トルーマン ショー。 【映画】トゥルーマン・ショー~あらすじと感想~人生のほぼ全てを生放送されている男の物語

ジム・キャリー主演 映画「トゥルーマン・ショー」のラストシーンの意味は?あらすじと見どころを紹介

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テクノロジーの急速な発展は、なにが突飛な妄想で、なにがそうでないのかについての疑問をもたらす。 ドロレス・マラスピーナ、第五版編集者 『』は1998年の映画で、監督は、脚本はが担当した。 が演じた登場人物トゥルーマン・バーバンクは、自分が生きている現実が人為的につくられたものであり、常時テレビで世界的に放送されていることに気づく。 バーバンクの人生は、母親の胎内にいた頃からすべてテレビ放送されており、人生に登場する人物は全員が雇われた俳優だった。 真実を知ったバーバンクは、自分の人生を操作してきた者たちの手から脱出するため奮闘する。 「テレビ放送される人生」という構想はこの作品以前にも存在しており、1980年代のテレビドラマシリーズ『』の『 ()』と題するエピソードは、主人公の男が洗面台の鏡の裏にカメラを発見するシーンから始まる。 男はまもなく、自分の人生が世界中のTV視聴者に向けて24時間無休で放送されていることに気づく。 作家はいくつかの短編小説、そして有名な1959年の小説『 ()』のなかで、人為的につくられた世界と、その幻想を保つため雇われた偽の「家族」や「友人」に囲まれて生きる主人公を描写している。 同様のテーマはより最近の小説にも繰り返し登場しており、それらの作品では『トゥルーマン・ショー』のようなの要素は見られないものの、ある人物の主観的世界が他者によって創作されているという構想は共通している。 妄想 [ ] 詳細は「」を参照 妄想(持続的な、誤った確信)という症状は、がない限り精神疾患の存在を示す。 妄想の内容は(妄想を患う人物の想像力の範囲内において)極めて多様だが、のようないくつかのテーマが特定されている。 これらのテーマは特定の診断を示唆するものとして重要視される。 例として、は伝統的に(サイコシス)と関連づけられている。 文化的影響 [ ] 妄想の内容はその人物の人生経験と常に結びついており、その時代の文化から大きな影響を受ける可能性が高い。 2008年に行われたある研究 は妄想のテーマが時代とともに、いかに宗教的/魔術的なものから政治的なものへ、更には技術的なものへと移り変わったかを示した。 この研究は、「社会的・政治的な変化と科学的・技術的な発展が、における妄想の内容に著しい影響をもたらした」と結論づけた。 精神科医のジョセフ・ウィーナーは、「1940年代の精神病患者は、自分たちの脳が電波によって操作されているという妄想を訴えていた。 それに対して、現代の患者は体内に埋め込まれたコンピューター・チップについてよく訴える。 」と述べた。 トゥルーマン・ショー妄想は、の変化にともなう被害妄想の内容のさらなる進化を示している可能性がある。 ウィーナーは、「リアリティー風番組(リアリティショー)の存在は非常に良く知られており、患者はそれを容易に妄想の体系に取り入れることが出来る。 この妄想にとらわれた患者は、自分たちの生活が常にテレビの前の多くの人々によって視聴され、録画され、また解説されているという確信をもつ。 」としている。 報告例 [ ] トゥルーマン・ショー妄想の症例は、アメリカ・イギリスとその他の国で合計40件以上記録されている。 の ()に勤務する精神科医で、の精神医学臨床助教授でもあるジョエル・ゴールドは、兄弟のイアン・ゴールド(のでと精神医学の ()を務める )とともにこの妄想に関する研究を主導している。 ゴールド兄弟は2002年以来、この妄想を患う十数人の人物(主に25歳から34歳の白人男性 )と接触してきた。 兄弟によって報告された患者のひとりは、の後、このテロ攻撃が彼の「トゥルーマン・ショー」における物語の展開ではないことを確かめるため実際にニューヨーク市を訪れた。 別の患者は自らが主役の「ショー」から保護されることを求め、の連邦政府ビルに赴いた。 また別の患者(インターンとしてあるリアリティ番組に関わった経験があった)は自分が密かにカメラで追跡されていると信じ込み、2004年のに投票を行った際、当時の大統領が「ユダ」であると叫び、ベルビュー・ホスピタルに搬送され、ゴールドの目に留まった。 ゴールドの患者である出身の陸軍退役軍人は、によじ登ることで自らの「ショー」から解放されるという考えをもっていた。 この患者は自らの妄想を説明し、「私が世界の中心であり、何百万もの人々の注目の対象であることに気がついた。 ……私の家族や知人は全員が俳優であり、台本に基づいて、私を世界の注目の的とするための茶番を演じている。 」と述べた。 ゴールド兄弟による「トゥルーマン・ショー妄想」という妄想の命名は、ジョエル・ゴールドが当初診察した5人の患者のうち3人が、自分が知覚した経験を映画『トゥルーマン・ショー』と明確に結びつけていたことに由来する。 トゥルーマン症候群 [ ] イギリスにおいては、の精神科医であるパオロ・フーザル=ポリ、オリバー・ハウズ、ルチア・ヴァルマッジア、フィリップ・マクガイアが British Journal of Psychiatry上で彼らが「トゥルーマン症候群」と呼ぶ症状について説明しており、「世界になんらかの変化が生じ、他者はその変化に気づいているという強い確信であり、患者はそれは自らが映画の題材にされており、映画のセット(にせの世界)のなかで生活していることを示しているのだと解釈する。 これらの症状は、統合失調症の前駆期にある人物の主訴としてよく見られる。 」と述べている。 この分析では、トゥルーマン症候群が「世界に何らかの重要な変化がもたらされたが、その変化を説明できない」という感覚に、患者が意味を見いだそうとした結果であることが示唆されている。 医学的妥当性 [ ] トゥルーマン・ショー妄想は公認されたものではなく、『』にも含まれていない。 ゴールド兄弟はこの妄想が新たな診断名になるとは主張しておらず、トゥルーマン・ショー妄想は「既知の被害妄想・誇大妄想の変種」だとしている。 映画製作者の反応 [ ] 『トゥルーマン・ショー』の脚本を担当したは、この症状の存在を耳にして「自分の映画が病名になるなら、つまりは成功したということだろう」と述べた。 脚注 [ ]• on PsychCentral• Marantz, Andrew September 16, 2013. The New Yorker: 32—37. "Movies That Stole Their Plots from 'The Twilight Zone'" Flavorwire. , 13 Aug. 2012. Web. 10 Aug. 2014. The International Journal of Social Psychiatry 54 2 : 101—11. 2008. の2015年9月24日時点におけるアーカイブ。 2017年11月3日閲覧。 Ellison, Jesse August 2, 2008• Fusar-Poli, Paolo; Howes, O. ; Valmaggia, L. ; McGuire, P. 2008. 193 2 : 168. 3 News NZ. 2013年3月20日. 参考文献 [ ]• Deuze, Mark 2012. Media Life. Cambridge, UK: Polity. Duncan, Erica 2015. Psychiatry 172 1 : 98-99. Gold, Joel; Gold, Ian November 2012. Cognitive Neuropsychiatry 17 6 : 455—472. Gold, Joel; Gold, Ian 2014. Suspicious Minds: How Culture Shapes Madness. New York: Simon and Schuster. Mishara, Aaron L. Schizophrenia Bulletin 39 2 : 278—286. 2016. Psychiatria Hungarica 31 4 : 359-363. 関連項目 [ ]•

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映画『トゥルーマンショー』ネタバレあらすじキャスト評価ジムキャリー映画

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「」(原題:The Truman Show)は、1998年公開のカのコメディ&ドラマ映画です。 脚本、監督、らの出演で、その生涯が連続テレビドラマとして24時間生中継される男の姿を描いています。 「」のDVD() で観る で観る 目次• スタッフ・キャスト 監督: 脚本: 出演:(・バーバンク) (クリストフ) (メリル・バーバンク/ハンナ・ジル) (マーロン/ルイス・コルトラン) (ローレン・ガーランド/シルビア) ほか あらすじ 周りを海で囲まれた平和な離れ小島のシーヘブンで、保険のセールスマン、・バーバンク()は看護婦でしっかり者の妻メリル()や親友のマーロン()らとともに幸せな毎日を送っています。 「おはよう!そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!」が口癖の明るい青年ですが、彼は生まれてから1度も島から出たことがありませんでした。 それは、父と一緒に海でボートを漕いでいたときに「嵐が来るぞ」という彼の警告を無視して船を進め、嵐を回避できず海に投げ出された父親を亡くしてしまい、水恐怖症を患ってしまったからでしたが、彼には大学時代に出会った忘れられない女性、ローレン()に会うためフィ島へ行くというささやかな夢がありました。 ある日、いつものようにで新聞を買った後、雑踏の中にひとり佇むホームレスの老人とすれ違います。 それは幼い頃、海に沈み亡くなったはずの父親でした。 しかし、その老人は間もなく何者かに連れ去られてしまいます。 彼は自分の周囲を不審に感じ始めます。 実は、彼は生まれたときから人生の全てを24時間撮影され、人生がそのまま「」として世界220か国に放送されていたのです。 彼の住む街は巨大ドームのセットであり、周囲の人物は全て俳優。 死んでしまったという父も本当の父ではなく俳優で、また実際は死んでおらず、後に「感動の再会」を果たすことになります。 いつもと違う行動を取るとまわりの様子が落ち着かなくなることを発見したは不安と疑問がつのり、妻のメリルに怒りをぶつけた末、海にボートで漕ぎ出して行きます・・・。 レビュー・解説 リアリティを求める視聴者と、ギリギリのところでそれに応えようとする番組制作者・出演者を、極端な設定ながら面白可笑しく、優しい眼差しで描いた、示唆に富む作品です。 自分の生活が連続テレビドラマとして24時間生中継されており、自分の住む町は巨大なセットで、周囲の人間はすべて俳優と、何やらを描くような奇異な設定ですが、この作品はサイコ・スリラーではありません。 世のメディアにはやらせや再現ドラマ、劇的なニュースや番組、防犯カメラや車載カメラ、空撮などのリアルで映像がリアルタイムに溢れ、視聴者は椅子に座ったままそれを観て少なからぬ影響を受けています。 果たしてそれが良い事なのか、どうなのか、この映画はやさしく問いかけてくいるような気がします。 冒頭に劇中劇のスタッフ、キャストのオープニング・クレジットに合わせ、インタビュー風のシーンが流れ、そこに生中継されているのボケた独白が挿入されます。 これが彼らの会話ともとれる構成になっており、物語の展開を予告するようなしゃれたオープニングになっています。 Christoph: We've become bored with watching actors give us phony emotions. We're tired of pyrotechnics and special effects while the world he inhabits is, in some respects, counterfeit. There's nothing fake about truman himself--no scripts, no cue cards. It isn't always but it's genuine. It's a life. クリストフ:俳優の作り物の演技にはいい加減、飽き飽き。 派手な爆破シーン、氾濫するSFX、彼が住む世界もある意味、作り物だ。 でも、自身に嘘や偽りはない - 脚本もなければ、キュー・カードもない。 には及ばないが、それは本物の人生だ。 Truman: I'm not going to make it. You're going to have to go on without me. No way, mister. You're going to the top of this mountain, broken legs and all. :自信がない。 僕抜きでやってくれ。 くじけるな、山のてっぺんを極めるんだ。 例え足を折っても。 Christoph: We find many viewers leave him on all night for comfort. クリストフ:一晩中、彼を見続けるファンも多い。 Truman: You're crazy. :お前はいかれてる。 Hannah: You know that? Well, for me, there is no difference between a private life and a public life. My life... is my life, Is the truman show. The truman show Is... a lifestyle. It's a noble life. It is... a truly blessed life. ハンナ:私は公と個人の生活を区別していないの。 私の生活は私の生活。 それがたまたま素敵な・ショウなの。 とても幸せよ。 Truman: Yeah, tell me something I don't know. All right. Promise me one thing, though. If i die before i reach the summit, you'll use me as an source of food. Gross. :頑張るんだ。 ひとつだけ、約束を。 山頂前で遭難したら、僕の体を食っていい。 うっ、気持ち悪い。 Lewis: It's all true. It's all real. Nothing here is fake. Nothing you see on this show is fake. It's merely controlled. ルイス:全てが本物でリアルだ。 この番組に作り物はない。 単に操作されているんだけなんだ。 Truman: Eat me, damn it. That's an order. Maybe just Your love handles. I have love handles? Yeah. Little ones. :僕を食うんだ。 命令だぞ。 お腹の脂肪を。 お腹に脂肪が?少しだけある。 が住んでいる町は、シーヘブンという天国のように綺麗で、ゴミひとつ落ちていない街です。 フロリダのシーサイドという街で撮影されたものですが、ハリウッド映画のセットのように見えます。 隣人も良い人たちばかりです。 そこに「(9番星)」と書かれたライトが落ちて来ますが、トルゥーマンはそれが何を意味するか、この時点ではわかりません。 主人公の名前 Truman)の起源は、「信頼できる男」という意味の中世英語です。 作り物のような街で、作りものではない彼の物語が展開していくわけですが、この映画の多層構造を突き破って演じることができるのは以外にいないと感じさせる素晴しいパフォーマンスです。 の周囲の人々は生中継ドラマを演じる、いわば劇中劇の俳優です。 ドラマの制作スタッフと視聴者のシーンを除けば前半のほとんどが「劇中劇」という構成になっており、これに映画の中の現実がオーバーラップして来るところが見どころです。 ひとつめは、序盤の終りにに一目惚れした扮するシルビアが、「みんな、演技しているのよ。 私はローレンではない、シルヴィアよ。 」とに真実を暴露するシーン• 二つ目は、(ドラマ中の商品の宣伝)を不自然に思ったに問いつめられ、ハンナが怖くなって妻のメリルを演じ続けることが出来なくなるシーン• 三つ目は、扮するルイスが、プロデューサーから逐一指示を受けながら親友のマーロンとしてを説得するシーン いずれも、映画の多層性と役者の技を感じさせる見応えのあるシーンです。 ローレン・ガーランド/シルビアを演じるは目が魅力的な女優ですが、さして多くない出番でと幸せになって欲しいと感じさせる、素晴しいパフォーマンスです。 この映画では、劇中劇を演じきれなくなっていくハンナを見事に演じています。 リアリティがこの映画のひとつのテーマになっており、監督は前半の劇中劇のシーンをほとんどを隠し撮り風に構成するという離れ業をやってのけています。 さらに実際に映画館でこの映画を上映する際に、観衆をリアルタイムに撮影してカットバックで映画に挿入しながら上映するというアイディアもあったそうです。 技術的な問題でこのアイディアは実現しなかったのですが、視聴者が望むリアリティとは、ある意味、共有と共感であり、監督は20年も前にそれを見抜いていたことになります。 奇異な設定の映画ですが、描かれているのは真実の追求、脱出、裏切り、ラブストーリーといった普遍的な人間の営みです。 監督の優れた演出と、らの突き抜けた素晴しい演技が、難しい設定の脚本を名作と呼ばれる映画に押し上げていることは間違いないでしょう。 (・バーバンク) (クリストフ) (メリル・バーバンク/ハンナ・ジル) (マーロン/ルイス・コルトラン) (ローレン・ガーランド/シルビア) 撮影地(グーグルマップ)• 「」のDVD() 関連作品 監督作品のDVD() 「いまを生きる」(1989年) 「フィアレス」(1993年) 「 」(2003年) 出演作品のDVD() 「マスク」(1994年) 「ライアー ライアー」(1997年) 「」(2004年) 出演作品のDVD() 「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」(2000年) 「」(2003年) 「」(2004年) 「」(2005年) 「」(2007年) 「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」(2007年) 「」(2015年) 「」(2016年) 関連記事.

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トゥルーマン・ショー妄想

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今回の絶対おすすめ映画は『 トゥルーマンショー』です。 『トゥルーマンショー』はジム・キャリー主演の斬新な設定のヒューマンドラマで、とても好きな映画です。 どんな困難にも立ち向かう勇気を持つ大切さを感動と共に教えてくれる映画です。 手に汗握る展開もあり飽きることなく観られる映画です。 それでは『トゥルーマンショー』の映画紹介です。 映画『トゥルーマンショー』は1998年に日本公開されたアメリカ映画です。 上映時間は103分。 監督は ピーターウィアー監督。 名作 『いまを生きる』を撮った監督です。 キャストは トゥルーマン・・・ジムキャリー クリストフ・・・・エドハリス メリル・・・・ローラリニー マーロン・・・ノアエメリッヒ ローレン・・・ナターシャマケルホーン アンジェラ・・・ホランドテイラー ローレンス・・・ピータークラウス ディレクター・・・ポールジアマッティ クロエ・・・・ウナデーモン 他。 映画『トゥルーマン・ショー』あらすじ・ネタバレ 離島シーヘブンで暮らす トゥルーマン ジム・キャリー はサラリーマンとして毎日を過ごしていました。 島から出たことのない トゥルーマンは海の向こうに行ってみたいと思い続けていますが、父親を海で亡くしていてそれがトラウマとなり島から出たことはありません。 トゥルーマンの父親は溺れた トゥルーマンを助けるために溺れて死んでしまっていて、以来トゥルーマンは水恐怖症となっていました。 トゥルーマンは出勤の際に知人と会うと「おはよう!会えなかった時のためにこんにちはとこんばんは!おやすみなさい!」!と決まって挨拶する好青年です。 ある日トゥルーマンは空から落ちてくる物体に遭遇します。 落ちた物体に近づくと正体は照明器具でした。 なぜ空からこんなものが・・・と疑問に思います。 トゥルーマンはメリル ローラ・リニー という女性と結婚していました。 しかし トゥルーマンには恋をした女性がいました。 トゥルーマンは学生の時にローレン ナターシャ・マケルホーン という女性と恋に落ちます。 しかし二人きりになった際にローレンは実は自分の本名はシルビアで、あなた は作られた世界で生きていて、常に監視されているとトゥルーマンに告げます。 困惑するトゥルーマン。 ローレンは何者かに連れ去られ、それから二人は二度と会うことはありませんでした。 ローレンを連れ去った男は、フィジーでゆっくり休ませると トゥルーマンに話しました。 シルビアがいるというフィジーに行きたいトゥルーマンは妻メリルにフィジー行きを提案しますが、家のローンのことや子供が欲しいなどの話題を出され却下されてしまいます。 トゥルーマン はローレンが残した赤いカーディガンを大切に持っていました。 キオスクで婦人雑誌を買うのが日課の トゥルーマン でしたが、モデルの女性の顔のパーツを組み合わせてローレンを作ろうと努力していたのです。 トゥルーマンはローレンを決して忘れられずにいました。 ある日突然、キオスクで買い物していた トゥルーマンは死んだはずの父親らしきホームレスの男性を見掛けます、トゥルーマンは後を追い確認しようとしますが、なぜか周りにいた人たちや車に行く手を阻まれ、ホームレスの男性は何者かに連れ去られ、トゥルーマンは確認できず終わってしまいます。 母親にこの一件を話す トゥルーマンでしたが、母親は冗談で話をはぐらかし取り合ってくれませんでした。 実は トゥルーマンの人生は生まれた時から監視され続け、あらゆる場所に設置されたカメラによって生中継されていました。 家族も町の人も トゥルーマンが産まれてから出会ってきた人々は全員俳優やエキストラで綿密な指示の元で動いていました。 トゥルーマンは産まれてからの自分の成長を『 トゥルーマン・ショー』という番組として放送され世界中の多くの人々に見守られてきていたのでした。 もちろんトゥルーマン自身はそのことを知りません。 周りの人間が俳優というだけでなく、 トゥルーマンが生活している島はすべてセットで大きなドームとなっているのです。 空も太陽も月も海も雨などの天気もすべてが作りものです。 なので番組としては トゥルーマンが海の向こうに行こうとするなんてもってのほかなのです。 CMが一切入らない番組なので、知り合いに扮した俳優のセリフ、 トゥルーマンにとっては何気ない会話の中にCM要素が込められていたり、 トゥルーマンの立ち位置が広告の前にくるようにと トゥルーマンは自分が気付かないうちに操られていました。 もちろん不自然さを感じたことはありましたが・・・。 ある日 トゥルーマンは車のラジオから撮影指示の声が聞こえてきて驚きます。 慌てた番組スタッフは周波数を変えますがそのせいで耳障りな音が大音量で流れてしまい町の人々 本当はエキストラ はみんなして耳をふさぎます。 また他の不審な出来事も立て続けに起こり、トゥルーマンの不信感は強まっていきます。 妻・メリルは看護師です。 しかし トゥルーマンはメリルが看護師として働いている姿を見たことがなく、最近の不審さも気になり初めて仕事に出かけたメリルの後をついていきました。 トゥルーマンの普段と違う行動は当たり前ですが番組スタッフと俳優陣を狼狽させます。 この時も手術と装ったものの医師免許など誰も持っているわけもなく、仕方なくメスを患者にあてようとしますが、患者もどこも悪くない俳優です。 思わず恐怖で悲鳴を上げてしまいます。 トゥルーマンはさらに不信感を募らせます。 トゥルーマンは旅行代理店に入りフィジー行きのチケットを購入しようとしますが、空席はないと言われ、それならまずはシカゴまで行こうと思いバスに乗りますが故障で出発できなくなったと告げられます。 それならばとトゥルーマンはメリルを乗せて車で町から出ようとしますが、水恐怖症のトゥルーマンは橋でも渡ることができませんでした。 仕方なく山を越えるルートに切り替えますが向かった先は山火事が起きて目の前で炎が上がります。 車を降りたトゥルーマンでしたが、今度は放射能が漏れたと言われ行く手を阻まれてしまいます。 制止を受けた際に制止をした人間が自分のことをトゥルーマンと呼んだことにも疑問を持ちます。 知り合いでもないのになぜ自分の名前を知っているのかと。 仕方なく帰宅した トゥルーマンにメリルは病気なんじゃないかと話しますが、突然メリルはココアの説明を始めます。 番組のCMのためです。 トゥルーマンがメリルに珍しくなんなんだと詰め寄ると、メリルは誰か助けてと叫び、なぜかタイミングよく友人のマーロンが家に入ってきました。 メリルはマーロンに抱きつくと、いくら仕事でももう無理!と言ってしまいます。 親友と呼べるマーロンと二人で話す トゥルーマン。 マーロンとは7歳の時からの関係です。 「僕を中心に世界が回っている気がする」と話すトゥルーマン。 悩むトゥルーマンにマーロンは俺の事も疑うのかい?と問いかけます。 そしてマーロンは自分が見つけたという トゥルーマンの父親を呼びます。 トゥルーマンの前に現れる父親。 嵐に襲われ他の島に流され、以来ずっと記憶喪失だったと トゥルーマンは説明を受けます。 トゥルーマンは父親との再会に感動し心から喜びます。 もちろんこれは番組の演出で、いつも通り全世界に放送されていて父子の再会に視聴者は感動し涙を流します。 これまで大人気超長寿番組『 トゥルーマン・ショー』を作り上げてきた番組責任者のクリストフ エド・ハリス は、視聴者からの質問を受ける時間を設けます。 ある女性視聴者が電話で質問し、クリストフに「人の人生をさらしものにする権利があると思っているのか?」と問いかけます。 電話をしてきたのは トゥルーマンとの恋を引き裂かれたシルビアでした。 クリストフはこの質問に「彼には自由があるじゃないか」と答え質問は終了になります。 父と感動の再会を果たしたトゥルーマンでしたが、よくよく考えてみるとやはりおかしいと思う事ばかりでした。 父との再会にしてもタイミングといいあまりに都合が良すぎると疑問の念を持っていました。 トゥルーマンは再び行動を起こします。 自宅の地下室で作業をしていた トゥルーマンはそのままうつぶせになって眠ってしまいました。 起きる気配もなくピクリとも動かない トゥルーマンを見てクリストフは不審に思い、 トゥルーマンの家の電話を鳴らしますがまったく起きません。 今度は親友のマーロンを トゥルーマンの家に行かせます。 妻は家を出ていっていて不在です。 マーロンが確認すると、うつ伏せで寝ていた トゥルーマンはパジャマを着せられたダミーでした。 しかもマーロンが発見した穴は家の外の庭に続いていました。 トゥルーマンは見事に番組を欺いたのです。 初めての出来事に世界中の視聴者もテレビを観ながら驚きます。 クリストフは俳優・エキストラを使って トゥルーマンを探させます。 時刻は夜でしたが、 トゥルーマン捜索のために太陽まで昇らせてしまいました。 トゥルーマンを見失ってしまったために番組は「機械の故障」というテロップを出し放送を中止していましたが、今までにない事態に世界中の視聴者は「 トゥルーマンに何かあったのか。 まさか死んだのではないか?」と思い、番組には問い合わせが殺到します。 クリストフは トゥルーマンを見つけられないまま仕方なく番組を再開します。 いくら捜索しても見つからない トゥルーマン。 もうすべての場所を探したはずと思った時、クリストフは海を捜索していないことに気付きます。 思った通り トゥルーマンはボートで海に出ていました。 水恐怖症の トゥルーマンは勇気を振り絞り海へと漕ぎ出していたのです。 視聴者も夢中になってテレビ画面を見ています。 予想外の展開にクリストフはセットの装置で嵐を起こします。 暴風と大雨と稲妻に襲われ、 トゥルーマンは海へと落ちてしまいます。 それでも トゥルーマンは這い上がり懸命に海の向こうを目指そうとします。 あきらめない トゥルーマンに対しクリストフはさらに嵐を強め、 トゥルーマンの行く手を阻もうとします。 あまりの嵐の強さに番組スタッフは トゥルーマンが死んでしまう、殺す気かとクリストフを責め始めます。 しかしトゥルーマンは叫びました。 「僕は負けない!殺すなら殺せ!」と。 クリストフはとんでもない大波を トゥルーマンの乗ったボート浴びせました。 ボートはひっくり返り トゥルーマンは落下してしまいました。 世界中の人が真剣な眼差しで息を呑んでテレビ画面を観ていました。 トゥルーマンは瀕死の状態でボートに再びよじ登りました。 そして トゥルーマンの乗ったボートがあるはずのない壁にゆっくりと静かにぶつかりました。 壁に水平線や空がリアルに描かれています。 その壁の存在に気付いた トゥルーマンはさらに階段を見つけます。 階段の先には扉があり トゥルーマンは扉へと向かいます。 クリストフは仕方なくマイクを使い トゥルーマンに話しかけ、出てはいけないと説得をします。 しかし トゥルーマンは扉の前まで来ると振り向き、「おはよう!会えなかった時のためにこんにちはとこんばんは!おやすみなさい!」と彼らしい優しい明るい笑顔でいつもの挨拶をし、扉を開け作られた世界を出ていきました。 テレビに釘付けだった視聴者は大いに感動し、 トゥルーマンのその姿に涙していました。 映画『トゥルーマン・ショー』感想・評価 この映画は好きな作品で挙げる人が僕の知人では結構多いんです。 僕も大好きな作品です。 まさに「いい作品」といった映画で老若男女に受け入れられる映画だと思います。 感動するし心温まるし笑えるしというドラマではありますが、客観的にストーリーだけを見ればかなり残酷というか恐ろしいストーリーだと思います。 生まれた時からプライベートはまったくなく、家族や親友、知人もすべてが偽りの関係、自分の意志ではなく作られたストーリーに誘導されて生きている人生。 恐ろしいですよね。 でも普通に観るとまったくもって重たいイメージは持ちません。 コミカルな演出が大きいのと、なんといってもジム・キャリーのすごさによるところが大きいでしょう。 「おはよう!会えなかった時のためにこんにちは!こんばんは!おやすみなさい!」と笑顔で挨拶するジム・キャリー演じる トゥルーマンを見るだけで、もう トゥルーマンを愛してしまいます。 シリアスな演技ももちろん上手いジム・キャリーですが、この映画ではシリアスなシーンも重くなり過ぎないように絶妙にバランスを取っていて、その結果が映画『トゥルーマン・ショー』が重く暗くなりすぎることのなかった大きな要因だと思います。 変な例えですが、スコセッシ監督・ディカプリオ主演でこの映画撮ったら全然違う映画になってたと思います。 ちょっと観てみたいですが 笑 自然と トゥルーマンを応援している自分がいたり、感動して泣けて心温まると同時に、自分自身も「頑張ろー!!」って思える映画なんです。 自信を持ってお薦めします。 映画『トゥルーマン・ショー』 全世界に放映中。 知らぬは・・・。

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