ヘルパンギーナ と 手足 口 病。 💊 手足口病について!症状やら潜伏期間やら 💊

ヘルパンギーナと手足口病を比較!違いはウイルスだけではない!

ヘルパンギーナ と 手足 口 病

日本小児科学会専門医。 2002年、慶応義塾大学医学部卒。 神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。 内科・小児科・アレルギー科を担... 子供がかかる「夏風邪」といえば、ヘルパンギーナや手足口病が代表的なものですよね。 発熱したり、口の中に発疹ができてご飯が食べづらくなってしまったりと、かかった子供だけでなく、ママやパパもケアが大変な病気です。 今回は、ほぼ同時期に流行することが多いヘルパンギーナと手足口病の違いや、併発することがあるのかについてご説明します。 ヘルパンギーナ、手足口病の病原体は? ヘルパンギーナと手足口病は、ともにエンテロウイルス属のウイルスが感染することによって発症します。 エンテロウイルスは動物の中で人だけが保菌するウイルスです。 特に夏から秋にかけて流行することが多く、ヘルパンギーナや手足口病以外にも鼻炎や、頻度が低いものの重症例としては髄膜炎・心筋炎など、さまざまな病気を引き起こします。 原因となるウイルスがいくつもあるため、両者とも何度も発症してしまうという特徴があります。 ヘルパンギーナ 手足口病 発症が多い年齢 0~5歳 0~4歳 潜伏期間 2~4日 3~5日 感染経路 飛沫感染、経口感染など 飛沫感染、経口感染など 発熱 38~40度が1~3日続く 平熱~38度 肌の発疹 なし 手や足に2~3mmの水ぶくれ 口内の発疹 喉に1~5mmの水ぶくれ 口の中の全体に2~3mmの水ぶくれ ウイルスの排出 治癒後、2~4週間 治癒後、2~4週間 ヘルパンギーナと手足口病に共通する点は、未就学児の感染が多く、熱が出ること、2~4日前後の潜伏期間を経て発症すること、また治癒後もしばらくウイルスを排出し続けることなどです。 一方、両者の違いとして分かりやすい点は、ヘルパンギーナは突然高熱を出すこと、手足口病は口だけでなく手や足にも発疹が出ることで、多くはそこから診断されます。 なお口内にできる発疹は、ヘルパンギーナも手足口病も、強い痛みや刺激があります。 関連記事 ヘルパンギーナと手足口病は薬で治療する? ヘルパンギーナ、手足口病ともに、ワクチンや特効薬はなく、治療は対症療法となります。 治療を行わなくても日が経つとともに症状は治まっていきますが、ヘルパンギーナは38度以上の高熱になってしまうことが多く、全身のだるさや食欲不振にもつながるので、解熱剤を使うことがあります。 またヘルパンギーナ、手足口病ともに、口の中に発疹ができるので、食べ物や飲み物が口の中に入ると痛かったりしみたりします。 その症状を和らげるため、抗炎症剤を使うこともあります。 ヘルパンギーナや手足口病は、食べ物や飲み物が喉を通らず、食欲不振になると、脱水症状を起こしてしまう危険性もあります。 その場合には、点滴で水分や電解質を補います。 関連記事 ヘルパンギーナと手足口病は併発することもある? ヘルパンギーナと手足口病は、基本的には併発することはありません。 ただし、ヘルパンギーナと手足口病は、症状から病名を診断するため、「手足口病と診断されたのに、熱が39度に上がってしまった」、「ヘルパンギーナと診断されたのに、手や足にも発疹がある」ということもあります。 つまり「最初はヘルパンギーナと診断されたものの、実は手足口病だった」というように、あとで診断名が変化することもあります。 また、手足口病で高熱が出る場合は、例年とは異なるウイルスが流行している可能性もあります。

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ヘルパンギーナの症状(大人・子供)と期間。手足口病との違い。

ヘルパンギーナ と 手足 口 病

当院ではまだ、今のところ大流行といった感じではありませんが、保育所や幼稚園によっては流行しているところもあり、全国的には手足口病の流行がみられています。 ところで皆さん、手足口病やヘルパンギーナってご存知ですか? 夏になるとよく出てくる感染症なのですが知っていますか? 子供さんのいらっしゃる方なら聞いたことがあるかもしれませんが、俗にいう『夏かぜ』のひとつです。 夏に流行がよく見られるもので有名な感染症が3つあります。 手足口病とヘルパンギーナ、あとプール熱(咽頭結膜熱)です。 これらのことを3大夏かぜというように呼んだりもします。 今回はその夏かぜの中から手足口病とヘルパンギーナについてお話します。 手・足・口の中だけではなく、口のまわりやひじやひざ、おしりにも水疱ができることがあります。 発熱していて、のどが痛さのあるかぜ症状がある上に、手や足に水ぶくれが出来てたりすれば手足口病を疑います。 まわりで流行があったり、手足口病の発疹を見たことがあったりすれば、病院でなくて自宅でも割と診断がつきやすい疾患です。 当院での自験例を参考してみてください。 口の中は分かりにくいですが、口のまわりや手・足に水疱性の発疹が多くみられます。 手足口病は保育園・幼稚園に通っているのお子さんに多いのですが、小学生や大人でもかかることはありますので注意してください。 夏かぜといわれるように、熱が出て、のどが痛くなるのが基本の感染症になります。 手足口病よりは38~40度の高い熱が出ることが多いですが、2-3日で解熱することがほとんどです。 発熱と咽頭痛以外は特徴的な症状はあまりありません。 しかし、ヘルパンギーナも夏に流行する感染症ですので、周りの状況と症状で疑います。 手足口病と同様に保育園・幼稚園に通っているのお子さんに多いのですが、ヘルパンギーナも小学生や大人でもかかることはあります。 難しく言いましたが、ようするに見て診断するのです。 当院は耳鼻咽喉科ですので、口・のどをしっかり見て診断することが出来ます。 血液検査やインフルエンザみたいに棒を突っ込んで診断することはありません。 ヘルパンギーナは口の奥である口蓋垂や口蓋扁桃のあたりに水泡ができることが多く、口の前方や舌にできることは少ない傾向にあります。 一方、手足口病は舌や口の前の歯茎などに水泡が現れます。 もちろん手のひらや指の間、足の裏などにも水泡があれば診断ができます。 ヘルペス性歯肉口内炎など口の中に水泡ができる疾患や手足に発疹の出る他の病気との区別をすること、まれにですが髄膜炎や脳炎などを合併すること、もあるので病院できちんと診断してもらってくださいね。 どちらもエンテロウイルス属であるエンテロウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、ポリオウイルスなどが原因である感染症のことです。 エンテロウイルスには70種類以上の型があり、その中の種類にもよりますが、エンテロウイルス感染症では症状も似ていることが多いのです。 同じエンテロウイルス属であっても、ポリオウイルスとは異なるウイルスですので、残念ながらポリオワクチンでは効果がありません。 また、ポリオ以外のエンテロウイルス属のウイルスにワクチンはないのが現状です。 ええっ?? なんか難しいですよね。 難しいことは抜きにして、どちらもウイルスの病気なので、 抗生物質は効果がなくて『治す薬はない』のです。 ということは、自分の免疫力で治す病気なので、栄養を取ってしっかり休むのが一番の薬です。 そうすれば1週間もあれば自然に治ります。 しかし、どちらも大人でもかかる疾患でウイルスの種類によっては、まれではありますが、重症化する場合があります。 例えば、ヘルパンギーナは熱性けいれんが合併しやすいウイルスの場合があるといわれています。 また、手足口病では脳炎や脊髄炎、ギランバレー症候群を起こすことがあるウイルスのタイプもあります。 もちろん、ほとんどの手足口病やヘルパンギーナでは重症化せずに自然治癒します。 でも、注意は必要ですね。 手足口病やヘルパンギーナの感染経路は糞口感染あるいは飛沫感染です。 ワクチンがないので、手洗いやうがいなどで予防をしましょう。 具体的に言いますと「熱が下がって、十分に食事がとれるようになったら」ということになります。 手足口病の場合は発疹が消失することも目安の一つになります。 第二種感染症のプール熱(咽頭結膜熱)は「主要症状が消退した後2日を経過するまで」となっていますので、手足口病やヘルパンギーナはずいぶん早く出席停止が解除になります。 ただし、糞便中に感染後1か月ほどはウイルスが排泄されるといわれていますので、出席停止が解除になっても全く感染しないということではありません。 特におむつ替えの時やトイレでは、感染力は強くありませんが、しばらくは注意はしておいた方がよいでしょう。 手足口病やヘルパンギーナの感染経路は糞口感染もしくは飛沫感染です。 ワクチンがない感染症ですので、手洗いやうがいなどで予防しましょう。

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ヘルパンギーナ・手足口病

ヘルパンギーナ と 手足 口 病

当院ではまだ、今のところ大流行といった感じではありませんが、保育所や幼稚園によっては流行しているところもあり、全国的には手足口病の流行がみられています。 ところで皆さん、手足口病やヘルパンギーナってご存知ですか? 夏になるとよく出てくる感染症なのですが知っていますか? 子供さんのいらっしゃる方なら聞いたことがあるかもしれませんが、俗にいう『夏かぜ』のひとつです。 夏に流行がよく見られるもので有名な感染症が3つあります。 手足口病とヘルパンギーナ、あとプール熱(咽頭結膜熱)です。 これらのことを3大夏かぜというように呼んだりもします。 今回はその夏かぜの中から手足口病とヘルパンギーナについてお話します。 手・足・口の中だけではなく、口のまわりやひじやひざ、おしりにも水疱ができることがあります。 発熱していて、のどが痛さのあるかぜ症状がある上に、手や足に水ぶくれが出来てたりすれば手足口病を疑います。 まわりで流行があったり、手足口病の発疹を見たことがあったりすれば、病院でなくて自宅でも割と診断がつきやすい疾患です。 当院での自験例を参考してみてください。 口の中は分かりにくいですが、口のまわりや手・足に水疱性の発疹が多くみられます。 手足口病は保育園・幼稚園に通っているのお子さんに多いのですが、小学生や大人でもかかることはありますので注意してください。 夏かぜといわれるように、熱が出て、のどが痛くなるのが基本の感染症になります。 手足口病よりは38~40度の高い熱が出ることが多いですが、2-3日で解熱することがほとんどです。 発熱と咽頭痛以外は特徴的な症状はあまりありません。 しかし、ヘルパンギーナも夏に流行する感染症ですので、周りの状況と症状で疑います。 手足口病と同様に保育園・幼稚園に通っているのお子さんに多いのですが、ヘルパンギーナも小学生や大人でもかかることはあります。 難しく言いましたが、ようするに見て診断するのです。 当院は耳鼻咽喉科ですので、口・のどをしっかり見て診断することが出来ます。 血液検査やインフルエンザみたいに棒を突っ込んで診断することはありません。 ヘルパンギーナは口の奥である口蓋垂や口蓋扁桃のあたりに水泡ができることが多く、口の前方や舌にできることは少ない傾向にあります。 一方、手足口病は舌や口の前の歯茎などに水泡が現れます。 もちろん手のひらや指の間、足の裏などにも水泡があれば診断ができます。 ヘルペス性歯肉口内炎など口の中に水泡ができる疾患や手足に発疹の出る他の病気との区別をすること、まれにですが髄膜炎や脳炎などを合併すること、もあるので病院できちんと診断してもらってくださいね。 どちらもエンテロウイルス属であるエンテロウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、ポリオウイルスなどが原因である感染症のことです。 エンテロウイルスには70種類以上の型があり、その中の種類にもよりますが、エンテロウイルス感染症では症状も似ていることが多いのです。 同じエンテロウイルス属であっても、ポリオウイルスとは異なるウイルスですので、残念ながらポリオワクチンでは効果がありません。 また、ポリオ以外のエンテロウイルス属のウイルスにワクチンはないのが現状です。 ええっ?? なんか難しいですよね。 難しいことは抜きにして、どちらもウイルスの病気なので、 抗生物質は効果がなくて『治す薬はない』のです。 ということは、自分の免疫力で治す病気なので、栄養を取ってしっかり休むのが一番の薬です。 そうすれば1週間もあれば自然に治ります。 しかし、どちらも大人でもかかる疾患でウイルスの種類によっては、まれではありますが、重症化する場合があります。 例えば、ヘルパンギーナは熱性けいれんが合併しやすいウイルスの場合があるといわれています。 また、手足口病では脳炎や脊髄炎、ギランバレー症候群を起こすことがあるウイルスのタイプもあります。 もちろん、ほとんどの手足口病やヘルパンギーナでは重症化せずに自然治癒します。 でも、注意は必要ですね。 手足口病やヘルパンギーナの感染経路は糞口感染あるいは飛沫感染です。 ワクチンがないので、手洗いやうがいなどで予防をしましょう。 具体的に言いますと「熱が下がって、十分に食事がとれるようになったら」ということになります。 手足口病の場合は発疹が消失することも目安の一つになります。 第二種感染症のプール熱(咽頭結膜熱)は「主要症状が消退した後2日を経過するまで」となっていますので、手足口病やヘルパンギーナはずいぶん早く出席停止が解除になります。 ただし、糞便中に感染後1か月ほどはウイルスが排泄されるといわれていますので、出席停止が解除になっても全く感染しないということではありません。 特におむつ替えの時やトイレでは、感染力は強くありませんが、しばらくは注意はしておいた方がよいでしょう。 手足口病やヘルパンギーナの感染経路は糞口感染もしくは飛沫感染です。 ワクチンがない感染症ですので、手洗いやうがいなどで予防しましょう。

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