ガウリイ ガブリ エフ。 【パズドラ】ガウリイガブリエフの評価!おすすめの潜在覚醒

【パズドラ】ガウリイガブリエフの評価!究極進化おすすめはどれ?

ガウリイ ガブリ エフ

キャラ 汎用性 唯一性 進化前 A A SS SS A SS 攻略で有用な究極進化がおすすめ 究極ガウリイは火力覚醒が豊富で、特に高難易度ダンジョンではアタッカーとして非常に強力。 また毒耐性+を持っており、ギミック対策要員としても優秀。 1体所持ならまず究極進化させよう。 2体以上所持ならアシスト進化 ガウリイ装備は追加攻撃を付与できる性能。 唯一性が高くダンジョン攻略や周回で起用できるので、2体以上持っているならアシスト進化を作っておこう。 パーティ強化のバランスが良く、使いやすい性能をしている。 耐久面にやや不安がある 軽減を発動すれば受けられるダメージ量は上がるが、軽減発動には光が4個以上必要になるうえにHP倍率がない。 光を4個確保できない時の耐久性は心もとなく、突然のダメージにやられてしまう可能性がある。 ガウリイ=ガブリエフのサブ評価 2体攻撃で火力を出せるアタッカー 2体攻撃を4個持つため、光を4個消しした時の火力が飛躍的に上昇する。 ランダンや周回など、スピード攻略が重要なダンジョンで重宝する性能。 攻撃色を呼び込む変換+目覚めスキル 光を確実に5個生成できるため、2体攻撃発動の助けになるなど、自身の性能と噛み合ったスキル。 目覚めスキルの落ちやすくなる度合いも強いので、大量の光ドロップ確保が可能になる。 ガウリイ=ガブリエフの総合評価と使い道 強力な性能だが、現環境では採用優先順位が下がるキャラ。 リーダーとしてもサブとしてもそれなりに強く使うことはできる。 ガウリイ=ガブリエフにおすすめの超覚醒 ガウリイ=ガブリエフは超覚醒させるべき? 強力なキャラなので、使うならできる限り超覚醒させておきたい。 おすすめの超覚醒 スキルブースト+がおすすめ 2体攻撃アタッカーなので、周回編成で使用されることが想定できる。 スキルブーストを増やしておくことで、スキブ要員としての役割を強められる。 ドロップ操作を2秒延長。 光を4個以上つなげて消すとダメージを軽減(25%)、攻撃力が5倍。 スキル 光よ! 1ターンの間、光ドロップが落ちやすくなる。 右端縦1列を光ドロップに変化。

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【パズドラ攻略】初の“追加攻撃”を付与できるアシスト装備!“ガウリイ=ガブリエフ”の評価&使い道を考察 [ファミ通App]

ガウリイ ガブリ エフ

藁を積んだ馬車の後ろに乗り。 揺れながら、ぼんやりと空を見る。 今日は降るね、と小さく手綱を握る初老の男が呟くのが聞こえた。 羽織ったマントから零れる、金色の見事な長く美しい髪を垂らして、青年は虚ろな瞳のまま膝を見つめた。 雪を聴く夜 街に宿を見付ける頃には、雪が世界を白く染め始めた。 宿の人に聞けば、この降り方は夜には積もってしまうそうだ。 「あんた、大丈夫かい?」 指定された部屋に荷物を起きに、階段を登りかけたところで宿の女将さんに、背後から言われ青年は振り返る。 「酷い顔色してるけど。 独りなのかい?」 「……独りだ」 「そうかい……雪が落ち着くまで、ゆっくりしていってもいいんだからね」 返事をせずに、彼は階段を登った。 渡された鍵で部屋を開けて、部屋に飛び込む。 堪えていたが、息が乱れる。 青年は小さく呻いて、腰の辺りを捲った。 そこは、包帯が巻かれていた。 が、じわじわと広がる赤い染み。 治らない。 切っ掛けは仕様もない仕事の手負いだが、何か塗られでもしていたのか一向に塞がる気配がない。 多量に出血をする事は無かったが、傷は乾く事なく確実に青年の体力を奪い続けていた。 魔道士か神官に診てもらえば何か解るかも知れないが、彼には近付きたくない理由があり尚且つもう、どうでも良かった。 「……リナ」 今の姿を彼女がこんなものを見たら、情だけで共に在ろうとしてくるかも知れない。 彼女が如何に情に脆くて、少しお節介を焼きすぎてしまう事を。 だから今愛しいその名を呼んでも、虚空に消えるだけだった。 「そういえば、何でゼフィーリアに行こうって思ったの?」 ひと月前の夜。 リナの剣の修練を終え、側の丸太で作られたベンチに腰掛け休憩をしていた。 そのタイミングで、不意にリナが尋ねてきた。 今思えば、回答次第で事が変わってしまうのを覚悟して聞いてきたのかも知れない。 言葉を選ぶようにガウリイは答えた。 が、リナの眉は寄ったままだ。 「ホントに? あたしをゼフィーリアに帰して……とか考えてないでしょーね」 共に闘った人達を喪い、彼女は相当に疲れていた。 普段は平気な振りをしていたが、気付かないほど伊達に長く共にいはしない。 だがこの日のリナは、奇妙につっ突いてくる。 ガウリイは僅かな違和感に首を傾げながら、再び口を開いた。 「例え帰したって、リナは留まったりなんかしないだろ?」 「……まあね」 話が僅かに噛み合っていない事は、解っていた。 閉じ込めていた胸の中の感情が、滲み出て来る。 どうあれば、最善なのか。 リナの表情は明らかに怯えを称えていた。 沈黙が落ちる。 タイミングが悪かったとか、そんなつもりは彼女にはまるで無かったのかとか。 焦りが浮かぶ。 浮かぶがもう進むしかない、気がした。 「リナが好きだ」 「…………っ」 「だから、ご両親に挨拶をして置きたくて」 「…………嫌!」 伸ばした手を払われる。 過去、それを匂わせる事態は幾度もあったが以前の彼女は少なくとも否定的ではなかった。 払った手を見詰め、リナは我に返ったように小さく呟いた。 震えた声で。 「……あ、あたし……」 「わかった」 ガウリイは腰を上げ、ふらりとその場を離れる。 リナの気配は、ずっとそこから動かなかった。 話を聞いて、時間をかけて諭せば良かったのかも知れないのに。 真っ白な雪を見て思うが、もう遅い。 あの告白の次の朝、リナに何も言わず発った。 あの怯えた表情をもう、見たくなかった。 何故、こんなところに寝ているのか。 雪が積もる、路地裏……といっても、奥は荷物が置かれていて中途半端な場所で転がっているのだが。 ああそうだ、痛いから酒で誤魔化そうと宿を出て近くの酒場で飲んでいた。 宿の1階も酒は置いている食堂だったが、女将さんに出してもらえなさそうな気がしたから避けた。 浴びるように酒を飲んだ帰り道、それでもまだ痛くて。 人目を避けて路地裏に入って倒れてしまったんだった。 「……リナ」 少しは、思い出してくれたりしている、だろうか。 自暴自棄だなんて、子供じみた事ばかりしている、と自嘲した。 動けない。 こんこんと降り続く雪が、早くも身体を白く染め始めている。 荒い息が、少しずつ細くなっていくのがガウリイ自身でも解る。 彼女が全てだった。 それは喪った誰かに似ていた。 ただひとつの光を失えば、辿る道など解っていた。 選んだのは自分自身だ。 それはいい。 けれど、どうか。 最愛の人が、ずっと笑って過ごしていてくれたら。 雪が温かく感じる。 とろとろと瞼が重くなって、雪の音だけが意識を満たす。 ガウリイは享受するように瞳を閉じた。 誰かに手を掴まれている。 小さくて細い、柔らかな手。 何度も、知った声が名前を呼んでいた。 「もう大丈夫よ。 全部治療してもらったわ。 ガウリイ、あたしが分かる?」 熱い雫が手を濡らす。 夢か、それとも死後の世界だろうか。 こんなに、世界はキラキラしていただろうか。 それとも、彼女がここにいるからだろうか。 「……リナ……?」 明るい栗色の髪が揺れる。 ガウリイの手を両手で握り締めて、彼女は嗚咽を零していた。 治らない傷も、凍傷も。 街の神官の施しで順調に回復した。 限界まですり減った体調を回復させるため、ガウリイはもうしばらくベッドの上の生活だが。 「まったく。 ずっと探してたんだから。 魔道士協会のネットワークに頼って、捜索お願いしてたのに、あんた自身が全く寄り付かないから情報ちっとも入ってこないし。 宿屋のおばちゃんに感謝しなさいよ、おばちゃんがここの神官にあんたのことを相談したのがきっかけで伝達されて救助された……というかあたしが見付けたんだからね」 リナの剥いたリンゴを齧りながら、ガウリイは愚痴が含まれた経緯をリナから聞いていた。 どうやらあともう一歩のところで、リナが見つけてくれたらしい。 雪に相当埋もれていたと思うのだが……。 あの雪が静かに振り続ける中、相当の寒がりな彼女が血なまこになって探してくれたのは、悪い気はしない。 今もこうして、片時も離れず看病してくれているし。 「ずっと探してたって……期待しちまうだろ」 敢えて言ってちらりと見たリナの顔は、戸惑った表情だった。 「……言われたとき、怖かったのよ」 俯いて、リナは沈んだ声で言う。 ガウリイは何も答えなかった。 しばらくの沈黙のあと、リナは再び口を開く。 「あたしと一緒にいたら、ガウリイに何かあったら……どうしようって……。 あの夜、覚悟して聞いたはずなのに」 やっぱり、少なくともあの時はミリーナ達のことに影響されていたらしい。 その事が過ぎって、否定してしまったと彼女は呟いた。 やはり、時期尚早だったらしい。 「でも、別れたら別れたで野垂れ死にかけてるんだもん……あんたのことは、よく解ったわ」 息を吐いて言う彼女に、ガウリイは小さく笑った。 どうしようもない、我ながらそう思う。 見つけてしまった、とてもきらきらしたものが今や全てなのだ。 それが手に入らないのなら、この先のことなどどうでも良いとすら考えてしまっている。 「ガウリイが、……許してくれるなら。 もう一度、一緒に旅をしてくれる?」 絞るように言ったリナは顔が真っ赤なのに表情は強張っていて。 身体も僅かに震えていて、思わずガウリイは身を起こしてリナに手を伸ばした。 手を取り握ると、相変わらず冷たい。 「今まで通りのは、もう無理だぞ」 ガウリイの言葉に、ぴくっとリナの身体が跳ねた。 口がもごもごとしている。 ガウリイは大人しく待ってみた。 「今まで通りじゃなくて、いい。 ……あたしもす、好きだから。 傍に……一緒にいてほしい」 言い切った途端に、リナの目尻から涙が零れた。 ガウリイから掴んだ筈のリナの手は、しっかりと握り返されていた。 「あたしと一緒にいたら、ガウリイもいつか危ない目に遭うんじゃないかって……ずっと怖かった。 でも、あの朝、ガウリイがいなくなったって解った瞬間後悔したわ……起こるかどうか解らない絶望よりも、去られた方がずっと怖かった……」 「……悪かった」 「……ほんとにね。 もうちょっと自分を大事にしなさいよね。 でも、間に合って良かった。 あんたが、生きててくれて良かった……」 本当に良かった。 あのまま死んで、彼女に一生思い影を背負わせるところだった。 自暴自棄にはなったが、ガウリイはそんな事は望んでいなかった。 上手く動かない身体を起こして、リナの体をそっと抱き締めた。 雪はまだあちらこちらに残っていたが、街道は除雪され旅路には影響がなかった。 ただし、寒がり過ぎて厚着しているのに震えているリナを覗いては。 「うぅ〜、さぶい!」 「リナ、もう少し早く歩かないと野宿だぞ」 先行するガウリイの声に、慌ててリナは歩いてくる……が厚着のせいでまだ遅い。 色気もへったくれもないが、かわいいと口元が緩んでしまうのは惚れた弱みか。 「リナ、ほら」 ガウリイは苦笑して、手をリナに伸ばした。 ガウリイとしては調子を見ながら彼女の手を引けば、大幅に遅れる事もないだろう、と思っての行動のつもりだった。 けれど、ふと振り返った時にリナの嬉しそうな表情が見えて、更に口元が緩むのを堪えながらガウリイは前を向き直った。 Fin.

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【パズドラ】ガウリイガブリエフの評価!究極進化おすすめはどれ?

ガウリイ ガブリ エフ

藁を積んだ馬車の後ろに乗り。 揺れながら、ぼんやりと空を見る。 今日は降るね、と小さく手綱を握る初老の男が呟くのが聞こえた。 羽織ったマントから零れる、金色の見事な長く美しい髪を垂らして、青年は虚ろな瞳のまま膝を見つめた。 雪を聴く夜 街に宿を見付ける頃には、雪が世界を白く染め始めた。 宿の人に聞けば、この降り方は夜には積もってしまうそうだ。 「あんた、大丈夫かい?」 指定された部屋に荷物を起きに、階段を登りかけたところで宿の女将さんに、背後から言われ青年は振り返る。 「酷い顔色してるけど。 独りなのかい?」 「……独りだ」 「そうかい……雪が落ち着くまで、ゆっくりしていってもいいんだからね」 返事をせずに、彼は階段を登った。 渡された鍵で部屋を開けて、部屋に飛び込む。 堪えていたが、息が乱れる。 青年は小さく呻いて、腰の辺りを捲った。 そこは、包帯が巻かれていた。 が、じわじわと広がる赤い染み。 治らない。 切っ掛けは仕様もない仕事の手負いだが、何か塗られでもしていたのか一向に塞がる気配がない。 多量に出血をする事は無かったが、傷は乾く事なく確実に青年の体力を奪い続けていた。 魔道士か神官に診てもらえば何か解るかも知れないが、彼には近付きたくない理由があり尚且つもう、どうでも良かった。 「……リナ」 今の姿を彼女がこんなものを見たら、情だけで共に在ろうとしてくるかも知れない。 彼女が如何に情に脆くて、少しお節介を焼きすぎてしまう事を。 だから今愛しいその名を呼んでも、虚空に消えるだけだった。 「そういえば、何でゼフィーリアに行こうって思ったの?」 ひと月前の夜。 リナの剣の修練を終え、側の丸太で作られたベンチに腰掛け休憩をしていた。 そのタイミングで、不意にリナが尋ねてきた。 今思えば、回答次第で事が変わってしまうのを覚悟して聞いてきたのかも知れない。 言葉を選ぶようにガウリイは答えた。 が、リナの眉は寄ったままだ。 「ホントに? あたしをゼフィーリアに帰して……とか考えてないでしょーね」 共に闘った人達を喪い、彼女は相当に疲れていた。 普段は平気な振りをしていたが、気付かないほど伊達に長く共にいはしない。 だがこの日のリナは、奇妙につっ突いてくる。 ガウリイは僅かな違和感に首を傾げながら、再び口を開いた。 「例え帰したって、リナは留まったりなんかしないだろ?」 「……まあね」 話が僅かに噛み合っていない事は、解っていた。 閉じ込めていた胸の中の感情が、滲み出て来る。 どうあれば、最善なのか。 リナの表情は明らかに怯えを称えていた。 沈黙が落ちる。 タイミングが悪かったとか、そんなつもりは彼女にはまるで無かったのかとか。 焦りが浮かぶ。 浮かぶがもう進むしかない、気がした。 「リナが好きだ」 「…………っ」 「だから、ご両親に挨拶をして置きたくて」 「…………嫌!」 伸ばした手を払われる。 過去、それを匂わせる事態は幾度もあったが以前の彼女は少なくとも否定的ではなかった。 払った手を見詰め、リナは我に返ったように小さく呟いた。 震えた声で。 「……あ、あたし……」 「わかった」 ガウリイは腰を上げ、ふらりとその場を離れる。 リナの気配は、ずっとそこから動かなかった。 話を聞いて、時間をかけて諭せば良かったのかも知れないのに。 真っ白な雪を見て思うが、もう遅い。 あの告白の次の朝、リナに何も言わず発った。 あの怯えた表情をもう、見たくなかった。 何故、こんなところに寝ているのか。 雪が積もる、路地裏……といっても、奥は荷物が置かれていて中途半端な場所で転がっているのだが。 ああそうだ、痛いから酒で誤魔化そうと宿を出て近くの酒場で飲んでいた。 宿の1階も酒は置いている食堂だったが、女将さんに出してもらえなさそうな気がしたから避けた。 浴びるように酒を飲んだ帰り道、それでもまだ痛くて。 人目を避けて路地裏に入って倒れてしまったんだった。 「……リナ」 少しは、思い出してくれたりしている、だろうか。 自暴自棄だなんて、子供じみた事ばかりしている、と自嘲した。 動けない。 こんこんと降り続く雪が、早くも身体を白く染め始めている。 荒い息が、少しずつ細くなっていくのがガウリイ自身でも解る。 彼女が全てだった。 それは喪った誰かに似ていた。 ただひとつの光を失えば、辿る道など解っていた。 選んだのは自分自身だ。 それはいい。 けれど、どうか。 最愛の人が、ずっと笑って過ごしていてくれたら。 雪が温かく感じる。 とろとろと瞼が重くなって、雪の音だけが意識を満たす。 ガウリイは享受するように瞳を閉じた。 誰かに手を掴まれている。 小さくて細い、柔らかな手。 何度も、知った声が名前を呼んでいた。 「もう大丈夫よ。 全部治療してもらったわ。 ガウリイ、あたしが分かる?」 熱い雫が手を濡らす。 夢か、それとも死後の世界だろうか。 こんなに、世界はキラキラしていただろうか。 それとも、彼女がここにいるからだろうか。 「……リナ……?」 明るい栗色の髪が揺れる。 ガウリイの手を両手で握り締めて、彼女は嗚咽を零していた。 治らない傷も、凍傷も。 街の神官の施しで順調に回復した。 限界まですり減った体調を回復させるため、ガウリイはもうしばらくベッドの上の生活だが。 「まったく。 ずっと探してたんだから。 魔道士協会のネットワークに頼って、捜索お願いしてたのに、あんた自身が全く寄り付かないから情報ちっとも入ってこないし。 宿屋のおばちゃんに感謝しなさいよ、おばちゃんがここの神官にあんたのことを相談したのがきっかけで伝達されて救助された……というかあたしが見付けたんだからね」 リナの剥いたリンゴを齧りながら、ガウリイは愚痴が含まれた経緯をリナから聞いていた。 どうやらあともう一歩のところで、リナが見つけてくれたらしい。 雪に相当埋もれていたと思うのだが……。 あの雪が静かに振り続ける中、相当の寒がりな彼女が血なまこになって探してくれたのは、悪い気はしない。 今もこうして、片時も離れず看病してくれているし。 「ずっと探してたって……期待しちまうだろ」 敢えて言ってちらりと見たリナの顔は、戸惑った表情だった。 「……言われたとき、怖かったのよ」 俯いて、リナは沈んだ声で言う。 ガウリイは何も答えなかった。 しばらくの沈黙のあと、リナは再び口を開く。 「あたしと一緒にいたら、ガウリイに何かあったら……どうしようって……。 あの夜、覚悟して聞いたはずなのに」 やっぱり、少なくともあの時はミリーナ達のことに影響されていたらしい。 その事が過ぎって、否定してしまったと彼女は呟いた。 やはり、時期尚早だったらしい。 「でも、別れたら別れたで野垂れ死にかけてるんだもん……あんたのことは、よく解ったわ」 息を吐いて言う彼女に、ガウリイは小さく笑った。 どうしようもない、我ながらそう思う。 見つけてしまった、とてもきらきらしたものが今や全てなのだ。 それが手に入らないのなら、この先のことなどどうでも良いとすら考えてしまっている。 「ガウリイが、……許してくれるなら。 もう一度、一緒に旅をしてくれる?」 絞るように言ったリナは顔が真っ赤なのに表情は強張っていて。 身体も僅かに震えていて、思わずガウリイは身を起こしてリナに手を伸ばした。 手を取り握ると、相変わらず冷たい。 「今まで通りのは、もう無理だぞ」 ガウリイの言葉に、ぴくっとリナの身体が跳ねた。 口がもごもごとしている。 ガウリイは大人しく待ってみた。 「今まで通りじゃなくて、いい。 ……あたしもす、好きだから。 傍に……一緒にいてほしい」 言い切った途端に、リナの目尻から涙が零れた。 ガウリイから掴んだ筈のリナの手は、しっかりと握り返されていた。 「あたしと一緒にいたら、ガウリイもいつか危ない目に遭うんじゃないかって……ずっと怖かった。 でも、あの朝、ガウリイがいなくなったって解った瞬間後悔したわ……起こるかどうか解らない絶望よりも、去られた方がずっと怖かった……」 「……悪かった」 「……ほんとにね。 もうちょっと自分を大事にしなさいよね。 でも、間に合って良かった。 あんたが、生きててくれて良かった……」 本当に良かった。 あのまま死んで、彼女に一生思い影を背負わせるところだった。 自暴自棄にはなったが、ガウリイはそんな事は望んでいなかった。 上手く動かない身体を起こして、リナの体をそっと抱き締めた。 雪はまだあちらこちらに残っていたが、街道は除雪され旅路には影響がなかった。 ただし、寒がり過ぎて厚着しているのに震えているリナを覗いては。 「うぅ〜、さぶい!」 「リナ、もう少し早く歩かないと野宿だぞ」 先行するガウリイの声に、慌ててリナは歩いてくる……が厚着のせいでまだ遅い。 色気もへったくれもないが、かわいいと口元が緩んでしまうのは惚れた弱みか。 「リナ、ほら」 ガウリイは苦笑して、手をリナに伸ばした。 ガウリイとしては調子を見ながら彼女の手を引けば、大幅に遅れる事もないだろう、と思っての行動のつもりだった。 けれど、ふと振り返った時にリナの嬉しそうな表情が見えて、更に口元が緩むのを堪えながらガウリイは前を向き直った。 Fin.

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