脱毛などさまざまな副作用が起こります。 抗がん剤治療による吐き気や白血球減少などの副作用を抑える治療法(支持療法)も進歩してきましたが、体力や抵抗力を高めるという観点からはまだ十分ではありません。 たとえば、制吐剤を用いて、抗がん剤による吐き気を止めることはできますが、吐き気だけを止めても食欲が亢進するわけでも、消化吸収機能が高まるわけでもありません。 骨髄の幹細胞に直接働きかけて白血球減少を食い止める薬もありますが、栄養状態の悪化や体力の消耗がひどくなれば、白血球の数は正常でも体の抵抗力はなくなります。 西洋医学的な支持療法を使用して目にみえる副作用だけを対処していても、いつのまにか消化管機能の低下や失調で、食事が取れなくなり、抵抗力がなくなってしまうということはよく経験されます。 抗がん剤治療中は、正常組織のダメージの回復のためにタンパク質は通常の50パーセント以上が必要になり、ビタミンやミネラルも通常よりも多く必要になります。 したがって、栄養価の高い食事が推奨されています。 このような食事療法に加えて、滋養強壮作用や組織の血液循環や新陳代謝を良くする漢方治療を適切に利用することにより、抗がん剤の副作用を軽くすることができます。 抗がん剤治療の副作用を軽減する漢方治療 抗がん剤による骨髄・免疫組織・消化管粘膜などの障害は、漢方医学的観点からは主として「気血の損傷(=生命エネルギーと栄養状態の低下)」、「脾胃の失調(=消化吸収機能の異常)」、「肝腎の衰弱(=諸臓器機能の低下)」などと考えられます。 したがって、漢方医学的な治療原則は、健脾(=消化吸収機能の改善)・補気(=体力・気力の補給)・補血栄養状態の改善)による正気(=体の抵抗力)の保持と、 *駆オ血(=組織の血液循環の改善)による組織修復の促進が基本になります。 具体的には、十全大補湯・人参養栄湯・補中益気湯などの補剤に、血液循環を良くする駆犬血薬を加えた処方です。 治療前の体力の虚実がどうあろうとも、抗がん剤治療を行うことにより気血は損耗して基本的に不足状態(=虚)に傾くため、補気剤や補血剤などの補剤の使用が中心になります。 体液の消耗があるときには滋陰剤(体液を補い体を潤す薬)、炎症反応や諸臓器の障害があるときには清熱解毒剤(抗炎症作用や解毒作用を持つ薬)などを併用していきます。 骨髄のダメージによる貧血や白血球・血小板の減少には、高麗人参・黄耆・霊芝・女貞子・地黄・当帰・枸杞子・鶏血藤・阿膠などが有効と報告されています。 肝臓障害には柴胡・鬱金・ *茵チン蒿・山梔子・五味子・半枝蓮・甘草などが用いられます。 日本ではエキス製剤を用いた臨床的検討が多く報告されています。 骨髄機能の低下に十全大補湯や人参養栄湯、腎障害に柴苓湯、肝臓障害に小柴胡湯・茵チン蒿湯、全身倦怠感や食欲不振には補中益気湯、吐き気に小半夏加茯苓湯、下痢に五苓散・半夏瀉心湯、神経障害に牛車腎気丸など多くの漢方薬が化学療法の副作用対策に有効であることが報告されています。 このように抗がん剤治療の欠点を、症状に応じた適切な漢方治療で補うことは、がんの統合医療において有効な手段といえます(図参照)。 *駆オ血:オは病だれに於 *茵チン蒿:チンは草かんむりに陳 抗がん剤は正常組織にダメージを与えることによって様々な副作用を引き起こす。 適切な漢方治療を併用することによってダメージの回復を促進し、症状の改善や副作用の軽減が期待できる 細胞保護作用をもつ柴胡剤 抗がん剤は正常細胞を障害して、腎臓や肝臓や消化管などの臓器障害を引き起こすことがあります。 このような副作用に対して、細胞保護作用や抗炎症作用のある柴胡を含む漢方薬の有効性が報告されています。 腎炎やネフローゼ症候群などの腎疾患に使われる柴苓湯が、シスプラチン(商品名ブリプラチンもしくはランダ)の腎障害に対して予防・改善効果があることが報告されています。 シスプラチンは腫瘍の縮小効果の高い抗がん剤ですが、腎障害や吐き気などの副作用によって使用が制限されることがあります。 一方、柴苓湯には抗炎症作用・活性酸素の消去や生成抑制などの抗酸化作用・細胞膜の安定化などによる細胞保護作用、血小板凝集の抑制、腎血流改善、利尿作用などの薬理作用が報告されており、薬剤による腎障害を予防・改善する効果が動物実験で示されています。 そこでシスプラチンの腎臓障害に対する柴苓湯の効果が臨床例で検討されました。 その結果、柴苓湯がシスプラチンの腎障害を改善することが証明され、嘔気や嘔吐などの消化器症状に対しても有効という報告がなされています。 柴苓湯の使用目標(証)である悪心、嘔吐、尿量減少、浮腫、タンパク尿、食欲不振は、シスプラチンの副作用症状と類似しています。 抗がん剤の種類によって発生する副作用の症状は異なりますが、それぞれの症状に合わせた漢方薬を用いると、個々の抗がん剤の副作用に対して有効に対処できると考えられます。 例えば、タキソール(一般名パクリタキセル)に特有な副作用として、関節痛、筋肉痛、しびれなどがあります。 これらの副作用に対して鎮痛剤、抗炎症剤、ステロイド剤などが試みられていますが、効果が十分とはいえません。 関節痛や筋肉痛に使用される芍薬甘草湯や桂枝加朮附湯などが有効という報告があります。 しびれに使う牛車腎気丸の有用性も報告されています。 このように、証に合わせた漢方治療が抗がん剤の副作用症状の改善に役立つことがあります。 自己判断でのハーブや漢方薬の使用は危険 前回、手術前のハーブの使用は問題があることをお話ししました。 抗がん剤治療中も、ハーブや漢方薬の使用には多くの注意点があります。 抗がん剤治療中は、高麗人参やニンニクや生姜のようなものでも、多量の摂取は危険であると警告されています。 その理由は、これらが、薬物代謝酵素の活性に影響したり、血小板凝集を阻害する作用があるからです。 この問題点については次回詳しく解説しますが、抗がん剤治療中は、自己判断で漢方薬を使用するのは危険です。 がん治療や漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談して利用するべきです。

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