この 両手 から こぼれ そう な 鬼 滅 の 刃。 鬼滅の刃 第145話ネタバレと感想『満身創痍の善逸の、確かな思い』

鬼滅の刃 第145話ネタバレと感想『満身創痍の善逸の、確かな思い』

この 両手 から こぼれ そう な 鬼 滅 の 刃

はじめがき。 もともと長女に読んでもらうため 書くこと約1週間。 全約13000文字くらいですが手直しをしています。 順次更新していきますので、 興味がある方は読んでいただけると幸いです。 最終回前のジャンプ本誌の桜のシーン。 あそこからの妄想大爆発の最後へ。 本誌最終回とは全く違います。 気分を害する表現 そのキャター・時代にそぐわない表現 単行本勢なので大目に見ていただき、 気になるところは脳内で変換お願いします。 もくじ• プロローグ 「・・・はしゃぎすぎだ」 「すみません・・・」 数日の間だけ許した帰宅。 家や庭、お墓の掃除。 やりたかったことは全部できたから。 と、満面の笑みで話す。 そんな普通のことの何が嬉しいのかと ため息をつきながらいつもの部屋に戻ってきた。 あと少しで庭の桜も満開になる。 無言のまま外を眺めるふたり。 「これが最後だぞ・・・」 注射器を取り出し呟く。 まるで自分に言い聞かせているかのように。 痛みを感じないであろう腕。 針先を見つめ、おぉー、といった顔をする。 いつものことだ。 「うん、ありがとう」 爽やかな風が通り過ぎる感じがした。 いつものこと。 変わらない日々。 いつか終わることを知っている。 次は俺の番だー 十数年ぶりの涙 「ちょっと、いいか」 コイツ等を部屋から出せ、 顔を扉の方へ向け合図した。 何をするわけでなく庭の桜の木を眺めている。 時折り吹く風を感じながらベットの上、 側でゴロゴロできる唯一の場所なのだろう。 そんな幸せの雰囲気に少し酔ったような気がした。 「コイツの診察するからみんな出て行ってくれるか!」 しびれを切らして怒鳴る。 シッシッ 手で払う姿を見てしぶしぶ部屋を出ていく。 「お兄ちゃん、あとで外に出てみようね!」 無邪気な笑顔を向ける禰豆子が一番に出て行った。 笑顔で返事をする炭治郎。 「気づいているとは思うがー」 そう前置きしたが、その先の言葉に詰まる。 悲しそうな顔を見られたかもしれない。 「うん、大丈夫。 もう大丈夫だよ」 無気力とは違う優しい、 揺るぎない覚悟にも似た力強い口調。 以前なら癪(しゃく)に思っただろうが今は違う。 彼を信じてくださいー いつも言っていた珠世様の言葉。 俺以外のヤツに救えるはずがない。 変わらないのならずっとこのままでいい、そう思ってきた。 いや、 もう救われたかどうかの疑問については考えないようにしている。 人間を信じることは苦痛だ。 しかしコイツ等を見ていると 人間になりたい・・・戻りたいというのだろうか。 ・・・悪くない、そう思えるようになっていた。 考えると頭が痛くなる。 薬の影響が出ているのかもしれない。 やはりここにいると頭がおかしくなりそうだ。 人間だった記憶・・・感情を思い出す嫌悪感。 それと隣り合わせだったからこそ 信じる そんな言葉を嫌っていたのだろうか。 いや、もう考えることはよそう。 珠世様の思いは俺が受け継げばいい。 これからずっとひとりだとしてもー 「これまでの戦い、急激に人から鬼、 鬼から人に戻った反動と合わせて 心臓にもかなりの負担がかかっている。 体の変調と同じくもう・・・回復は無理だろう」 「そっか・・・愈史郎さん・・・」 次の言葉は決まっていた。 何かほかの方法があるかもしれない。 珠世様の施術書を見ればきっとー そう言おうと思った矢先、 「俺、頑張ったよね・・・もう大丈夫だから・・・。 愈史郎さんも幸せになってほしいな」 あの時と同じ笑顔を向ける。 炭治郎の顔には迷いがない。 いつも同じだ。 馬鹿正直で真面目で融通が利かなくて誰かのために命を燃やして・・・。 「頑張りすぎだ、馬鹿・・・」 そんな顔をされると何も言えなくなり ぺちっと頭をはたく。 目を閉じ笑う炭治郎。 こんな日常が欲しかったんだー ここに珠世様がいてくれたらー 心の中で呟いたことが 聞こえたかもしれない。 桜の下の騒ぎを眺めながらもういちど笑うふたり。 笑う? 涙を流しているのに? あぁ、薬が効いてきたのだろう。 十数年ぶりの涙。 可笑しくって仕方ない。 炭治郎のお願い 『そこに私がいてはダメなのです。 だから行かねばなりません。 愈史郎が信じる道はどこにあるのですか? あなたに私の未来を託しても良いですか?』 これが珠世様が望んだ未来だったはず。 信じる先にあったものは悲しみだったとしても それを受け止めなければならなかったのだろう。 「お前の苦しむ姿は見たくない。 だから行く。 誰も知らないところへ・・・」 これから先に起こるであろうこと。 調合を変えた鎮痛剤は意味をなさなかった。 つまり最悪の事態、それ以上のことが起こりうる。 「・・・愈史郎さん。 ひとつお願いを聞いてくれませんか?」 迷子の犬のような目でこちらを見る。 最後、最後なら仕方ない。 「ありがとうございます。 実は手紙を書きたいので用意してほしいのと 書いたものを届けてほしいのです」 最後まで律儀なヤツ。 筆と紙を持ってくる。 ふらふらと書き辛そうだ。 片手では無理もない。 筆と紙を取り上げる。 「俺が書いてやるから言え」 また照れるように笑う。 ひとことひとことゆっくりと話し始めた。 「ゆ、愈史郎さん・・・どうして泣いて・・・」 「う、うるさい!俺は人間じゃないんだ!涙を流すことはない!」 無駄口たたいてないでさっさと言え。 俺は忙しい。 わざわざ付き合ってやっているんだ。 背を向ける。 炭治郎は苦笑いしているのだろう。 「では、これを鱗滝さんにお願いします」 手紙を預かる。 もうひとつの包みはそのうちにー 言い終わらないうちに鞄に入れた。 「分かった・・・じゃぁ、俺は行く」 「愈史郎さん・・・いままでありがとうございました。 もし、みんなのこと頼めるようだったらお願いします」 「・・・俺は、ここにいてはダメなんだ。 お前の最後も看取れないような腰抜けだから・・・」 「そんなことはないです!珠世さんと愈史郎さんの研究のおかげで どれだけの人が助かったか!俺たち兄妹だってそうです! だから・・・もっと胸を張って生きてください!」 「・・・う、うるさい。 病人は安静にしてろ」 調子が狂う。 ハイサヨナラで帰ればよかった。 こういった気持ちは、何故か胸が痛む。 慣れていないだけではないのだろう。 アイツみたいに満面の笑みはできないが俺にも感謝という気持ちは分かる。 我が子のように思うからこそ 当てのない旅。 特に急ぐ必要もなかったが 気が付くと早足になっていた。 この手紙を届ければ終わる。 そんな焦りもあったのかもしれない。 「長旅ご苦労。 まだ鎹鴉がいるのだからそれを遣わせばよかったものを」 ・・・無駄足だった。 早々に帰ろうと思ったが 手紙を読もうとしている。 待つ意味は無いが何となく 去ってはいけない気がした。 「・・・そうか。 いや、すまぬ。 儂もひとつお願いしてもいいかな?」 「あなたに義理立てすることはないと思いますが?」 「年寄りの言うことは聞くものだ。 ・・・お前も迷っているのだろう?」 恫喝されているかのようでもあり 優しく気遣ってくれているようでもあった。 「・・・内容次第では考えてやる」 「簡単なこと・・・これを禰豆子に渡してほしいのだ」 お前は知っているのだろう、 お前も気づいているのだろう、 と真意に触れる。 「・・・どういうことか分かっているのか?」 「だてに歳は取っておらん。 終わらせるのは誰が好ましいか、 ならば本人に決めさせたい、それだけだ」 「とりあえず預かる。 が、届けるかどうかは分からないぞ」 「それでもよい。 ここにあると色々と思い出す。 事が済めばまた戻って来るやもしれんが。 それにやつらも許してくれないからな。 みんな我が子同然なのだ・・・」 先ほどから感じる寂しくもあり暖かくもある風。 ここにもまた違った幸せを感じる。 俺が知らなかった幸せがここにもあった。 それを教えてくれようとしたのだろうか。 もうひとつの手紙 山を出ると、ふっ、と気持ちが軽くなった。 それと同時に炭治郎から預かったもの、 そう言えば俺にも包みがあったことを思いだす。 包みを開くと焦げ臭いものと手紙があった。 開くと、焦げた布、汚い字が並ぶ手紙・・・ ひとりでこっそりと書いたのだろう。 愈史郎さんのおかげで 大事な家族と仲間に挨拶ができました。 もう長くは無いでしょうが 最後まで幸せを感じられるよう精一杯生きたいと思います。 できれば愈史郎さんも一緒に幸せを感じてくれたらと思っています。 これまで助けてもらった分、みんなを頼ってください。 そして本当にお世話になりました。 感謝しきれませんが本当に本当にありがとうございました。 それと焦げて分からないかもしれませんが匂いを頼りに探しました。 お前は、 どうしてお前はこんなに馬鹿なんだ。 『どうして珠世様が犠牲にならなければならないんですか!』 いつもいつも周りの人の幸せの為に傷を負う。 お前は何を背負っているんだ。 『アイツらがダメなら、またふたりどこかで研究を続ければ!』 どうしてそんなに優しくできる。 どうしてそんなに信じることができる。 どうして俺なんかのためにー 『愈史郎。 分かっているはずですよ』 あなた側にいたかったー 同じだ。 珠世様も炭治郎も、 俺もアイツら・・・仲間たちも。 顔中が炭だらけになっている。 恥ずかしい。 溢れる涙もそうだ。 珠世様にも申し訳ない。 俺は何をしなければならなかったのか。 なぜ何も知らせぬまま来てしまったのか。 走らなければ。 走らなければならない。 伝えなければならない。 そう、仲間たちに。 どれだけ走っただろう。 辺りはもう真っ暗だ。 息を切らす時間さえ惜しい。 戻らなくては。 ただ前を見て走り続けた。 見えた!蝶屋敷。 ・・・?! 聞こえる、叫び声が聞こえる! 無惨な現実は救えない 乱暴に扉を開け急いで鞄を漁る。 「愈史郎さん!お兄ちゃんが、お兄ちゃんが!!!」 「やい愈史郎!てめぇ今までどこ行ってやがった!!!」 「うるさい話はあとだ、これを飲ませる!!!」 藤の花から抽出した薬とは言えないもの。 いわば毒に近い。 摂取することでショックを起こし 一時的な仮死状態にさせる。 効くかどうかは分からない。 部屋はひどい有様だった。 炭治郎と思われる者、 髪は抜け散乱し 片腕・片目は落ち床は血で染まっている。 叫び狂った後、唸っているのだろう。 さぞかし周りのやつらも混乱したに違いない。 数分後、炭治郎の呼吸が整ってきた。 脈も正常だ。 綺麗な布団を出してもらい寝かせる。 何とかひと段落できた。 大きく深呼吸して頭を下げる。 「・・・すまない。 きちんと説明すべきだった」 口を開く者はいない。 何かを察したように俺の言葉を待っている。 「炭治郎は・・・もう生きる気力は残っていないんだ。 これまでは施術書を元に鎮痛剤を作り投与してきた。 その薬はもう・・・無い。 抑えが利かなくなった今、これまでの反動で 一気に体や心臓へ負担がかかっている・・・」 「お・・・ちゃんは・・・どう・・・なるの」 涙を流す禰豆子が力なく問いかけてくる。 「常人なら耐え切れずすぐに死んでしまっただろう。 しかし極めて強い精神力を持っている炭治郎は それが仇となって・・・いつ死ぬか分からない・・・ と回復を繰り返すだろうと考えられる。 死ぬに死ねない状態が続き、ずっと苦しみ続ける・・・と言うことだ」 更に重い空気に変わる。 明日死ぬかもしれないし 1年後に死ぬかもしれない。 それまでずっとこの姿を、 苦しむ姿を見続けなければならない。 「炭治郎ぉ・・・俺たちのを見なくていいのかよぉ・・・ おい、聞いてるんだろう、なぁ、なぁ・・・」 「オイてめぇ、何とかしろよ!できるんだろう!なぁ!」 無言で散乱したもの 床に落ちたもの、汚れたものを片付ける。 何たるかを理解したのであろう。 こういったとき女たちは強い。 「俺は・・・人間に戻る薬を投与した。 血鬼術が使えなくなったから 少しずつ効いているのだと思う。 炭治郎には調合を変え鎮痛剤として投与してきた。 その薬はもうない。 作れない・・・鬼がいないからだ。 いや、もう抗体ができ始めていたのだろう・・・。 効かないと分かっていた。 こうなることは分かっていた。 最後を・・・炭治郎の最後を見たくなかった。 だから、だから俺は逃げた! ・・・すまなかった」 静まり返る部屋。 仕方ない、こういった雰囲気は嫌いだ。 きっと俺は何もできない。 薬だってそうだ。 珠世様としのぶの研究の成果。 俺は何もしていない。 人間に戻ったとしても何もできない。 だから逃げ出した。 それだけだ。 なのにー 「ありがとう愈史郎さん。 お兄ちゃんのために頑張ってくれて。 涙を流してくれて。 ここに来てくれて・・・」 そっと炭治郎の頭を撫で 涙を流し続ける禰豆子が笑顔を向ける。 何も言えず泣くしかなかった。 俺が声をあげて泣けば 周りの者は声を殺して泣く。 「まずは顔を拭きましょう」 「みなさんの手ぬぐいもお持ちします」 「お茶も用意します」 私たちがー 手を取り合った3人は部屋を出て行った。 優しさの結末 どれだけの時間が過ぎただろうか。 用意されたお茶は冷めている。 一気に飲み息を吐いた。 まだ俺がするべきことがある。 例え憎まれたとしても言わなければならない。 そう、言わなければならない。 「これは・・・お兄ちゃんの・・・日輪刀・・・」 「・・・そうだ。 これで・・・炭治郎の心臓を突け」 集まる視線が痛い。 「お前馬鹿か?!禰豆子ちゃんに人殺しさせる気か!!!」 「お前、本気で言ってるのか・・・」 伊之助が飛んでくるかと思ったが意外と冷静で驚いた。 震える禰豆子。 何かを悟ったほかの者たち。 「先ほど飲ませたのは藤の花から抽出した毒だ。 初めてだったので効果は分からなかったが眠った状態になった。 次はまた苦しみうめき暴れるかどうかは分からない。 藤の毒で死ぬかもしれないしそうでないかもしれない。 多分抗体が作られているだろうから次は効かない可能性が高いと思う」 「どうして日輪刀を・・・」 すぐにカナヲが聞いてきた。 「体内についてはどのような変化があるか分からない。 首を・・・落とせばいいのかもしれない・・・どちらにせよ 確実に・・・日輪刀を使ったほうがいいと思う」 「じゃぁ、禰豆子ちゃんの必要はないだろ。 俺だって・・・伊之助だって・・・」 できないけど・・・善逸が言う。 「もちろんそうだ。 誰でもいい。 決めることができれば。 こうなることを知っていたのだろう。 禰豆子に渡せ、と鱗滝のおっさんから預かった。 ・・・だからこの先は任せる。 どんな決定だったとしても俺は最後を看取る。 それだけだ」 自分でも酷いことを言っていると分かっている。 仕方がないでは済まされないことだろう。 やっと小さな幸せを掴んだ。 それが続くと思った。 しかしそれを自らの手で離さなければならない。 その決断を妹に、こんな小さな女に委ねなければならないとは。 これも運命というならば 何と酷な仕打ちだろうかー 誰も口を開こうとはしない。 俺は炭治郎に向かい頭を下げた。 禰豆子はずっと炭治郎の頭に手を添えている。 耐えきれず 天井を眺めるもの 顔を覆うもの 夜桜を眺めるもの 寝たふりをするもの それからまた同じ静寂を過ごす。 ふと禰豆子が立ち上がり目を閉じ息を吐く。 一同はその姿を見つめた。 「ううううああああああ・・・」 同時に炭治郎が目覚めた。 激痛なのか、うめき暴れようとする。 押さえようとした。 が、細くなった体は俺ひとりでも充分なほど軽く・・・ カランー 音がした方を見た。 放り投げた鞘が床を打つ。 あふれる涙のまま立ち上がり震える両手で刀を持つ。 目を閉じたままだ。 鞘を拾い、きゅっ、と抱きしめるカナヲ。 禰豆子は覚悟を決めたかのように目を開けた。 そして仲間たちを見つめる。 ひとりずつ、笑顔で、ひとりずつ、頷く。 そして俺を見る。 誰ひとり動く者はいない。 皆、涙を流し目を逸らすことなく炭治郎を見る。 本当にいいんだなー 実際に発せられた言葉かどうか分からない。 最後に頷く禰豆子。 俺も珠世様と離れたくなかった・・・ 悲しい、悔しい、運命を恨む。 これが人というものなのか。 こんな苦しい涙を流してまで 受け入れなければならないのか。 人・鬼どちらでもない思い。 生の儚さ・尊さを受け入れ それでも信じる絆を繋げていく それが人なのか・・・ 禰豆子・・・お前を・・・信じてるよ・・・ ・・・ ・・・ ・・・?! 『思い出しましたか・・・』 俺の中で何かがはじけたような気がした。 明らかにこれまでとは違う、 熱い・・・心が燃えるような・・・涙。 『愈史郎、信じることは繋ぐこと。 その気持ちが人なのですよ』 その瞬間、 桜のような、藤の花のような、幸せの香りがした。 仲間は立ち上がり驚いた表情で見つめる先、 俺の側には出会った頃と同じ姿の炭治郎がいた。 うめき苦しむ姿は夢だったのか。 そのように錯覚したほどに屈託のない笑顔を向ける。 『みんな、ありがとう』 頭の中で声が響いた。 すぐに静寂が襲い脳が混乱する。 これは・・・ 炭治郎が見せてくれた走馬灯・・・ 目を逸らしてはいけない。 仲間は自然に手を繋いでいた。 ほんの僅かな時に 一番の幸せが脳裏に浮かぶ。 お前が多くの人から託された夢。 その信じてきたことを 今度は俺たちが仲間と繋いでいく。 あぁ、大丈夫だ。 それは禰豆子が動く一瞬の出来事。 「お兄ちゃん・・・ありがとう。 ありがとう!お兄ちゃあああああん!!!」 『ありがとう、禰豆子』 『ありがとう、愈史郎さん』 俺の方こそ・・・ありがとう・・・炭治郎。 座り込む禰豆子。 大きく息を吐き首元から脈を計る。 ・・・軽くうなずくと 善逸と伊之助が刀を抜いた。 重い空気を断ち切るかのように 大きな声でアオイが口を開く 「これから忙しくなるのでご協力お願いします!」 「はい!」 「はい!」 「はい!」 涙をぬぐい3人が返事をする。 日が昇ってきたから このまま始めましょうか、 テキパキと指示するアオイ。 ぐうううう~ お腹が鳴った音が響く。 「・・・しょうがないだろ」 伊之助も飯にしようと言える 雰囲気ではなかったのだろう。 こんなときに・・・ いや、こんなときだからこそ、か。 力が抜けた俺はひとりで笑う。 馬鹿みたいに。 つられてみんな笑った。 泣きながら笑った。 変わらない。 何事もなかったかのように、また今日が始まる。 それぞれの心の中で生きる炭治郎に感謝しながら。 昨日と同じ今日が、 今日と同じ明日が誰かのためになりますようにー エピローグ 鱗滝宅 「本当にここで良かったのか?」 簡素な石が並ぶ竹林の開けた場所。 手を合わす禰豆子に話しかけた。 「私が眠っているとき誰かと一緒に遊んだ気がするの。 ずっと優しい気持ちになっていてね、 そろそろだよ、って女の子が起こしてくれたんだよ。 ・・・それにここは私たちの家だから!」 そうか・・・お前たちが一緒にいたのか・・・。 炭治郎だけでなく禰豆子も救ってくれていたとは。 もう出会ったころであろうか。 これから成すべきことは決まっているようだ。 安心して眠れ、炭治郎よ。 「ときに善逸、お前はどうするのだ」 「俺は・・・まずはじいちゃんと・・・コイツの墓を作りに田舎へ帰ります。 そして・・・戻ってきたら一緒になろうねぇ~禰豆子ちゃわぁ~ん」 「えっと・・・じゃぁ、私も、行ってきます!」 「えぇ~ひどいよ~」 禰豆子 「私では受け継ぐことができないからこれでいいの」 女同士の密談を経た蝶屋敷の帰り道、 日輪刀を見ながら言う。 思いに応えることもまた炭治郎と似ている。 一生懸命働いてくれるのは嬉しいが やはり年ごろの娘がこのような山奥で暮らすのもよろしくない。 「これを渡そうかと思うのだが・・・」 墓を作ってから数日後だった。 籠を手に持った鱗滝が言う。 いつもと違う様子に首をか禰豆子。 一瞬、懐かしい風が吹いたかと思いわくわくしている。 ひと呼吸しゆっくりと籠を開ける。 「これ・・・私の口枷・・・とこれは・・・?」 「これは炭治郎がここで修業をしていたとき、 お前が眠っていた間に書き綴った日記だ。 炭治郎からの遺言なのだが、 儂の判断で然るべき時に渡してくれと頼まれたのだ」 「お兄ちゃん・・・」 顔を覆い泣き崩れる禰豆子。 しかしすぐさま顔を上げ笑顔になる。 そんな姿を見せまいとしているのだろう。 すぐ読もうと姿勢よく座る。 日記をめくり涙をこらえている思えば きょとんとしたり声を上げて笑ったり。 お前が眠っているときの兄の努力を見るがよい。 それがこれからの糧となることを願っている。 これから成すべきことを考えよ。 それから数日間は日記を読み続けた。 途中で読むことを辞めて数日。 薪割りの途中で空を眺めていた禰豆子が言った。 「私・・・守りたいもの・・・とは違うかもしれないけど 受け継ぎたいもの・・・行ってみたい場所があるの・・・」 蝶屋敷 「場所、分かるの?」 「知らん!だが何とかなる!」 カナヲは考えている。 つられて鏑丸も伊之助に巻き付いた。 葉桜を眺め軒先でお茶をすするふたりと一匹。 毎日賑やかな蝶屋敷の中で 私は何をするべきなのだろう。 そう考えたとき、しのぶ姉さんの医術を残したいと思った。 珠世様の施術書を持ち込んでもらい毎日読み続けている。 姉さんたちがくれた希望。 そんな優しさを寂しい思いをしている子どもたちに分けてあげたい。 ここにいるみんなで決めたこと。 輝利哉様もとても喜んでくれた。 産屋敷亭を整備して病院と学校、 そして子どもたちが住める場所を建築している。 元柱の宇随様と煉獄様に指揮を執ってもらい完成間近。 私もいちからそこで学びたいと思っているので この蝶屋敷での生活もあと少し。 青空を眺めていると ドタドタと足音が近づいてきた。 「なんで今日はつまみ食いに来ないのよ!」 大小ふたつのお盆を持ったアオイがやってきた。 軽やかにそれを奪い無言で食べ始める伊之助。 もう、とため息交じりに座り込んだ。 「俺だって考えてなかったわけじゃねぇんだ」 「あぁーもう!食べてからでいいから」 飛んでくるご飯粒をよけながらアオイが言う。 じゃぁ先に、とあっという間に食べ終わり ごちそうさまと手を合わせお茶を飲む。 あっ、 思い出したかのように伊之助が口を開く。 「ほら、上弦のなんていったか氷を使う兄ちゃんが言ってたんだけど 極楽教とかいうところに俺の母親がいたらしくってさ、 そこに行ってみようかなと思って」 「その場所が分からなくてどうするか話していたのです」 「えっ・・・それじゃぁ、出て行く、ってこと」 驚く顔のアオイ。 「多分そのうち帰ってくると思うけどな。 ずっとここにいると体がなまってしょうがねぇし・・・気分がな」 「気分が何なの?伊之助、はっきり言いなさい」 意地悪な笑みを浮かべてカナヲが言う。 しらねーよ、そう言わんとばかり被り物をする。 「それはもう被るのやめたんじゃなかったの?」 またしてもカナヲが笑いながら言う。 「あぁー、もう!ほわほわさせるんじゃねぇ!ちょっと走ってくる!」 そう言って走り出す伊之助。 その姿をまた笑い、隣でうつむくアオイに声をかけた。 「と言うことなの。 どうすれば良いと思う?」 「わ、私には分かりません・・・」 近寄る影。 心が乱れている証拠ですね。 気づかなかったことにしましょう。 「質問を変えましょうか。 アオイ、あなたはどうしたいの?」 びくっと肩が震え顔を上げる。 すぐに逸らした目には涙がこぼれそうだった。 「わ、私はここを守らなければなりません・・・から。 カ、カナヲ様が一緒に行かれたらいいと思いますが」 蝶の髪飾りに手をやり空を見上げる。 大きな雲と小さな雲がふたつ並んでいた。 『いい天気ねー・・・でも、もう少しいじめてもいいんじゃない?』 姉さんたちが意地悪に笑いながら言いそうな言葉が思い浮かんだ。 「そうね・・・私が一緒の方がいいかもしれません。 どれだけの時間がかかるか分かりませんが ふたりで歩き、ご飯を食べながら話をする。 もちろん同じ部屋に泊まり語り合う・・・」 がしっ、と肩をつかまれた。 こらえていた涙も頬を伝う。 それ以上は聞きたくない。 そんな強い瞳だ。 「私はここでみんなの帰りを待たなければダメなの! ここから出てはダメなの!そんな資格はないの!」 心の底から出した叫び。 『ほら~私の言う通りだったでしょ~』 うん。 私も気づくようになったよ。 3人で話しているかのようだった。 つい意地悪な笑みを浮かべると、すぐさま怒られた。 「な、なにがおかしいんですか!」 あなたのことじゃないの。 そう言いアオイを抱き寄せ頭を撫でる。 「伊之助は私の大切な仲間。 それだけ。 あなたはこれまでずっと我慢して頑張ってくれた。 姉さんも私も感謝してる。 けどもう十分。 時代は変わったの。 あなたも変わらなくちゃダメ。 もう一度聞くよ、あなたはどうしたいの?」 「・・・私は・・・でもここが、わたしのいるべき場所で・・・」 「きよちゃん・すみちゃん・なほちゃんもしっかりしてきたし 3人いれば大丈夫。 心配ないと思うよ」 「でも・・・でも・・・」 昔の私もこんな風に 姉さんたちに迷惑かけて・・・ 少し待ってて、そう言ってから 櫛と鏡、そしてこの前作ってもらった髪飾りを取り出す。 頭を撫でながらアオイの髪をほどく。 きょとんとした目でこちらを見ている。 軽く櫛で髪をとき、ひとつ結びに直し蝶の髪飾りをつけた。 これでよし、と鏡を手渡す。 「アオイ、あなたはかわいいのだから自信を持って。 伊之助に思い知らせてあげなさい」 涙をこぼし抱きつくアオイ。 「ありがとうございます・・・カナヲ様」 「・・・その様、も、敬語もやめて・・・カナヲって呼んで。 私たちは姉妹・・・でしょ」 「・・・あ、ありがとう!カナヲ!大好き!」 「うん・・・私も大好きだよ、アオイ。 ・・・と言うことなの。 伊之助、準備しなさいよ」 「!!!!!!」 「じゃぁ・・・あとで・・・」 顔を真っ赤にしてお盆を持って行くアオイ。 「心は原動力・・・そうよね、炭治郎」 耳飾を揺らしながら呟いた。 愈史郎 ここに研究所を建てた。 何ができるか考えた結果だ。 少しでも医術の進歩に繋がれば、そう思っている。 「こんちわーっ」 が、 ひとりで研究ができることはない。 息を切らし走ってくる禰豆子。 いつもと同じようにを撫でる。 コイツもすっかれ慣れてお腹を見せて喜ぶ。 ひとりで静かにしたいのだがいつも邪魔をしに来る。 ・・・邪魔なわけではないが。 こういうおせっかいなところが憎めないのは兄妹だからか。 しかし、こいつも同じ思いだったのは驚きだ。 ひと通り仕事(のようなこと)をする。 見晴らしのいい場所に丸太を置いた。 いつもここに座っておにぎりを食べながら話をする。 正確には日記を読んでいるだけだが。 難しい字も混じっているので読めないからー そう言うのでここで読むようにした。 「今日はおしまいだ。 そろそろ帰れ」 はーい、とをひと撫でして歩き出す。 数時間だけの仕事、なのだ。 思いを繋ぐ守るべき花 この日記を読んでもらったら どうして私が手伝いたいか分かってくれるかな。 そんなことを思いながら歩く禰豆子。 「あれ?愈史郎さん・・・まだ家かな?」 あたりをきょろきょろ見渡しても誰もいない。 ・・・? おーい、 と言った瞬間小さな影が ものすごい速さで近づいてくる・・・!? 「にゃー、にゃっ、にゃああああああ」 「こっちへ来い、って言ってる?」 ただならぬ鳴き声に研究室の方へ走り出す 戸を開けるとうめき苦しむ愈史郎がいた。 薬の副作用か・・・ あれから何か月経っただろうか。 もう十分生きたような気がする。 「・・・さん、愈史郎さん!大丈夫ですか!」 近寄り体を起こそうとする禰豆子。 この痛み方は・・・炭治郎のことが頭を過る。 そうだ・・・禰豆子もいる。 きっとここを守ってくれるはずだ。 ・・・禰豆子だと? そんな時間になるほど苦しんでいたのか・・・。 そう、これは夢ではない。 何も恐れることはないんだ。 「すまん・・・外に連れて行ってくれ・・・」 「で、でも・・・体が・・・痛むのでは・・・」 「最後に、見ておきたいんだ・・・」 心臓を抑え必死に痛みを我慢している愈史郎に 何か違和感を感じながらも肩を貸し歩き出す。 あれから何をすべきか考えた。 こんな日常がもう少し長く続けばと思ったが仕方ない。 人間となった今、限りある命とはそういったものだ。 空を飛ぶ大きな鳥、 あれは何という名だろう。 隅に咲いている花、 あれは何という名だろう。 分からないことだらけだ。 もっと誰かに教われた良かった。 受け継ぐこと、その教えを守ることも大切だが そのカタチを変えて受け継ぐことも大切なのだろう。 「すまない。 何も教えていなかった・・・」 藤棚から差し込む光が美しい。 今なら珠世様が言っていた意味が分かる。 あとは、お前がここをー そう口を開こうと思ったとき強い風が吹いた。 辺り一面に藤の花の香りが漂い 藤の花びらが美しく舞う。 最後にと思い大きく深呼吸した。 またも違和感に気づく。 「・・・痛く・・・ない・・・藤の花・・・なのか」 あれだけあった体中の痛みがすっ、と消えていた。 まだ頭がぼーっとするがどうやら大丈夫そうだ。 丸太に座り禰豆子が持ってきてくれた水を飲む。 落ち着いた表情を見て安堵する禰豆子。 愈史郎の頭から足を見る。 違和感を聞いてみることにした。 「あの・・・大丈夫なら、 愈史郎さん・・・少し立ってもらっていいですか?」 おかしなことを言うやつと思ったが そんなことを考えるまでもなく素直に応じる。 ・・・? 「やっぱり!背が伸びていますね!」 ・・・本当だ。 いつも同じ目線だったが 今は俺の方が頭ひとつと半分くらい高い。 人間になる薬を飲んだ。 その副作用で止まっていた成長が一気に来たのだろうか。 と考えると身長や内臓器官の変化の痛みだったのだろう。 炭治郎もこれと同じ痛みをー。 言おうとしてやめた。 なるほどー、と頷く禰豆子。 見上げて話すようになったと残念そうだ。 「俺はもう大丈夫だから、お前はそろそろ帰れ」 「ダメです。 また何かあったらどうするんですか! 今日は泊っていきますから」 「ダメだ。 鱗滝さんが心配する。 俺なら大丈夫だ」 見下ろすようになって見る顔は変な感じがする。 ドキドキと胸が痛いのかもしれない。 あっ、目を逸らしたのは どこか痛いところがある証拠です! そう勘違いしたのか絶対に泊ると言って聞かない。 仕方ないですね。 不敵な笑みを浮かべる禰豆子。 「おーい、いるー」 叫び声からかなり遅れてゆっくりと やれやれ・・・そんな感じで鎹鴉が飛んできた。 「オイ、オレハモウフツウノカラスダ。 ヨブンジャネェ!」 「ずっと見てるくせに・・・。 ひとつお願いがあるの。 鱗滝さんに今日は帰らないからって伝えてくれる?」 「・・・ハァ。 オマエモタンジロウトオナジデガンコダカラナ。 キョウハトクベツダゾ」 ふふん、 そんな顔をして俺を見上げる。 「さっ、今日は天気もいいですけど大事を取って家で休みましょう」 「分かったよ・・・ちょっ、ひとりで歩ける、大丈夫だから」 立ち止まって辺りを見回す。 同じようで昨日とは違う景色。 人は成長する。 それを思い出した気がした。 俺はいつも救われてばかりだ。 何ができるのか、 何をしなければならないのか。 そう焦っていた。 けど、こいつは違う。 過去を悲観することなく 自分が今を精いっぱい生きることが 誰かのためになっていると知っているのだろう。 炭治郎の周りにはそんなやつらばかりで 俺は恥ずかしいと思っていたのかもしれない。 だからずっと守り続けた人たちと同じように 俺はその人たちになりたいと思った。 「・・・やっぱり肩貸しますよ?」 俺の顔を覗き込む。 誰かが望んだ夢の中で 必要とされているのであれば やはり言わずにはいられなかった。 「・・・お前はかわいいよ」 「んーんーんー・・・」 照れ方もあの頃のまま。 自然と口元が緩む。 「ありがとう・・・」 「・・・はい」 俺はこの藤の花を守っていくことに決めた。 命が続く限り。 俺が望んだ夢の中に希望ができれば それを受け継いでほしい、そう思っている。 tanonobu.

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【鬼滅の刃】鬼殺隊の皆様に○○してみた、されてみた!その参!

この 両手 から こぼれ そう な 鬼 滅 の 刃

双子であるが故、不吉とされ幼いころから冷遇されていた。 しかし、ひょんなことから縁壱の剣の才能を目の当たりにした黒死牟は激しい嫉妬に駆られた。 その後、姿を消した縁壱との久しぶりの再会。 鬼滅ファンなら絶対外せない1冊だ! しか~~~し、品切れ??? なぬ~~~ 人気ありすぎだろーーーー! やっぱ、電子コミックに移行だな! 「痣の者は例外なく... 二十五の歳を迎える前に死ぬのだ」 黒死牟との戦いで痣を現した岩柱 行冥だった、 しかし、その言葉を嘘と見抜き黒死牟を揺さぶる行冥 「「例外はあったのだろう 痣を持ち二十五を越えて尚、生き続けた者がいた」 その言葉に動揺する黒死牟... 確かに居た。 痣を持ちながら齢八十を超え老いさらばえながら、唯一、黒死牟の首に切っ先を放った男... その男こそ、黒死牟の双子の弟 継国 縁壱(つぎくに よりいち)だった。 「おいたわしや 兄上」 剣を交えた、兄弟。 鬼と人間。 歳をとらないものと八十を超えた老人。 勝負は明らかだ... しかし… 縁壱は剣の天才であり、達人だった。 双子であるが故、不吉とされ幼いころから冷遇されていた。 しかし、ひょんなことから縁壱の剣の才能を目の当たりにした黒死牟は激しい嫉妬に駆られた。 その後、姿を消した縁壱との久しぶりの再会。 剣を極めた縁壱と、その縁壱に負けたくないばかりに鬼と化した兄の哀しい再会であった。 勝負は一瞬。 上弦の壱 黒死牟の首に見事に切っ先を放つ縁壱... しかし、それが縁壱の最後の一振りとなった... 縁壱は立ちすくしたまま老衰で死んだ... 兄はいつも弟に一度も勝つことなく目標を失った... その記憶がよみがえる… それが、上弦の壱の最後の記憶となった... この鬼滅の刃の面白さはその純粋さにあると思う。 ひたむきに何かを想いつづける。 それが純粋であるがゆえに無残はその隙間につけ入る。 ほんとに卑怯な奴だ。 人間の心の弱さに付け込んで自分の手足のようにこき使う。 鬼になってその人は本当にほしいものを手に入れたのだろうか? そういう心理を考えさせることでこの作品は深く、読み応えのあるものになる。 それがこの鬼滅の刃の魅力であり秘密だろう。

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こんなちびっこも読んでるの!? 児童クラブで働いたら『鬼滅の刃』人気を目の当たりにした漫画(ねとらぼ)

この 両手 から こぼれ そう な 鬼 滅 の 刃

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 週刊少年ジャンプ2018年15号 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 恋柱・甘露寺蜜璃 ヒミツの囁き、感じちゃう? 蜜璃さん色っぽいです。 こんにちばんは。 鬼滅の刃って目の描き方が独特ですよね。 目が色んな魅力や雰囲気を醸し出しています。 蜜璃さんの目もまた不思議な色気が漂っていますね。 そして登場、刀鍛冶の里の長 「鉄地河原 鉄珍 てっちかわはら てっちん 」。 うーんネーミングセンス抜群ですね。 オリジナルの名字かな?と思って調べたら 全国に100人程いらっしゃる実在の名字でした! 福島県西半部が発祥とのと言われている由緒正しい名字とのことでした。 ということは刀鍛冶の里も福島県西半部辺りの山間にあるのでしょうか。 温泉行きたい。 「てっちかわはら」じゃなくて「てつちかわはら」なのかな? 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 そして鋼鐵塚さんの名前。 蛍というそうです。 綺麗な名前ですね~。 名前とは裏腹に小さな頃から癇癪を起こして失踪していたようです。 鋼鐵塚さんが失踪していることを謝られた炭治郎。 しかし自分が刀を折ったり刃毀れさせたりするからと逆に謝ります。 しかし鉄珍さんに「違う」と断じられました。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 鉄珍さん怖い……。 里の長ですから当然凄い人だとは思っていましたが……。 刀を握っても強そうなプレッシャーがあります。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 見つけ次第取り押さえて刀を打たせるとのことなので炭治郎は温泉で療養することに。 炭治郎も本調子ではないようなのでたまにはのんびりしてしっかり回復してほしいです。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出た!! 恋柱・甘露寺蜜璃さん!! 浴衣姿で走ってるから胸元がはだけてて大変なことに!!! 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 「あっ気をつけてください! 乳房が零れ出そうです!」 「危ない!」 こんなことある!? 主人公のこの態度はすごい!! もっと驚くとか赤面するとか!! 炭治郎ほんとにいい子や……。 しかしこの柱、挨拶を無視されただけでこの暴れよう。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 そして晩ご飯の松茸ご飯でこの機嫌の治り方です。 食いしん坊。 歌っているのは 「宮さん宮さん」。 「トコトンヤレ節」とも。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 前歯。 そしてその持ち主 「不死川 玄弥 しなずがわ げんや 」。 風柱・不死川 実弥 しなずがわ さねみ さんと同じ名字ですね。 こんな珍しい名字で他人とは思えません。 兄弟かな? 言われてみると目が似てる! でもこの前、岩柱の 悲鳴嶼 行冥 ひめじま ぎょうめい さんのとこにいましたね。 何故、風の呼吸じゃなく岩の呼吸を? というか、改めてネーミングセンス良いなぁと思ってふと調べてみたのですが 不死川さんという名字も全国に10人程の規模で実在していました!! 「ふじがわ」という読み方であればそれほど珍しさを感じない響きですね! 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 いきなり「死ね!」と罵倒された炭治郎はすぐに服を脱いで温泉に入り、 元気でやってた!? 風柱と名字一緒だね! と矢継ぎ早に挨拶をします。 (温泉に入る前にはかけ湯をして体の汚れを落とそう!) しかし話しかけんじゃねぇ!と沈められてしまいます。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 わかるよ。 場面は戻り、晩ご飯。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 蜜璃さんの食べる量が凄い。 そのエネルギーはどこにいってるの? 食べたものを謎のエネルギーに変換して貯めておけるのが恋の呼吸なの? その影響で髪の色が食べた物の色に変わってしまうの? 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 蜜璃さんが温泉で会ったのは不死川玄弥だと説明すると、 実弥さんは弟いないと言っていたとのことでした。 仲悪いんでしょうか? 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 蜜璃さんちは五人姉弟みたいです。 みんな蜜璃さんみたいにたくさん食べるんだとしたら家計は……。 禰豆子と遊ぶ蜜璃さん。 このふたりとってもかわいいです。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 また歌ってる宮さん宮さん。 炭治郎は食事をしにこない玄弥くんに後で握り飯を持っていこうと……。 あれだけ乱暴に拒絶されているというのにどれだけ良い子なのかしら……。 そして話は蜜璃さんの入隊理由に。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 うそだろ……。 普通に出会い目的だった……。 これが恋柱……。 というか守って欲しいって……柱までのし上がっておいてそれを言うのか。 恋する乙女は強いというがこの世界では物理的にも強い……! 玄弥の部屋に握り飯を運ぶも、不在。 蜜璃さんも刀が研ぎ終わるそうで最終調整に来てくださいと呼び出しがかかりました。 蜜璃さんは刀の調整に来ていたんですね。 お見送りをしたいという炭治郎に、 深夜に発つことになるからと遠慮する蜜璃さん。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 「今度また生きて会えるかわからないけど」 「頑張りましょうね」 この辺りなんだか泣けました。 炭治郎と禰豆子に理解者が増えて嬉しい……。 優しい人の心に触れてあったかい気持ちになります。 甘露寺蜜璃は竈門兄妹を応援してるよ~~(ニコーッ) あまりにも良い人過ぎて何となくなにかのフラグなのではと感じてしまう……。 悲劇はいけない悲劇は。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 もっともっと頑張ります 鬼舞辻無惨に勝つために! 炭治郎がんばれー! でも今は大人しく体を治してね!! そんな炭治郎に蜜璃さんから何やらこしょこしょと内緒話が。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 炭治郎鼻血ブーーッ! やっぱり年頃にドキドキしてたのね!! でもこの内緒話は厳しい。 顔が近すぎます。 でも炭治郎は態度に出さずえらい。 炭治郎の長男としての振る舞い……しかと目に焼き付けたぞ……。 そして秘密の武器ときましたね。 秘密の武器……。 え、武器……? なんかすごく強い日輪刀とか……? 斬ったところから再生できなくなるとか? もしや鋼鐵塚さんはそれを探しているのでは? それとも武器と言い伝えられてはいるけど、 鬼にダメージを与えられるようなものとか? 例えば藤の花の強化版。 そっちの方向だともしかすると青い彼岸花が関係してくるかもしれませんね。 でも主人公が毒に頼るのか……少年漫画的にそれはどうなんだろう……。 いや別に悪くはない。 翌朝、鋼鐵塚さんを探索しつつ武器を探しつつ山を散策している炭治郎。 しばらくすると森の中で人影を見かけます。 出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第101話 霞柱・時透無一郎登場! で次回! 無一郎くんと一緒にいる子の背中に書いてある文字はなんだろう。 二文字で上は「火」? さてさて! 今週も色んなことが起こりましたがやっぱりここ! 霞柱・時透無一郎くんの登場ですね! また柱!? 柱、集結中!? いやでも蜜璃さんは昨夜のうちに里を出てるんだよね……? 集結というか皆が大規模な戦闘を予感していて刀の調整にきているとかそういう? 兎にも角にもココ最近色んな柱が登場して嬉しい! 時透無一郎くんはいったいどういう絡みをしてくれるのか! 常に無関心だけど鬼舞辻無惨と遭遇したという話には関心を抱いていた記憶があります。 上弦との戦闘については興味を持ってくれるかな? 無一郎くんのみに留まらず、 おそらく 継子の玄弥くん繋がりで悲鳴嶼行冥さんや 不死川実弥さんも登場するでしょうか? というかこれだけ柱が尋ねてきていて何も起こらない訳がなく……。 炭治郎の健康に不安を覚えつつ次回も楽しみです!!.

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