この 両手 から こぼれ そう な ほど 鬼 滅 の 刃。 #鬼滅の刃 #R15 落下する極彩色の蝶

#鬼滅の刃 #竈門炭治郎 小噺

この 両手 から こぼれ そう な ほど 鬼 滅 の 刃

「…んっ…ふっ……」 薄明の空にあかね色と紫色が混ざり合う。 僅かな陽の残滓がカーテンごしに窓から差し込み、重なり合うふたりの影を細長く床に落とす。 くちゅり、と淫靡な水音が響き、あいまあいまに苦し気な息づかいが漏れた。 「苦しい?」 赫灼の髪をかき上げながら、心配そうな眼差しで様子をうかがってくる。 一体、誰の所為で息がこんなにも上がっていると思っているのだろう。 首を横に振ると、再び濡れた唇を塞がれた。 多い被さってくる直前、その口角がほんの少し上がって見えた、気がした。 昔は、もっと優しくて、こんなに妖艶な笑みを浮かべるなんて思いもよらなかった。 角度を何度も変えながら、唇を食まれ、口腔内を蹂躙される。 どちらのものとも知れない唾液を飲み下したと同時に、すべて諦めて緑と黒の市松模様の背中に細い腕を回した。 その時、また、口端からふっと声が漏れ聞こえて、カナヲは恥ずかしさのあまり余計に強く背中を掴んだ。 カサリと日輪の耳飾りが揺れた。 [newpage] 鬼舞辻が倒され禰豆子が人間に戻った。 けれど、残念ながら鬼殺隊はその規模を縮小こそすれ、解散はしていなかった。 できなかった、という方が正しい。 珠世や禰豆子がそうだったように、自力で鬼舞辻の呪いを外した鬼はそこそこ多くいた。 まして鬼舞辻は末期の悪あがきとばかりに己の血を血鬼術ではるか遠くまで吹き飛ばし、鬼を増やした。 しかし鬼になった者たちでも自ら人間に戻りたいと請うて来るものもあった。 ただ欲望のままに人を喰いあさるものもいた。 そうした鬼だけを狩るために、行き場もなく希望する隊士たちが残った。 それが隊士たちの望みであったし、現当主・産屋敷輝利哉も受け入れた。 竈門炭治郎も妹の禰豆子が人間に戻れたことで雲取山に帰る選択肢もあったが、この時、鬼殺隊は彼の人生の一部になっていた。 それは善逸や伊之助も同じだったらしく、結局、彼ら同期の面々は残り、入れ替わるように生き残った柱は冨岡義勇を残して引退していった。 甘露寺蜜璃は伊黒と夫婦になり、悲鳴嶼と不死川は寺に入って其々に菩提を弔った。 その二年ほど後、鬼化の後遺症もほとんどなく人として美しく成長した禰豆子は我妻善逸のもとに嫁いだ。 それは禰豆子自身の望むところだったし、炭治郎も心から信頼する男のもとに何よりも大切な妹が嫁ぐことは喜ばしいことだった。 炭治郎とカナヲがこういった関係になったのは、そのころだった。 関係に明確な名はない。 ただ、そう、ただ気づいたときには、そうなるべくしてなっていた。 「炭治郎って、自分の気持ちには鈍いんだな。 ……でも、ちゃんとしろよ」 善逸の耳は誤魔化せないらしく、いつだったかそう言われた。 ただ、もうどんな言葉を尽くせばいいのか分からない。 きっと、それはカナヲも同じだろう。 同じだと信じたかった。 [newpage] 今回の任務。 昔で言うところの上弦に匹敵する強さだった。 どれほど人を喰ったのだろうか。 美しい男だった。 強さを求めて鬼になったと嘯いていた。 事実、かつて無限城で戦った猗窩座のように強く隙がない。 辛くもその首を打ち落とした炭治郎は、昼前には蝶屋敷に戻ってきた。 門を潜ったところで、疲労と苦痛がどっと押し寄せ膝から崩れ落ちるように倒れこんだ。 ふと禰豆子の声が聞こえた。 ああ、今日も手伝いに来ていたのか。 なんて思いながら、炭治郎は泥に沈むように、意識を手放した。 目を覚ましたのは、もう夕暮れが差し迫る頃。 横に視線をやると、カナヲがいつものように静かに座っていた。 「カナヲ…」 「気づいた?…傷は深くないけれど、疲労がたまっているみたいだから。 安静にね」 カナヲの言葉を聞きながらも身を起こせば、肩に市松模様の羽織をかけてくれた。 脇腹あたりが破れていたと思ったが、 「禰豆子が繕っていたわ。 遅くなるといけないし、善逸に迎えにきてもらって帰したわ」 繁々と眺めていて察したのか、枕元の水差しから水をつぎながら言った。 「おなか、すいてない?」 ぼーっとする頭でカナヲの言葉を聞きながら、彼女は初めて出会った頃に比べれば驚くほど感情表現も言葉の表現もうまくなったな、と考えていた。 それと反比例するように、表現が下手になっていく。 ことカナヲが関われば、それは深刻さを増すばかりだ。 炭治郎はカナヲから受け取ったコップの水を一口で飲み干すと、なんの言葉もないまま彼女を抱き寄せた。 そうなることがどこか分かっていたのか、彼女も炭治郎の剣だこだらけの手に肩を掴まれてされるがままに、その胸に体を預けた。 カナヲの細い腰に手を回して抱きしめその首すじに顔を埋めた。 肺いっぱいに彼女の花のような香りを吸い込んだ。 「ふふっ。 くすぐったい…」 今にして思えば、どうして彼女が炭治郎にとって特別だったのか、何となくわかった気がする。 炭治郎は、 自分のことは後回しに生きてきた。 長男だから。 多くはない食べ物はまず妹や弟たちから与えた。 長男だから。 この両手で禰豆子だけじゃなく、他の兄弟も守りたかった。 長男だから。 なのに、生き残ってしまった。 長男なのに。 鬼舞辻を倒すこと、禰豆子を人間に戻し、人並みの幸せを与えてやること。 それが炭治郎の生きる糧で、すべてになっていた。 終えた後、自分がなくなった気がした。 それまで直視しないようにしていた、家族を喪った悲しみが突然、大きな暗闇となって襲い掛かってくる。 足元が覚束なくなった彼にそっと寄り添ったのがカナヲだった。 カナヲ自身が、炭治郎によって悲しみや痛み、そして喜びを思い出したからだ。 戀という字は、心が糸し糸しと言う、とかく。 カナヲが、初めて話してくれた時は飛び上がるほど嬉しかった。 きっとその時から自分でも気づかないうちに、炭治郎の心は糸しとカナヲとのつながりを求めていたのだろう。 いや、そのころはきっとまだ自分や妹以外のすべての人とのつながりを求めていた。 しかし今は違う。 今は、ただ、カナヲひとりとの繋がりが、ほしいと………。 頭の片隅で何かがブツリと焼き切れるような音がした。 首筋ごしに不思議そうに見上げる瞳と視線が交錯した途端、炭治郎はカナヲの柔らかい唇を乱暴に食んだ。 血鬼術でやられた脇腹が熱い。 それ以上に、喉が乾く。 カナヲの小さな口内を蹂躙し、躊躇うように逃げる舌を宥めすかすように掬う。 はふはふと息を吐きながら、彼女も離れない。 許されていることに、乾きが癒されるどころか もっと、もっとと強請ってしまう。 カナヲの体の細部ひとつひとつが甘いことを知っているから、もう自制など効かなかった。 心のままに生きるーーーなんて、これでは乱暴狼藉と何ら変わらないのに。 分かっていながら、背中に回された細い腕に愛しさがこみ上げ、爪をたてる指に欲がぬるりと顔を出す。 窓の外の、夕暮れの光の残滓は既になく、暗闇に支配された。 一枚一枚、彼女の着物を慎重に、けれど素早く剥ぎ取っていけば、白磁のような透明な肌がぼんやりと暗闇に浮かんだ。 「カナヲ…」 離した唇で名前を呼ぶ。 花のような、名前を。 肌に浮かぶ汗をぺろりと舐めとると、甘塩っぱい。 「……炭治郎、いいよ……」 両手が赫灼の髪にさしこまれ、混ぜられる。 花が綻ぶように笑った彼女の体に、炭治郎はこうしていつも甘えるのだ。 小さな声と苦し気な息が漏れ、時々、堪らずはくはくと口を大きくあけて息を吸う。 まるで溺れているように白い首を晒し、体を弓なりに仰け反らせる。 炭治郎の額から数滴の汗がポタリと流れ、カナヲの肌に落下した。 その僅かな衝撃すら、今のカナヲには悦楽のひとつらしい。 ぎゅっと柳眉を寄せ、押し寄せる快楽の波に飲み込まれないように必死に炭治郎の背中にしがみつく。 うわ言のようにカナヲの名を呼び、その白魚のごとき体を揺さぶった。 彼女の白い素肌に顔を埋め、その香りを余すことなく堪能していた。 緩く動いていた足が、何かを耐えるようにピンと張られた。 ドロドロに溶けた脳髄が終わりを察知した。 引き絞られる痛みと苦しさ、そしてそれを遥かに上回る悦びが波状になって押し寄せてきた。 「あ、安静に、しなきゃって…言ったのに……」 息も絶え絶えに非難めいた言葉を漏らす。 炭治郎よりもずいぶん小さな体を抱き締めて、非難が実は照れ隠しだと物語る彼女の香りを吸い込んだ。 今はまだ、カナヲとこの先、どうしたいのか言えない。 己の心に誓った決めごとはあれど、まだあと少しだけ甘えるひとときがほしい。 今はまだカナヲという花に落下していく、一匹のおろかな蝶のままでありたいと希うのであった。

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#鬼滅の刃 #竈門炭治郎 小噺

この 両手 から こぼれ そう な ほど 鬼 滅 の 刃

乳の匂いがする。 炭治郎は鼻を慣らした。 幸せな匂いだ。 この匂いは昔、母さんから嗅いだことがあった。 またこの匂いが嗅げるとは思ってなかった、またこの幸せが手に入るなんて。 俺にはもう一生無いことだと思っていた。 炭治郎は目の前にいる、赤子を抱いた妻を見遣る。 彼女髪は今、昔のように横くくりにせず、まとめ上げられている。 赤子が髪を時折引っ張るからだ。 赤子は生まれてふたつき経っており、生まれたての時よりも幾分もふっくらして頬にも顎にもハリがある。 滑らかなきめの細かい肌に頬は少し紅潮していた。 最初の子の時はなかなか乳が出ず、やり方も難しいと思い悩んでいたカナヲだったが今はその片鱗も見せぬほど堂々と乳をやっている。 二児の母ともなると、経験してきた道なので落ち着いているなぁと感心してしまう。 上の子はまだ二つになったばかりだが、興味深そうに赤子を見つめている。 最近では足腰もしっかりしてきており、転ぶことも少なくなった。 この前まで転んでは大泣きしていたのだが、今ではよく庭先で走り回っている。 「子どもの成長は早いなぁ」 「突然どうしたの」 両乳飲ませ終わったカナヲがまだ首の座っていない娘を器用に縦抱きにし肩に頭をのせて、背中をとんとん、と叩いた。 とんとん、とんとん、小刻みな優しいリズムにつられ、娘は、けふりと軽く空気を吐き出した。 手慣れたものだ。 「かぁか、おっぱい!」 娘が乳を飲み終わったのを見ていた長男が突然突拍子もなく言った。 驚いてた様子でカナヲは息子を見ていたので「ダメだ。 長男だろう。 お乳は我慢するんだ」と助け舟をだした。 ところがカナヲは小さく笑むと、娘をお願いと俺に預けた。 「いいよ、おいで」 その声は酷く慈愛に満ち溢れていて、俺は驚きを隠せなかった。 「カナヲ?」 「おいで」 息子を抱き寄せると着物をするりと落として乳房を出す。 吸い寄せられるように我が子は彼女の乳へと近づいた、かと思ったら、「おっぱい」とにこにこ笑うだけで吸い付こうともしない。 それよりも近くに置いてあったでんでん太鼓に意識がいったようで、母から離れ、遊び始めた。 嗚呼、そうか。 カナヲは受け止めてあげたんだ。 息子とてこの世に生を受けてまだ二年。 甘えたい時期だろうに下の子が出来たものだから、我慢している事もたくさんあるのだろう。 それが、カナヲの一言で救われたんだ。 炭治郎は胸の奥に明かりが灯るように温かい気持ちになった。 愛しい我が子達と愛しい妻。 俺よりも遥かに愛を知っている。 部屋には乳の匂いと、息子が心一杯満たされた幸福の匂いがした。 炭治郎は嬉しくて嬉しくて、今にも泣き出しそうだった。 [newpage] 彼女は今、滅茶苦茶に迷っていた。 例えばこれとかどうだろう。 白のブラウスをインナーにして肩紐がリボンの黒ワンピ。 足元はカジュアルなサンダルに日焼け対策の麦わら帽子。 もしくはこれ。 少し大人な雰囲気の中にもガーリーさが際立つくすみオレンジワンピース。 色味がとても可愛いのでカゴバックが合いそうだ。 他にも、大人ガーリーな白いワンピース。 ウエスト部分にレースがあり、Aラインのシルエットだ。 これからの季節にぴったりな、水色のシャツワンピもなかなか気に入っている。 腰紐をリボンで結んで丈の長さも少し長めで丁度いい。 足首が細く見えるスタイルだ。 「うううん…」 カナヲは首を捻って盛大に溜息をついた。 かれこれ、一時間は悩んでいる。 早起きしたというのに刻一刻と待ち合わせの時間が近づいてきているため今、猛烈に焦っているのだ。 鏡の前で暫く、唸っていると何か意を決したように顔を挙げた。 「た、炭治郎!お待たせっ」 走ってきたのか、やや、カナヲの額には汗が浮かんでいた。 炭治郎は片手を挙げて「大丈夫!全然待ってないよ」と口を開こうとしたところで固まった。 カナヲの白い艶肌が。 じゃなくて。 肌があああああ!!! いつもと違う、下された髪は巻かれており(こ、これが女子のゆるふわパーマというやつか)物凄く良い香りが漂ってくる。 彼女はいつもとは雰囲気の違う紺色のオフショルワンピースに白い小花柄が入った大人っぽいコーディネートだ。 炭治郎はとにかく、外気に曝け出された肩に目線がいってしまう自分の顔を殴りたい気持ちになった。 破壊力が半端ない。 「きょ、今日のカナヲ、いつもと雰囲気違うね」 「へ、変かな?」 「そんなことない!めちゃくちゃ似合ってる!!可愛い!!」 炭治郎は勢いよく、両手を握るとその声の大きさで辺りの人が振り返るほどだった。 二人は顔を真っ赤に見合わせ、笑う。 ああ、暑い。 きっと夏が近づいているせいだな。 どちらからともなく手を握ると、今日最高の一日が始まりを告げた。 [newpage] 「炭治郎〜、次美術だろ。 教室移動しようぜ」 「ああ、そうだな。 行こう、善逸」 「あー腹減った」 「伊之助、教科書は?」 「ンなもんあったって腹は膨れねーだろ」 「相変わらずヤバい奴だよ。 お前は」 伊之助は何度言ってもこうなので、半ば諦め気味の俺達はツッコむことも辞めて歩き出す。 教室までは一度二階へ上がり、しばらく歩いて渡り廊下から中校舎へと行く。 それからまた三階へ上がった後、右に曲がるとすぐ美術室が現れる。 一年の教室から行くにはこの道が一番早いため、筍組の生徒達は数珠繋ぎにぞろぞろと階段を昇り始める。 二年の廊下に差し掛かったところら辺で炭治郎がそわそわし始めた。 何かを期待しているような、けれどもダメだダメだと自分を律しているようなそんな音がしてきて、煩いったらありゃしない。 大体この音がする時は、彼女が関わっている事を友人である俺は知っていた。 そう、学園三大美少女の一人カナヲちゃんだ。 山椒組、柿組、そして最後に菫組。 柿組の所に差し掛かると隣の心音はお祭り太鼓のようにズンドコ言っているではないか。 「毎日つまんねーなァ」 「なぁなぁゲームしようぜ!」 柿組の前で二人の男が話をしている。 あれは、二年柿組の先輩で一人は学園三大イケメンの一人ではないか。 男の名前なんて覚えたくもないので知らないが、イケメンは憎いので顔は分かる。 「栗花落さんに告白して付き合えた方が勝ちとかどうよ」 つゆり、さん。 つゆりさんて言った!?耳の良い俺は咄嗟にその二人をガン見してしまう。 すると、何だよ?お前。 と言われるかのように睨み返されたのでとりあえず目を逸らした。 「でも二人とも相手にされないんじゃね」 「わかんねーだろ、とりあえず言ってみて付き合えたら色んなことヤりたい放題だぜ!」 オイオイオイオイとんでもない事言ってんじゃねーよ。 このバカチン共。 妄想は心の中で言わないと…距離が割と近いため、もちろん、隣にいる炭治郎にも輩二人の声はバッチリ聞こえているようだ。 なぜなら、音が変わったから。 あんなに浮足立っていたお祭り騒ぎの音は、どろどろぐつぐつと、まるで火山が噴火寸前のような煮え立ったマグマのようだ。 「早速、俺、栗花落さんとこ行ってくるわ!」 「まぁ。 まず話しかけるところからやるかー」 歩き出した二人側に居た伊之助が、何かを察したように足を出して下衆男共を引っ掛けた。 うわっ、と声が聞こえて二人は縺れるように倒れ込む。 廊下に落ちた二人を、炭治郎は見下ろした後(この時の炭治郎の目は夢に出てきそうなくらい怖かった。 とだけ言っておこう)すぐ様、菫組に走り込んだ。 「カナヲー!!」 全校生徒に聞こえているのでは?と思うほどの大声に、後ろから聞こえる「お前らッ!」という怒りと抗議の声は掻き消される。 カナヲちゃんは中庭側の窓の席でどうやら読書をしていたようで、机の上に本が置いてある。 大きな瞳はさらにまんまるだ。 「俺と付き合って下さい!!」 えっ。 いう効果音はカナヲちゃんとクラス全体。 いや、学校全体から聞こえてきそうなほど。 みるみるうちに顔を真っ赤ににさせ、金魚のように口をはくはくさせたカナヲちゃんは目線を泳がせた後、小さく頷いた。 どうやらそれが精一杯だったようで目をまわしながら席についた。 呆然とその様子を見ていた男達に炭治郎は一言「そういう事ですので、彼女に話しかけるのは自由ですけど!そういう目で二度と見ないでいただきたい!俺が、許しませんので!!」と釘を刺した。 黄色い歓声が菫組であがったので、なんだなんだと柿組、山椒組の生徒達が廊下側に出てくると、同時に次の時間のチャイムが鳴り響く。 まだ半分も来ていないここから美術室まで滑り込むため、俺達は走り出したのだった。 後日昼休み。 炭治郎は盛大に落ち込んでいた。 中庭のベンチでカナヲと二人並んでお弁当を広げたまま、頭を下げている。 「あんな恥ずかしい思いをさせてしまい申し訳ない、皆の前で言われたらカナヲは優しいから断りたくても断れなかっただろう?ごめんな」 「あ、謝らないで。 炭治郎が言ってくれなかったら、多分いつかは私が告白してたから。 ありがとう」 頭から湯気が出そうなほど顔を赤くしたカナヲがおろおろしたりわたわたしたりしながら一生懸命話をしてくれる。 謝っておきながら、可愛いなぁ。 と、そんなことばかりを考えてしまう。 あの時は頭が真っ白になってしまった。 カナヲとは入学式の時に出会って一目惚れして以来、少しずつ話しかけて先輩呼びからやっと名前呼びになるくらいまでの仲になった。 それだというのに、あんな、好きな子に対する下世話な話を聞かされて怒らずにいられる程自分は出来ていなかった。 割と思い立てば吉日派なため、大胆な行動をとってしまい、彼女に恥をかかせたのではと後悔したが…思ったよりも杞憂に終わったようでよかった。 カナヲはお弁当の卵焼きを箸で掴み口元へと持っていく。 箸の持ち方も綺麗だ。 唇は果実のように艶があり赤みを帯びている。 吸い込まれるように唐突に口付けると、「な、な、」と、な、しか言わない彼女を見つめ返した。 「思い立てば、吉日だから」 卵焼きの味のするキスは後悔せずに終わりそうで良かったなと思った。

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この 両手 から こぼれ そう な ほど 鬼 滅 の 刃

今回買取させていただいたのは鬼滅の刃「絆ノ装 陸ノ型 富岡義勇」のセピアカラーフィギュアです。 装い自体は「絆ノ装 伍ノ型 冨岡義勇」フィギュアと差はありませんがカラーリングが独特な雰囲気を生み出していますね。 作りこみが細かく丁寧なのはもちろんのこと、フィギュアのセピアカラーの色合いが古い写真を思わせ、まるで大正時代の写真を見ているかのような感覚になります。 こちらのフィギュアもBANDAIから同じく発売されており、アミューズメント景品となっていますので入手が困難です。 店頭販売で入手できないことや人気キャラクターであることから、高価買取させていただきました。 富岡義勇は買取価格UPの対象なので、ぜひ富岡義勇の他のシリーズフィギュアをお持ちの方はお送りください。 「-絆ノ装-弐ノ型 竈門炭治郎」。 こちらのフィギュアは絆ノ装シリーズで2番目に発売されたもので、主人公である竈門炭治郎のセピアカラーバージョンとなっています。 最初に発売の「-絆ノ装-壱ノ型 竈門炭治郎」と装飾やフィギュアの形態自体はほとんど変わりませんが、やはり大きく目を引くのがカラーリングですよね。 いつもの浅葱色の羽織がセピアカラーになることで渋みを帯びた緑色になり、全体的に落ち着いた色合いに仕上がっています。 大きく雰囲気が変わるので、ぜひ壱ノ型のフィギュアと並べて見比べてください。 より大正時代を感じさせる佇まいになっています。 こちらもアミューズメント景品となっておりますので高価買取させていただきました!現在鬼滅の刃シリーズのフィギュアは高価買取中ですので、1体しか持っていないという方やたくさん持っている方も、ぜひ無料査定だけでも良ければお試しください。 Qposket petit vol. 1 我妻善逸 こちらの商品はBANDAIのバンプレストより登場したQposket petitの我妻善逸です。 凛々しい顔つきやはためく羽織がとても美しく、こぼれそうなつぶらな瞳が愛らしい一品です。 可愛らしいフィギュアを集めている方にもピッタリ。 全長が約7センチと持ち運びやすい大きさで、机の上やちょっとしたスペースに飾って手軽に鑑賞できるサイズとなっています。 お部屋に飾ると、元・十二鬼月が登場した鼓屋敷や那田蜘蛛山での善逸の活躍シーンを彷彿とさせますね。 善逸ファンなら必携のフィギュアで、ご満足いただけること間違いなしです。 ぜひ善逸の戦闘シーンなどを思い返しながら鑑賞してみてください。 他にも同時発売された同シリーズの竈門炭治郎、竈門禰豆子も人気商品です。 鬼滅の刃とは? 鬼滅の刃といえば週刊少年ジャンプでトップの人気を誇る漫画作品です。 2016年WJ11号より連載が開始されましたが、順調に人気を伸ばしています。 人と鬼との切ない物語にかっこいい剣戦がおもしろく、またキャラクターも個性豊かで読者の心をつかみます。 なんと単行本1~16巻だけで累計800万部を突破しました。 正真正銘 今日本のトップ人気を走っている漫画だと言えます。 漫画だけでなくアニメも放送されていてそちらも波に乗っていますので読んでいない人、見ていない人は必見ですよ。 鬼滅の刃「-絆ノ装-」シリーズフィギュア そんな鬼滅の刃なのでフィギュアもかなり人気です。 バンプレストシリーズはプライズゲーム用景品の提供を行っているBANDAI SPIRITSのブランドです。 プライズフィギュア「-絆ノ装-」シリーズとして、 毎月のように新しいフィギュアを出しています。 サイズは全高約15センチで立体的な造りとなっています。 リアルにキャラクターの特徴をとらえていて、ファンにとってはたまりません。 このシリーズは全国のゲームセンターでゲットすることができます。 欲しい方はゲームセンターに取りに行くか、ネットでも取引されていることがあるのでチェックしてみてくださいね。 シリーズ第一弾として2019年7月に主人公の 竈門炭治郎が登場しました。 日輪刀を手にし、きりっとした立ち姿がかっこいいです。 続く第二弾には8月に炭治郎の妹、竈門禰豆子が。 こちらは髪をなびかせた姿で表情も愛くるしいですね。 第三弾には我妻善逸がラインナップ。 臆病ですが凛々しさも垣間見える表情がたまりません。 第四弾は我妻善逸です。 こちらは二種類ラインナップでセピアカラーバージョンもあります。 第五弾は富岡義勇、第六弾は竈門炭治郎が再び登場という流れとなりました。 これが毎月のように発売されるとなると全種類欲しくなりますよね。 鬼滅の刃「Q posket キューポスケット 」シリーズフィギュア また 「-絆ノ装-」シリーズのほかに ほっぺが可愛いフィギュア「Q posket キューポスケット 」シリーズもバンプレストから発売されています。 「-絆ノ装-」シリーズは度のキャラクターも個性が出ていてかっこいい感じでしたが、 「Q posket キューポスケット 」シリーズはどれもたいへんかわいいです。 瞳は大きくて艶があり、なんといってもふんわりとした優しいほっぺたが特徴的。 初月は 厄除の面をつけて勇ましく刀を構える竈門炭治郎、優しい微笑みで座る「竈門禰豆子」、刀を握るその手に強い意志が表れる「我妻善逸」の3人がラインナップしました。 翌月は鬼殺隊の衣装を纏い微笑む「竈門炭治郎」、猪の頭を被りたくましい腕で刀を構える「嘴平伊之助」、クールな表情で羽織をなびかせる「冨岡義勇」の3人が。 どちらのシリーズも魅力的で欲しくなってしまいますよね。 この鬼滅の刃のフィギュアですが、実はかなり高額で買取、販売されています。 というのも鬼滅の刃はじめてのフィギュアだからです。 一通りキャラクターが発売されると次にポーズや服装を変えたバージョンが登場します。 だらかこそはじめの1回転目は初回盤としてプレミアがつき、高値で取引される可能性が高いのです。 今お持ちの方は高額で売ることができると思います。 このバンプレストシリーズはゲームセンターが主な発売場所となっています。 とても人気なシリーズなのでゲーム自体も難しく設定されていることが多いです。 ただただゲームセンターに遊びに行く感覚だとなかなか取れないかもしれません。 絶対に欲しい人はネットなどで攻略法を学んでください。 フィギュアを売るならフィギュア買取アローズへ! フィギュア買取アローズではバンプレストシリーズのフィギュアだけでなく、美少女フィギュアやアメトイなど様々なフィギュアの買取を行っています。 いらなくなったフィギュアやタンスに眠らせたままのフィギュアがあるという人は、ぜひフィギュア買取アローズで買取してもらいましょう! フィギュア買取アローズでは、時間がない人にも優しい宅配買取サービスを行っています。 宅配買取なら売りたいフィギュアを段ボールにつめて送るだけで買取が完了します。 忙しい人でも自分の好きな時間に買取ができるので、ぜひ試してみてください。 もちろん発送料や手数料など余計な費用はかからないので安心して買取してくださいね。 買取が初めてで不安だという人も多いと思いますがその辺りのサポートもフィギュア買取アローズは自信があります。 無料でラインから査定することができますし、聞いてみたいことがあればなんでも聞いてくださいね。 フィギュア買取アローズに少しでも興味を持っていただけましたら、フィギュア買取アローズのフィギュア買取ページをチェックしてみてくださいね!.

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