ジョジョラビット ネタバレ。 愛は最強!!カラフルな反戦映画『ジョジョ・ラビット』(2019)の内容解説と考察【あらすじ、感想、ネタバレあり】

映画『ジョジョ・ラビット』のあらすじ・ネタバレ・感想

ジョジョラビット ネタバレ

第二次世界大戦中のドイツを舞台に、戦時下に生きる人々の姿をユーモアたっぷりに描く。 主人公の少年ジョジョを、今作が初主演となるローマン・グリフィン・デイビスが務め、ジョジョの空想上の友達であるアドルフ・ヒトラー役をワイティティ監督自らが演じる。 -Movie Walker-  あらすじ<STORY> 第二次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、立派な兵士になるため、空想上の友達であるアドルフの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで奮闘する日々を送っていた。 そんなある時、自宅の壁裏で母親が匿っていたユダヤ人の少女エルサと出会う。 嗚咽のように号泣。 「大人の女って何?」 「嬉しいときも悲しいときもシャンパンを飲むこと。 恐れずに人を信じること。 」 素晴らしいスカーレット・ヨハンソンの名台詞に更に泣く。 もうホントみんなに絶対見てほしいと思える作品!!! 猛プッシュ。 尖ったギャグのオンパレードでありながら、 人類の暗部に向き合って立ち向かっていく、 新しい世代の『ライフ・イズ・ビューティフル』みたいに 語り継がれていくであろう正真正銘の傑作だと思います。 敢えて不謹慎な題材を描き、戦争をゼロから「考え直す」反戦のラブストーリー。 たまらなく泣きました。 多くの方に届きますように。 ナチスの蛮行を描く際、事実そのままのリアリズムでは とてもそのグロテスクさを表現できないという批判的意見がある。 そのため、『ブリキの太鼓』等ではファンタジー形式を取っているが、 これも手法は似ている。 空想友達アドルフに鼓舞され盲信ジョジョ少年が 臆病と闘いながらも何かがおかしい世界を見つめる。 惨さを濁りない子供ら視点で捉え歴史の愚を物凄い純度で伝える。 戦争映画は山ほどあれど、また名作が生まれてしまった。 戦争は人類史上最悪な出来事。 にも関わらず感動や教訓をこんなにも産み出す元となるのもまた事実。 コメディ調ではじめてきっちりと落とす。 主人公の少年の成長譚、戦争映画、ラブロマンスの いろんな要素を詰め込んでいる割にはスッキリしていた。 戦争映画の評価は難しいし、 描き方のタッチも賛否両論ありそうだけど、良作だと思う。 ポスターを真面目に観てなかったので、 アルフィー・アレンが出てるのに気づいて、おおっとなりました。 敗戦濃厚なドイツを生きる子どもを描いた、全方位に皮肉を放つ物語。 少年を元気づけたのも少年が乗り越えたものもナチスというのがまた良い。 戦争を美化した映画も、無辜の民の悲劇を使った 説教臭い映画も、もういらない。 すごく面白かった。 退屈しないがゆったりと進む前半から怒涛の終盤まで、いろいろなテンポが楽しめるよ。 脚本も編集もいいから映画としての出来はすこぶる良いけど、 それよりも感情的に大好きなのよ、この映画。 コメディ的な手法でしんどい現実を描くバランス感覚、本当に凄いです。 それにしてもスカーレット・ヨハンソンとサム・ロックウェルが良すぎた。 戦争イクナイ。 3分で恋に落ち次の5分で本作の思想に くすくす笑いながら共感し2人と一緒に冒険に繰り出す。 ある瞬間から嗚咽の音漏れ堪え続ける数十分の後、 映画にしかあぁ映画にしか表現できない希望に包まれエンドロール。 あーだめだ溢れる。 今日はもう映画みない。 小気味のいいコメディ要素はあるけど、 ナチス時代のドイツ国内の恐ろしい所が垣間見える瞬間にゾッとする効果が増す。 ある少女との交流とイマジナリーフレンドのヒトラーのやり取りの差と変化も面白い。 おかげで戦争の生臭さが笑いに転じていくので、 後半まで、見ていて辛くならない。 「ヒトラー」を演じる監督のうさん臭さもいいが、 母親を演じるスカ女がカッコいい。 ニーチェもこんな言葉を残してる。 踊ること自体には意味などなく、 その踊っている瞬間瞬間がどこまでも美しく、 その瞬間に没入すること自体が生きる上でもっとも重要なことである。 しっかり辛いしハラハラするし切ないけど、 ウェス・アンダーソンの映画のようなかわいさとおかしみを備えてる。 それと色彩の感覚が抜群!! 戦争テーマの映画ですきになったの初めてです。 泣いた。 観る前はイマジナリーヒトラーとドッタンバッタン大騒ぎする話かと思ってたけど、 笑わせてくれつつしっかり戦争の映画で胸を打つぜ。 10歳のドイツ人少年から見た戦争が素直な形で描かれている。 ナチスに心酔し、友達は空想上のヒトラーと大胆な設定。 そんな彼の倫理観が揺らぎ始める様を、悲哀とユーモアたっぷりに描く。 戦争と人の関係をシニカルに見つめている。 笑いあり、恋愛あり、地獄ありの素晴らしい映画だった。 妄想や偏見を乗り越えた先に素晴らしい世界が待っているのだと思った。 ありがとうワイティティ.... 最高にチャーミングな箱庭的世界を一気におぞましくするあるシーンにも驚愕。 美も恐怖も経験して大人になる。 ホントにその通りだ。 ジョジョとその友達が泣いたり笑ったり悩んだり、砲弾から逃げ回ったり…😭 全員ギュッと抱き締めてあげたくなる。 ナチ志望の靴紐も結べない少年が誰かの靴紐を結んであげるまでの物語。 戦争の、決別の、人生の過酷と悲痛を、フレッシュでブラックで 軽やかな笑いの中に描ききった奇跡。 「"それでも"人生は素晴らしい」と100年ぶりに私に思わせた映画。 時々混ざる陰惨な戦争風景の中 母との穏やかな暮らしはある時を境に一変する タイカ・ワイティティ監督らしい笑いと尖った描写、 この世で何より強いものとは。 ウサギが死にます。 第二次大戦終盤のドイツを舞台に、幼い主人公の見る理想の世界、 それを次々に壊していく現実、それを乗り越え成長していく主人公の姿に心打たれる良作。 サム・ロックウェル演じるクレンツェンドルフ大尉がいいキャラしててよかった。 最後のシーンが映画ならではという... 沙希ちゃんに感情移入しすぎて 辛い辛いと胸を痛めてました。 永田への想いが1番よく... 宝物にします。 こんなにいい映画、ひとりでも多くの方が見てもらいたい!... ああいう歳の重ね方に憧れます。 コロナ謹慎の影響でしょうか。。 少し山をやった経験のある人ならばそんなアホな!って突っ込みが炸裂してしまう。 パロディ映画だ。 確実に言... 敵が必要以上に大きすぎ。 その1人の敵に対して、主人公のルフィ1人ではなく、海軍、...

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ジョジョ・ラビットは可愛くて笑える戦争映画!感想とネタバレ

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・ラビット 第92回脚色賞受賞!!! 目次• まえがき どうも、旧作映画観るのサボり気味なボクテクンです。 今回は「・ラビット」の感想記事を書いていきます! はい、実はこの記事書いてるの11月です。 公開日は1月なのに。 それもそのはず、今回なんと!での本作上映に参加できることになりました!しかも座席前の方! いやぁ、苦労しましたよ。 もうのボタン必死に押しまくって、なんとか繋がり、座席確保できましたw あ、そうそう、みなさんってご存知ですか?僕も数年前までは名前すら耳にしたことがなかったので、知らない方もいらっしゃると思うのですが… ってのは、読んで字の如く映画祭です。 いろんな映画が観れます。 日本未公開の映画がたくさん観れます。 もちろん今公開されている映画も観れますし、配信の映画もデカいスクリーンで観ることができます。 是非観に行ってみて下さい!って言おうと思ったけど、そうだこの記事あがる頃にはもう1月なんだったww次回のには是非足を運んでみてください。 場所は六本木のトーホーシネマズです。 ちなみに僕は本作と、同じく一月公開のフォードvs、11月に公開された、ひとよを鑑賞しました。 で、このラビットをここまで楽しみにしているのは、最有力作品の1つ、スカヨハが出演している、マーベル映画の中でも特に僕が好きな、マイティソーバトルロイヤルを手掛けたタワイティティ監督最新作だから、ってのもたしかに理由としてあるんですが、一番は純粋に予告編みて面白そうだなって思ったからですww だって、統治下のドイツで少年がそのやり方に幼いながらものやり方に疑問を感じ、そこに人の少女が登場したことによって更に疑問を感じ、少年なりの葛藤の中に「正しい行いとは何か」を見つけ出すというストーリーをユーモア、時にはブラックユーモアを交えながらタワイティティがドイツを風刺する…あくまで推測ですけど、そういう話っぽいじゃないですか?大好物なんだよなぁ!!そういう話! それに、子役がいいのよ、めっちゃ可愛いんだよ予告の段階で。 サントラもいいのよ。 というわけで、べた褒め回になりそうです。 逆にこんだけ期待値上げてあんまり…な映画だったら泣くw あとは単純にスカヨハのファッションにも期待だよね、予告で見る限りめっちゃお美しい… それと先ほどさらっと言ってしまいましたが、少なくとも11月の時点ではジョーカー、マンと並んで最有力とも言われてますので、その観点からも期待したいです。 現時点でに最も影響を与えると言われるで観客賞を獲ってますから、これからの賞レースにおいても注目したい作品ですね。 じゃあまえがきはこれくらいにして、と思ったのですが最後に。 スケジュール上3日連続で記事書かなきゃなので、文量が少なめになると思われますが、ご了承ください。 それでは早速鑑賞してまいりました! 2. 基本情報 イントロダクション 「 バトルロイヤル」の監督が第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描き、第44回で最高賞の観客賞を受賞した人間ドラマ。 主人公の役をローマン・グリフィン・、母親役を、教官のクレツェンドルフ大尉役をがそれぞれ演じ、俳優でもあるワイティティ監督が、の空想の友だちであるに扮した。 (映画. comより抜粋) あらすじ 第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のは、空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた。 しかし、訓練でウサギを殺すことができなかったは、教官から「・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまう。 母親とふたりで暮らすは、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまう。 それは母親がこっそりと匿っていた人の少女だった。 (映画. comより抜粋) 予告編 (より) キャスト ローマン・グリフィン・ 役 トーマサイン・マッケン 役 スブン・マーチャント (映画. comより抜粋) スタッフ 監督 製作 カーシュー・ニール ・ウィンスタンリー 製作総指揮 ケビン・バン・トンプソン 原作 クリスティン・ルーネンズ 脚本 撮影 ミハイ・マライメア・Jr. 美術 ラ・ビンセント 衣装 マイェス・C・ルベオ 編集 トム・ 音楽 マイケル・ジアッキノ (映画. comより抜粋) そういえば以前、というか夏にディズニーがラビット含むFOXサーチライト配給作品に不満を感じているみたいなニュースが流れて、僕も憤慨してディズニー批判記事書きましたけど、無事ディズニーがFOXサーチライト作品はすべて劇場公開するとの方針で決まったそうで。 よかったよかった。 かといって前に書いたその記事は消しませんよ、あれはディズニーに対する戒めということでw 果たしてラビットは僕の予想通りの映画なのか!?その結果はいかに!? ここからが鑑賞後の感想です。 ネタバレが大いに含まれていますので、映画鑑賞後に読むことをオススメします。 感想 まずはの短評から! 鑑賞! 靴紐結びを通して描く少年の成長譚。 でもただホッコリする生温い映画じゃないぞ!強烈なナチ風刺にきっと目を覚ます!もちろんタワイティティならではのユーモアも炸裂。 感極まってラストは号泣。 早くも2020年年間ベスト候補 10点中9点 — ボクテクン bokute9112 強烈すぎるメッセージ性。 感想の前に一言。 トーホーシネマズ六本木のスクリーン7、初めて行ったんですけどめちゃめちゃデカかったです!!デカすぎてビビりましたw あとやはり鑑賞されてる方のマナーが非常に良かったですし、鑑賞中は笑い、鑑賞後は拍手が起きるなど、とても心地よく見ることができました。 まあ鑑賞された方全員壮絶なチケット争奪戦を勝ち取った方々ですからね…マナーが良いのは当然といえば当然なんですがw で、肝心の感想ですが、結論から言うと 複数部門受賞間違いなしの、強烈な風刺映画でありながらタワイティティらしいユーモアがほどよく作品のバランスを整えてくれる、かつラストは最高に感動できる、もう今から2020年年間ベスト候補と言っても良いほどの大傑作でございました!!! 個人的には、まあ比べるのもあまりよろしくは無いのですが、同じく本命と言われている「ジョーカー」よりも満足度としては高いです。 今作を簡単に例えると、「シークレットスーパースター」とほぼ同じアプローチだと思います。 まあユーモアの有り無しはありますが、社会風刺、キャターの個性を引き出せている点とか、色んな登場人物が複雑に関わり合って迎えるエモーショナルなクライマックスなど、共通点としては山ほどあると思います。 とはいえ、「ラビット」の方が演出面や脚本面で優れていると僕は感じました。 また、まえがきで書いた僕なりの予想ですが、ベタ褒め回になるという観点からは予想が当たりましたが、ただをユーモアたっぷりに風刺するだけの映画ではなく、人種問題を描いたり、だけでなくそのものを痛烈に批判し、生き抜くことの素晴らしさ、自分の信じる道を生きることのたくましさを教えてくれる作品でしたね。 僕の予想、甘かったですw てかそもそも僕は今作は統治下で起こる出来事だと思っていたので、まさか戦争終わるまでを描くとは驚きました。 きれいだった街の風景が、戦火が近づくにつれて殺風景へと変貌していく終盤の展開はあまりにも壮絶でしたし、 戦争の厳しさ、現実を現代平和な世の中で生きる僕たちに、ぼっーと生きたんじゃねぇよ!と突きつけているかのようでした。 人への差別描写も相当なものでした。 最初は主人公のも拒否反応を示してナイフで殺そうとしてましたから。 でもも人の少女、まあ名前はエルサって言うんですけど、そのエルサがドイツ人と同じ人間なんだってことがわかると、も徐々に(ダジャレw)、エルサに対して対等に接していきます。 終盤では母さんを亡くしたがエルサと一緒に厳しい戦争を共に乗り越えていく姿に、まあ、ボロボロ泣きました。 中盤でも、、つまりの秘密警察がの家にやってきて、まあ人をボロクソにバカにするんですけど、それを正体がバレるからとどうにか爆発しそうな気持ちを抑えて我慢するエルサの姿を見て、なんとも言えない気持ちになりました。 民族としての尊厳をバカにされることほど悔しいことはありませんからね。 その点日本人は敗戦したからとはいえが低すぎるというか、なんかなぁって感じてしまいました。 他にも、冒頭ののちびっこ訓練キャンプで本燃やすのを楽しんでる子供たちのシーンとか見てると、今では僕たちそのシーンをみて異様に感じますが、当時僕が彼らの立場だったら絶対本燃やして楽しんでたんだろうなぁなんて思って、少々身震いしました。 教育って怖いなと。 だからこそ先人たちの正負両方の歴史を世代から次の世代へと言い伝えていかないとなあと思いました。 自分の中での「正しいと思うこと」って本当に人それぞれですし、決まったものじゃなくて周りに流されやすいものですから、要はいかに知識を手に入れて、いかに学ぶかですよね。 まともな教育を受けることができている今の状況に再び感謝したいです。 あとね、やはり多くの映画はを描く際、ドイツ人もあわせて全部が悪として描かれていますが、その点今作では、人を特になんとも思っていない、同じ人間として対等に捉えている人物も出てきますし、それこその母さんのようにのやることに疑問を感じて戦争をやめる運動に参加して人を匿う人だっています。 一方、連合国、つまりイギリス人とかカ人にも悪い人はいっぱいいるし、良い人もたくさんいる。 その時々で境遇が違うだけで、みんな同じ人間なんです、ってことも今作では描かれていたように僕は捉えました。 あと戦争が終わった後、ラストシーンでのダンスね。 あれほど「自由」な瞬間、すべてから解放された瞬間は僕は観たことありません。 漠然とですけど、あの瞬間でのエルサとは、とてつもなく輝いていました。 今作のラストシーンは僕の映画遍歴に一生残ることでしょう。 まあでもやはりメインテーマとしてあったのは風刺。 タワイティティ演じるの空想上の友人、アドルフの、ストーリーが進むにつれて本性を現し、傲慢になっていく姿、がたくましくなっていくのに対してどんどんみすぼらしくなっていく姿は、最上級のナチ風刺でしたね。 最後に、がエルサや母さんから「愛」は最強の力だと教えられ、最初はよくわからないながらも理解しようとして、クライマックスでエルサにプロポーズしちゃうシーン、、泣きましたわ。 「愛」は銃よりも何よりも最強なんだぜ!!もそう言ってただろう?w まあ今作の伝えたそうなメッセージとしては、こんなもんかなあ。 なんか駄文ですんません。 キャター良すぎ。 もう、この作品の一番いいところは、個性あふれるキャターの良さにある!といっても過言ではありません。 僕の勝手な意見ですが、キャター描写が良い映画って基本面白いんですよ、ほんとに。 というわけで、それぞれのキャターの良さについて書いていこうかと思います。 まずは。 彼はたしかにひ弱。 運動音痴だし、ウサギを殺すこともできない。 でも逆に考えるとそれは心優しいということ。 はエルサを見つけた時も、最初は強く拒否していて、彼女の分になるはずの食べ物まで食べてしまうとか、嫌がらせばっかりします。 ある時、エルサからネイサンというフィアンセがいることを知ったは、ネイサンになりすまして手紙を書き、ネイサンからの手紙だとエルサに読み聞かせました。 もちろん嫌がらせなので、別れようなどの内容を読み聞かせると、エルサはそれを本当の手紙だと思い、泣き出してしまいます。 不憫に思ったはやっぱり別れるのはやめようといった内容を読み聞かせて、エルサを安心させます。 また、エルサが垢がたまってると呟いた時には、が恥ずかしながらも風呂に入らせてあげたりと、その優しさ、思慮深さはの母親譲りです。 そして今作は、の成長譚でもありますから、成長を可視化するアイテムとして、靴紐を結ぶシーンが何度も登場します。 靴紐結び、まあ僕も小四、つまりと同い年の頃にやっと出来始めたので、ちょっとここは自分を懐かしみましたねww も靴紐結びが出来ない子で、の母親が、ドイツの解放運動に参加していたことがバレて殺されたことを知ったときも、気持ち的にどう整理していいかわからず、とりあえずほどけていた母の靴紐を結ぼうとしたものの、結べませんでした。 しかしその後、母の靴紐すら結べなかったことをよほど悔しく思ったのか、クライマックスでエルサと外の自由の世界に出かけるときには、エルサの靴紐をしっかり結びます。 は靴紐を通してたくましく成長したということがわかるシーンになっていますね。 ちょっとに関しては言いたいこと多すぎるのでまたここら辺にしておきます。 2人目はの母親。 演じてるのはスカーレットヨハンソンなんですけど、スカヨハがねー、めっちゃ母親らしくて、もう僕はそれだけで感動してしまいましたw エルサの存在を知ったがちょっと拗ねていた時、スカヨハが優しくを諭すシーンなんてもう、ンときてしまいましたよw しかも戦争をやめさせるべくドイツの解放運動をしていますからね。 最終的に殺されてしまいますが、母親としては優しく包むような存在で、女性としてもたくましく自分の信じる道を貫く姿は、にも大きな影響を与えました。 本当に素晴らしい、理想的な女性でしたね。 3人目はヨーキー。 ヨーキー、可愛すぎる!!!!の親友としてしばしば登場するヨーキーは、に会う度にハグするんです。 もうね、最高にキュート!!もはやです。 何があっても守りたい、その笑顔。 しかも終盤なんかはロケットランチャー暴発しちゃいますからね、でもヨーキーだから許せるwとにかく可愛いです。 一番好きなキャラかな、今作の中では。 4人目はキャプテンK。 カッケーのよ。 この人。 ドイツの落ちぶれた軍人だけど、であろうと関係なく、仁義を貫く超カッケー男です。 にエルサの存在がバレそうになった時、身分証明をしろと言われ、の姉になりすましているエルサが言った姉の誕生日が本当の誕生日と間違っていた時には、キャプテンKは合ってると言い、達を救ったり、終盤ドイツが負け、連合国軍に町が占領されてが捕虜にされた時には、を人と叫んで命がけでのことを救ったり、それでも最後まで祖国ドイツのことを見捨てず戦う姿に涙腺が崩壊しました。 サムロックウェル、久しぶりにめっちゃカッコ良かったぞ!! 5人目、最後はエルサ。 最初にがナイフで襲おうとした時も怖じけずに立ち向かうあたり、どこかの母親と同じようなたくましさを感じます。 に「愛」についてとか、の知らないことを沢山教えたりとの姉さん的な立ち位置です。 一方でフィアンセ、ネイサンについては、の偽造した手紙を信じてしまうほど目がなく、感情豊かな立派な女性であることがわかります。 の母親が亡くなった後はの母親代わりのような存在としてを精神的に支えます。 それにしてもいくら子供とはいえナイフで襲われて逆に脅し返すなんて凄すぎる…もちろんいつ自分の存在がバレるかという恐怖と、多くの人からの差別に長い間耐え続けたわけですから、その精神力は計り知れません。 ほんとうに凄いなぁ。 その他イイトコ諸々。 諸々といえど2つしかありませんがw まず、音楽が素晴らしかった。 冒頭に流れたのはI want to hold your handのドイツ語バージョンかな?観客の心をぐっと掴むような曲の流れるタイミング、最高でした。 そして最後に流れた、予告編でも使用されている曲、helden。 ダンスシーンで流すとかエモーショナルすぎるだろ!!ズルイ、ズルすぎますww 次に、ユーモア描写について一つずつ。 訓練キャンプでサムロックウェル演じるキャプテンKが、片目を失って軍からされたことを少し恨んでいるのか、は敗北が濃厚だが。 って言ってしまう。 キャプテンKはが怪我した時、こりゃ母さんに殺されるな、と言ってたが、母さんはキャプテンKと会った瞬間、顔をめっちゃ強くはたいた。 怖い…• 5人がの家にやってきた時、いちいち5人にハイルって挨拶をみんなするから可笑しすぎて会場が全員大爆笑。 が、バカにしたやつを見返してやろうとして投げた手りゅう弾が木に当たって跳ね返っての足元まで転がってきて爆発してしまう。 の母さんがなぜかサングラスを外出する時常にかけてる。 まあもっと沢山あるんですけど、ここら辺にしておきます。 てかこれらのシーンで笑えるってこと、これで伝わったかな?w 4. 最後に まあとにかく、ユーモアとシリアスのバランスが程良かったですし、テーマが1つだけでなく、しかもナチ風刺に終始せず、現代に警鐘を鳴らすような素晴らしい作品でした。 これは僕も公開されてからもう一度みたいと思います。 ブラックユーモアも難しいものではなく、とても観やすい風刺映画となっているので、友達なんかと観に行っても全然楽しめる映画になってると思いますよ、というかそういう若者にこそ観て欲しい映画ですね。 僕も周りにバンバン勧めていこうと思います。 それと、毎度のことではありますが駄文で申し訳ありません。 語彙力あげるよう頑張ります。 それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました! 評価 10点中9点 bokute1219.

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映画ジョジョラビットのネタバレと感想!ジョジョ役とエルサ役の子役紹介も!

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CONTENTS• 映画『ジョジョ・ラビット』の作品情報 C 2019 Twentieth Century Fox 【日本公開】 2020年(アメリカ映画) 【原題】 Jojo Rabbit 【監督】 タイカ・ワイティティ 【キャスト】 ローマン・グリフィン・デイビス、トーマサイン・マッケンジー、アドルフ・ヒトラータイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン 【作品概要】 監督を務め、ヒトラーを演じるのは『マイティ・ソー バトルロイヤル』 2017 のニュージーランド出身の監督、俳優であるタイカ・ワイティティ。 主人公ジョジョの母ロージーを演じるのは『ロスト・イン・トランスレーション』 2003 で英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞受賞、「アベンジャーズ」シリーズのブラック・ウィドウ役でおなじみスカーレット・ヨハンソン。 ユダヤ人少女エルザを演じるのは『足跡はかき消して』 2018 でナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のブレイクスルー演技賞を受賞した19歳の新星トーマサイン・マッケンジー。 ヒトラーユーゲントの女性教官フロイライン・ラムには『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』 2011 『ピッチ・パーフェクト』 2012 のレベル・ウィルソンです。 本作は第44回トロント国際映画祭で世界初上映され、ピープルズ・チョイス・アワードを受賞しました。 ジョジョの父親は軍で勤務しており、姉は最近インフルエンザで亡くなったため母のロージーと二人暮らし。 そんなジョジョのイマジナリー・フレンドはアドルフ・ヒトラー。 キャンプを仕切るのはいつも酔っ払ってハイテンションのキャプテン・クレンツェンドと部下のフィンケル。 ジョジョとぽっちゃりした彼の親友ヨーキー、他の少年たちはユーゲントのメンバーの証としてナイフをプレゼントされます。 泣きながら逃げ出したジョジョのところにまたヒトラーが現れ元気づけます。 自信を取り戻したジョジョは走って訓練に戻り、キャプテンから手榴弾をとって投げつけました。 しかし自分の足で跳ね返ってしまい、ジョジョは顔に傷を負います。 母のロージーは何とか回復したジョジョをユーゲントに連れて行き、何か彼にもできることはないかとキャプテンに頼みます。 ジョジョはポスターを町中に貼るなど雑用が任せられました。 ジョジョはロージーと帰る途中、街の広場で絞首刑に処されている人々を見つけました。 ロージーが帰ってくるまでの間一人家で留守番していたジョジョは、屋根裏で何やら物音がするのを聞きつけます。 姉の部屋の壁裏の狭いスペースには何と10代の少女が。 ジョジョは最初お化けだと思って逃げ出しますが少女がユダヤ人ということに気がつきます。 ジョジョはゲシュタポに引き渡すと言いますが、少女・エルザはジョジョにこのことを誰かに言ったらロージーも安全じゃいられないと脅し、ジョジョのナイフを奪ってしまいます。 エルザはジョジョの姉の友人だったのです。 ジョジョは母親が愛国心を抱いていないこと、ユダヤ人が匿われていたこと、父がいないこと、自分がユーゲントで活躍できないことに憤りますが、そんな彼にロージーは人生を楽しく生きる彼女の信念を説きます。 相変わらずヒトラーはジョジョの前に現れ、ジョジョに反ユダヤ主義を語ります。 ユダヤ人の生態をエルザから聞き出しているジョジョは、彼女にはネイサンという離れ離れになった婚約者がいることを知ります。 意地悪をしてやろうと目論んだジョジョはネイサンのふりをして「別れたい」という手紙を書き読み聞かせますが、エルザが泣き出してしまったため「この前のは嘘だ」と再び手紙を書きます。 ジョジョが留守番をしている間、ゲシュタポがいきなり訪れ家を捜索し始めました。 エルザを知るジョジョはパニックになりますがエルザは機転を利かせ、彼の姉のふりをします。 ゲシュタポと一緒に訪れたキャプテンは姉の身分証を見、生年月日を言うようにエルザに尋ねますが彼女はなんとか答えました。 しかし彼女はゲシュタポが去った後、誕生日を間違えたことをジョジョに伝えます。 キャプテンは彼女を見逃したのです。 その後、広場に行くと再び数人が絞首刑にされていました。 ぶら下がる中に見覚えのある靴が…それは母ロージーのものでした。 ジョジョはしばらく泣きじゃくりました。 ドイツは負ける道を辿っており、食べるものを探すのもままならない状況。 ジョジョとエルザはゴミ箱からあさって食いつなぎます。 ある日親友のヨーキーと再会したジョジョ。 ヨーキーはじめユーゲントの少年たちももう兵士として戦っていました。 そこに爆撃が始まり、ジョジョもユーゲントのジャケットを羽織って戦おうとしました。 キャプテンもフィンケルも彼らのかつてのイマジナリー・フレンドのおかしな仮装をして戦っています。 しかしアメリカ軍に敵うはずもなくジョジョはキャプテンとともに捕らえられました。 キャプテンはジョジョにロージーは素敵な女性だったと言い、ジョジョのジャケットを脱がせてユダヤ人と呼びわざと突き放します。 その後すぐにキャプテンは銃殺されました。 ヨーキーは無事に生き残っていました。 家に帰ったジョジョですが、エルザと離れたくないジョジョは最初「ドイツが勝った」と嘘をついてしまいます。 しかし再びネイサンに成り代わって手紙を書き、「会える方法が見つかった」と伝えます。 しかしネイサンは既にもう亡くなっていたのです。 元気付けてくれたことに感謝を述べたエルザに、ジョジョは告白しますが、彼女は「弟として愛しているわ」と言います。 そこへ再びヒトラーが現れますがジョジョは蹴り飛ばして追い出しました。 外に出たジョジョとエルザ。 二人はロージーが教えてくれたように、ゆっくりと踊りだすのでした。 映画『ジョジョ・ラビット』の感想と評価 C 2019 Twentieth Century Fox カラフルなブラックジョークの奥にあるもの 子どもを主人公にした第二次世界大戦下ドイツの物語というと、父親がナチス党であり、3歳で成長を止めた少年の数奇な人生『ブリキの太鼓』が挙げられます。 グロテスクなイメージに満ちた『ブリキの太鼓』とは異なり 『ジョジョ・ラビット』は華やかなおとぎ話のような色を持つ作品です。 「ヒトラーがイマジナリー・フレンドで、主人公は愛国者のユーゲントの少年」という非常に 大胆なアイディアを、ワイティティ監督はブラックジョーク満載のコメディとして映画化に成功しました。 「ハイル・ヒトラー」の練習や現代のパリピのようなキャプテンとフィンケル、抜群に チャーミングなスカーレット・ヨハンソン演じるロージーのジョーク。 ジョジョにエルザが「私はユダヤ人よ Jew 」と告げるシーンがあるのですが、それに対してのジョジョの答えは「Gesundheit」。 これはドイツでくしゃみをした後にいう言葉で 英語での「Bless you」に当たる 、アメリカの劇場は大うけしていました。 冒頭、ビートルズの『I want to hold your hands』のバックにはハイル・ヒトラーの敬礼をする人々の実際の映像が流れ、ユーゲントのキャンプはまるでウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』のよう。 ナチスを扱う 戦争映画とは思えないほど街はカラフルでファッションも可愛らしく、甘美でファンタジックな世界が広がります。 10歳の少年ジョジョにとってはヒトラーも戦争もまだ理解はできないもので、キャンプも楽しい行事の一つ。 しかし少年の目から見た楽しげな世界も母 ロージーの死から一転、荒廃した街が映し出され一気に現実の重苦しさがのしかかります。 厳しい現実を子どもの目から描いた作品として『フロリダ・プロジェクト』と映像の類似点が見られます。 本作が焦点を当てるのはナチスやヒトラーの蛮行の批判ではなく、憎悪が生む悲劇と家族の肖像についてです。 ユダヤ人を大量虐殺したナチスの人間が最後主人公のヒーローのように死んでいくのは大胆で興味深いアイディアです。 ジョジョもまた盲目的に政権を信じているだけに過ぎず、それでも彼が愛するもの、信じるものは思わぬ隣人となった少女エルザの民族を迫害している。 『ジョジョ・ラビット』は 民族性で人々を迫害し憎悪を煽り立てるナショナリズムへの批判として完成されています。 ドイツの頂点であり絶対的な存在であったヒトラーをいち少年の架空上の友人であり父親のポジションに置くというのは素晴らしいアイディアです。 基盤となる喜劇王チャップリンの物語 2019年、悲劇を笑いと共に描く映画がもう一作。 トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』が大ヒットしています。 『ジョーカー』『ジョジョ・ラビット』 両作の基盤となっているのは喜劇王チャップリンの物語です。 『ジョーカー』劇中で流れるのはチャップリン演じる労働者の男が機械と同然に扱われる物語『モダン・タイムス』 1936。 またチャップリンは彼の人生初めてのトーキー映画『独裁者』 1940 でヒトラーを演じ、ナチス台頭の第二次世界大戦時に彼を強く批判しました。 『ジョーカー』の主人公は笑ってしまう病気を抱えながらコメディアンを目指す男であり、生活保護も打ち切られ貧困にあえぐ状況。 『ジョジョ・ラビット』に通じる映画はもう一つ、ロベルト・ベニーニ監督によるイタリア映画、平和な日常を送っていたユダヤ人家族がホロコーストに連れて行かれる姿を描いた『ライフ・イズ・ビューティフル』 1997 です。 この作品に登場する父親はどんな苦境にあってもユーモアを忘れない存在。 彼の姿は『ジョジョ・ラビット』でスカーレット・ヨハンソン演じるダンスと歌とワインが好きな母ロージーの姿に重なります。 悲惨なことばかりが続く世の中で、ジョジョいわく「馬鹿みたい」と言われても「 人生は美しいもの、楽しむべきもの」とうたう彼らの真の強さが胸を打つのです。 そして平穏とユーモアが溢れる中で 突如として訪れる残酷な現実が一層凄まじい印象を残し、映画表現としても成功しています。 最後、戦争が終わり外に出たジョジョとエルザがダンスをする曲はデヴィッド・ボウイがベルリンの壁崩壊前にドイツで収録を行った『Heroes』 1977。 再び美しく柔らかな色に包まれた街が若い彼らの未来を示す、力強いラストシーンです。

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