ボリューム シャドウ コピー サービス。 ボリュームシャドウコピーサービス (VSS) 情報と VSS の問題のトラブルシューティング

SQL Server バックアップ アプリケーション

ボリューム シャドウ コピー サービス

こんにちは。 本ブログでは、ボリューム シャドウコピー サービス(以下、VSS) についてご紹介いたします。 弊社では VSS に関連したお問い合わせも多くいただいておりますので、VSS に関して基本的な仕組みとよくあるお問い合わせ事例についてまとめ、公開をさせていただきます。 本ブログが皆様のお役に立てば幸いです。 通常、サービスは停止しており、必要に応じて呼び出され、シャドウ コピーを作成します。 このシャドウ コピーをもとにバックアップを作成したり、そのまま保管して古いファイルを復元できるようにするなどの用途で利用されます。 つまりこの時点では、差分データを格納するための空の箱が確保された状況であり、この空の箱がシャドウ コピーの実体となるファイルです。 このように、ボリューム内のデータに変更が発生すると、その都度変更前のデータを Diff Area へ退避してゆくので、静止点を確保したタイミングへファイルを戻したい場合は、Diff Area に保存された以前のデータを使って復元を行うことができます。 ここで、次のシャドウ コピーを作成した場合の動作についても説明をしておきましょう。 このようにして退避した差分データを確定させ、新たな Diff Area に最新の変更データを退避していくことによりシャドウ コピーは複数の世代を管理することができ、復元したいタイミングのシャドウ コピーを利用して過去のファイルを復元することが可能です。 通常、シャドウ コピーを作成する際に Diff Area を意識する必要はありませんが、シャドウ コピーの実体としては「静止点を確保したタイミングからの差分データ」であることはご理解いただければ幸いです。 バックアップソフトなど。 VSS サービスを起動する最初のきっかけであり、バックアップ ソフトウェアなどが保有しています。 リクエスターによってシャドウ コピーの作成要求が出され、作成がスタートします。 exe VSS リクエスターからの要求を受け、VSS ライター 後述 やVSS プロバイダー 後述 を制御し、シャドウコピーの作成の過程のコントロールを行うコンポーネント。 すべてのアプリケーションが整合性のとれた状態になるために必要な処理を実施します。 アプリケーションごとに存在し、各 VSS ライターは自信に紐づいたアプリケーションの処理を行います。 整合性が取れることを確認した上でシャドウ コピーを作成するため、VSS サービスを通して VSS ライターとも密に連携して動作します。 それぞれのコンポーネントが連携してシャドウ コピーを作成します。 大まかな動作の流れは以下のようになっています。 既定の初期サイズはボリュームのサイズと残りの空き領域のサイズに応じて OS 内部ロジックによって計算され、32 MB ~ 3 GB のサイズで確保されます。 この領域に差分データが次々と格納されていきますが、差分データが初期サイズを上回ることが予想された場合、システムによって Diff Area は自動的に拡張され、継続して差分データが保存されてゆきます。 Diff Area の初期サイズは、レジストリ設定によって固定することも可能です。 Windows Server 2012R2 までの OS での固定可能な最大サイズは 3 GB、最小サイズは 300 MB です。 Windows Server 2016 では、最大サイズが拡張されており、50 GB まで指定が可能です。 注 1 : Windows Server 2012R2 では、以下の修正プログラムを適用することで Diff Area の固定可能な最大サイズを Windows Server 2016 と同じ 50 GB まで引き上げることができます。 文書番号: KB3145384 MinDiffAreaFileSize registry value limit is increased from 3 GB to 50 GB in Windows 8. 1 or Windows Server 2012 R2 注 2 : Diff Area サイズの指定は、ボリュームごとの指定ではなく、すべてのボリュームに一律で適用されます。 従って、例えば Windows Server 2016 でDiff Area のサイズを 50 GB に指定した場合、C ドライブなど容量が十分に確保できていないボリュームに関してはシャドウ コピーが作成できなくなります。 ご注意ください。 ・Diff Area の確保される場所について Diff Area は既定では、シャドウ コピーを作成する対象のボリューム内に確保されます。 シャドウ コピーはその中にファイルとして確認することができます。 次のシャドウ コピーを作成すると、Diff Area はその時点までの差分データとして確定され、それ以上の差分データはここには保存されません。 同時に新たなDiff Area が確保され、以降の差分データはこの新しい Diff Area に保存されるようになります。 Diff Area がその時点までの差分データとして確定される際に、Diff Area 内に空き容量があれば、この空き容量は解放されます。 ・シャドウ コピーとバックアップ これまでのご説明の通り、シャドウ コピーとは、確保した Diff Area に差分データを退避しているだけであり、ボリュームの完全なコピーを保管しているわけではありません。 この意味ではシャドウ コピーはバックアップではない、と言えます。 Diff Area の拡張に失敗したり、新たな Diff Area を確保できない場合に、シャドウ コピーの作成に失敗したり、古いシャドウ コピーが削除されることがありますので、バックアップとしての用途をお考えの場合は、バックアップ ソフトウェアでバックアップを取得する方がより確実です。 また、バックアップ ソフトウェアでバックアップを取得する際も、バックアップ中にボリューム内のデータに変更が発生する可能性があるため、一旦シャドウ コピーが作成されて、これをもとにデータをコピーする仕組みが一般的です。 コピーが完了してバックアップが完了すると、シャドウ コピーは削除されます。 シャドウ コピーの保管先の場所を変更したい。 現在は既定値のまま、シャドウ コピーを作成したボリューム内に格納しているので、これを消さずに別の場所へ移動させたい。 シャドウ コピーの保管先の場所を変更すること自体は可能です。 しかしながら、既存のシャドウ コピーを維持したまま変更することはできません。 一旦既存のシャドウ コピーをすべて削除したうえで、保管先を変更する必要があります。 保管先の変更は、以下の手順で行います。 1 ボリュームを右クリックし、[プロパティ] を開きます。 2 [シャドウ コピー] のタブを開きます。 3 対象ボリュームが選択されていることを確認して、[設定] をクリックします。 シャドウ コピー機能は無効の状態なのに、勝手に作成されている。 そのため、実際のシャドウ コピーの作成および保存動作とは異なり、VSSを使用するバックアップを実施した場合などシャドウコピーが保存されることがあります。 サード パーティ製のバックアップ ソフトウェアで、日次でバックアップを取得している。 一時的に作成されるシャドウ コピーはどこに作成されるのか。 バックアップ ソフトウェアに依存いたします。 しかし、サード パーティ製のバックアップ ソフトウェアでは、全ボリュームの空き容量を確認し、最も空いているボリュームを自動的に選択してシャドウ コピーを作成する動作となっているものもございます。 各事象については本ブログよりも詳細に説明していますので、詳しくは各公開情報を参照ください。 必要に応じてシャドウ コピーを削除することで、空き領域を作ることができるのですが、まれに削除に失敗することがあります。 シャドウ コピーが削除できなくてお困りの時はこちらの公開情報をご確認ください。 この公開情報は、主にWindows Server バックアップについて紹介していますが、シャドウ コピーに関しても説明がありますので、お役に立つ情報と思います。 この公開情報で修正プログラムのご説明をしています。 いかがでしたでしょうか。 本投稿が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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システムイメージの作成でバックアップに失敗する

ボリューム シャドウ コピー サービス

miyuki101010 さん、こんにちは。 マイクロソフト コミュニティへの投稿ありがとうございます。 0x807800A1, 0x800423F3 エラーでバックアップが失敗になってしまうのですね。 これは、バックアップ処理のどのタイミングでエラーになるでしょうか。 それとも今回初めての実行でエラーになってしまったのでしょうか。 まずは一般的なトラブル対応として、以下のようなことを確認してみてはいかがでしょう。 引き続き、解決に向けて手助けをさせていただきます。 問題の解決に役立った場合は、その返信を回答としてマークしてください。 返信ありがとうございます! これは、バックアップ処理のどのタイミングでエラーになるでしょうか。 システム ファイルの破損を検出・修復する以下コマンドを実行してみる >実行してもダメでした 「 」 >これも試しましたが、システム構成の所で必ずフリーズしてしまい何度も強制終了するハメに…。 もう疲れたのでパソコンを初期化しようと思い、初期化しようと思ったらWindowsメディアがいるとなるので回復ドライブを作成しようと思っても、 「このPCでは回復ドライブを作成できません」となります。 必要のないくつかのファイルが見つかりません。 PCが起動できないときに問題をトラブルシューティングするには、Windowsインストールディスクまたはメディアを使用してください。 と表示されます。 もう、このPCは何かが壊れていて、使えないのでしょうか? 今回このようになった経緯としては、Windowsの更新が自動で行われてからです。 その後、PCがうまく立ち上がらない事が続き、これはおかしいと思い、慌ててバックアップをとろうと思ってこの状態になっています。 更新がダメだったのかと思い、更新前に戻しています。 何をやっても上手くいかずどうすればいいのやら…。 ご回答お願い致します! miyuki101010 さん、ご返信ありがとうございます。 クリーン ブートを試そうとしてもフリーズしてしまうのですね。 回復ドライブ作成もエラーになってしまうとのことで、修復できない破損などが発生しているのかも知れません。 初期化用の Windows メディアについて、「」の手順でインストール メディアを作成することができます。 インストール メディアを作成し、「」を試してみてはいかがでしょう。 上書きインストールでは保存してあるデータや個人設定などはそのまま引き継がれますが、もしそれでも解消されないようであれば、重要なデータなどを手動で別媒体にコピーした上で Windows 10 の再インストールを行われた方が良いかも知れないですね。。。 引き続き、解決に向けて手助けをさせていただきます。 問題の解決に役立った場合は、その返信を回答としてマークしてください。

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Windows 10/8/7でボリュームシャドウコピーを設定する方法

ボリューム シャドウ コピー サービス

こんにちは。 本ブログでは、ボリューム シャドウコピー サービス(以下、VSS) についてご紹介いたします。 弊社では VSS に関連したお問い合わせも多くいただいておりますので、VSS に関して基本的な仕組みとよくあるお問い合わせ事例についてまとめ、公開をさせていただきます。 本ブログが皆様のお役に立てば幸いです。 通常、サービスは停止しており、必要に応じて呼び出され、シャドウ コピーを作成します。 このシャドウ コピーをもとにバックアップを作成したり、そのまま保管して古いファイルを復元できるようにするなどの用途で利用されます。 つまりこの時点では、差分データを格納するための空の箱が確保された状況であり、この空の箱がシャドウ コピーの実体となるファイルです。 このように、ボリューム内のデータに変更が発生すると、その都度変更前のデータを Diff Area へ退避してゆくので、静止点を確保したタイミングへファイルを戻したい場合は、Diff Area に保存された以前のデータを使って復元を行うことができます。 ここで、次のシャドウ コピーを作成した場合の動作についても説明をしておきましょう。 このようにして退避した差分データを確定させ、新たな Diff Area に最新の変更データを退避していくことによりシャドウ コピーは複数の世代を管理することができ、復元したいタイミングのシャドウ コピーを利用して過去のファイルを復元することが可能です。 通常、シャドウ コピーを作成する際に Diff Area を意識する必要はありませんが、シャドウ コピーの実体としては「静止点を確保したタイミングからの差分データ」であることはご理解いただければ幸いです。 バックアップソフトなど。 VSS サービスを起動する最初のきっかけであり、バックアップ ソフトウェアなどが保有しています。 リクエスターによってシャドウ コピーの作成要求が出され、作成がスタートします。 exe VSS リクエスターからの要求を受け、VSS ライター 後述 やVSS プロバイダー 後述 を制御し、シャドウコピーの作成の過程のコントロールを行うコンポーネント。 すべてのアプリケーションが整合性のとれた状態になるために必要な処理を実施します。 アプリケーションごとに存在し、各 VSS ライターは自信に紐づいたアプリケーションの処理を行います。 整合性が取れることを確認した上でシャドウ コピーを作成するため、VSS サービスを通して VSS ライターとも密に連携して動作します。 それぞれのコンポーネントが連携してシャドウ コピーを作成します。 大まかな動作の流れは以下のようになっています。 既定の初期サイズはボリュームのサイズと残りの空き領域のサイズに応じて OS 内部ロジックによって計算され、32 MB ~ 3 GB のサイズで確保されます。 この領域に差分データが次々と格納されていきますが、差分データが初期サイズを上回ることが予想された場合、システムによって Diff Area は自動的に拡張され、継続して差分データが保存されてゆきます。 Diff Area の初期サイズは、レジストリ設定によって固定することも可能です。 Windows Server 2012R2 までの OS での固定可能な最大サイズは 3 GB、最小サイズは 300 MB です。 Windows Server 2016 では、最大サイズが拡張されており、50 GB まで指定が可能です。 注 1 : Windows Server 2012R2 では、以下の修正プログラムを適用することで Diff Area の固定可能な最大サイズを Windows Server 2016 と同じ 50 GB まで引き上げることができます。 文書番号: KB3145384 MinDiffAreaFileSize registry value limit is increased from 3 GB to 50 GB in Windows 8. 1 or Windows Server 2012 R2 注 2 : Diff Area サイズの指定は、ボリュームごとの指定ではなく、すべてのボリュームに一律で適用されます。 従って、例えば Windows Server 2016 でDiff Area のサイズを 50 GB に指定した場合、C ドライブなど容量が十分に確保できていないボリュームに関してはシャドウ コピーが作成できなくなります。 ご注意ください。 ・Diff Area の確保される場所について Diff Area は既定では、シャドウ コピーを作成する対象のボリューム内に確保されます。 シャドウ コピーはその中にファイルとして確認することができます。 次のシャドウ コピーを作成すると、Diff Area はその時点までの差分データとして確定され、それ以上の差分データはここには保存されません。 同時に新たなDiff Area が確保され、以降の差分データはこの新しい Diff Area に保存されるようになります。 Diff Area がその時点までの差分データとして確定される際に、Diff Area 内に空き容量があれば、この空き容量は解放されます。 ・シャドウ コピーとバックアップ これまでのご説明の通り、シャドウ コピーとは、確保した Diff Area に差分データを退避しているだけであり、ボリュームの完全なコピーを保管しているわけではありません。 この意味ではシャドウ コピーはバックアップではない、と言えます。 Diff Area の拡張に失敗したり、新たな Diff Area を確保できない場合に、シャドウ コピーの作成に失敗したり、古いシャドウ コピーが削除されることがありますので、バックアップとしての用途をお考えの場合は、バックアップ ソフトウェアでバックアップを取得する方がより確実です。 また、バックアップ ソフトウェアでバックアップを取得する際も、バックアップ中にボリューム内のデータに変更が発生する可能性があるため、一旦シャドウ コピーが作成されて、これをもとにデータをコピーする仕組みが一般的です。 コピーが完了してバックアップが完了すると、シャドウ コピーは削除されます。 シャドウ コピーの保管先の場所を変更したい。 現在は既定値のまま、シャドウ コピーを作成したボリューム内に格納しているので、これを消さずに別の場所へ移動させたい。 シャドウ コピーの保管先の場所を変更すること自体は可能です。 しかしながら、既存のシャドウ コピーを維持したまま変更することはできません。 一旦既存のシャドウ コピーをすべて削除したうえで、保管先を変更する必要があります。 保管先の変更は、以下の手順で行います。 1 ボリュームを右クリックし、[プロパティ] を開きます。 2 [シャドウ コピー] のタブを開きます。 3 対象ボリュームが選択されていることを確認して、[設定] をクリックします。 シャドウ コピー機能は無効の状態なのに、勝手に作成されている。 そのため、実際のシャドウ コピーの作成および保存動作とは異なり、VSSを使用するバックアップを実施した場合などシャドウコピーが保存されることがあります。 サード パーティ製のバックアップ ソフトウェアで、日次でバックアップを取得している。 一時的に作成されるシャドウ コピーはどこに作成されるのか。 バックアップ ソフトウェアに依存いたします。 しかし、サード パーティ製のバックアップ ソフトウェアでは、全ボリュームの空き容量を確認し、最も空いているボリュームを自動的に選択してシャドウ コピーを作成する動作となっているものもございます。 各事象については本ブログよりも詳細に説明していますので、詳しくは各公開情報を参照ください。 必要に応じてシャドウ コピーを削除することで、空き領域を作ることができるのですが、まれに削除に失敗することがあります。 シャドウ コピーが削除できなくてお困りの時はこちらの公開情報をご確認ください。 この公開情報は、主にWindows Server バックアップについて紹介していますが、シャドウ コピーに関しても説明がありますので、お役に立つ情報と思います。 この公開情報で修正プログラムのご説明をしています。 いかがでしたでしょうか。 本投稿が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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