八幡 陽乃 ss。 【俺ガイル・陽乃SS】雪乃「安価で比企谷君を更生させましょう」 八幡「はぁ?」

八幡「あ、あれは…………」陽乃「」テクテクテク

八幡 陽乃 ss

陽乃「ひ〜きが〜やくんっ!お姉さんとデートしよっ?」 八幡「嫌です」 陽乃「いつになっても釣れないなぁ比企谷君は」 八幡「それより雪ノ下さん、なんで総武校にいるんすか?」 陽乃「比企谷君に会いたかったから?」 八幡「そういうの勘違いするんでやめてください」 陽乃「え?別に勘違いしちゃっても良いんだよ?」 八幡「はぁ……相変わらずですね陽乃さん」 陽乃「むぅ…」 八幡 何この可愛い生物……あ、そっぽむいた何それ可愛い 八幡「で雪ノ下さんは本当は何をしに来たんですか?」 陽乃「まぁ雪乃ちゃんにママから伝言預かっててね。 あ、比企谷君に会いに来たのはホントだよ?」 八幡「はいはい、でも雪ノ下は今日は部活来ませんよ。 なんか用事があるとかなんとか」 陽乃「え?そうなの?なんだつまんないのー」 八幡 ん?何かつまらなくなる要素あった? 陽乃「じゃ、いいや。 比企谷君デーt」 八幡「嫌ですキリッ」 陽乃「まだ最後まで言ってないのにぃ〜」 八幡 やだ何可愛いんだけど昔の俺だったら即惚れして告白して振られちゃう……俺振られんのよかよ! 陽乃「じゃあさ、お姉さんとゲームしない?どうせ暇でしょ?」 八幡「まぁ暇って言ったら暇ですね……ゲームって何するんですか?」 陽乃「愛してるゲーム?」 八幡「何ですかその如何にもリア充がやってそうなゲームやりませんてかリア充爆ぜろ」 陽乃「うわぁ……」 八幡「や、ちょっその「コイツ何言ってんの〇ね」みたいな顔でこっち見ないでください泣きそうです」 陽乃「じゃあ……しよ?」 八幡「……仕方ないやりますか、でもどんなゲームか分からんので教えて下さい」 陽乃「おっけい!じゃあまずは私の真正面に座って?」 八幡「は?」 陽乃「え?私なんか変な事言った?」 八幡「いや、空耳なら良いんですけどなんか今真正面に座れと言われたような……」 陽乃「うん、そう言ったよ?」 八幡「無理です」 陽乃「もしかしてこんな美人のお姉さんの前に座るのが恥ずかしいの?ニヤニヤ」 八幡「いや、ただ座りたくないだけです」 陽乃「むぅ……早く座って!」 八幡「くっ……分かりましたよ座ればいいんでしょ座れば」 陽乃「よし!んじゃ私が愛してるって言うから比企谷君は私を見つめてて?」 八幡「それはさすがに無r」 陽乃「見ろ」 八幡「……はい 今なにかおぞましいものを見た気がする…… 」 陽乃「んじゃいくよ?」 八幡「……うっす」 陽乃「愛してる」 八幡「……」 面と向かってこんなことを言われるとは嘘でも嬉しい……というかなんかこそばゆい感じがする。 陽乃「愛してるよ」 八幡「……」 俺の心臓が通常の1. 5倍速で動いている。 ドッドッドっと拍動し、しっかりと自分でも感じることが出来る。 この音漏れてないだろうか? 陽乃「比企谷八幡君、愛してるよ」 八幡「っ……!」 今のは卑怯じゃないか!?まずいかおが紅潮してきた……汗も出てきた…… 八幡「そろそろやめませんか?」 陽乃「あと1回だけ!……ね?」 八幡「……分かりましたよ、あと1回だけですからね」 陽乃「うん!じゃあ……いくよ!」 あと1回だけ耐えればこの壁を超えられる!耐えろ比企谷八幡!耐えるんだ! 陽乃「八幡愛してる……大好き」 八幡「ドキッ!! 」 なんだ今のは!ドキってした!八幡の心臓ドキってした!何これヤバイ無理楽しい 八幡「ちょっ雪ノ下さん最後のは卑怯ですよ!」 陽乃「えへへっ」 可愛すぎる……くっ……屈するな八幡!! 八幡「じゃ、じゃあ次俺言います!」 おいおい何言ってんだ俺!? 陽乃「ふぅん、良いよ?」 八幡「そ、そんじゃいきます!」 陽乃「きて……」 八幡「愛してるよ……陽乃」 陽乃「キュンッ」 バタンッ その時何が起こったかは分からなかった。 だが少ししてその声を聞いた時分かった。 陽乃「比企谷君……好きっ……大好きっ……」 「チュッ」 八幡「!?ゆ、雪ノ下さn」 再び彼女は唇を重ねてきた。 しかも一回目とは違い長く、そして後半は陽乃さんの舌が俺の口の中に侵入してきた。 陽乃「はぅ……ん……んむっ……」 八幡「んっ……ふぅ……」 ようやく解放されて雪ノ下さんの顔を見ると彼女は照れていて、それでもしっかりとこちらを見据えながら耳元に囁いた。 陽乃「八幡……今の……私の初めてだから……ね?」 続く.

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#1 陽乃と酔った八幡

八幡 陽乃 ss

八幡 Side 土曜日の午後そろそろ夕方になる頃、本を買いに出ていた帰り道、平塚先生を肩に抱え買い物袋を持って歩く雪ノ下さんに出会った。 八「…えっと、こんにちは。 何かあったんですか?」 陽「あはは…、実はね今日の午前に婚活パーティに行ってたみたいなんだけどね。 そこで惨敗だったみたいで、自棄酒に付き合わされてたんだ」 さすがに人を抱えて歩くのは辛いのか、それとも自棄酒が大変だったのか、かなり疲れているようだ。 陽「それで飲んでた場所でも暴れちゃってね、お店を追い出されちゃって…。 それで今度は私の借りているマンションが近いということで、『陽乃の家でもっと飲むぞ~』って騒いでたんだけどさっき寝ちゃって」 八「…なるほど」 俺も偶に呼び出されては合コンの愚痴を聞かされたりするが、お酒を飲めるわけではないので愚痴だけで済んでいるのだろう。 それだけでもすごくめんどくさいのに、さらに酔っ払いの相手となると本気で大変そうだ。 はぁ、と一つ溜息を吐くと、雪ノ下さんも溜息を吐いた。 八「…もしよければ手伝いましょうか?」 陽「いいの?」 八「ええ、俺も合コンの愚痴なんかを偶に聞かされますが、それだけでも疲れるのを知ってますから」 陽「じゃあお願いしようかな」 それを聞き背中を向け屈む。 陽「逆側を持ってくれればいいんだよ?」 八「それだと歩きづらいでしょう?それだったらおぶって行きますよ。 それに雪ノ下さんには家の鍵を開けてもらったりする必要があるでしょうから」 陽「そっか、ありがとう」 そういって平塚先生をゆっくりと背中に乗せたので足を抱えて立ち上がる。 陽「それじゃあ行こうか」 と歩き出した雪ノ下さんの後を歩き出す。 少しして目的地に着いた、どうやら本当に近かったらしい。 そして雪ノ下さんの家に付きリビングのソファーに平塚先生を寝かせる。 八「それでは俺はこれで」 陽「あ、ちょっと待ってせめて何か飲んでいって、もし良かったら御飯もご馳走するから」 八「…分かりましたいただきます」 そして飲み物とお菓子を出してくれたので、それを貰いながら学校での奉仕部の話等をしていると、平塚先生が目を覚ました。 平「…何で比企谷が居るんだ?」 陽「比企谷君は静ちゃんをここまで連れてくるのを手伝ってくれたんだよ」 平「そうか…、比企谷」 八「なんですか」 平「お前も自棄酒に付き合え」 八「いやいや無理ですから、未成年にお酒を付き合せないでください」 平「なんだと、私の酒が飲めないのか~」 (ああ、この人はまだ酔っ払っているのか、これはめんどくさいことになりそうだ…) 早く帰ればよかったな。 なんて考えながら溜息を吐いていると、平塚先生は雪ノ下さんが持っていた買い物袋から一升瓶を取り出して開ける 平「法律がなんだ、そんなのばれなければいいんだ」 酔っ払いに何か言ってもしょうがないだろうから言わないが、少なくても教師が言っていい言葉じゃないだろうに…。 陽「静ちゃん酔い過ぎだよ。 今日はもうお酒はやめて寝よう」 雪ノ下さんがそう言うが、気にせずお酒を開ける平塚先生。 そして、俺の方に近づいてきて、俺を押し倒すと馬乗りになり、お酒の瓶を口に突っ込んできた。 八幡 Side out [newpage] 陽乃 Side 静ちゃんが比企谷君の口に瓶を押し込んで無理矢理お酒を飲ませるのを見て、すぐに駆け寄って静ちゃんを突き飛ばした。 陽「比企谷君大丈夫?」 八「ゴホッ、ゴホッ、ふぁいにゃんとか」 呂律が回っていない、さすがにあんな飲まされ方をされたらお酒を飲む人でもきつい。 それなのに相手は未成年だ。 ふらふらと頼りない感じで座る比企谷君の様子を見る。 とりあえず吐き気が有る様には見えないので水を持ってくる。 陽「はいお水、これ飲んで楽にしてて」 そういって渡すと両手で飲んでいる。 比企谷君はこれでしばらくは様子見かな、問題は…。 静ちゃんの方を見ると、瓶から直接お酒を飲んで笑っていた。 陽「静ちゃん酔っ払いすぎ、比企谷君に何かあったらどうするの?」 平「あれくらい大丈夫、だいじょ…Zzzz」 そんなことを言ってお酒を抱きながら寝てしまった。 大丈夫じゃないから言ってるんだけどな、かといって今起こしても覚えてない可能性が高いし、余計大変なことになりそうなのでそのまま寝かせるため、お酒を取り上げ念のため毛布を二枚持ってきて一枚を掛ける。 お酒が入ったまま横になったせいで、お酒がこぼれてカーペットに染みている。 せめてこういうことは自分の家でやって欲しいものだ。 疲れた私はとりあえずソファーに座り比企谷君を見る。 彼は座ったまままだふらふらしていた。 陽「比企谷君、私のベットを使って寝ていいからね」 そう言った私を見るとふらふらと近寄ってきた。 陽「どうしたの?」 何かあるのかと考えているとさらに近づき私のお腹辺りに抱きついてくる。 陽「え、ちょ、比企谷君?」 いきなりの事で混乱する。 そして抱きついたままこちらに顔を向けた比企谷君の目は腐ってなく、さらに 八「ひゃるのお姉ひゃん」 なんて言ってきた。 それがあまりにも可愛くて抱きしめたくなる。 そんな葛藤の中、比企谷君の目が今にも泣きそうなほどウルウルとしだす。 陽「ど、どうしたの?」 どうしていいか分からず、そう聞くことしか出来なかった。 八「あにょね、僕も頑張っへるんだよ。 しょれなのに小町からはごみぃちゃん扱いされて、雪ノ下からは罵倒され、由比ヶ浜からはキモイって言われて、平塚先生には愚痴に付き合わされたら、その後難癖つけて殴ってきて「スッキリした」ってサンドバックみたいに扱うし。 それに僕の名前知ってるのに葉山がヒキタニなんて呼ぶから、みんなしてヒキタニ、ヒキタニって…」 ああ、酔っぱらった事で普段から溜まってる鬱憤を吐き出しているのか、確かに彼はそんな扱いをされているのを私も見ている。 おそらくはみんなも比企谷君が怒ったりしないからそれに甘えているんだろうけど、いくら親しい仲でも何も思わないはずは無いもんね。 静ちゃんはもはや親しいとか言う以前でしょ、愚痴と言うのは今回みたいな男性に関することがほとんどだろう、そしてそれで殴るって…。 隼人に関してはどうなんだろう、比企谷という漢字を読めないとは思えないし、雪乃ちゃんと唯一であろう仲が良い男子としての嫉妬や対抗心なのか、比企谷君一人を馬鹿にしてそれ以外の『みんな』で仲良くする為なのか、はたまたその両方か…。 呂律も段々回るようになってきているようで少し安心した。 そういえば、私の名前は出てこなかったけど私のことはどう思っているんだろう? 陽「ねえ比企谷君。 私は?結構君をからかったりしてると思うんだけど」 八「陽乃お姉ちゃんは、確かに僕をからかったりするからちょっと苦手だけど、僕のことを馬鹿にしたりしないから好き」 まさかの好き発言に頬が熱くなる。 今の比企谷君は素直になっていて、それが真実だと分かるから余計その言葉を嬉しく感じる。 (こんなに嬉しく感じるなんて、私もやっぱり彼のことが好きなんだ) 陽「そっか、ありがとう」 そう言って比企谷君の頭を撫でる。 八「エヘヘ」 ああ、可愛い。 静ちゃんがやったことは許してはいけないことだけど、心の中で感謝はしよう。 (静ちゃんの暴走のおかげで、こんなに可愛い比企谷君を見れたし、好きだって言って貰えたよ。 ありがとう) 陽「私も比企谷君の事好きだよ」 私がそう言うと、比企谷君は嬉しそうな顔から頬を膨らませて睨んでくる。 陽「そっか、ごめんね八幡君」 八「えへへ、陽乃お姉ちゃん僕の事好き?」 陽「うん、好きだよ」 八「僕も陽乃お姉ちゃん大好き」チュッ へ?い、今唇にキスされた? 私がキスされた事で頭がいっぱいになっているのに、彼は今度は私に抱きつき、ほっぺた同士をすり合わせている。 まかさこんな風にファーストキスを奪われるとは思わなかった。 ただ、嫌な感じはしない。 むしろ相手が好きな人で嬉しいぐらいだ。 だから私は抱きついてきている彼を抱きしめ返す。 八「陽乃お姉ちゃん暖かくて気持ち良い」 陽「そう?」 八「うん、暖かくてなんだかねむ、く……Zzzz」 ありゃ、寝ちゃったか、私は彼をそっとソファーに寝かせて、静ちゃんの時に一緒に持ってきたもう一枚の毛布を掛ける。 そして彼の頭を持ち上げ膝枕をして、彼の頭を撫でながらテレビを見ることにした。 [newpage] 八「う、ん」 3時間ほど経ちどうやら彼が目を覚ましたようだ。 陽「八幡君大丈夫?」 八「へ、雪ノ下さん?なんで、…痛っ」 陽「ああ、ちょっと待ってて、お水持ってくるから」 そう言ってコップにお水を入れて戻ってくる。 陽「はい、これ飲んで」 八「ありがとうございます」 お水を飲んで少しは落ち着いたみたいだ。 八「それで、何で俺は雪ノ下さんに膝枕されていたのでしょうか?」 陽「…寝る前のことはどこまで覚えてる?」 八「寝る前……あっ」 何か思い出したのか目を見開いたかと思うと、 八「すいませんでした」 と、土下座されてしまった。 陽「えっと、もしかして思い出した?」 八「全部か分かりませんけど…、平塚先生にお酒を飲まされて、雪ノ下達の愚痴を言ったり、雪ノ下さんに甘えたような記憶が…」 陽「…うん、私に甘えた内容は?」 八「っ、雪ノ下さんのお腹に抱きついて、雪ノ下さんのことをお姉ちゃんと言ったり、雪ノ下さんの事を好きと言ったり、名前で呼んで貰ったり…」 陽「それだけ?」 八「……雪ノ下さんにキスをして抱きつきました」 陽「…うん、全部覚えてるね」 八「じゃ、じゃあやっぱり、キスした事とかは」 陽「うん、本当のことだね」 「あ~~」と悶える八幡君、まああんなことをいきなりしたらそうなっても仕方が無いだろう。 しばらく悶えていたが、また土下座をする。 八「本当にすいませんでした」 陽「…八幡君さ、そこまで覚えているなら、私が言ったことも覚えてるよね?」 八「はい、多分」 陽「八幡君に好きだって言われて私はどう返したかな?」 八「私も好きだと返してくれました」 陽「うん、だからね、その、私も好きな人とのキスだったんだから、そこまで気にしないでいいと言うか、あまり気にされると逆に悲しいと言うか…」 八「え、でもあれは酔っ払った俺に合わせてくれたんですよね?」 ああ、そう思われていたのか、あれは紛れも無い私の本心なんだけどな。 やっぱり素の比企谷君は、その辺り鈍いと言うかなんと言うか… 陽「ああ、もう」 きっと、この後言葉で言っても彼のことだから分かってくれないか、はぐらかそうとすると思ったので、私は彼の両頬を抑えキスをする。 八「ん!?」 唇を強く押し付けるだけのキス、それでもはっきりと分かるように5秒ほどキスをした。 陽「どう、これで分かった?私は君にキスされて嫌だったどころか嬉しかったの!」 八「は、はい」 陽「あとね、できれば私の事は名前で呼んで欲しいな。 それとできれば二人きりの時だけでもいいから、また陽乃お姉ちゃんって呼んで?」 八「…では、陽乃さんで、後お姉ちゃん呼びに関しては善処させていただきます」 陽「うん、あ、あと私が好きって言うのは本当?」 八「…はい、確かにからかわれたりするのは苦手です。 でもそれは俺に好意があると勘違いするのが怖くて、中学の時はそれで苛められる事になりましたので、それ以外ですと酔っ払っている時にも言ったと思いますけど、俺のことを悪く言わないで普通に接してくれますし、見た目もすごく綺麗でその、す、好きです」 うん、告白されたことは何回もあるけど、やっぱり彼に好きだと言われるのは嬉しい。 彼は私の仮面に気づいても普通に接してくれる。 それに私も彼と一緒にいて楽しい。 そんな彼のことがやっぱり好きだと再確認する。 だから… 陽「八幡君私と付き合ってください」 八「…はい、よろしくお願いします」 そして私達はまたキスをした。 陽乃 Side out [newpage] 八幡 Side 陽乃さんと付き合うようになりキスをした後、時間も時間なので晩御飯を食べることになった。 とりあえず、小町に御飯はいらないとメールしようとすると、 陽「あ、今日は家に泊まってもらうからそれも伝えておいてね」 と言ってきた。 付き合ったばかりでと、思うがやはり年頃であるから期待もしてしまう。 陽「期待してるところ悪いけど、そういうことじゃないからね?そもそも静ちゃんだっているんだし」 顔に出ていたのか… 陽「八幡君普通にしているように思ってるんだろうけど、お酒で顔真っ赤だし、お酒の匂いがしっかりしてるからね。 そのまま帰って警察に尋問とかされても困るでしょ?」 なるほど、そういうことか 八「わかりました。 八「じゃあとりあえず、理由は帰ってから言う事にして、その時にでも」 陽「そうだね、付き合う経緯なんかも聞かれるだろうし私も一緒に行くね」 そして陽乃さんの手作りの御飯を食べる。 陽「味はどうかな」 八「すごく美味しいです」 陽「そっか良かった」 そう微笑む彼女はいつもよりも綺麗に感じた。 やっぱり彼女と言うことはそれだけで大きいのだろう。 八「しかし平塚先生起きませんね」 陽「あー、静ちゃんはね、お酒で寝ちゃうと結構朝まで起きないことも多いからね」 八「そうなんですか」 そう他愛無い会話をしながら御飯を食べ終わる。 本当に美味しかったです。 陽「さて、八幡君は念のためお風呂は明日にした方がいいかな」 八「そうなんですか?」 陽「うん、お酒を飲んですぐは危険みたいだから」 八「分かりました」 陽「じゃあ私は入ってきちゃうけど、テレビでもそこにあるDVDでもゲームでも好きに使っていいから」 八「はい」 しばらく映画を見せて貰っていると、陽乃さんがお風呂から上がってきた。 陽「ん?どうしたの?」 陽乃さんに見とれて固まっていた俺の顔を覗き込むように聞いてくる。 八「あ、いえ、陽乃さんに見とれてました」 ってなにを正直に言ってるんだ俺は。 そして陽乃さんの顔を見ると、顔を真っ赤にしていた。 陽「い、いきなり何を言うのかな君は」 八「す、すいません」 2人して固まってしまう。 陽「あ、そうだ。 八幡君は今日私とベットで寝てね」 八「え?」 更に陽乃さんが爆弾を落としてきてまた固まってしまった。 陽「何考えてるか分かるけど、恋人なんだし同じ布団で寝るぐらい良いでしょ?それに恋人をソファーで寝かせたくないし」 八「あ、なるほど」 陽「残念だった?」 そう言ってニヤけて顔を覗きこんでくる。 八「そ、そんなことないですよ」 陽「ふふっ、そっか」 絶対に見透かされている。 この人には勝てる気がしない。 陽「じゃあそろそろ寝ようか」 八「はい」 そして陽乃さんと部屋に行き布団に入る。 そういうことしないと分かっていても緊張する。 そしてドキドキして寝れるかなと考えていると陽乃さんが抱き付いてきた。 八「は、陽乃さん?」 陽「えへへ、今日は最高の抱き枕があって幸せ、八幡君も私を抱き枕にして良いからね」 そう言われてので戸惑いながらも抱きついてみる。 柔らかくていい匂いがしてきた。 陽乃さんの抱き心地を堪能していると、頭を胸に抱きかかえられた。 八「陽乃さん?」 陽「どう私の抱き心地は」 八「…最高です」 陽「そっか、うれしいな」 確かに緊張はしている、でもあまりの心地よさにそのまま眠りについた。 [newpage] 次の日起きると陽乃さんが横で笑顔で俺の顔を見ていた。 八「おはようございます」 陽「うん、おはよう」 八「機嫌が良いですね」 陽「まあね、朝起きると好きな人が横に居るのは幸せだなと思って」 ああ、それは分かる。 俺も今幸せな気持だから。 陽「じゃあ起きようか、私は朝御飯の準備をするね」 八「何か手伝える事あります?」 陽「ううん座ってていいよ。 私の手料理食べて欲しいから」 そう言うと陽乃さんは俺の頬にキスをして部屋を出て行った。 陽乃さんのキスに思考が少し固まるが、更に幸せな気持ちになりベットを出てリビングに向かう。 そこには大の字でお腹を出して大口を開けて寝る平塚先生が居た。 だらしないなと思いつつ近くに転がる毛布を掛ける。 しばらくして御飯が出来たと陽乃さんが声をかけてくれた。 陽乃さんの美味しい御飯を堪能していると、平塚先生が起きてきた。 ボサボサの髪でお腹を搔きながら、 平「なんで比企谷が居るんだ?」 と聞いてきた。 俺と陽乃さんは溜息をつき昨日平塚先生が寝るまでのことを説明する。 どうやら平塚先生はまったく覚えて居ないらしく、自分がした事を信じられないようだった。 陽「静ちゃん、一応言っておくけど嘘は何一つ言ってないからね」 八「ええ、嘘は何一つないです」 平「そ、そうか…。 私は帰るから」 そう言っていそいそと家から出て行った。 八「逃げましたね」 陽「逃げたね。 私としてはまだ話し終わってないし、お礼も言おうと思ってたんだけど」 八「まあ、俺達が付き合う切っ掛けをくれたのは確かですからね。 褒めたりはまったく出来ないですけど」 陽「そうだね、何一つ褒められないけどね」 そして二人で笑い合う。 午前中は陽乃さんと一緒に遊んで過ごした。 昼食を食べて家に向かう。 家に着きチャイムを鳴らすと小町が出てきた。 小「あ、お兄ちゃん昨日どこに泊まったの?お兄ちゃんにも泊めてくれる友達が居たんだね。 もしかして雪乃さんか結衣さんとか?」 八「とりあえず落ち着こうか、まずは家の中に入ろう。 陽乃さんもどうぞ中に」 小「え、陽乃さん?」 陽「お邪魔します小町ちゃん」 小「陽乃さんいらっしゃい。 何故兄と?」 八「その事も含めて話があるから」 そう言って入ると小町はお茶とお菓子を用意してからリビングにやってきた。 小「それで話しって?」 八「ああ、まず昨日泊まったのは陽乃さんの家だ」 小「…え、ええぇぇぇぇ?」 八「驚くのは分かるが続きを話すからな」 小「う、うん」 そして昨日平塚先生と陽乃さんに会った事、平塚先生を陽乃さんの家に運んだ事、平塚先生にお酒を無理矢理飲まされた事を話す。 小「そんな事があったんだ、しかし教師が生徒に無理矢理お酒を飲ますって、しかも瓶を直接口に押し込んだって…」 本当にな、あの人いつかお酒が原因で捕まるんじゃなかろうか…。 陽「それとね今日私が来たのは報告があるんだ」 小「報告ですか?」 陽「うん、私達付き合うことになりました」 陽乃さんがそう言うと、小町がしばらく固まる。 小「………え?ドッキリ?」 陽「ううん、事実」 小「え、えええええぇぇぇぇ」 そして俺と陽乃さんの交際は続き、高校卒業と同時に籍を入れ、大学卒業してすぐに結婚式を挙げる。 陽乃さんと付きあってからも色々とあるのだが、俺は幸せに過ごすことが出来た。 [newpage] あとがき あれ~、短い短編を書くつもりだったのに、気づいたら予定の倍くらい長くなってた…。 色々と書きこもうとしすぎてるのかな…。 最後に短編物を『短編』というシリーズで纏める事にしました。

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陽乃「...かあいい」 比企谷「はぁ」

八幡 陽乃 ss

vip2ch. vip2ch. 05 ID:sB7pfCBiO [由比ヶ浜結衣の憂鬱] 結衣「ヒッキーとゆきのんが付き合ってる? 冗談きついよゆきのん…………」 ゆきのん「…由比ヶ浜さん。 私と比企谷君は本当に付き合っているの」 結衣「そうなんだ。 ……じゃ、おまえ[ ピーーー]よ」グサッ ゆきのん「うっ……」バタン 比企谷「ゆ、雪乃? ゆきのーーー!」 結衣「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは。 いいきみだ。 バイバイ、ゆきのん。 ……ねぇ、ヒッキー。 今からデートしない? 」 比企谷「そうだな。 ゆきのん「私はナイフで刺されたぐらいでは死なないのだけれど」 終わり.

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