マンチェスター ユナイテッド。 マンチェスターU2007

マンチェスター・ユナイテッドとは (マンチェスターユナイテッドとは) [単語記事]

マンチェスター ユナイテッド

あわせて、スポーツビジネスを知り尽くしたデロイトトーマツのコンサルタントたちが、クラブ、リーグ、スタジアムという視点から分析を行う。 今回は、インフォグラフィックによる解説編です。 昨季プレミアリーグ発足後最悪となるリーグ7位でシーズンを終えたマンチェスター・ユナイテッド。 欧州チャンピオンズリーグへの出場権を逃したことで今季の売上は大幅減が見込まれ、予算縮小は免れられないはずだった。 しかしそんなことはどこ吹く風、彼らは再び頂点に返り咲くために今夏リーグトップとなる122ミリオンポンド(約222億円。 1ポンド=182円で換算)もの大金を補強に投じてみせた。 一体なぜそんな非常識な経営が可能だったのだろうか? プレミアNo. 1の実績 マンチェスター・ユナイテッドと言えば、イングランドを代表する世界的な名門クラブ。 1992年発足の英プレミアリーグでは他の強豪クラブを抑え、断トツ13回の優勝を誇る。 13/14シーズンの悪夢 しかし、在任27年間で数多くの栄光をもたらしてきたファーガソン監督退任の影響は大きかった。 翌13/14シーズンは7位と大きく順位を落とし、18シーズンぶりに欧州チャンピオンズリーグへの出場権を逃すことになった。 健全経営から多額負債へ 成績不振による収入減は、経営面に大きな影響を及ぼしかねなかった。 健全経営で知られていたマンチェスター・ユナイテッドは2005年から多額の負債に苦しみ、近年は借金返済に追われていたからだ。 負債のきっかけとなったのは、米実業家グレイザー一族によるクラブ買収だ。 グレイザーは2003年からマンチェスター・ユナイテッド株の買収を進め、2005年5月に51%の株式買収を完了させてオーナーに就任。 問題だったのはその買収方法。 グレイザー一族は買収先の資産を担保に入れて資金を調達する「レバレッジバイアウト」を行なったため、クラブは買収されたと同時に多額の負債を抱えることになった。 チームへの影響 だが、グレイザー買収に伴う経営状態の悪化は、チーム強化に影響をもたらしたとは言い難い。 負債発生以降も、補強に投じた金額は減るどころか増加しているのだ(2005年のみ移籍金収支がプラスになったのは、クリスチャーノ・ロナウドをレアル・マドリーに売却したため)。 選手給与の総額に関しても、ハッキリと増加傾向にあることが見て取れる。 他のビッグクラブと比較してみても、給与総額に見劣りはない。 つまり、クラブは負債を抱えながらも、チーム強化のための資金調達に関しては大きな影響が及ぶことはなかったのである。 ブランドの力 そんな彼らの資金調達を支えたのが、スポンサーの存在だ。 今季から始まったスポンサー契約の総額は昨季の2倍以上。 この10年間でメインスポンサーの年間契約料は6倍弱になった。 さらに広告収入の双璧とも言えるサプライヤー契約については、来季からアディダスと年間75ミリオンポンド(約137億円)の10年契約を新たに締結。 これは現在レアル・マドリーがアディダスと交している年間31ミリオンポンド(約56億円)を大きく上回るスポーツクラブ史上最高額の大型契約だ。 こうして新たなスポンサーを獲得できるのも、彼らが世界中に多くのファンを抱えているからこそ。 「ファン」の定義は曖昧で、実際にはもっと少ないという指摘もある)。 目覚ましい経済成長を遂げるアジアへの進出は、クラブの経済成長にとって欠かせない。 アジアでのファン獲得やマネタイズなどに成功したと言われるマンチェスター・ユナイテッドのアジア戦略も、金融に関する専門家の存在あってのことだ。 現在クラブの実質トップを務めるエド・ウッドワードCEOは、J. グレイザー一族のクラブ買収時にJ. モルガンの人間としてアドバイザーを務め、その後マンチェスター・ユナイテッドに転職。 商業・メディア事業担当に就任し、世界中からスポンサーを獲得してクラブ売上の急増に貢献した。 ウッドワードはJ. モルガンから後輩のジェイミー・リーグルを引き抜き、彼はクラブ史上初の海外オフィスとなるアジア部門の責任者に就任。 その高い人気を活かし、アジアから続々とスポンサーを集めている。 名門復活への道 2005年にグレイザー一族がクラブを買収した際、他者に買収させないようにロンドン市場への上場は廃止された。 しかし2012年、新たな買い手を見込んでニューヨーク市場へ再上場(ただし敵対的買収を防ぐために、この株の議決権はグレイザー一族が持つ株の10分の1に設定されている)。 この資金調達は、負債を軽減するためだ。 クラブは経済成長を続け、負債も年々減っている。 ならば名門の誇りを取り戻さなければならない。 今季開幕前にはプレミアリーグ最多となる補強資金を投じた。 頭痛の種だった監督にはファン・ハールを招聘(しょうへい)。 大金を投じてディ・マリア、ファルカオというビッグネームも獲得した。 序盤こそ出遅れたものの徐々にその実力を発揮し、現在は順位を上げてきた。 名門復活の日は近づいている。 フットボールの世界において、競技面の成功と経営面の成功は密接に関係しあっている。 競技面の成功が経営面の安定をもたらし、経営面の安定が更なる競技面の成功を可能にする。 もちろんチームが不振に陥れば売上は減り、予算の縮小を余儀なくされる。 収入が減る見込みであるのにも関わらず支出を増やすのは大きなリスクを伴う。 だが、マンチェスター・ユナイテッドというクラブにそんな常識は当てはまらない。 一時的な不振に陥ろうとも経済成長を続けるクラブは、大量の資金を投じてチームの強化を図る。 それを可能にしているのはクラブの成績に左右されずに新たなスポンサーを呼び込む「マンチェスター・ユナイテッド」というブランド力なのである。 (ライター:山口裕平/インフォグラフィック編集:櫻田潤).

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1月に発表されたデロイト社の『フットボール・マネーリーグ』で3年ぶりに首位から陥落したとはいえ、マンチェスター・ユナイテッドの経営力に陰りはない。 2005年にクラブを買収したグレイザー家は、一部のサポーターの怒りと不安をよそに、世界最大規模のクラブをさらに発展させている。 その中核を担っているのが、買収時にアドバイザーを務めた元投資銀行家のエド・ウッドワード副社長である。 ウッドワードは数年間でユナイテッドのコマーシャル収入を倍増させた手腕が買われ、2013年にデイビッド・ギルCEOが退任した後、クラブの運営を託された。 新旧のクラブの牽引役、エド・ウッドワード(左)とデイビッド・ギル 副会長にして実質的なCEOを務めるウッドワードは、「試合の成績は、我われのコマーシャル面のビジネスにほぼ影響がない」と豪語する典型的なビジネスマンである。 確かにユナイテッドは、2013年のアレックス・ファーガソン退任以降、リーグ王座を逃し続けているが、それでも売上高はクラブ記録を更新しているのだ。 これを可能にしているのがユナイテッドの絶大な人気である。 SNSのフォロワー数はプレミア勢の中でも群を抜いている。 Facebook、Twitter、Instagramを合わせてフォロワー数は1億1700万を超えており、リバプールやマンチェスター・シティの倍以上の数を記録しているのだ。 数年前、筆者が欧州で開かれた放送局の会議に出席した時、そこで議題に上がったのがSNSの影響力だった。 そして例に出されたのが、クラブ記録の移籍金でユナイテッドに戻ってきたポグバだった。 現在Instagramで3400万以上のフォロワー数を誇るMFは、ユナイテッドのブランド力をさらに高める格好の広告塔なのだ。 とりわけスポンサー契約の交渉時には、明確な数字を示せるフォロワー数は絶大な効力を持つ。 事実、昨夏『フォーブス』誌が発表したユニフォームスポンサー収入ランキングでは、バルセロナに次ぐ世界2位に。 今季からシャツの袖にもスポンサーが入っており、総合的なスポンサー契約料はすでに世界最高とも言われている。 今季のユニフォームの左袖に刻まれた「KOHLER」の文字。 サッカー界でも屈指のSNSフォロワー数を誇るポグバらを通して、世界中に拡散されていく スマホアプリやクラブTVでさらなる増収を ファンからの収入もユナイテッドの強みだ。 クラブは2011年の調査をもとに、ファンの数を6億5900万人と発表している。 世界の人口の8%がユナイテッドファンという計算になる。 どこまで正確な数字か定かではないが、これがユニフォーム売上などでクラブの財源となっているのは確かだ。 昨年冬に加入したアレクシス・サンチェスは、ピッチ上では期待された成績を残せていないが、ピアノを演奏する粋な演出の入団発表も相まってか、1月移籍の選手のユニフォーム販売数で新記録を打ち立てた。 さらにユナイテッドは、2017年に『Yahoo! 』の幹部を引き抜いてデジタル戦略にも本腰を入れている。 昨年発表したスマホのアプリは、68カ国でスポーツ部門のダウンロード数1位を記録した。 これにより、有料のクラブTVの加入者数の増加が見込まれる。 英国メディア『インディペンデント』も「6億5900万人の1%が月額1ポンドでも支払えば年間8000万ポンド(約115億円)になる」と皮算用しているほどだ。 90年代の栄光で築いた世界的な人気の上にあぐらをかかず、積極的にファンへと手を伸ばしていく。 それがユナイテッドの経営戦略なのである。 そして、それを実現している限りは、グレイザー家にとってウッドワードは極めて優秀なCEOということだ。 グレイザー家は買収時に多額の借入をしており、その返済をクラブに強いている。 昨季は2400万ポンドが返済に充てられた。 それでいて、過去3シーズンで計6500万ポンドという株の配当金まで受け取っている。 だからグレイザー家は、財政上の成功が続く限りは、そこまでチーム成績を気にしていないのだ。 それでも今回の『マネーリーグ』1位陥落は、やはりチーム成績に起因している。 そしてCL出場権を逃せば、放映権収入は大幅にダウンする。 だからこそのモウリーニョ解任であり、スールシャール監督の下で好転しているとはいえ、長期的な成績安定を期待してクラブ史上初となる「ディレクター・オブ・フットボール」職を新たに設けることにしたのだ(人選は未定)。 うまくいく保証はないが、ウッドワードがサッカー面まで管轄するよりははるかに健全だろう。 Photos: Getty Images.

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