溶連菌 大人 仕事。 大人の溶連菌の感染経路と潜伏期間は?仕事復帰はいつ?

溶連菌に大人がかかったら仕事はどうする!?会社は出勤停止?

溶連菌 大人 仕事

お子さんたちの病気で「溶連菌」という病名をよく耳にすることがありますよね。 一般的には冬と春から初夏にかけて2つのピークがあるといわれていますが、他の時期にも感染しないことはないので1年中気を付ける必要がある病気です。 では溶連菌は「かぜ」ですか? 答えはYESの時とNOの時があります。 どうしてでしょう。 それは溶連菌ではなく「かぜ」という言葉の方に理由があります。 「かぜ」を教科書的な病名のかぜ症候群という意味で使えば、ウイルス性の上気道炎ということになり、細菌である溶連菌感染症ではないということになります。 しかし、皆さん(医者もそうかもしれませんが)が使っている「かぜ」という言葉は のどが痛くて鼻水が出て、咳が出て、熱が出てというように原因・病名というより症状を表して使っていることが多いですね。 このような意味での「かぜ」であれば、溶連菌も「かぜ」の一つに含まれるということになります。 実はこの「かぜ」という意味を整理して使うことが治療に関係してきます。 「かぜ」の治療に抗生物質を使うことの賛否を言われるようになってきました。 「かぜには抗生物質は効かない」という場合の「かぜ」はどちらの意味でしょう? この場合、 「かぜ」はウイルス性の病気なので抗生物質は効かない という意味で使われています。 でも「かぜに抗生物質が効いた」という経験や話を聞いたこともあると思います。 この場合はどうでしょう? もし、この「かぜ」という意味が溶連菌も含めての意味であれば抗生物質が効いたのは十分理解できますね。 溶連菌の健康保菌者??? それではノドが痛くなった場合の原因としての溶連菌はどれぐらい考えるのでしょう? 扁桃炎のうち溶連菌が原因であるのは大人で10%前後、子どもで15~30%ぐらいといわれています。 ノドが痛くなるのは扁桃炎以外でも咽頭炎、喉頭炎などありますので、もっと低い可能性ということになります。 また、溶連菌の特長として健康保菌者と考えがあります。 健康保菌者とは「溶連菌がいているのに症状が出ていない人」のとこをです。 インフルエンザやアデノウイルス感染症の場合には考え方ですね。 この健康保菌者は15~30%ぐらいいるとされています。 ですので、溶連菌の検査が陽性になっても、もしかしたら原因は別にあるかもしれない場合があるのです。 溶連菌感染症の症状は? ではどんな症状があれば溶連菌を疑うのでしょうか? 代表的な症状は38度以上の急な発熱、ノドの痛みです。 3歳未満ではあまり熱はあがらないと言われています。 そして1~2日してから体や手足に発疹が出てきたり(猩紅熱)、舌にブツブツが出てきたり(イチゴ舌)します。 腹痛や首のリンパが腫れたりすることもあります。 反対に 鼻水や咳はあまり出ないのも溶連菌の特長です。 しかし、子どもの場合は元々、鼻水や咳が出ているときに溶連菌のにかかる時も多くありますので注意が必要です。 また、周りに溶連菌の感染者がいれば、もちろん疑わないといけません。 潜伏期は2-4日と言われていますので、感染者と接触してからの日数も参考になります。 以上の症状と周囲の状況で、まずは疑います。 次にノドの発赤、特に扁桃に白い膿がついていれば、疑いがさらに強くなりますので迅速検査で診断をしましょう。 溶連菌の迅速検査 ご存知の人も多いと思いますが、綿棒でノドの菌をこすり取って行います。 当院の検査キットなら約5分で検査結果が出る簡単なものです。 Tの所に赤いラインが出れば陽性です(ちなみにCの青いラインは検査がきちんとできていることを意味します) ここでも注意点が実はあります。 それは溶連菌の死骸である死菌でも陽性になることがあるのです。 また、先ほどの健康保菌者も陽性になります。 ということは検査が陽性になっても原因ではないかもしれないということなのです。 ここで重要になってくるのが、症状とノドなどの所見になってきます。 やはり疑わしい症状や所見あって、検査が陽性になれば非常に溶連菌感染症である可能性が高くなります。 反対に熱はあるけど、ノドは痛くなかったりノドが赤くなかったりすれば溶連菌が原因ではないかもしれません。 とはいえ検査で陽性になった場合、溶連菌が原因である可能性は十分に考えなければなりませんので、治療を開始いたします。 溶連菌の治療は 溶連菌は細菌であるので、抗生物質がよく効く感染症になります。 ペニシリン系の抗生物質を使うことが多く、セフェム系の抗生物質も有効であるとされています。 また、ペニシリンンのアレルギーがある人のはマクロライド系の抗生物質を使用します。 割にどんな抗生物質も効果があるということになります。 しかし、耐性菌の出現のことを考えると多くの抗生物質を使うことは良くないとされていますので、当院ではアレルギーなどの問題がなければペニシリンを使用しています。 ペニシリンの投与は10日間が推奨されています。 少し長めの期間で、この投与期間も様々な意見がありますが、大きな問題がなければ最後まで飲み切りましょう。 ほとんどの場合、飲み始めて1~2日で解熱しますので、治療を開始後24時間経過して解熱していれば通園・通学が可能になります。 完全な除菌を目指して、症状が無くなっても最後まで薬は飲みましょう。 しかし、1-2日しても解熱しない場合があります。 これはもしかして溶連菌が原因ではないかもしれません。 ですので、当院では3-4日後に一度再診をして効果を認められれば、最後まで飲み切るようにしてもらっています。 溶連菌に尿検査は必要??? 「溶連菌にかかったら、治った後に尿検査をしましょう」と以前は当院でも尿検査を行っていましたが、最近は行っていません。 元々、尿検査の意味は溶連菌の合併症である急性糸球体腎炎の早期発見が目的でした。 ではどれぐらいの確率で溶連菌後糸球体腎炎が発症するのでしょうか?正確な報告はありませんが、小児人口10万人当たり数人とされています。 ようするに現在ではかなり稀な合併症と言えるのです。 また、検査のタイミングも難しいと考えられています。 一般的には治癒後2~3週間後に尿検査を行うのですが、残念ながらその後に発症した場合には発見につながらないことになってしまいます。 ということは何回も行わなくてはならないのです。 以上のことから尿検査の意義が低くなったとして当院では行っておりません。 しかし、急性糸球体腎炎は低い確率ではありますが合併症になりますので、 血尿などの茶色い尿が出ないか、むくんだりして体重が増えたりしないか、などを小児の場合は1か月ほどは注意しておいてください。 もう一つの溶連菌感染症に有名な合併症がリウマチ熱です。 こちらも年間の発症数が10例以下という非常な稀な状況になっています。 ですので、現在はよほどのことがない限り経過観察する状況です。 溶連菌感染症の経過をまとめてみました。

次の

溶連菌感染症で大人の症状。感染原因と治療法。仕事を休む期間

溶連菌 大人 仕事

溶連菌感染症 症状 みなさんは 溶連菌感染症という感染症をご存知ですか? 溶連菌とは、 溶血性レンサ球菌という細菌のことを指します。 症状としては、 のどに強い痛みが出ます。 他にも 38~39度の発熱や頭痛、嘔吐などの、 少し酷くなった風邪の症状に似ています。 しかしのどの痛みに関しては、 咽頭炎や扁桃炎など、ただの風邪では済まない場合が多いです。 また、 手足にかゆみの強い発疹が出来たり、 口に中や舌にも発疹が出来、 いちご舌と呼ばれる症状もあります。 大人もかかる? 溶連菌感染症を知っていても、 子供の病気と思っている方が多いようですが、大人でもかかります。 多くは5歳~15歳くらいでかかることが多いのですが、 飛沫感染や経口感染によって子供から大人にも移ります。 また、 免疫力の弱っているお年寄りや妊婦さんは、通常よりも感染しやすいため、注意が必要です。 大人が感染した場合、子供よりも症状が軽いケースがあります。 発熱が微熱で気づかなかったり、通常の風邪と区別がつかず、放置してしまう場合も多いようです。 しかし、お子さんがいるご家庭であったり、通勤時などに人の多いところに行く場合、移ってしまう可能性があります。 予防策は? 先ほども書きましたが、溶連菌感染症は飛沫感染や経口感染によって感染します。 溶連菌は他の感染症に比べると、感染力は弱く、通常生活している分には感染しにくいです。 しかし、感染して 発症し始めが、一番感染力が高く、全く感染しないとは言えません。 予防に一番効果的なのが、 うがい手洗いです。 また、人が多いところへ行く場合には、 マスクをしていくことをおすすめします。 小さいお子さんがいるご家庭では、お子さんが感染してしまった場合、おむつの交換で便が何らかの形で大人の口に入ってしまったり、食器の使いまわしによって家庭内感染がある場合が多いです。 食器の使い分けや、手洗いの徹底など、注意が必要です。 かかってしまった場合菌の潜伏期間は?仕事は? 感染してしまった場合、病院で診察してもらうと、 熱やのどの痛みに効く薬と一緒に、抗生剤も処方されます。 溶連菌感染症は、 菌の潜伏期間が3~5日、 発症してから菌がいなくなるまで10~2週間、 菌がいなくなったと検査でわかるにはさらに2~3週間と、長期間にわたります。 病院の先生に「行ってもいい」と言われるまでは、 自宅でしっかり療養をしましょう。 最後に 溶連菌感染症は、自己判断してしまい、合併症などで重症化してしまう可能性がある感染症です。 感染してしまうと、長期にわたって仕事をお休みしなければならなくなります。 そうなる前に、しっかり予防を心掛けてください。

次の

溶連菌感染症 大人の症状は?治療法は?出勤はいつから可能?

溶連菌 大人 仕事

小さなお子様がいらっしゃる方との会話で、こんな話題が出ることがあります。 咳やくしゃみによって近くの人にうつる (飛沫感染)のが特徴で、 そのため、幼稚園や学校などの集団の場で感染してしまうお子様が多いようです。 今回は、この溶連菌に大人がかかった場合の症状や治療法、どれぐらい会社を( 休めるのか)休まなければならないのかということについて書きたいと思います。 溶連菌の症状は、 発熱・嘔吐・首筋のリンパ節の腫れなど、風邪と似ていますが、咳や鼻水が出ない所が風邪と異なります。 その他、溶連菌に特徴的な症状は以下の通りです。 のどが真っ赤に腫れて、つばを飲み込むのも辛いほどの痛みがあります。 以上のように、 「熱が出て、のどが痛くて、発疹が出る」 というのが、溶連菌の主な症状になるのですが、 大人の場合は体力や抵抗力があるため、子供よりも症状は軽い場合が多いようです。 溶連菌に感染している疑いがある場合、綿棒でのどの菌を取り、検査キットで調べます。 この検査は、5~10分程度ですぐに結果が分かります。 ペニシリン系抗生物質の入った抗菌薬が出されるので、それを5~10日間飲み続けます。 お薬を数日飲むと症状が和らぐので、 「もう治ったから薬はいいや」 と思いがちなのですが、体にはまだ菌が残っています。 溶連菌は、 リウマチ熱や 急性糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)、 アレルギー性紫斑病(しはんびょう)などの重大な合併症(続発症)を引き起こすことがあります。 菌を確実に退治するため、症状が軽くなった後もお薬はしばらく飲み続けてください。 ( エ~、もっと会社休めないの?) しかし、団体によっては独自の取り決めが存在することもあるので、その場合は学校や会社に確認するようにしてください。 出席・出勤停止期間が経過し、発熱や発疹といった症状が収まれば復帰となります。 これを予防するためには、.

次の