ハムラアキラ 悪い うさぎ ネタバレ。 うさぎたちは何処へ消えた?「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」6話

ハムラアキラ5話ネタバレあらすじと感想|悪いうさぎX

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ネタバレ Posted by ブクログ 2020年01月02日 葉村晶シリーズ三作目にして初の長編。 今まで短編ならではのキレの良さと後味の悪さのバランスにハマっていたので、長編ではどんな感じなのかと思ったが、想像以上に良かった! 葉村晶シリーズでは、現実世界と同じように時が進んでいるらしく、『プレゼント』のときは20半ばだった葉村晶が30代になっている。 この設 定も個人的には好きなポイント また、今回は長編ということもあって葉村晶がなかなかにボロボロにされていて、さすがに少し不憫に思った。 そんなときも心の中で毒を吐く主人公だからそれでも楽しく読めるのだろうな、、。 最初は登場人物がどんどん出てきて多少混乱したが、読み進めるうちに止まらなくなってのめり込むようにページをめくっていた。 地味に大家の光浦好き。 葉村晶との絡みがなんかほっこりする。 肝心の事件の真相はかなりの胸くそでした。 でもクセになる〜〜• ネタバレ Posted by ブクログ 2017年08月16日 葉村晶シリーズ初の長篇。 メインの事件の他に、並行していくつかの事件を解決するパターンの小説はいくつかある。 全然関連のない事件をひょいひょい解決する探偵もいるけれど、葉村晶の場合は、ひとつの事件のやっかいが次の事件のやっかいを連れてきて、5つ6つのやっかい事を抱えながら悪戦苦闘して、最後の最後に ドミノ倒しのように事件を解決する。 だから長篇の方が読みごたえがあって面白い。 今回だって、最初の事件で骨折した足を何度踏まれたことだろう。 足を引きずりながら駆け回り、家に帰ってお風呂で丹念にマッサージをして、次の日また踏まれるという…。 つくづくついてない探偵と言ってもいい。 しかも今回は拉致監禁され、自分の弱さと徹底的に向き合わねばならない羽目に陥る 普通は自分の弱さを知ったことで、弱さを乗り越える方向に話すがすすむが、作者は彼女の弱さに追い打ちをかけるように責め立てる。 事件自体も行方不明になった少女、殺された少女、家出したミチル、誰一人救われない。 歪んだ自意識、事なかれ主義、仲間意識など、大人の都合に振りまわされる少女たち。 本当に胸の悪くなるような事件で読むのが辛い部分もあったけれど、葉村晶の行動から目を離すことはできなかった。 Posted by ブクログ 2017年07月09日 甘やかされて育ったせいで全く手乗っせられない、ワガママな乱暴者 悪びれず繰り返す結婚詐欺師 連続疾走・殺人事件 スタンスとして、かなり淡々と捜査を進めているところが、プロの探偵らしく、面白かった。 それと、やはり周りの人に助けられながら、捜査していくことで、名探偵も1人ではない、みんなに支えられ ているありがたさを、強く感じました。 主人公の羽村晶は、運が悪いというか、ちょっと間が悪かったり、押し付けられたりするところはあるが、 自分のことを客観的に見ているし、窮地に陥ったときも、客観的を突き詰めて、逆にポジティブな考え方をしているところが、かっこよかった。 人付き合いが苦手というか、とてもドライなので、 順調な場面ではネガティブに見えるが、 窮地になると逆にポジティブに感じられて、 結果、読後感がなんとも不思議な一冊でした。 ただ、追い詰められたときの精神的な弱さが、ちょっと悔しかった。 もう少し強いというか、タフというか、弱さを前面に出されるのは、ちょっと違和感でした。。 Posted by ブクログ 2017年01月20日 葉村晶シリーズ第3弾。 シリーズ初の長編。 家出した女子高校生を連れ戻すために、ヘルプに駆り出された晶。 連れ戻すことには成功したが、同行者とトラブルとなり、ナイフで刺され、骨折をすることから始まる。 何とも、不幸を呼ぶ晶らしい始まり方だが、ここまでが「前哨戦」この先、長い長いトラブルが待っている。 女子高校 生の失踪、殺人、友人に近づく結婚詐欺…これでもかってくらいに次から次へと問題が発生する。 それを決して格好良くはないけど、人間臭く乗り越えていく葉村晶に完全にハマった。 次作「さよならの手口」は先に読んでしまったので、残るは「静かな晴天」のみ。 ちょっと寂しい…• Posted by ブクログ 2020年06月14日 葉村晶シリーズ、長編。 テレビでこれを見たときなんと胸糞の悪い話だろうと思った。 可愛らしいタイトルそして表紙。 なのにそこ潜む人間の狂気。 そう、出てくるすべての人々は、気持ち悪いとしか形容できない。 物語は家出した少女を見つけるところから始まる。 いきなり登場するのが、世良松夫。 こいつの言葉 は聞くに耐えない。 12頁「いつまでもこうしているこたあねえだろ。 アバズレを野郎の股ぐらから引きずり出し、ケツのひとつもはたいてやって、さっさとあがろうぜ」 一時が万事こんな感じだ。 しかもあろうことか家出少女、平ミチルに襲いかかる…。 さて、なんとかこの男の悪の手から救出した葉村晶であるが、物語はどんどん不穏な方向へ向かっていく。 ギラギラした二八会の会員たちと、消えた少女たちの謎が次第に近づく。 ウサギたちを追い詰める。 人はここまで歪めるのか。 いや、これは物語だとわかっていて、自分は傍観者だからそう言えることなのかもしれない。 当たり前だが自分の中には黒いものが渦巻いていてその黒いものはふとした瞬間に外へ漏れ出す。 匿名ならばわからない、自分だったら何とかできる、変えられる、そんな虚栄心と絶望感と焦燥感と優越感と、ありとあらゆるものが混ざり合う。 この物語では人が死ぬからひどいと思うが、実際の世界ではどうだろう。 現実世界では人を殺していなくてもバーチャルな世界で同じように人を殺してはいないか。 完璧などあり得ない、万能なんかじゃない。 言葉を使うことの難しさを、他人を理解することの難しさを、痛感せずにはいられない。 flowerforhana.

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ハムラアキラ原作ネタバレ|最終回「悪いうさぎZ①」アキラを襲う後遺症

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『ハムラアキラ』6話のあらすじネタバレ 柳瀬綾(小野花梨)殺害容疑で逮捕された小島雄二(三井理陽)は、滝沢美和(田中珠里)の殺害も自供しますが、その後取調室にて自殺。 古書店にはいつも通り、野々村(松尾貴史)、柿崎(中村靖日)、アケミ(大後寿々花)、浅川(浦上晟周)が集まっていました。 みんなで情報を共有します。 小島の自白には信憑性がないと睨む葉村晶(シシド・カフカ)。 浅川は美和と綾と共に映る水地佳奈(黒崎レイナ)の動画を見つけます。 晶はアケミのコミュ力に期待し、美和が買ったパソコンの配送先を店員から聞き出すよう依頼します。 平ミチル(井頭愛海)が荷物を持って晶の部屋にやって来ました。 平義光(木下ほうか)から、この件が片付くまでは晶にお世話になるようにと言われたとのこと。 義光の言動を不審に思う晶。 晶は佳奈の写真を見せますが、ミチルは知らないと答えます。 アケミは美和の購入したパソコンは佳奈の自宅に配送されたことを掴みます。 浅川が「水地佳奈」を検索しますが情報は得られず。 富山泰之(中村梅雀)は「水地」から独特の連想を展開。 「コバンザメ」として検索にかけるとヒット。 佳奈は「コバンサメちゃん」というネームで出会い系サイトに登録していました。 晶は平夫妻に食事に誘われます。 その席で晶は平貴美子(生田智子)から、美和は辻亜寿美(筒井真理子)に殺されたのだと思っていたと聞かされます。 野中則夫(羽場裕一)からの情報によると亜寿美はお金に困っているとのこと。 保険金目的で亜寿美ならやりかねないと貴美子は言います。 そんな貴美子を「いい加減にしなさい」と義光は窘めます。 野中は日本のビジネス界を改革するエリート集団68会のメンバーで、優秀な経営コンサルタントだと貴美子は続けます。 気分を害した様子の義光は外に出て行ってしまいました。 晶は義光の様子から、何か知っていることがあるのではないかと推測し尋ねますが、義光は知らないと答えるのでした。 ミチルと共に晶が帰宅すると、部屋の前に富山が。 防犯のため階段付近に感知識ライトを取り付けたと。 ミチルの家の秘密を突き止めた柿崎たちも、その情報を伝えようと晶に会いに来ますがミチルに遠慮して帰りました。 ミチルは柿崎たちが、かつて平家で起きた「満ちゃん誘拐事件」のことを知ったのだと気づきます。 自分が生まれる前、ミチルの兄にあたる満が誘拐されて殺されたのだと語るミチル。 貴美子にはずっと「満ちゃん」と呼ばれているとのこと。 ミチルは殺された兄の代わりをずっとさせられていたのでした。 古書店で情報の共有をする晶といつものメンバーたち。 柿崎の調査によると、68会とはバブル時代にアメリカに留学した若きエリート集団のことであり、義光、野中、滝沢喜代志(大鶴義丹)に加え、不動産ディベロッパーの山辺秀太郎(神尾佑)、元生命保険会社勤務の大黒重喜(田中要次)からなる5人であるとのこと。 アケミは美和の買ったパソコンの配送先である佳奈の住所を提示。 美和はここに居るかもしれないと言います。 こっそり陰で聞くミチル。 晶は佳奈のマンションに向かいますが、ミチルも無理やりついて行きます。 マンションに着き管理人に佳奈のことを訪ねますが、不愛想に追い出されてしまいます。 そこへ亜寿美から電話が。 警察に任せるので調査は終了してくださいとのこと。 亜寿美は美和を殺した犯人は小島だと考えているようでした。 晶の部屋に速見治松(津田寛治)と柴田要(板橋駿谷)がやって来ます。 小島の顧客リストのコピーを晶に提供し、情報のギブ&テイクを要求。 そのリストを覗いたミチルは「これ、顧客リストなんかじゃないよ。 私が書いて綾に渡したもの」と言います。 綾は美和に言われてスマホからガラケーに変えた際、間違えてデーターを消去。 ミチルが共通の友人の連絡先を書いて渡してあげたのだと。 綾はこの紙をいつもサイフに入れていたと言います。 小島は綾の財布からお金と共に、このリストも一緒に抜き出していたのでした。 その夜、岡田が訪ねてきました。 美和のことを聞かれた晶は「美和さんは多分、水地佳奈の家に居る」と伝えます。 岡田は、佳奈は美和の家で働いていた家政婦の明石佳代の娘だと伝えます。 姓が違うと指摘する晶に「親と子で姓が違うのはよくある」と岡田。 佳代は家出をした佳奈を捜すために家政婦を辞めたとのことでした。 晶は岡田に「一緒に佳奈のマンションに行って欲しい」と頼みます。 その代わりに美和のコートのポケットに入っていた佳奈の手紙を見せる晶。 岡田はその手紙に書かれていた「大金を稼げるバイト」で何か思いついた様子。 古書店から出た岡田とすれ違いざまにぶつかるミチル。 岡田の顔を見ます。 部屋に戻り、ミチルは晶に「さっきの人誰?どこかで会った気がする」と伝えるのでした。 アケミは晶を外に呼び出します。 浅川の協力で、佳奈と綾は家出仲間だったことを突き止めたと言います。 アケミは美和が2人にSNSを辞めさせた本当の理由は、家出少女が泊めてくれる家を捜すための神待ちを辞めさせるためだったと推測。 かつて自分自身も家出少女だったアケミは、家出少女のしたたかさを心得ており、佳奈は被害者ではなく加害者側ではないかと考えていたのでした。 晶は岡田と共に佳奈のマンションを再び訪れます。 岡田が警察手帳を見せ協力を仰ぐと、ころっと態度を変える管理人。 先月の中旬、佳奈の叔父と名乗る人が来て引っ越しをすると申し出たと言います。 佳奈がストーカーに狙われているとのことで、この件は内密にして欲しいと頼まれたとのこと。 もう1人の男性と共にパソコンとダンボールを運び出し、後の荷物は残したまま。 管理人が処分したと言います。 その後美和が佳奈を訪ねて来ていたと。 岡田の調べで佳奈には叔父はいないことが判明。 晶は佳奈は家出少女の売春組織に関わっており、更生させたくて必死だった美和が邪魔となり殺したのではないかと推察します。 浅川から電話が。 佳奈の援交相手を見つけたとのこと。 アケミと浅川と共に晶はその男性と会います。 佳奈と付き合っていた時もあったと言うその男性は、佳奈はしっかりバイトもしており、足りない分だけ援交をしていたのだと話します。 佳奈は美和から月10万の援助を受けており、お金をもらっている内は本当の友人になるのは無理だと愚痴をこぼしていたと。 佳奈は美和に断ろうとしたが、美和の方が援助を止めなかったとのこと。 佳奈は母親の葬式代として美和に借りた200万円だけは返させてもらうと、ゲームに参加するバイトをすると話していたと言います。 晶はそのバイトとは、佳奈の手紙にあった3日で200万稼げるという美和に紹介されたバイトではないかと考えます。 部屋に戻ると、ミチルが1枚の写真を見せ「やっぱりあの人、山辺さんちの正太郎君だったよ」と言います。 その写真には68会のメンバーと共に岡田が写っていました。 驚く晶。 それは滝沢喜代志の別荘で撮った写真とのことでした。 そして、その別荘近くの川に佳奈の遺体が…。 スポンサーリンク 『ハムラアキラ』6話のネタバレ感想 今回は野々村、柿崎、アケミ、浅川の面々が大活躍でした。 彼らの調査により、かなりの新しい事実が明らかになりました。 佳奈と綾は家出少女仲間だったとのこと。 そして美和と親しかった家政婦の明石佳代の娘が佳奈だったのですね。 美和から月10万の援助を受けていた佳奈。 美和からすれば佳代から受けた恩もあり、佳奈を助けたい思いと佳奈のそばにいたい思いの上でやっていたことだったはずですが、佳奈にとっては苦しかった様子。 母親の葬式代に借りた200万を返すためにやることにした、ゲームに参加するというバイトが怪しすぎます。 そして68会なるもの。 ミチルの記憶と持ってきた写真から、岡田はそのメンバーの中の山辺の息子だということが判明しました。 驚きです。 ゲームに参加するバイトに68会が関わっている様子。 そして岡田も。 ずっと暗い表情だった岡田。 犯罪に関わっていなければいいのですが。 来週最終回なのですね。 シシド・カフカさん演じる晶の独特の空気感が好きだったので、残念でたまりません。 佳奈はどうやら亡くなっているようでした。 美和は無事なのか。 最終回をしっかり見届けます。 アケミちゃん以外の、3人の愉快な仲間達の背景は語られないのか。 話は十分面白いが、出演者を揃えてるだけに勿体ない。 原作あるんだし、是非同じメンバーで続編をお願いしたい。 — エリザベスかりん 織新ジョームロ滝眞海 karintyann 6話。 少しづつピースが繋がり来週7話が楽しみ。 あけみちゃんの深堀りよかったな。 他メンバーも深掘りしてほしい。 続編大希望。 さて、最終回、3日で200万円のゲームとは? 「悪いうさぎ」の結末の鍵を握る山辺の息子・岡田正太郎(間宮祥太朗)は敵か味方か? ワクワクする展開で、最終回が楽しみですね。 『ハムラアキラ』7話(最終回)のあらすじ 公式サイトが発表している『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』7話(最終回)のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。 葉村晶(シシド・カフカ)はミチル(井頭愛海)から手渡された昔の写真から調査中の事件の裏に岡田(間宮祥太朗)が暗躍しているのではないかと疑い始める。 そんな折、美和の母・亜寿美(筒井真理子)から至急の電話があり、飛び出した葉村は、突然後ろから襲われ監禁されてしまう。 なんとか逃げ延びた葉村だったが亜寿美が自殺したことを知り、ミチルにもつらくあたってしまう。 岡田に詰め寄る葉村は、滝沢(大鶴義丹)や野中(羽場裕一)が良からぬ「ゲーム」をしていることを知るが、その詳細は分からないまま。 その時、行方知れずになっていたミチルが「ゲーム」に参加するという情報を得て・・・。 nhk. html.

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ドラマ『ハムラアキラ』原作ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

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少女たちはどこに消えたのか? 家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。 好評葉村晶シリーズ (「BOOK」データベースより) 前回のをご覧頂いたツイ友のMさんから『探偵っつーよりハリウッド映画のスパイみたいw』とメッセ頂きまして。 そこで、もちっと現代ニッポンのリアルな探偵ヒロインは居ないものかと本棚を漁ってみたら…ありましたありました。 クールでもタフネスでもない、フリーの女性調査員・葉村晶が主人公の「悪いうさぎ」。 フリーの調査員といえば聞こえはいいが、要するに何でも屋、フリーターだ。 月に六十万以上稼ぐときもあれば、六千円のときもある。 忙しいときは寝るヒマもないし、仕事がなければ即、飢える。 六十万円稼いでワッハッハの月はあまり無い模様。 葉村さん、お暇な時は一組あたり九十円のイヤリング作りの手内職まで請け負う女工哀歌。 うっうっうっ、 フリーター稼業は厳しいのう。 ところで「悪いうさぎ」は葉村晶シリーズの3冊目にあたります。 で、長編としては1冊目。 私個人としては、シリーズ中で一番「悪いうさぎ」が好きなのですが、もしもこれから若竹七海の葉村晶シリーズを読もうという人がいるならば。 悪いことは言わない。 前2冊の短編から、手を出した方が良い。 ただでさえ災難続きのトラブル体質な葉村晶が、短編ならともかくとして、長編小説だと まるまる1冊分の災難てんこもりドンと来い状態。 細木数子もびっくりの大殺界で、読んでるだけで不幸に腹いっぱい。 んもぅ可哀相で涙ちょちょ切れちゃうよ。 作者の若竹七海は、主人公の葉村晶に何か恨みでもあるのかい?! どこらへんが災難なのかというと、そもそもの最初の1ページ目から。 家出した女子高生を連れ戻す依頼で、足の甲を骨折してナイフで刺されて入院&手術。 しかもやったのは同じ調査員仲間よ? その調査員仲間には謝罪されるどころか、逆恨みされて自宅アパートまで襲撃され、なおかつそいつのモンペママンに『うちの松夫ちゃんに精神的苦痛を与えた』とハンドバッグでぽかぽか頭を殴られるのよ? 家出少女は夜中に警察署まで呼び出すし、その果てに家まで押しかけてくるし、少女の親や知り合いに呼ばれて出向いても、水の一杯も出やしない。 数少ない友人は結婚サギにひっかかりそうだし、忠告しようと思えば逆ギレされる。 玄関にゴミはぶちまけられるしカラスには襲われるし、通りすがりの人には骨折した足を踏まれるし。 拉致されてトラックの荷台に二日間監禁されるわ、そのせいで暗所恐怖症にはなるわ、 乗ったタクシーの運転手さんには延々と痔の話をされるわ。 「アルマジロの尿が効くって話を小耳にはさんだんだけれど」 運転手は言った。 「アルマジロの尿っていったいどこで買えばいいのかわからなくて、困ってるんです。 これがいまいちばんの悩みですよ」 わたしは彼が心底うらやましかった。 「おまえはいいうさぎだな。 前のうさぎたちも、いいうさぎだったが、おまえほどじゃないな。 一度罠にかかったうさぎってのは、ホントにおとなしくなるもんだ」 災難続きの葉村さん。 着るのは赤いアノラック。 かぶるのは黒い、うさぎのかぶりもの。 んー、山登りとだけ言っておこうかな?ただの山登りじゃないけどね。 だって賞金200万円だしね。 だって災難続きの葉村さんだしね。 山道を行く、赤いアノラックを着た黒いうさぎが、果たして良いうさぎなのか悪いうさぎなのかは判らねど。 いやあ、探偵って大変。 ハリウッド映画のスパイとはちょっと違う、現代ニッポンのリアル(?)な探偵哀歌でした。 ところでアルマジロの尿って、いったいどこで売ってるんでしょうね? きっと葉村さんなら探し出してくれる。 運転手さん、ご依頼お待ちしてます。 シシドカフカが葉村晶ってのは「ずいぶん若返ったね~!葉村ちゃーん!」(原作では四十肩だし)と喜ばしいところですが、悪いうさぎか…とうとう…シシドカフカの世界残酷物語か…。

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