だから、僕は音楽をやめた 歌詞。 【ヨルシカ/ノーチラス】歌詞考察 エイミーは何故この曲を残したのか。 遺作の真意に迫る

ヨルシカ だから僕は音楽を辞めた

だから、僕は音楽をやめた 歌詞

ご存知ですか? 去年から引っ張りだこのアーティスト、 ヨルシカ 「聞いたことはあるけど…」 「全く知らなかった... 」 そんな方もいるでしょう👂! では知らない人のために…👇 男女二人組 と知って私は最初驚きました。 ! 歌っているのは suis スイ という 女性。 しかし作詞作曲は ボーカロイドプロデューサー n-buna ナブナ という男性。 らしいのです。 考えたって分からないし、 青空の下、君を待った 風が吹いた正午、 昼下がりを抜け出す想像 ねぇ、これからどうなるんだろうね 進め方教わらないんだよ 君の目を見た何も言えず僕は歩いた 🔑 君の目とは? もう少し進めます。 考えたってわからないし 思春なんてつまらないし 辞めた筈のピアノ、 机を弾く癖が抜けない ねぇ、将来何してるだろうね 音楽はしてないといいね …困らないでよ 答えを言ってしまうと、 君 とは 音楽 のことなんです。 主人公は Bメロで ピアノをやめました。 音楽に未練があるんですね。 しかし、将来音楽ではない何かをしなければならないけれど想像ができない。 そうです。 これは 夢を追うことと 社会という現実の 矛盾に悩む歌 なんですね。 10代のそれも受験期、 私たちが将来を考えさせられる時期です。 まるでそこで決めなければならないみたいに。 そして 好きなもので生きていきたい、のに 現実は冷たい風当たり。 これほどに 10代らしい歌は ありそうでなかったと思います。 このように、この歌の中に出てくる 君 とは 自分の大事に思うもの、=音楽 のことで まるで人のように表現しています。 ねぇ、将来何してるだろうね 音楽はしてないといいね …困らないでよ 先程のBメロにこんな歌詞がありましたが してないといいね、の後 困らないでよ、の歌詞までに 少しの間があります。 聞けばこの間が、何が言いたいのか きっと分かります。 そう、この間が 会話の沈黙のように聞こえるのです。 これは私を、本当に驚かせた。 歌詞だけでも 曲だけでも生み出せない感動です。 その両方がなければ表現できない 間。 この間によって うつむいた主人公、主人公の本音が垣間見えます。 タイトルにもありましたが この歌詞の最大の魅力は この歌詞が 会話文 になっていること。 それも君=音楽と。 心の中の声と喋っているようになっているのです。 それを表現するのは 〇〇ないんだ 、 〇〇ってと言った口語的口調。 どこか言い聞かせるような、 どこか言いたくてしょうがないような、 そんな、 心の叫びと 冷静に考えたい自分の 葛藤が浮かびます。 この歌詞が会話文になっていることによって 自分が 二人いるように感じます。 そして 以下 ラストサビより、 僕だって信念があった 今じゃ塵みたいな想いだ 何度でも君を書いた 売れることこそが どうでもよかったんだ 本当だ 本当なんだ 昔はそうだった だから僕は 僕は音楽を辞めた 歌詞にもあるように、 音楽をするのは 利益のためではなく、 ただ 君 ここでは大事な人のこと のことを書いていれればよかった。 なのに純粋に音楽をしていられる 時期は過ぎてしまった。 現実を考えると、音楽だけでは食べていけない。 それで音楽で生きていくのは難しい状況に直面し だから僕は音楽を辞めた この曲は一文字も無駄のない、巧妙な歌詞です。 本当に素晴らしかったです。 最後に、 これは一番のBメロにある 机を弾く癖が抜けない この歌詞です。 共感する人も多いのでは? こんなにどんぴしゃな表現で 共感させながら、未練を表現する言葉があるなんて。 癖、というところが いかに自分に染み付いているものかわかりますね。 だから一文字も無駄がない。 パステルカラーの 3Dという 全く新しい絵で 爽やかでとても綺麗でした。 このMVに出てくる女の子は 君 = 音楽 で、 冒頭は駅のホームのシーンに女の子と並んでいるところから始まりますが、 それは一緒にこれからの人生を音楽も連れていこうとする気持ち、が表現されています。 しかし、途中からだんだんいなくなってしまう。 、 最後には消えてしまう。 歌詞と合わせてMVも楽しんでみてください。

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ヨルシカ

だから、僕は音楽をやめた 歌詞

ヨルシカ「だから僕は音楽を辞めた」の意味を考察してみた 曲全体の解釈 まず前提として、この楽曲は 少年エイミーと少女エルマの歌です。 アルバムの他の曲にも度々登場するこの二人の曲なんですね。 そしてこの曲で一番印象的な「あんたのせいだ」のあんたとは少女エルマのことを言っています。 しかし少年エイミーは 本当は自分のせいだってことは分かってるんです。 ラスサビへの流れでついにエイミーは「間違ってることは分かってる」と認めます。 音楽とか儲からないし 歌詞とか適当でもいいよ どうでもいいんだ 間違ってないだろ 間違ってないよな・・・ 間違ってるんだよ わかってるんだ ~ (ラストサビ) ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より でも「自己防衛(防衛本能)」のために自分以外の何かのせいにしなくては生きていられなかった。 昔は「売れることこそがどうでもいい」「何度でも君(エルマ)のことを書こう」という信念があった。 でもそれは昔のことで、成長するにつれてその信念は変わってしまった、「売れたいのに売れない劣等感」。 人間たちは自分を認めてくれない・・・。 ヨルシカ楽曲「」のMVより だから、音楽なんて儲からない、人間たちが幸せそうにしている「愛や世界や人生」なんてどうでもいいものだろ? 自分には手に入らない満たされないものを自分から否定することを自分を守っていた。 「あんた(エルマ)のせいだ」と何度も言うことだってそうです。 自分を守るためにはそう自分を正当化するしかなかった。 でも「そんな風に感じている自分こそが間違っていることは分かっていたんだ」と最後には認めます。 だけど認めてしまったことでエイミーは「自己防衛」できなくなってしまいます。 信念を失ってしまったことを認めたエイミーは、音楽を辞め、この世を去ります。 (この楽曲のアンサーソングとも言える「ノーチラス」にてエイミーはこの後、毒を呷って入水自殺したことが描かれています) 歌詞の意味の解釈 それでは歌詞の意味について考察していきます。 この曲は PVの描写も歌詞の重要な心情を補完してくれています。 合わせて見ていきます。 考えたってわからないし 青空の下、君を待った 風が吹いた正午、昼下がりを抜け出す想像 ねぇ、これからどうなるんだろうね 進め方教わらないんだよ 君の目を見た 何も言えず僕は歩いた 考えたってわからないし 青春なんてつまらないし 辞めた筈のピアノ、机を弾く癖が抜けない ねぇ、将来何してるだろうね 音楽はしてないといいね 困らないでよ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この歌詞は、まだ自分の中で信念が消え去ってはいなかった頃の描写。 PVでもエイミーの後ろにはちゃんとエルマがいて、エイミーは何度も彼女の方を振り返ります。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 空を飛ぶ鳥や青い空が印象的です。 将来について漠然な不安を感じてはいるけれど、まだ空白の将来にちょっとだけ淡い期待も残っている。 そんなエイミーの心情。 心の中に一つ線を引いても どうしても消えなかった 今更なんだから なぁ、もう思い出すな ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より しかし音楽に対して心の中で距離をとり始めていたエイミー。 (距離をとったことも自分を守るための防衛本能だったのかも) でも一度距離をとっても消えてくれなかった、思い出すんじゃないと自分に言い聞かせる。 間違ってるんだよ わかってないよ、あんたら人間も 本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ 正しいかどうか知りたいのだって防衛本能だ 考えたんだ あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この時点の間違ってるんだよは自分以外の人間に対して言っている。 そしてこの曲の歌詞でたびたび登場する「人間」とは何か。 印象的ですよね。 他のヨルシカ楽曲を見ても「人間」という単語は何度も登場するんですが、エイミーの世界には「自分」「エルマ」「人間」の3種類しかいないんです。 だから 自分とエルマ以外は全部「人間」というひとくくりの存在なんだと解釈してます。 そしてあんたら人間は間違っている、分かってないと叫んでいる。 人間たちが大切にする「本当のこと、愛、世界、苦しさ、人生」全てがどうでもいいものだと。 そしてそう考えている自分こそが正しいはずだ。 そう思いたいのは防衛本能だ。 僕は間違ってない。 あんた(エルマ)のせいだ。 そして1番サビ終わりには空を星が周る描写が挟まれます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より これは「星が早回しで周る」つまり1番と2番の間で時が経ったことを示しているんじゃないでしょうか。 そして2番へと入っていきます。 考えたってわからないが、本当に年老いたくないんだ いつか死んだらって思うだけで胸が空っぽになるんだ 将来何してるだろうって 大人になったらわかったよ 何もしてないさ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より エイミーは大人になった。 そして将来について抱いていた淡い期待すらも崩れ去ってしまった。 自分は何も成していない・・・。 幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ 満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 幸せな人たちを憎みたくないのに憎いと思ってしまう。 そしてこの頃にはもう彼の音楽の信念は崩れはじめていました。 「売れたいのに売れない 化け物みたいな劣等感」をどうしても満たすことができない。 間違ってないよ なぁ、何だかんだあんたら人間だ 愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ ラブソングなんかが痛いのだって防衛本能だ どうでもいいか あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 「愛や救いや優しさ」そういった自分にないものを、「気味が悪い」と否定することで自分の中の虚しさを見ないようにしてる。 本当は自分も「愛や救いや優しさ」で満たされたいのに、手に入らないから。 だから幸せなラブソングを聞いて心が痛くなるのだって、自分の心を守るための防衛本能なんだ。 僕は間違ってない。 あんた(エルマ)のせいだ。 2番サビの終わりで彼が放った紙飛行機は空を飛びながらも徐々に落ちていき、暗い海に入っていきます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この紙飛行機はエイミーが繰り返し歌詞を描いていたノートのページを折ったもの。 つまり「エイミーの音楽」そのものを表しているのでは。 それがついに暗いところまで落ちてしまった。 暗い海の底を歩きながらCメロが始まります。 考えたってわからないし 生きてるだけでも苦しいし 音楽とか儲からないし 歌詞とか適当でもいいよ どうでもいいんだ 間違ってないだろ 間違ってないよな・・・ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 音楽なんて儲からない、歌詞なんて適当でいいでしょ? エイミーは終始自分に手に入らないものを自分から否定することで自分の心を守ってる。 何もかもどうでもいい・・・そう思う僕は間違ってない。 間違ってないよな・・・? 心の隅に常にあった自分こそが間違っているという思いを、エイミーはついに無視できなくなっていきます。 そして印象的なピアノの転調が入るシーン。 ハッと何かに気がついた様子のエイミーは振り返り、 エルマがいなくなっていることに気づきます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 彼の音楽の信念「何度でも君(エルマ)を書く」ということすらも失ってしまったことに気づいた瞬間。 今まで彼の後ろについていた少女は、 彼の音楽の信念の象徴だったですね。 間違ってるんだよ わかってるんだ あんたら人間も 本当も愛も救いも優しさも人生もどうでもいいんだ 正しい答えが言えないのだって防衛本能だ どうでもいいや あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より ついに僕こそが間違ってる。 本当はそんなこと分かってたと認めてしまいます。 自分が間違ってるって、そう正しい答えが言えなかったのだって、それは自分の心を守るための防衛本能だったんだ。 だって認めてしまったら僕は生きていけなくなってしまうから。 でももうそんなことすらどうでもいい・・・。 あんた(エルマ)のせいだと言ってしまおう。 僕だって信念があった 今じゃ塵みたいな想いだ 何度でも君を書いた 売れることこそがどうでもよかったんだ 本当だ 本当なんだ 昔はそうだった だから僕は音楽を辞めた ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より でも今こんなになってしまった僕でもかつては信念があったんだという独白。 エルマにだけはそれを分かっていて欲しい。 本当だったんだ、昔はそうだったんだ。 だから僕は、音楽を、辞めた。 まとめ ヨルシカさんの楽曲「だから僕は音楽を辞めた」の解釈の考察でした。 色々な解釈があると思いますが、私が自分なりに納得できた解釈をまとめてみました。 ヨルシカさんの楽曲はPVがちゃんと曲にリンクしていて凝っているので、PVと歌詞をリンクさせていくとより感情移入できる気がしています。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!.

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だから、僕は音楽をやめた 歌詞

ヨルシカ「だから僕は音楽を辞めた」の意味を考察してみた 曲全体の解釈 まず前提として、この楽曲は 少年エイミーと少女エルマの歌です。 アルバムの他の曲にも度々登場するこの二人の曲なんですね。 そしてこの曲で一番印象的な「あんたのせいだ」のあんたとは少女エルマのことを言っています。 しかし少年エイミーは 本当は自分のせいだってことは分かってるんです。 ラスサビへの流れでついにエイミーは「間違ってることは分かってる」と認めます。 音楽とか儲からないし 歌詞とか適当でもいいよ どうでもいいんだ 間違ってないだろ 間違ってないよな・・・ 間違ってるんだよ わかってるんだ ~ (ラストサビ) ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より でも「自己防衛(防衛本能)」のために自分以外の何かのせいにしなくては生きていられなかった。 昔は「売れることこそがどうでもいい」「何度でも君(エルマ)のことを書こう」という信念があった。 でもそれは昔のことで、成長するにつれてその信念は変わってしまった、「売れたいのに売れない劣等感」。 人間たちは自分を認めてくれない・・・。 ヨルシカ楽曲「」のMVより だから、音楽なんて儲からない、人間たちが幸せそうにしている「愛や世界や人生」なんてどうでもいいものだろ? 自分には手に入らない満たされないものを自分から否定することを自分を守っていた。 「あんた(エルマ)のせいだ」と何度も言うことだってそうです。 自分を守るためにはそう自分を正当化するしかなかった。 でも「そんな風に感じている自分こそが間違っていることは分かっていたんだ」と最後には認めます。 だけど認めてしまったことでエイミーは「自己防衛」できなくなってしまいます。 信念を失ってしまったことを認めたエイミーは、音楽を辞め、この世を去ります。 (この楽曲のアンサーソングとも言える「ノーチラス」にてエイミーはこの後、毒を呷って入水自殺したことが描かれています) 歌詞の意味の解釈 それでは歌詞の意味について考察していきます。 この曲は PVの描写も歌詞の重要な心情を補完してくれています。 合わせて見ていきます。 考えたってわからないし 青空の下、君を待った 風が吹いた正午、昼下がりを抜け出す想像 ねぇ、これからどうなるんだろうね 進め方教わらないんだよ 君の目を見た 何も言えず僕は歩いた 考えたってわからないし 青春なんてつまらないし 辞めた筈のピアノ、机を弾く癖が抜けない ねぇ、将来何してるだろうね 音楽はしてないといいね 困らないでよ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この歌詞は、まだ自分の中で信念が消え去ってはいなかった頃の描写。 PVでもエイミーの後ろにはちゃんとエルマがいて、エイミーは何度も彼女の方を振り返ります。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 空を飛ぶ鳥や青い空が印象的です。 将来について漠然な不安を感じてはいるけれど、まだ空白の将来にちょっとだけ淡い期待も残っている。 そんなエイミーの心情。 心の中に一つ線を引いても どうしても消えなかった 今更なんだから なぁ、もう思い出すな ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より しかし音楽に対して心の中で距離をとり始めていたエイミー。 (距離をとったことも自分を守るための防衛本能だったのかも) でも一度距離をとっても消えてくれなかった、思い出すんじゃないと自分に言い聞かせる。 間違ってるんだよ わかってないよ、あんたら人間も 本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ 正しいかどうか知りたいのだって防衛本能だ 考えたんだ あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この時点の間違ってるんだよは自分以外の人間に対して言っている。 そしてこの曲の歌詞でたびたび登場する「人間」とは何か。 印象的ですよね。 他のヨルシカ楽曲を見ても「人間」という単語は何度も登場するんですが、エイミーの世界には「自分」「エルマ」「人間」の3種類しかいないんです。 だから 自分とエルマ以外は全部「人間」というひとくくりの存在なんだと解釈してます。 そしてあんたら人間は間違っている、分かってないと叫んでいる。 人間たちが大切にする「本当のこと、愛、世界、苦しさ、人生」全てがどうでもいいものだと。 そしてそう考えている自分こそが正しいはずだ。 そう思いたいのは防衛本能だ。 僕は間違ってない。 あんた(エルマ)のせいだ。 そして1番サビ終わりには空を星が周る描写が挟まれます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より これは「星が早回しで周る」つまり1番と2番の間で時が経ったことを示しているんじゃないでしょうか。 そして2番へと入っていきます。 考えたってわからないが、本当に年老いたくないんだ いつか死んだらって思うだけで胸が空っぽになるんだ 将来何してるだろうって 大人になったらわかったよ 何もしてないさ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より エイミーは大人になった。 そして将来について抱いていた淡い期待すらも崩れ去ってしまった。 自分は何も成していない・・・。 幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ 満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 幸せな人たちを憎みたくないのに憎いと思ってしまう。 そしてこの頃にはもう彼の音楽の信念は崩れはじめていました。 「売れたいのに売れない 化け物みたいな劣等感」をどうしても満たすことができない。 間違ってないよ なぁ、何だかんだあんたら人間だ 愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ ラブソングなんかが痛いのだって防衛本能だ どうでもいいか あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 「愛や救いや優しさ」そういった自分にないものを、「気味が悪い」と否定することで自分の中の虚しさを見ないようにしてる。 本当は自分も「愛や救いや優しさ」で満たされたいのに、手に入らないから。 だから幸せなラブソングを聞いて心が痛くなるのだって、自分の心を守るための防衛本能なんだ。 僕は間違ってない。 あんた(エルマ)のせいだ。 2番サビの終わりで彼が放った紙飛行機は空を飛びながらも徐々に落ちていき、暗い海に入っていきます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より この紙飛行機はエイミーが繰り返し歌詞を描いていたノートのページを折ったもの。 つまり「エイミーの音楽」そのものを表しているのでは。 それがついに暗いところまで落ちてしまった。 暗い海の底を歩きながらCメロが始まります。 考えたってわからないし 生きてるだけでも苦しいし 音楽とか儲からないし 歌詞とか適当でもいいよ どうでもいいんだ 間違ってないだろ 間違ってないよな・・・ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 音楽なんて儲からない、歌詞なんて適当でいいでしょ? エイミーは終始自分に手に入らないものを自分から否定することで自分の心を守ってる。 何もかもどうでもいい・・・そう思う僕は間違ってない。 間違ってないよな・・・? 心の隅に常にあった自分こそが間違っているという思いを、エイミーはついに無視できなくなっていきます。 そして印象的なピアノの転調が入るシーン。 ハッと何かに気がついた様子のエイミーは振り返り、 エルマがいなくなっていることに気づきます。 ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より 彼の音楽の信念「何度でも君(エルマ)を書く」ということすらも失ってしまったことに気づいた瞬間。 今まで彼の後ろについていた少女は、 彼の音楽の信念の象徴だったですね。 間違ってるんだよ わかってるんだ あんたら人間も 本当も愛も救いも優しさも人生もどうでもいいんだ 正しい答えが言えないのだって防衛本能だ どうでもいいや あんたのせいだ ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より ついに僕こそが間違ってる。 本当はそんなこと分かってたと認めてしまいます。 自分が間違ってるって、そう正しい答えが言えなかったのだって、それは自分の心を守るための防衛本能だったんだ。 だって認めてしまったら僕は生きていけなくなってしまうから。 でももうそんなことすらどうでもいい・・・。 あんた(エルマ)のせいだと言ってしまおう。 僕だって信念があった 今じゃ塵みたいな想いだ 何度でも君を書いた 売れることこそがどうでもよかったんだ 本当だ 本当なんだ 昔はそうだった だから僕は音楽を辞めた ヨルシカ楽曲「だから僕は音楽を辞めた」より でも今こんなになってしまった僕でもかつては信念があったんだという独白。 エルマにだけはそれを分かっていて欲しい。 本当だったんだ、昔はそうだったんだ。 だから僕は、音楽を、辞めた。 まとめ ヨルシカさんの楽曲「だから僕は音楽を辞めた」の解釈の考察でした。 色々な解釈があると思いますが、私が自分なりに納得できた解釈をまとめてみました。 ヨルシカさんの楽曲はPVがちゃんと曲にリンクしていて凝っているので、PVと歌詞をリンクさせていくとより感情移入できる気がしています。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!.

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