逃げる は はじ だが 役に立つ 最終 回。 『逃げるは恥だが役に立つ』特別編が5・19スタート 未公開カット&シーンを追加

逃げるは恥だが役に立つ 最終回 54話 ネタバレ感想 大沼田会

逃げる は はじ だが 役に立つ 最終 回

はじめまして! マンガタリライターの中山 今です。 少年漫画大好き女子ですが、こんな私も漫画「逃げるは恥だが役に立つ」、通称 「逃げ恥」 には ムズキュン死に させられました。 思えば恋ダンス、ムズキュンなど、ガッキーと星野源主演のドラマは一大旋風を巻き起こしました。 また最終巻9巻では、百合ちゃんが主役の番外編も掲載されています。 漫画の最終回も番外編もまだ読んでいない人は、その内容…気になりますよね!? 今回は最終回&番外編を未読のアナタのために、• 漫画逃げ恥の最終巻前までのあらすじ• 最終回の感想• 番外編の感想 を語ります! またフレンドパークのパロディや真田丸ネタなど、 クオリティの高い小ネタが話題になった逃げ恥ドラマ。 実は漫画版にも、鋼の錬金術師や徹子の部屋など、思わずニヤリとする小ネタが至る所に仕込まれています。 最終回&番外編と合わせ、• 漫画版小ネタの解説 もしちゃいます! 「 逃げ恥ってそもそもどういう話だっけ?」という方も大丈夫。 さらっと漫画版逃げ恥のおさらいから始めて、改めて逃げ恥の魅力を確認しましょう! 目次• 1、逃げ恥ってどんな漫画? 逃げ恥とは正式名称「逃げるは恥だが役に立つ」、Kissに連載されていた少女漫画です。 逃げるは恥だが役に立つ 1巻より引用 作者 海野つなみ 出版社 講談社 掲載誌 Kiss 掲載号 2012年22月号~2017年2月号 単行本巻数 全9巻 受賞歴 第39回講談社漫画賞・少女部門受賞 紙・電子書籍の累計で 330万部越えのヒット作品です。 「 少女漫画は10万部売れれば成功」と言われる中、この数字は面白さを裏付けていますね。 (ちなみに、同じ2017年での書籍ヒット作と言えば又吉直樹著「火花」。 発行部数300万部です) 2、逃げ恥の最終回前までのあらすじ! それでは忘れてしまった人のために! 逃げ恥の最終回前までを振り返りましょう~。 逃げるは恥だが役に立つ 8巻より引用 心理学専攻で大学院卒、 無職。 25歳森山みくり。 SEで高齢童貞、かつ「 プロの独身」。 36歳津崎平匡。 就職が決まらないみくりと 独身のデメリットが気になる平匡さん。 そんな二人が出会い、選択したのは愛を伴わない「 雇用としての結婚」! 逃げるは恥だが役に立つ 1巻より引用 理屈っぽくて合理的、二人の偽装結婚生活は案外うまくいっていました。 しかし、「新婚のにおいがしない」と平匡さんの職場の同僚からは怪しまれ、 お辞儀しあう夫婦。。 逃げるは恥だが役に立つ 1巻から引用 みくりの伯母、百合ちゃんも心配してあれこれおせっかいを焼いてきます。 強制新婚旅行! 逃げるは恥だが役に立つ 4巻から引用 しかし、契約結婚の 最大の敵はみくりと平匡さんの恋! 童貞、がんばる。 逃げるは恥だが役に立つ 4巻から引用 ひとつ屋根の下で暮らす二人には、いつしか恋心が芽生えます。 しかし恋をすることで、 「 専業主婦業の職務」として行っていた家事が 「 愛に頼った無償提供」になってしまうとみくりは悩みます。 家事の時間、クオリティ、それぞれの分担… 恋もしたいけど、就職もしたい。 現金収入も欲しいけど、愛する人の笑顔も見たい。 悩めるみくりに平匡さんが出した回答は、 結婚における「共同最高経営責任者」 として、ルールにのっとった実験生活をスタートさせるというものでした… 3、最終回を迎え、キャラそれぞれの恋愛観について解説してみた 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 逃げ恥は、キャラごとに様々な恋愛観を抱えています。 特に印象に残ったカップル&キャラの感想を語ります! と、その前に、最終回のストーリーを解説させていただきますね。 【 逃げるは恥だが役に立つ 最終話ストーリー解説】 みくりは、正社員の正式採用や引っ越しであわただしい生活をしていた。 そんな中、平匡との間で開かれる 第二回共同最高経営責任者会議(家庭の)。 会議は滞りなく進行し、その中で「 婚姻届けの提出日」が決定される。 一方、八百屋のやっさんは野菜のジャムの通販を始めた。 商店街の人たちも元気な様子で、みくりは安心する。 その後みくりと平匡は無事引っ越しをし、新居でお祝いの餃子パーティーが行われる。 集まったみんなそれぞれが、元気で幸せな模様。 さらに後日、みくりと平匡は婚姻届けを提出するが、その帰り道でも生活システム構築について話し合う二人。 二人はささやかなお祝いをし、優しく微笑みあう… それでは、最終回の感想を語ってみます! 逃げ恥は、誰を主観にして見るかで感想の異なる漫画です。 とりわけ強い印象を残したカップル&キャラクターの最終回感想をお届けします! その1 みくりと平匡さん~理屈っぽくなきゃムズキュンしない~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 みくりは試用期間を経て正社員に。 平匡さんも転職先で順調にやっている模様です。 家庭における共同CEO(最高経営責任者)として、二人の家事や金銭負担の違いについては都度の話し合いで解決することにしました… って、会社かよ!! ネット上では、みくりも平匡さんもめんどくさい人…という評判も多いですね。 ええ、ええ、めんどくさいですね(笑)。 もっと直感でやんなさいよ!と思う場面もしばしばありました。 でも、二人は理屈っぽいだけでなく、 心が通い合っています。 婚姻届けを出した後のおしゃれレストランですら、子育ての時間割を話し合っていますが… 食事中でも円グラフ会話! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 それでも、 二人は最終回の最後のコマで、にかんだような笑顔を見せます。 たった今まで、字数多めのビジネス風会話をしていた二人。 そんな理屈っぽい二人が、純粋に想いあう瞬間… これが本当のムズキュンか・・・。 この二人だったからムズキュンできた。 二人じゃなきゃダメだった。 ムズキュンをありがとう!いつまでもお幸せに!! その2 沼田さんと大清水さん~一緒に暮らすことだけが愛ではないけど~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 花見の後、いい感じになっちゃってお付き合いをスタートさせた沼田さんと大清水さん。 しかし、二人は同棲は今のところしない予定のよう。 同性カップルの場合法的な婚姻はありません。 一緒に暮らさないということは、とても不安定なことだと思われます。 でも、沼田さんはあくまで重い感じではなく、大清水さんの回答を受け入れます(話しているところも同僚のお宅っていう軽さ)。 物理的な距離を詰めなくても、愛はあるし信頼もあるのだと思えます。 けれどその気持ちがなくなった時、距離以前に恋が終わるのでしょう。 叶うなら、この恋がうんと長く続きますように。 そう願ってやまない、幸せそうな二人なのです。 その3 五十嵐安奈~宗教観も含めれば合理的?~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 最終回では、ポジティブモンスターこと五十嵐安奈も登場します。 風見さんに振られた後も、明るく楽しくやっている様子がうかがえます。 ところで、 宗教を持つことが当たり前な諸外国において、離婚について批判的な倫理を持っているパターンがあります。 それを踏まえると、五十嵐安奈の言う 「デーティング」(恋人トライアル期間)は先進的!?と思ってしまいます。 とは言え… みくりと平匡さんと違って ムズキュンみは少ないですね、ポジティブすぎて(笑) 4、番外編で完結!百合ちゃんと風見さんカップルは正統派恋愛漫画のカガミだった! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 続いて、番外編の感想です! 法律婚をより良くすることが、みくり&平匡さんカップルのテーマでした。 しかし、ややこしいこと抜きで 恋愛をぶちかましてくるのが百合ちゃん&風見さんの年の差カップル。 それでは番外編も、ストーリーの解説から始めさせていただきますね! 【 逃げるは恥だが役に立つ 番外編ストーリー解説】 25歳年下の風見と付き合うことになった54歳の百合。 お洒落なバーでデートなど大人の付き合いをしてたが、百合は自分が高齢処女であることを気にしていた。 医者に聞いてみたりみくりに質問してみたり、悶々とする日々。 そんな中、「その日」がついにやってくる。 案の定、いい結果にはならずに落ち込む百合。 しかし風見が出した答えは、百合の緊張をほぐすものだった。 百合は風見とともに、ベッドの上でゆったりとリラックスする… それでは、番外編の感想を語ります! 番外編の面白さは、• バリキャリ百合ちゃんのコメディタッチのかわいさ• その悩みを受け止めてくれた風見さんの神対応 にあります。 その2つのポイントごとに感想をご紹介します! その1 悩める百合ちゃんが可愛すぎる件 お洒落でオトナ、ハイキャリア女子の百合ちゃんの悩みは「 性体験がないこと」。 姪っ子のみくりにぽろっとこぼしてしまったり… みくりもびっくり 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 責任感を感じてトレーニングに励んだり… 結果、筋肉がついたそうです。 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 かわいいのか!!!!! 本編よりコメディ色の強いタッチとなっており、笑いの要素強めです。 仕事もできて美人でお金もあるのに、こんなにもケナゲ! 深刻に悩んでいるはずなんですが、それゆえにカワイイ百合ちゃん。 ついつい笑みがこぼれてしまいます。 その2 風見さんの懐の深さと、切ない百合ちゃんの思いにキュン… 実は、未 婚女性で性体験の無い割合は44. 2パーセントに及ぶそうです(国立社会保障・人口問題研究所より)。 モテたのに性体験のない百合ちゃんは珍しいケースなのかもしれませんが、医師からは「まあ意外と多いんですよ」と一蹴されます。 そ、そんなこと言われましても…! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 しかし百合ちゃんは、自分のプライドと経験にかけて風見さんに「 迷惑にならないように」しようと努力します。 そんな努力もむなしく百合ちゃんは、ベッドの上で撃沈… 頑張ったよ百合ちゃん! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 でも、風見さんは百合ちゃんを責めません。 それどころか、25歳年上の百合ちゃんを優しく包み込んでしまうのです!!! なんと恋愛経験値の高い風見さん。 モテるわけです。 伊達男! 逃げるは恥だが役に立つ 7巻から引用 しかし百合ちゃんは、こんな幸せな時にも 「 年齢差も大きいし この関係は長くは続かないのだろうな」 と思っています。 それはきっと悲しいけれど真実で、それもまた 別な意味でキュンとしてしまうのです。 5、最終回&番外編 ジワリ染み入る名言6選! 各キャラクターが、自らの課題にある一定の区切りをつけた最終回と番外編。 派手さはなくとも、 それぞれの思いを感じさせる名言が多数登場します。 その中でも、なにげないのにじんわり染み入る名言を6つ厳選しました。 決して明るいだけではない、しっとりオトナな名言をお楽しみください。 その1 思いがけないステージには戸惑いだってある。 人生を手探りする、百合ちゃんのつぶやき。 「終わったと思ってても、これからってこともあるのね…」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 風見さんとお付き合いすることにより、人生の新しいステージに立った百合ちゃん。 考えもしなかった25歳下の恋人の登場は、バリキャリ百合ちゃんをして呆然としてしまう大イベント。 女の人生はいつでも道途中。 戸惑いながらも手探りで進む百合ちゃん。 迷いながらも前向きな姿勢に、エールを送りたいつぶやきです! その2 ズシっと重い…。 大清水さんと沼田さんの「大人の関係」を示す回答 「私は誰かと一緒に暮らすのは無理かもです」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 お付き合いしている沼田さん(同性)と、一緒に住もうか?と打診された時の 大清水さんの返答です。 たった一言ですが、その言い回しは 沼田さんを気遣いながらも断固とした口調。 これに対し、沼田さんは「 …だよねー」と軽めに返します。 この一連のやり取りの中に、 大清水さんの苦い過去と、踏み込まない大人な沼田さんを感じることができます。 たった数行ですが、 ほろ苦い存在感がズッシリと胸に来る会話です。 その3 納得するしかない!修羅場を超えたやっさんの言葉には人生がにじんでいる 「振り返ると人生っていろんな方向に道があるもんなんだねえ」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 ダブル不倫の上バツイチ子持ちの出戻り状態で、みくりに再会した同級生、 やっさん。 最初はみくりのアドバイスを余計なお世話と感じていたやっさんでしたが… 軽トラ免許取得や青空市の開催など、紆余曲折あってついには野菜と果物ジャムの通販を始めるまでに。 人生経験深すぎのやっさん、このセリフに続くのは「 男なんかいなくても食べていける」です。 勉強になります、アネゴ! その4 理屈だけじゃない、愛もある。 平匡さんの成長にハッとする言葉 「今の気持ちを形で残しておきたいんです」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 入籍届を出した後、新婚旅行先のプレゼン(!)をしようという二人。 その後レストランで生活運用システムについて話をする二人… 相変わらずラブみの薄い会話が続く のですが、最後に平匡さんが言ったのがこのセリフです。 みくりを気遣い、また平匡さん自身もこの幸福を大切にしている様子がうかがえます。 誰かと暮らすこと、誰かを愛することを恐れていた男性はもうここにはいません。 平匡さんの成長を垣間見ることのできる、素敵な言葉です。 その5 恋の喜びを感じる一言。 素直になれた百合ちゃんが思うこと 「あたしは この顔が ずっと見たかったんだわ」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 性体験がないことがコンプレックスで、お付き合いしている風見さんをなかなか家に誘えない百合ちゃん。 そんな百合ちゃんが、ついに風見さんを誘った時に思った言葉です。 コンプレックスに対し色々な策を講じ、対策を練っていた百合ちゃん。 しかし そんなことがどうでもよくなるくらい、風見さんは喜んでくれたのでした。 ささやかなことが幸せ。 恋の喜びをビシビシ感じる言葉です。 その6 女の「呪い」からの解放された、百合ちゃんのココロに浮かぶ言葉 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 風見さんに抱かれながら、百合ちゃんが思ったことです。 百合ちゃんは、高齢女性に対する偏見の目を「 呪い」と表していました。 しかし、呪いとはそれだけでなく、百合ちゃんを襲う「 理不尽」全般を表しているように思えます。 年齢であったり、高齢未婚への目であったり、自分自身のプライドであったり、そしてコンプレックスであったり。 このセリフは、風見さんに受け止めてもらい、百合ちゃんが「呪い」から解放されたことを示す言葉です。 満ち足りた百合ちゃんの様子に、風見さんとの間に流れる愛を感じます…! 6、まとめ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 逃げ恥最終回は、それぞれのキャラクターたちが明るい未来を予想させる形で完結していました。 作者である海野つなみさんのサービス精神からか、ちょい出のキャラクターの後日譚も語られます。 そのため、あの人どうなったんだっけ?アレってどうなったの?というモヤモヤは皆無。 すっきりとした堂々たる完結です。 一方番外編は、百合&風見カップルにスポットを当て、笑っちゃうのにほろ苦い読み口が印象的です。 こちらは最終回とは逆に、ふわりと余韻を残すような読後感。 なにかのきっかけでふと二人を思い出してしまうような…あとを引く魅力があります。 どちらも大満足の読みごたえ。 9巻通して付き合ってきたお別れにふさわしいエンドです。 珍しくネクタイをしている平匡さんも拝めます。

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逃げるは恥だが役に立つのドラマの最終回ネタバレ!入籍して完!

逃げる は はじ だが 役に立つ 最終 回

もくじ• 逃げ恥最終回 のあらすじ プロポーズを断ったみくり レストランで平匡からプロポーズされ、一度は喜んだみくりだが、「結婚するのはリストラされたから、みくりをタダで使えて合理的だから」と解釈し、「それは好きの搾取です」と断るみくり。 二人の間には気まずい空気が流れ、手すら触れない日々が続いていた。 「一度出てしまった言葉は、感じてしまったモヤモヤは、なかったことにはできない。 お互いに。 」 平匡も「僕のことが好きなら受け入れてくれるはず」と思いあがっていたことを反省する。 なりましょう、共同経営責任者 百合はいつものバーで部長に昇格した祝杯をあげていた。 そこへマスターに呼ばれた風見が現れる。 「百合さんを抱きたいと思っている」と風見に言われてから、百合は風見を意識するようになっていたが、年の差を気にして避けてしまう。 みくりは商店街のイベント「青空市」を最低賃金で引き受けたが、時間内に終わらないことばかりでモヤモヤしていた。 そのモヤモヤの原因が「平匡との結婚」に感じるモヤモヤに似ていると気が付き、平匡にある提案を持ち掛けた。 結婚して養われることは「主婦の生活費=最低賃金」が基本給だと主張するみくり。 それプラス「夫(雇用主)からの愛情」が主婦という従業員の報酬で、その「愛情」はとても不確かなもので、いつなくなるかわからないことが不安だと言う。 それに対して平匡は、「夫婦は共同経営責任者」だと主張した。 こうして二人は共同経営責任者としての夫婦をスタートさせることにした。 第1回共同経営責任者会議 共同経営責任者会議を開く平匡とみくり。 議題は平匡の新しい転職先についてだった。 給料が下がるが、新しく挑戦できる会社に行ってみたいと言う平匡。 みくりは収入が減ってしまう分、自分も外で働くが、その分家事に使える時間が減ってしまうと主張した。 すると平匡は「家事の分担」を提案した。 風見からの別れ 百合の部屋に招かれた風見。 百合は以前に風見が「百合を抱きたい」と言いだしたことについて、気持ちは嬉しかったが、その気持ちには応えられないと断った。 「今までかたくなに生きてきちゃったから、今更刹那的な恋愛とか考えられないし、だからといって、私と風見君がまともに付き合えるかと言うと…。 風見君が生まれたとき、私は17歳で。 風見君が20のとき、私は37歳で。 風見君がやっと40を過ぎるころ、私はもう還暦で。 どこまで行っても、風見君は私の甥っ子なの。 」 風見はそんな百合の言葉に「よくわかりました。 僕は百合さんを叔母だとは思えないので、これで終わりにします。 ゆっくり味わって。 」とワイングラスを手にした。 いままで何度も百合と飲んできた風見の、それは別れの言葉だった。 第2次経営責任者会議 しばらく家事分担をしてみて、率直な意見を言い合うことにした平匡とみくり。 みくりは、「やり忘れがあると、それはそっちの分担だよね、家事負担私より少ないよね」と思ってしまうと打ち明ける。 平匡は「みくりの掃除の質の低下が気になっている。 部屋の隅の埃や、鏡の水垢がある。 」と打ち明けた。 みくりは、正直自分はそこまで几帳面ではなく、いままでは仕事だから完璧にやっていただけ、生活に困らない程度に綺麗なら生きていける、と正直に話した。 平匡は自分の担当を増やすことを提案した。 面倒くさいこと 会社でのランチで日野を青空市に誘う平匡。 そこへ沼田が来て「君たちはパッションなのかい?」と聞く。 結婚しているから当たり前だと言い返す日野だが、沼田は「世の中には目に見えないダークマターだって存在するんだよ!」と叫んだ。 平匡は「好きだけど、好きだけではやっていけないことがある。 」と言った。 共働きで家事分担のシミュレーションは正直面倒だとつぶやく…。 そこへみくりから「定時で帰れるようならごはんを炊いておいてくれますか?」とメールが入った。 家に帰り、お風呂掃除をする平匡。 みくりが帰ってきて夕飯の準備をしようとするのを見て、ごはんを炊いていなかったことを思い出した。 平匡はなんとか忘れてしまったことをみくりに気が付かれないように阻止するが、みくりに見抜かれて怒られてしまう。 不機嫌になり一人でご飯を買いに出て行ってしまうみくり。 平匡は落ち込んでしまった…。 私は、自分が嫌いだ。 夕食後、みくりは持ち帰った仕事をしていた。 平匡はそんなみくりを見て、黙って寝室へと行ってしまう。 みくりは、余裕がなくて平匡に強くあたってしまったことを反省していた。 「今日の私は、最低だった。 余裕がないと、とたんに本性が顔を出す。 生意気で偉そうで小賢しいみくりが。 私は、自分が嫌いだ。 自尊感情が低いのは、私の方だ。 平匡さんが愛したのは、家事を完ぺきにこなす、いつも笑顔で優しい、理想の妻で、お米一つでひどい態度をとる女じゃない。 選ばれたくて、認めてほしくて、なのに、なりたい自分から、どんどん遠ざかる。 」 自分に呪いをかけないで。 百合はカフェでお茶をしていると、風見を口説いていた肉食系女子・ポジティブモンスターに出くわす。 彼女は風見に完全に振られ、当てつけに百合に嫌味を言いに来たのだった。 50にもなって若い男に色目を使ってむなしくなりませんか?と揶揄された百合だが、「あなたはずいぶんと自分の若さに価値を見出しているのね」と落ち着いて返す。 「私がむなしさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ。 今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。 自分がバカにしていたものに自分がなる。 それって辛いんじゃないかな。 私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。 あなたが感じているのもその一つ。 自分に呪いをかけないで。 そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。 」 第3次経営責任者会議 一人になれるお風呂場で仕事をするみくり。 アラームが鳴り、第3次経営責任者会議が始まった。 分担の変更から一週間、平匡は「分担は厄介だ、できていないとマイナスになる、できていても当たり前になってしまう。 相手をもっと評価するシステムが必要なのでは」と提案した。 しかしみくりはそれには答えず、「食事の支度が満足にできていなくてごめんなさい。 いっそ分担をなくし、シェアハウスのように各自自分の家事は自分でするようにしてみては。 」とネガティブな提案をした。 平匡は、それだと共用部分の家事を誰もしなくなってしまう恐れがあると反論した。 みくりは「それなら家事は全部私がやります。 しかしそれはボランティアです。 あくまでボランティアなので、ご飯作りたくないなと思ったら作らないし、掃除したくないと思ったら掃除しません。 ボランティアだから、ご飯ないんですかとか言わないでほしいし、部屋が汚いとか言わないでほしい。 だってボランティアだから、仕事じゃないから。 」と感情的になる。 驚く平匡に「やめるなら、今です。 平匡さんだって、面倒ですよね、こんな生活。 主婦の労働の対価がどうとか、小賢しいこと言わないで、平匡さんのプロポーズを素直に喜んでくれる女性はたくさんいます。 それが、普通です。 面倒を背負う必要はありません。 」 と言い放ち、お風呂場にこもってしまった。 みくりが閉じたシャッター、僕は、開け方を知っている。 だとしたら、僕は、開け方を知っている。 平匡は、今まで何度心を閉じても、みくりが明るく見捨てずにノックしてくれたことを思い出していた。 平匡はお風呂場のドアをノックする。 「生きていくのって、面倒くさいんです。 それは一人でも二人でも同じで、それぞれ別の面倒くささがあって。 どっちにしても面倒くさいんだったら、一緒にいるのも手じゃないでしょうか。 話し合ったり、無理な時は時間を置いたり、だましだましでも、なんとかやっていけないでしょうか。 やってやれないことはないんじゃないでしょうか。 みくりさんは自分のことを普通じゃないと言ったけど、僕からしたら、いまさらです。 たいしたことじゃありません。 世間の常識からしたら、僕たちは普通じゃなかった。 いまさらですよ。 青空市、楽しみにしています。 おやすみなさい。 」 みくりはバスタブにうずくまって泣き出してしまっていた。 「うまくいかない時、待っていてくれる人、信じてくれる人。 見失っちゃいけない。 立て直そう、ひとつひとつ、立て直そう、ゆっくりでも。 」 百合と風見の決断 青空市当日、みくりは突然のハプニングに走り回る。 百合は沼田と一緒に来ていた。 年齢と言う呪縛に縛られて風見の告白を断ってしまったことを沼田に告白する。 沼田も好きな相手に決定的な言葉を言えずにいたことを打ち明ける。 同じ思いを抱えた二人は、勇気を出して自分の思う人にメールを送り、青空市に誘うことにした。 子供が熱を出してこないと聞いていた日野がサプライズで現れる。 やっと会えたみくりと日野は感動の握手を交わした。 そのころ、いつまでたっても風見にメールを送れない百合の前に、風見が現れる。 肉食系女子から百合の話を聞いて背中を押された風見は、改めて「僕は百合さんが好きです。 きちんと言いたくて。 」と告白した。 それに百合は「私も好きよ、甥っ子じゃない風見君が。 先のことは見えないけど、今の気持ちに素直になってみてもいいかなって。 」と答えた。 百合を抱きしめる風見。 「会えなくて寂しかった」と百合はつぶやく。 ありがとう、大好き。 手伝いをしていた平匡と合流するみくり。 みくりは、いままで自分があれこれ提案することを嫌がられていたが、青空市では喜ばれた、私の<小賢しさ>はどこにいても嫌われるんだなぁって思ってたけど、<小賢しい>からできる仕事もあるのかもしれない、と思ったことを平匡に告げた。 それを聞いた平匡は不思議そうに 「<小賢しい>って何ですか?<小賢しい>って相手を下に見て言う言葉でしょ?僕はみくりさんを下に見たことはないし、<小賢しい>なんて思ったこと、一度もありません。 」と言った。 <小賢しい>という自らが作り出した呪縛にとらわれ続けたみくりは、そんな平匡の素直な言葉に感極まり、平匡に抱き着く。 そして「ありがとう、大好き」と告げた。 沼田の好きな相手(百合の部下)も合流し、やっさんのジャムも過去最高の売り上げを記録するなど、青空市は大成功で幕を閉じた。 そこは・・・応相談で・・・ 部屋に帰り、ソファに並んで座り、手をつなぐ二人。 平匡「提案があるんですが、ハグの日、復活させませんか? 忙しいと忘れがちになったり、ケンカしたときにどうやって触れたらいいのかわからなくなるので。 」 みくり「私も提案いいですか? 毎晩とは言いませんが、寝る前にハグしてくれたら、いい夢が見れるような。 」 平匡「そういうおねだりはどんどん言ってください、ウェルカムです。 引っ越しを検討しませんか、みくりさんの部屋も必要だし、ダブルベッドが置ける寝室も。 」 みくり「寝床は別の方が熟睡できるかも。 」 平匡「・・・そこは・・・応相談で・・・」 みくり「毎朝起こしに行きます。 」 平匡「その時、おはようのチュウは? みくりさんがおねだりするなら僕だって!」 もじもじする平匡にみくりはキスをした。 みくり「日曜は、平匡さんが起こしに来てください。 」 平匡「そのあとは?」 みくり「応相談で…」 今度は平匡がみくりにキスをする…。 仕事として家事をとらえて、どっちの分担だとか、やり忘れたことにみくりはイライラします。 たしかに女性は家事をしていて、自分ばっかり!とか、仕事をしていると特に思いますよね。 よほど家事が得意な男性と結婚した人じゃない限り、家事はなんとなく女性の仕事で、共働きしていても協力してくれない男性も山ほどいると思います。 もちろん我が家もそれに近い時期が…ありました。 夫と見ていて、みくりが共働きの家事分担を言い出す場面では「いいぞもっとやれ!」と正直思って観ていました、私(笑) でもなぜか、正しいことを主張しているみくりが、だんだん「面倒くさいやつ」に見えてきて。 そりゃ二人で働いてるんだから、二人で家事をすることは正しいかもしれないけど、それを仕事みたいにきっちり主張されちゃうと、家でも休まらないよなぁ・・・とか思ってしまいました。 平匡さんは優しいので「自分が家事をもっと分担する!」と協力的ですが、ケンカになっちゃう夫婦の方が多そう…。 でもこれも、きっと私の「決めつけ」なんだと思います。 女性が家事をするのが「普通」で、「あたりまえ」なのだと。 平匡さんが言うように、普通じゃなくても別にいいんだもんね。 夫婦それぞれの形があっていいのだと改めて思いました。 途中が険悪すぎて、これ最後どうなるのかなぁ?とちょっと不安に思っていましたが、「二人で模索していく」という結論を観て、とても納得して共感することができました。 夫婦になることがゴールじゃなくて、夫婦になってから二人だけの夫婦像を二人で作っていくものっていうことだよね、深い! 私も夫と夫婦になったことだし、夫婦という世の中の枠組みを超えて、二人だけの夫婦を作っていけたらいいなぁ。 契約結婚から始まった平匡とみくり、年の差カップルの百合と風見、沼田さんの同性愛カップルなど、ラストはまさに「夫婦を越えていけ」状態です。 いろんな形があって、お互いが納得する形が一番。 あ~幸せな終わり方だなぁとしみじみ感動しました。 平匡さんの成長っぷりにムズキュン みくりが心のシャッターを閉めたときに「僕はその開け方を知っている。 」とお風呂場に行くシーン、本当平匡さん身も心もイケメンになったなとキュンキュンしました。 みくりが余裕をなくしても、今の平匡さんなら大丈夫ですね。 怒っている相手に歩み寄ること、みくりの気持ちを想像すること、平匡は本当に成長しました。 しかも、みくりのおねだりにおねだり返ししてるし…可愛すぎる、反則だ…。 こんなんじゃ次の会社とかでモテてしまうんじゃないかと心配なレベルです。 …と、これって続編ないんですかね? 二人の生活はまだ始まったばかりですし、「育児」とか、「家を買う」とか、「親の介護」とか、今後夫婦に訪れる難題をテーマに続編作ってほしいなぁ。 いろいろ暗くなりそうなテーマでも、適度に考えさせられ、適度にキュンキュンできて、いいドラマでした。 星野源さん目当てで見始めた逃げ恥ですが、最後のみくりの「大好きっ」で完全に惚れてしまいました。

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『逃げるは恥だが役に立つ』第54話(最終回)のネタバレ&最新話。みくりと平匡の頼もしい味方

逃げる は はじ だが 役に立つ 最終 回

はじめまして! マンガタリライターの中山 今です。 少年漫画大好き女子ですが、こんな私も漫画「逃げるは恥だが役に立つ」、通称 「逃げ恥」 には ムズキュン死に させられました。 思えば恋ダンス、ムズキュンなど、ガッキーと星野源主演のドラマは一大旋風を巻き起こしました。 また最終巻9巻では、百合ちゃんが主役の番外編も掲載されています。 漫画の最終回も番外編もまだ読んでいない人は、その内容…気になりますよね!? 今回は最終回&番外編を未読のアナタのために、• 漫画逃げ恥の最終巻前までのあらすじ• 最終回の感想• 番外編の感想 を語ります! またフレンドパークのパロディや真田丸ネタなど、 クオリティの高い小ネタが話題になった逃げ恥ドラマ。 実は漫画版にも、鋼の錬金術師や徹子の部屋など、思わずニヤリとする小ネタが至る所に仕込まれています。 最終回&番外編と合わせ、• 漫画版小ネタの解説 もしちゃいます! 「 逃げ恥ってそもそもどういう話だっけ?」という方も大丈夫。 さらっと漫画版逃げ恥のおさらいから始めて、改めて逃げ恥の魅力を確認しましょう! 目次• 1、逃げ恥ってどんな漫画? 逃げ恥とは正式名称「逃げるは恥だが役に立つ」、Kissに連載されていた少女漫画です。 逃げるは恥だが役に立つ 1巻より引用 作者 海野つなみ 出版社 講談社 掲載誌 Kiss 掲載号 2012年22月号~2017年2月号 単行本巻数 全9巻 受賞歴 第39回講談社漫画賞・少女部門受賞 紙・電子書籍の累計で 330万部越えのヒット作品です。 「 少女漫画は10万部売れれば成功」と言われる中、この数字は面白さを裏付けていますね。 (ちなみに、同じ2017年での書籍ヒット作と言えば又吉直樹著「火花」。 発行部数300万部です) 2、逃げ恥の最終回前までのあらすじ! それでは忘れてしまった人のために! 逃げ恥の最終回前までを振り返りましょう~。 逃げるは恥だが役に立つ 8巻より引用 心理学専攻で大学院卒、 無職。 25歳森山みくり。 SEで高齢童貞、かつ「 プロの独身」。 36歳津崎平匡。 就職が決まらないみくりと 独身のデメリットが気になる平匡さん。 そんな二人が出会い、選択したのは愛を伴わない「 雇用としての結婚」! 逃げるは恥だが役に立つ 1巻より引用 理屈っぽくて合理的、二人の偽装結婚生活は案外うまくいっていました。 しかし、「新婚のにおいがしない」と平匡さんの職場の同僚からは怪しまれ、 お辞儀しあう夫婦。。 逃げるは恥だが役に立つ 1巻から引用 みくりの伯母、百合ちゃんも心配してあれこれおせっかいを焼いてきます。 強制新婚旅行! 逃げるは恥だが役に立つ 4巻から引用 しかし、契約結婚の 最大の敵はみくりと平匡さんの恋! 童貞、がんばる。 逃げるは恥だが役に立つ 4巻から引用 ひとつ屋根の下で暮らす二人には、いつしか恋心が芽生えます。 しかし恋をすることで、 「 専業主婦業の職務」として行っていた家事が 「 愛に頼った無償提供」になってしまうとみくりは悩みます。 家事の時間、クオリティ、それぞれの分担… 恋もしたいけど、就職もしたい。 現金収入も欲しいけど、愛する人の笑顔も見たい。 悩めるみくりに平匡さんが出した回答は、 結婚における「共同最高経営責任者」 として、ルールにのっとった実験生活をスタートさせるというものでした… 3、最終回を迎え、キャラそれぞれの恋愛観について解説してみた 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 逃げ恥は、キャラごとに様々な恋愛観を抱えています。 特に印象に残ったカップル&キャラの感想を語ります! と、その前に、最終回のストーリーを解説させていただきますね。 【 逃げるは恥だが役に立つ 最終話ストーリー解説】 みくりは、正社員の正式採用や引っ越しであわただしい生活をしていた。 そんな中、平匡との間で開かれる 第二回共同最高経営責任者会議(家庭の)。 会議は滞りなく進行し、その中で「 婚姻届けの提出日」が決定される。 一方、八百屋のやっさんは野菜のジャムの通販を始めた。 商店街の人たちも元気な様子で、みくりは安心する。 その後みくりと平匡は無事引っ越しをし、新居でお祝いの餃子パーティーが行われる。 集まったみんなそれぞれが、元気で幸せな模様。 さらに後日、みくりと平匡は婚姻届けを提出するが、その帰り道でも生活システム構築について話し合う二人。 二人はささやかなお祝いをし、優しく微笑みあう… それでは、最終回の感想を語ってみます! 逃げ恥は、誰を主観にして見るかで感想の異なる漫画です。 とりわけ強い印象を残したカップル&キャラクターの最終回感想をお届けします! その1 みくりと平匡さん~理屈っぽくなきゃムズキュンしない~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 みくりは試用期間を経て正社員に。 平匡さんも転職先で順調にやっている模様です。 家庭における共同CEO(最高経営責任者)として、二人の家事や金銭負担の違いについては都度の話し合いで解決することにしました… って、会社かよ!! ネット上では、みくりも平匡さんもめんどくさい人…という評判も多いですね。 ええ、ええ、めんどくさいですね(笑)。 もっと直感でやんなさいよ!と思う場面もしばしばありました。 でも、二人は理屈っぽいだけでなく、 心が通い合っています。 婚姻届けを出した後のおしゃれレストランですら、子育ての時間割を話し合っていますが… 食事中でも円グラフ会話! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 それでも、 二人は最終回の最後のコマで、にかんだような笑顔を見せます。 たった今まで、字数多めのビジネス風会話をしていた二人。 そんな理屈っぽい二人が、純粋に想いあう瞬間… これが本当のムズキュンか・・・。 この二人だったからムズキュンできた。 二人じゃなきゃダメだった。 ムズキュンをありがとう!いつまでもお幸せに!! その2 沼田さんと大清水さん~一緒に暮らすことだけが愛ではないけど~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 花見の後、いい感じになっちゃってお付き合いをスタートさせた沼田さんと大清水さん。 しかし、二人は同棲は今のところしない予定のよう。 同性カップルの場合法的な婚姻はありません。 一緒に暮らさないということは、とても不安定なことだと思われます。 でも、沼田さんはあくまで重い感じではなく、大清水さんの回答を受け入れます(話しているところも同僚のお宅っていう軽さ)。 物理的な距離を詰めなくても、愛はあるし信頼もあるのだと思えます。 けれどその気持ちがなくなった時、距離以前に恋が終わるのでしょう。 叶うなら、この恋がうんと長く続きますように。 そう願ってやまない、幸せそうな二人なのです。 その3 五十嵐安奈~宗教観も含めれば合理的?~ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 最終回では、ポジティブモンスターこと五十嵐安奈も登場します。 風見さんに振られた後も、明るく楽しくやっている様子がうかがえます。 ところで、 宗教を持つことが当たり前な諸外国において、離婚について批判的な倫理を持っているパターンがあります。 それを踏まえると、五十嵐安奈の言う 「デーティング」(恋人トライアル期間)は先進的!?と思ってしまいます。 とは言え… みくりと平匡さんと違って ムズキュンみは少ないですね、ポジティブすぎて(笑) 4、番外編で完結!百合ちゃんと風見さんカップルは正統派恋愛漫画のカガミだった! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 続いて、番外編の感想です! 法律婚をより良くすることが、みくり&平匡さんカップルのテーマでした。 しかし、ややこしいこと抜きで 恋愛をぶちかましてくるのが百合ちゃん&風見さんの年の差カップル。 それでは番外編も、ストーリーの解説から始めさせていただきますね! 【 逃げるは恥だが役に立つ 番外編ストーリー解説】 25歳年下の風見と付き合うことになった54歳の百合。 お洒落なバーでデートなど大人の付き合いをしてたが、百合は自分が高齢処女であることを気にしていた。 医者に聞いてみたりみくりに質問してみたり、悶々とする日々。 そんな中、「その日」がついにやってくる。 案の定、いい結果にはならずに落ち込む百合。 しかし風見が出した答えは、百合の緊張をほぐすものだった。 百合は風見とともに、ベッドの上でゆったりとリラックスする… それでは、番外編の感想を語ります! 番外編の面白さは、• バリキャリ百合ちゃんのコメディタッチのかわいさ• その悩みを受け止めてくれた風見さんの神対応 にあります。 その2つのポイントごとに感想をご紹介します! その1 悩める百合ちゃんが可愛すぎる件 お洒落でオトナ、ハイキャリア女子の百合ちゃんの悩みは「 性体験がないこと」。 姪っ子のみくりにぽろっとこぼしてしまったり… みくりもびっくり 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 責任感を感じてトレーニングに励んだり… 結果、筋肉がついたそうです。 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 かわいいのか!!!!! 本編よりコメディ色の強いタッチとなっており、笑いの要素強めです。 仕事もできて美人でお金もあるのに、こんなにもケナゲ! 深刻に悩んでいるはずなんですが、それゆえにカワイイ百合ちゃん。 ついつい笑みがこぼれてしまいます。 その2 風見さんの懐の深さと、切ない百合ちゃんの思いにキュン… 実は、未 婚女性で性体験の無い割合は44. 2パーセントに及ぶそうです(国立社会保障・人口問題研究所より)。 モテたのに性体験のない百合ちゃんは珍しいケースなのかもしれませんが、医師からは「まあ意外と多いんですよ」と一蹴されます。 そ、そんなこと言われましても…! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 しかし百合ちゃんは、自分のプライドと経験にかけて風見さんに「 迷惑にならないように」しようと努力します。 そんな努力もむなしく百合ちゃんは、ベッドの上で撃沈… 頑張ったよ百合ちゃん! 逃げるは恥だが役に立つ 9巻から引用 でも、風見さんは百合ちゃんを責めません。 それどころか、25歳年上の百合ちゃんを優しく包み込んでしまうのです!!! なんと恋愛経験値の高い風見さん。 モテるわけです。 伊達男! 逃げるは恥だが役に立つ 7巻から引用 しかし百合ちゃんは、こんな幸せな時にも 「 年齢差も大きいし この関係は長くは続かないのだろうな」 と思っています。 それはきっと悲しいけれど真実で、それもまた 別な意味でキュンとしてしまうのです。 5、最終回&番外編 ジワリ染み入る名言6選! 各キャラクターが、自らの課題にある一定の区切りをつけた最終回と番外編。 派手さはなくとも、 それぞれの思いを感じさせる名言が多数登場します。 その中でも、なにげないのにじんわり染み入る名言を6つ厳選しました。 決して明るいだけではない、しっとりオトナな名言をお楽しみください。 その1 思いがけないステージには戸惑いだってある。 人生を手探りする、百合ちゃんのつぶやき。 「終わったと思ってても、これからってこともあるのね…」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 風見さんとお付き合いすることにより、人生の新しいステージに立った百合ちゃん。 考えもしなかった25歳下の恋人の登場は、バリキャリ百合ちゃんをして呆然としてしまう大イベント。 女の人生はいつでも道途中。 戸惑いながらも手探りで進む百合ちゃん。 迷いながらも前向きな姿勢に、エールを送りたいつぶやきです! その2 ズシっと重い…。 大清水さんと沼田さんの「大人の関係」を示す回答 「私は誰かと一緒に暮らすのは無理かもです」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 お付き合いしている沼田さん(同性)と、一緒に住もうか?と打診された時の 大清水さんの返答です。 たった一言ですが、その言い回しは 沼田さんを気遣いながらも断固とした口調。 これに対し、沼田さんは「 …だよねー」と軽めに返します。 この一連のやり取りの中に、 大清水さんの苦い過去と、踏み込まない大人な沼田さんを感じることができます。 たった数行ですが、 ほろ苦い存在感がズッシリと胸に来る会話です。 その3 納得するしかない!修羅場を超えたやっさんの言葉には人生がにじんでいる 「振り返ると人生っていろんな方向に道があるもんなんだねえ」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 ダブル不倫の上バツイチ子持ちの出戻り状態で、みくりに再会した同級生、 やっさん。 最初はみくりのアドバイスを余計なお世話と感じていたやっさんでしたが… 軽トラ免許取得や青空市の開催など、紆余曲折あってついには野菜と果物ジャムの通販を始めるまでに。 人生経験深すぎのやっさん、このセリフに続くのは「 男なんかいなくても食べていける」です。 勉強になります、アネゴ! その4 理屈だけじゃない、愛もある。 平匡さんの成長にハッとする言葉 「今の気持ちを形で残しておきたいんです」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 入籍届を出した後、新婚旅行先のプレゼン(!)をしようという二人。 その後レストランで生活運用システムについて話をする二人… 相変わらずラブみの薄い会話が続く のですが、最後に平匡さんが言ったのがこのセリフです。 みくりを気遣い、また平匡さん自身もこの幸福を大切にしている様子がうかがえます。 誰かと暮らすこと、誰かを愛することを恐れていた男性はもうここにはいません。 平匡さんの成長を垣間見ることのできる、素敵な言葉です。 その5 恋の喜びを感じる一言。 素直になれた百合ちゃんが思うこと 「あたしは この顔が ずっと見たかったんだわ」 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 性体験がないことがコンプレックスで、お付き合いしている風見さんをなかなか家に誘えない百合ちゃん。 そんな百合ちゃんが、ついに風見さんを誘った時に思った言葉です。 コンプレックスに対し色々な策を講じ、対策を練っていた百合ちゃん。 しかし そんなことがどうでもよくなるくらい、風見さんは喜んでくれたのでした。 ささやかなことが幸せ。 恋の喜びをビシビシ感じる言葉です。 その6 女の「呪い」からの解放された、百合ちゃんのココロに浮かぶ言葉 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 風見さんに抱かれながら、百合ちゃんが思ったことです。 百合ちゃんは、高齢女性に対する偏見の目を「 呪い」と表していました。 しかし、呪いとはそれだけでなく、百合ちゃんを襲う「 理不尽」全般を表しているように思えます。 年齢であったり、高齢未婚への目であったり、自分自身のプライドであったり、そしてコンプレックスであったり。 このセリフは、風見さんに受け止めてもらい、百合ちゃんが「呪い」から解放されたことを示す言葉です。 満ち足りた百合ちゃんの様子に、風見さんとの間に流れる愛を感じます…! 6、まとめ 逃げるは恥だが役に立つ 9巻より引用 逃げ恥最終回は、それぞれのキャラクターたちが明るい未来を予想させる形で完結していました。 作者である海野つなみさんのサービス精神からか、ちょい出のキャラクターの後日譚も語られます。 そのため、あの人どうなったんだっけ?アレってどうなったの?というモヤモヤは皆無。 すっきりとした堂々たる完結です。 一方番外編は、百合&風見カップルにスポットを当て、笑っちゃうのにほろ苦い読み口が印象的です。 こちらは最終回とは逆に、ふわりと余韻を残すような読後感。 なにかのきっかけでふと二人を思い出してしまうような…あとを引く魅力があります。 どちらも大満足の読みごたえ。 9巻通して付き合ってきたお別れにふさわしいエンドです。 珍しくネクタイをしている平匡さんも拝めます。

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